フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイの庭園ガーデニングがバリ島リゾートのイメージを世界に広げたといっても過言ではありません。また高級ヴィラの在り方も創ってきたパイオニア的存在かもしれません。

バリ島の伝統的な村をイメージしたガーデニングは最近のホテルにはありえない素晴らしい造りを味わうことができます。かつてのバリ・ハイアットや旧リッツカールトンバリなども同様のガーデニングですが、フォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイはことさらによい当時の庭園が残っています。高級リゾートと田舎の村を融合させたこの在り方の発想が最高ですね。

私の発想を披露してもありがたくはないのですが30年前のバリ島のホテルを創れるとしてどこでもよいとしたら敷地はどこがよいか?まず今はほとんど確保されてしまっているビーチを思い浮かべたりしてみますが、ジンバランのウルワツへの登りの傾斜が始まる現フォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイの敷地・・・・絶妙としかいいようがありません。静かな湾ジンバランがまずベースにあったと思われますが、この傾斜を生かせればロビーをはじめすべてのお部屋を海の景観にできる。ヴィラの用地としては考えぬかれた南部エリアでも「ここしかない」と考えてしまうほどの適切適当な場所におもえてなりません。

フォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイのバリチリのご紹介

フォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイとバリハイアットやオベロイリゾートや旧リッツカールトン・バリ、アマンダリ・・・どこか共通のイメージがありませんか?ガーデニングや建物がバリの伝統的なものがベースとなっているのですが、この「伝統的なるもの」はバリ島リゾート創世記にウォルター・スピースらが行ったバリ象徴化や「バリのバリ化」といわれる支流であり、先進国のツーリストが心地よいと思われるものをホテルブランドなどが造りこんでいったものと思われます。そんなところで先進国の知識人や文化人からは「本当の伝統ではない」などと批判されていますが、「リゾート」という視点から観るとなにも正真正銘の伝統であるかどうかは二の次で正真正銘の伝統であって感動できないリゾートの方が問題になると思われますので当初、バリ創世記の欧米人からみたバリのバリ化はリゾートにとっては有益でむしろ成功していると思われます。

たった数十年で旅行者が爆発的に増え世界中のホテルブランドが集まったのはバリ島だけです。なぜでしょうか?トロピカルな気候天候とかバリヒンドゥーが寛容で人々がウエルカムだからとか・・・たしかに特別にリゾートに適しているのかもしれません。そしてフォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイを観るとその理由をさらに理解できるかもしれません。

前回はスンダラレストランhttp://blog.livedoor.jp/balichili/archives/52000453.html を体験しました。こちらのレストランは斜面の最も下部のビーチよりに位置します。インドネシア料理やゴージャスなバーなどができましたがバリ伝統のスタイルと一線を画したためロビーから最も離れた場所でありあえて宿泊者のヴィラや聖なる庭園から遠い場所にしたのかもしれません。

今回はそのフォーシーズンジンバランの聖なる庭園に朝の散歩と朝食をご紹介します。こちらの写真はロビーから観た海です。長旅を終えた旅行者はここから感動がはじまる景観かもしれません。手前には傾斜のガーデニングがとアランアランの屋根、そのむこうに静かなジンバラン湾が一望できるロビーバリ島ならではのヴューはここに誕生しました。多くのリピーターはここ以上の景観はないとおもっていらっしゃるかもしれません。

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その先にはメインプールとレストランのエントランスがあります。正面には中程度の小気味よい大きさのプールがあります。宿泊者はどこにいてもバリ島の花を観られるようになっているのでリゾート気分もたかまります。写真は朝日が昇ってすぐの時間帯です。
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すかさず、すぐさま振り返るとメインロビーの建物です。
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メインプールの入口まで降りてきました。
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フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイのプールサイドのデッキチェアーはこのような感じです。さりげなさ満載で清楚?なプール。特別なものも過剰なものもありません。バリ島そのものを十分そのまま感じられそうです。
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メインプールからふと上方を観るとレストランTaman Wantilanタマンワティラン・・・・このたたずまい・・・「いいですねー」といいたくなるシンプルなバリリゾート感。最高の絵ですね。
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あとでご紹介しますがタマンワティランはどのテーブルからでもお花が十分に視界に入ってくるようになっています。村の集会場というコンセプトのレストラン・・・・
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お散歩を進めるべくさらに先へ目線を向けると写真のごとくな造園が、ランドスケープとはこんな場所ホテルのための言葉・・・・傾斜の芝生、造園石、樹木、花、庭園の橋、そしてその向こうには静かなジンバラン湾・・・・朝の散歩には素晴らしすぎるコースですね。
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この傾斜が豊な庭園をつくっているようです。フォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイは傾斜そのものが庭園が魅力ですね。
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ホテルのガーデンがこんな「楽園」びゅーなら、滞在型ならこのガーデンやプールサイドなどを利用したら本物の滞在型を体験できるかもしれません。この景観どうでしょうか・・・・
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最下部にたどり着くと、そこにはかわいらしい東屋がありました、何でしょうか?
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これはロマンテックディナーなどに使われる東屋ですね。夜は空港やジンバランビーチの灯りが観えて凄そうですが、明るいうちにこのテーブルは最高ですね。お茶だけでも長居したいゴージャスなポジションです。プールのレストランからビールなどの飲み物をこの東屋でいただければ最高ですね。このソファーの在り方がまた絶妙です!カップルの長居おすすめランキングがあれば明らかに上位ですね。
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この広大なガーデンは贅沢な造りです。
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海にそって長く在る庭園は絶好の散歩コース、涼しい朝か夕がおすすめ!夕方はジンバランビーチが独特の雰囲気のあるジンバランカフェで活気のあるビーチの灯りを観ることができます。
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海・ビーチ側の散歩道からみた高台のヴィラ
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このフォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイ散歩道からすぐ目の前に潮のタイドにもよりますが小さなサーフポイントがあります。タイミングがよければサーファーに声をかけられるほど近くで見られます。
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あ、またありました、かわいらしい東屋
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近くによっていきます、お花や植木をかき分け、気分が高まるお庭ですね。
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やはりソファー付きのバレでした。このソファーでこころゆくまで海をながめていたいですね。(フォーカス・視点が合わない感じで)1人でもよし、カップルでもよし、親子でもし・・・・・・至高のリゾートのイメージは老夫婦がそこに居て満足できる滞在環境かもしれません。洗練されたサービスと豊富な経験がもとめられそうだからです。「笑顔」ひとつでも老人は見抜くので真のホスピタリティが求められます。(あえてシルバー層を求めないホテルもありますが)
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朝のフォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイは掃除や庭園の手入れをするスタッフを結構見かけました。散歩道を掃除するのは絵になっていました。また気持ちよい笑顔のあいさつをして頂きましたよ。
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コンクリートの建物とは違い庭園は生き物ですので掃除や手入れなど想像以上にコストがかかり、現在着工中のホテルで庭園のあるホテルを見かけたことはありません。よい時代によいタイミングで造られた奇跡的なリゾートともいえます。お掃除のスタッフがこんなに映えるホテルなのです。
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こちらはスンダラレストラン、食事はランチからスタートだそうです。
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海沿いの散歩道からヴィラが小高いポジションで絶妙です。そしてバリの伝統や植物をリッチに表現
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白石で造られたお花のアーチ
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ここを散歩で通過するだけでよい気分になりデザインや素材が素敵なのを感じます。
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散歩道はつきあたりは海のカーブへ、この景観
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また発見、かわいい東屋、今度は海に突き出たスペース
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バレの下に階段が海に向かっています。潮が引いた際に磯遊びができそうです。
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この海ぞいのバレは本当にたのしい空間ですね。
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海沿いのお散歩道はさらに先へ・・・・・・・
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また発見!フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイのご宿泊者の皆様は想い出のバレなどはございましたでしょうか?

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散歩道・・・・http://blog.livedoor.jp/balichili/archives/52024002.html
ウブドの散歩道など最近なぜか散歩道が多く年寄っぽいとも思えるのですが、こちらは年齢に関係なく素敵な散歩道と思われます。特に新婚さんにはぴったりかもしれません。

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たとえばこのサイドの安全柵が樹木の植木そのもので造られています。これは渋く・かわいいですね。
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朝から充実した散歩を切り上げTaman Wantilanタマンワティランをめざして丘を登ります。するとまたまた素晴らしいタマンワティランの姿が・・・・・・
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こちらはタマンワティランのお隣のテラスバー&ラウンジ
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夕食前や宿泊就寝前などの時間帯にビールやお酒などの大人のラウンジさらにスンダラのメザニンも大人のバーカウンター有り、また別件ですがフォーシーズンリゾートバリアットサヤンのアユンテラスレストランはこちら
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ここからフォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイの朝食がスタートです、ヴィラの中で朝食も人気ですがタマンワティランで朝食もよさそうです。ビュッフェスタイルだとついつい食べ過ぎてしまうのでご注意!下写真シリアル系のコーナー・・・・
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シリアルの各種お好み・・・流行りのグラノーラをつくるのでしょうか?グラノーラの定義がなんとなしにしかわかりませんが・・・・・
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シリアルは欧米人には大人気、こんな凝ったトッピングもご用意、ひとつひとつテイスティングしたい気分ですね。
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フルーツのコーナーはこの棚にあるものからリクエストでカットしてくれる。
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下写真はドラゴンフルーツの白、こんなに簡単に食べられる・・・・
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パッションフルーツ、サラック、ミカン、が食べやすくカットされている。このひと手間がやさしいのですね。
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こちらはパンコーナー
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タマンワティランの丘から望むジンバラン湾、そしてこのコーナーの素敵なお席、この景観いいですね。
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お次はエッグコーナーですが、具材に注目すると海老やサーモンなどの具材あり、目玉焼き、オムレツ、スクランブルエッグ?行列することなく注文するとテーブルまで届けてくれます。このコーナーの暖かい卵料理を食べるとバリ島ホテルの朝食という気分になりませんか?
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お次はエッグベネティクト
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ソーセージとベーコン
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焼きトマトは酸味が減少して食べやすい
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このフレンチトーストは甘味控え目で上品なお味
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アジアなコーナー
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デコレーションのブンブ

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タイ風春巻き
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インドネシアコーナー
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こちらは独立したミーバクソコーナー
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サラダコーナー
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チーズコーナー
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ハム各種・・・左のはよく結婚式にマスクメロンにのかっているヤツかな、
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ヨーグルトなど・・・これもグラノーラの一種でしょうか
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タマンワティランレストランからは見事なヴューが望めます!最高のバリ気分です!
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ビュッフェはついつい大盛りになりがちですが何度でもお皿を重ねた方がお皿のもりも頑張らなくてすみますね。それでも頑張りぎみになってしまいます。ビュッフェは食いしん坊が非常に興奮してししまいそうですね。ちなみに右のコーヒーはすっきりして香りが高いおいしいものでした。
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朝食を世界各地からの旅行者と同じビュッフェで頂くのもまた愉快なことかもしれません。
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大盛りを控えてあえて控えに控えたお皿、チーズやお肉のうまみを堪能しました。
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フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイの朝食は「楽園ビュッフェ」ですね。スマンカジュースもまろやかな口当たりでスッキリ味、朝から幸せですね・・・・
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スタッフさんはよく気がつききびきび気持ちがいいです。
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シャイな笑顔がより新鮮な朝に・・・
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なんか何を食べても凄くおいしいような・・・・
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卵料理は定番のミックスオムレツまったりしたうま味がよいお味でした。今度は半熟の目玉焼きにをオーダーしよう、
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常に庭園とプールそしてジンバラン湾と雲を意識して食べるとこれは「楽園ビュッフェ」ですね。※勝手なネーミングで商品名ではありません。
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フルーツは普段食べないものをチョイス、ドラゴンフルーツやパッションフルーツは新鮮な食感と香り、ミルクグラノーラ?ようなものは甘さひかえめ
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いい気分です、朝からここに長居したいです、コーヒーを3杯ですね。
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伝統的なバリの造り、
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こちらも角席も気持ちよさそう・・・
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レストランのスタッフが注文をとっています、こちらのスタッフさんは心からやさしいという表情で対応します。日常生活でこんな丁寧にやさしく話をきかれることがない(私だけ?)ので感動しましたよ。
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宮中に浮いた庭園レストランといったところでしょうか、
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今回私のテーブルを主に担当して頂いたサリアニさん「お元気ですか?」実のおかさんのような優しさと繊細な気つかいが印象的でした。ホスピタリティついての在り方を再発見し勉強になりました。よい印象の「形」には限界がありスタッフ自身の中の豊かさが伝わるようです。
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ゲストなのでホスピタリティを受けている立場なのですが、ホテルのサービスであること自体忘れてしまうような自然で親身なアテンドでした。「一期一会」とはこのことですね。スタッフさんに限らず意識の高い人と触れ合うと爽やかな気分になります。きっとその人の豊かさが共有されるからですね。フォーシーズンズリゾートも同様の動機でリピートしているお客様も少なくないかもしれません。
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フォーシーズンズリゾートバリアット ジンバランベイのバリチリのご紹介

さよならがなごり惜しい朝食でありました!
→【フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイ】庭園と朝食とホスピタリティーのご感想
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※お部屋の参考写真
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ヴィラから1歩も出ない滞在もいいね、
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ベットルームもいいですね、
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