ウブドのニュークニン村には【アラムジワ】というホテルがあります。

施設は昔、造られたもので特別目立つものはないのですが、ブッキングコムやアゴダなどのホテルオンラインからも予約はしていないのですが、年間を通して満室が多いホテルの1つです。リピーター率が非常に高く、宿泊したお客さんが次年の予約をとることも多いそうです。

その秘密がこのブログを通して少しでも伝わればよいのですが、

ハイシーズンはリピーターで早期に埋まってしまうのですが、ローシーズンは日程次第と思われます。下写真は通りからアラムジワ入口の石看板です。
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入口の細道は壁に緑がウブドっぽい・・・

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アラムジワは田んぼのなかに造った宿

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石像と花のセットを多く配置

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こちらはお部屋のバルコニー

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手前が小さい渓谷になっている。

向こうがテガルサリと共有する広大な田園

テガルサリも重要な満室アコモです。

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こんな景色だったら1日ここに居たいですね。

いいですね、ここ!

バルコニーにお部屋にある家具より、よいものがそろっています。

バルコニーがそれだけ重要でる証拠ですね。


家族でバルコニーに一緒にいられます。

お話、お食、お昼寝、会話のない瞑想も、時間をたっぷりつくるために

バルコニーにはスマホはもちこみ禁止(家族ルール)をつくると、いつもと違う家族を感じられるかもしれません。

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こちらはベット、とてもゴージャスなベットではありませんが、アラムジワは他の家具やお花やプールも全部、特に高級なもので目立つものはなく、どちらかというと普通のものが多いのです。

だだし、とてもよく掃除されていたり、花も高いものではないのですが、庭にあるものやスタンダートなものを、毎日多くの場所にキチンと飾っています。

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このお部屋の卓上の花も丁寧にデコレーションされていますね。

高級な花ではありませんが、こんなに意識してしっかり飾っているスタッフの存在、またそれを企画している人がいるのかなとおもおもいますし。そんなスタッフさんならお客さんとの関係も大切にするのかな・・・・・

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こちらはフルーツの盛り合わせ

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ここだけみると普通のバリの家っぽくも見えるのですが・・・・・

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ベットの横にも

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そんな話をしていると、スタッフさんがウエルカムドリンクをもってきてくれました。

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とても厚い日に、お部屋で迷惑にも長話しで、気をつかわせてしまいました。

「ゴクゴク」暑い日に、さっぱりとしたミックスジュースでした。「ごちそうさまでした」

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お部屋前の石像

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お部屋前の蓮、

蓮華は仏様を象徴する花ですね。

入口にもブッタの石造がありました、ヒンドゥーのバリ島では意外にもお釈迦様の人気が高いのです。

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伝統的な建築

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お部屋の前の田園の用水路ですが、実はこちらに、さきほどのジュースの飾りのオレンジを、つい「ポイ」と捨ててしまったのですが(すいません)、すてられたオレンジは普通の川なら目立たないのですが、この用水にカットされたオレンジがとても目立ってしまい、「これはゴミです!」というビュジュアルでした。

よくみると土手にも水にも水底にも、まったくゴミはなく、小さなカットオレンジ1つが大きくめだってしまったのです。(そもそも生ごみを捨てるのも悪いのですが)あわてて、用水路からオレンジを取り出し、そのときはじめてアラムジワがとてもきれいに、念入りに掃除されていることを実感しました。

商売けっこう多い話ですが、名門のお店ほど徹底的な掃除をするそうです。掃除もホスピタリィーそのものだとしたら早朝の時点で掃除をルーティングとしたものは段取り8分といったところででしょうか。古代から江戸時代の文献まで「掃除」がたんなる仕事のルーティング業務ではなく、お客様がみえないところで、姿勢・意識・人間、が問われ、むしろ本質的なホスピそのものかもしれません。

それを自分にあてはめると多少耳が痛いのですが、キチンとオフィスが掃除ができている会社のほうが、お客によいサービスができる・・・・・たしかに深い深いすぎる・・・やはり真実ですね。

下写真は実際の田んぼの用水路より綺麗

左側の歩行路はむかしからの技法で小さな石を一粒一粒埋め込んでつくるもの、これまたウブドのアコモっぽい風情ですね。ウブドがとくに石職人や木彫り職人さんが活躍した場所だったからかもしれません。
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こちらの石造にも花・・・・とフルーツ

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日陰で目立たない石像にもお花

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こちらはカフェ、バレに一見和風のたたずまい、日本人は落ち着きそう

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こちらにもフラワーアレンジ

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一昨年おなくなりになったマネージャーのコマンさん、3年前のブロブには生前のコマンさんの姿も写っています。http://blog.livedoor.jp/balichili/archives/51968302.html

おおよそアラムジワの精神の中心みたいなところをつくり、教えていたとおもわれますが、亡くなって2年たってもオフィスの入口、カフェからみえるところに堂々と飾られるくらいの(ちょっと普通のホテルでは考えられない写真)ですがアラムジワはリピーター率が極端に高い宿なので、「コマンさんはどこ?」「あのマネージャーさんはどうしたの?」と、繰り返して聞かれるので、カフェから見えるところに写真を飾ったところ、お客様の方で、おおよそ想像がついた段階で、聞かれるそうです。


昨年は毎週のようにコマンさんが亡くなった経過をお客様から求められたそうです。アラムジワのカフェに未だにこの写真が飾ってある意味としては、当初スタッフに教育的側面もあるのかなと・・・・・スタッフ、お客様に残したものが大きかったに違いありません。

コマンさんとの直接の会話からも何かを感じた方は多かったのかもしれませんが、コマンさんに面識がない方であっても、アラムジワに宿泊すると、きっと何か素晴らしいものを感じて、リピーターになってしまうのかもしれませんね。

徹底した掃除の大切さもコマンさんの教育の賜物に違いありません。

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このカフェにも花

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その横にはお釈迦様が瞑想

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比較的新人のスタッフ

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スタッフの何人かにお話したのですが、下写真のスタッフも私を覚えていました。

11年前(彼が働き出した最初の年)に私を最初に会ったと・・・・・私ばかりでなく家族のことも覚えていました。何度も取材で来たのでかな?と思ったら、1回お客様に会って、次に5年後でも10年後でも再びあったら「おかえりなさい」と言えるそうです。お客様の顔は絶対忘れないそうです。(本当かもしれません)

彼は10年以上、お亡くなりになったコマンさんと一緒に働いたことを誇りに思っているそうです。

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こちはカフェ、本来のウブドの魅力「こじんまり」があります。

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お客さんと会話しているスタッフ

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テーブルセットにも花

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たくさんのお客様が次回の宿泊も予約して文字通り「また、帰ってきます」と思いながらアラムジワから帰国の途につきます。

ニュークニン村のアラムジワ【ウブド地区】のご感想はこちら

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