2018年02月

SWAN MAGAZINE 寄稿記事(その3)2018年

20183月発売VOL.51春号

【特集】『ドン・キホーテ』プティパ生誕200年祭

 「プティパの生誕200年を飾るのは陽気な恋の物語」

『老松』公演評(2017年1211日セルリアンタワー)

③<ル・グラン・ガラ>公演評(2018年111日)

④ハンブルク・バレエ団『椿姫』公演評(コジョカル&トルーシュ22日)
⑤ハンブルク・バレエ団記者会見
⑥大駱駝艦『罪と罰』記者会見
⑦<ロシアの季節>会見、映画『ボリショイ』プレビュー



3月12日発売!

SWAN MAGAZINE Vol.51: 2018年春号

SWAN MAGAZINE 寄稿記事(その2)2016〜17

2016VOL.43春号

Review]“谷桃子への熱い思いが結集した”谷桃子バレエ団
 新制作『眠れる森の美女』(
116日東京文化会館)

2016VOL.44夏号

[特集]7年ぶりの来日!ハンブルク・バレエとノイマイヤー
 『リリオム』『真夏の夜の夢』
 『ジョン・ノイマイヤーの世界』
  珠玉の三演目で観客を魅了
 (
3481112日東京文化会館)

Topics]ハンブルク州立歌劇場、カンプナーゲル劇場の挑戦 
 「演劇についての新たな考察」東京ドイツ文化センター
 ◆「ドイツでオペラをつくるということー
  ハンブルク歌劇場での細川俊夫《海、静かな海》初演を
  振り返る」
  主催:中央大学人文科学研究所チーム「芸術と批評」

 2016年9月発売VOL.45 秋号

Review]英国ロイヤル・バレエ団日本公演
 『ロミオとジュリエット』『ジゼル』
 (
616,18,24,25日東京文化会館)

  「現代舞踊のパイオニアの大作、56年ぶりの復活上演!」
江口隆哉・宮操子アーカイヴ『プロメテの火』
528日新国立劇場中劇場)

201612月発売VOL.46 冬号

Review】カザフスタン独立25周年初来日!アスタナ・バレエ団
105日東京文化会館)

20173月発売VOL.47 春号

<特集>いま、なぜ『白鳥の湖』かー初演140年の節目を迎えて

Review】新国立劇場バレエ クリスマス・シーズンに大盛況!
『シンデレラ』で美しい夢の世界へ
(20161217日〜25)

20176月発売VOL.48 夏号

<特集>日本で新エトワール誕生!パリ・オペラ座バレエ2017
Review】『ラ・シルフィード』&<グラン・ガラ>
 『テーマとヴァリエーション』『アザー・ダンス』
 『ダフニスとクロエ』
325/912日東京文化会館)

Review】セルリアンタワー能楽堂
 <伝統と創造>シリーズ
VOL.8『狂』(2月)

 ピナ・バウシュ、ヴッパタール舞踊団『カーネーション』(3月)

20179月発売VOL.49秋号

Review2017年ボリショイ・バレエ来日公演
ボリショイの衝撃、今も「ジゼル」「白鳥の湖」&「パリの炎」
(ザハーロワ主演ほか
64,5,7,8,14日東京文化会館)
【ボリショイ・バレエ来日記者会見】
 新たな歴史の始まり—ロシア大使館で華々しく開幕宣言!
Preview】<トランス=シベリア芸術祭in Japan 2017
 天才ヴァイオリニスト、レーピンと共演。
 世界最高峰のカップルが愛を込めて贈る
 <ロシアの季節>オープニングを飾ったボリショイと
         今後のバレエ公演
※寄稿記事(その1)⇒ 2016年5月


SWAN MAGAZINE Vol.50: 2017年冬号
有吉京子ほか
平凡社
2017-12-15




週刊オン★ステージ新聞寄稿記事 2018年1月〜

 2018年1月5日号(No.2156
<ベジャール・セレブレーション>
「ベジャール・バレエ団と東京バレエ団合同記念碑的イベント」

(11月22日東京文化会館)

【オン★ステージ舞踊ベスト5】
◇パリ・オペラ座バレエ団
◇中村恩恵『ベートーヴェン・ソナタ』
◇勅使川原三郎『アブソルート・ゼロ』
◇ザハーロワ
4公演
◇桐生
optofile 4(パイト、、クネシュ作品) 

 2018年1月26日号(No.2157

新国立劇場バレエ『シンデレラ』
(12
月16日オペラパレス)
米沢&井澤「見どころも豊富な舞踊シーン」

 2018年2月2日号(No.2158
ウクライナ国立歌劇場創立
150周年記念
キエフ・バレエ『ドン・キホーテ』(1
月4日東京文化会館)
マトヴィエンコ&サラファーノフ

「シンプルで情熱溢れる踊りの数々」

 2018年2月16日号(No.2160
新国立劇場ニューイヤー・バレエ
(1月8日新国立劇場オペラパレス)
「バランシン作品で心躍るアンサンブルの美」

2018年3月2日号(No.2162) 

  ハンブルク・バレエ『ニジンスキー』狂気をテーマに重層的な舞台作り
ノイマイヤーが託したメッセージに感動(
210日東京文化会館)

 2018年4月6日号(No.2166)日本バレエ協会 

 トリプル・キャストで『ライモンダ』総力を結集した舞台に見応え
311日東京文化会館)

 2018年4月13日号(No.2167NBAバレエ団『海賊』—

 バレエ団の結束力が実を結んだ成果(317日東京文化会館)

 





薄井先生を偲んで(その9) 記事のスクラップ

 先日ある席で話題に上ったことだが、薄井先生はご自分の書かれた記事をどのように保存されていたのだろうか。先生の書かれたものがまとまっていたなら、読みたい方もいらっしゃるのではないか。そんな思いがよぎった。

 私の手元にあるのは、主にオン★ステージ新聞の海外便りのスクラップである。1980年代に同社に勤めていた頃からのものである。パリ、ロンドン、コペンハーゲン、ロシア、アメリカ‥と先生の取材の足跡は幅広い。例えば1冊目のスクラップ帳にあるのは、1988年のワガノワ記念バレエ学校250年祭、ジョフリー・バレエのニジンスキー版『春の祭典』の再演、1986年のストックホルムのバレエ・シンポジウム、1990年にペルミのディアギレフの生家を訪ねたレポート、1991ABTのマクシモワとワシリエフによる『ジゼル』の黄金の演技等々ため息のでそうな記事ばかり。

 なぜかここに音楽之友社の季刊「バレエの本」(90年冬号)の記事が1本紛れ込んでいる。「世紀の天才舞踊家ニジンスキー生誕100年祭に寄せて」と題して、ニジンスキーの生年の諸説について解説された非常に興味深い記事である。マリウス・プティパやアンナ・パヴロワ、ルドルフ・ヌレエフをはじめ歴史に名を残す舞踊家には、それぞれの事情により生年月日に諸説あり、後世になって真実が明らかにされる場合が少なくない。ニジンスキーの場合もその例に漏れないが、事情はかなり複雑で、先生の記事を何度も何度も読み返したものである。今もである。因みに、ここに掲載されているニジンスキーのお墓の写真は筆者が編集部から頼まれてお貸ししたものである。ペトルーシュカの像が立つ前のものである。
 現在、ハンブルク・バレエが来日中で今週末はいよいよ話題の『ニジンスキー』が上演されるが、ニジンスキーに因んだ歴史的考察の場がメディアや学会などに広がれば、公演自体もさらに盛り上がったのではないか。非常に示唆に富んだノイマイヤー版の『ニジンスキー』、日本で上演されるのはまたとない機会なので、多くの方にぜひご覧になっていただきたいと思う。舞台は一期一会のものなので。

 話を薄井先生の記事のスクラップに戻すと、「ダンス・マガジン」等の雑誌に書かれたものは、1984年の創刊時から雑誌そのものを本棚に並べてあるので、特に切り取ったりはしていない。80年代の小型版だった時代にはよく歴史的な記事を寄稿されていて、こちらからも多くを学ばせていただいた。特に創刊号は業界でも大変話題になり、オン★ステージの編集部に立ち寄られた際は、先生らしい感想をいろいろ述べられていたことが懐かしく思い出される。

薄井憲二先生を偲んで(その8) ニジンスキーが歩いている動画

 来年度の講義の準備のためにニジンスキー関係の映像を探していたところ棚から1本のビデオが出てきた。中に薄井先生からのお礼状が入っていたので、先生にもお貸しし、交換に先生のお宝映像をいただいたことを思い出した。

 このビデオの最後に、ニジンスキーが戦後ウィーンのホテルから外出する映像がわずか数秒収録されている。私がこれを見たのは、2000年にパリでニジンスキー没後50周年を記念して展覧会が開かれた際で、アヴァン・プルミエの上映会には、ノイマイヤー氏もいらしていたことが思い出される。そもそも展覧会の出品物の多くが氏の寄贈であったと記憶している。映像の出典その他、ニジンスキーの映像が残っている可能性などについての論議はリリースか何かに詳しく書かれていたが、講義の際に質問があればお答えしたいと思っている。
 2003年には、ハンブルク・バレエ団の『ニジンスキー』がガルニエ宮で上演され(キャストはイリ・ブベニチェク、アンナ・ポリカルポワほか)、その公演プログラムにニジンスキーの出生に関する真事実が記載され、欧米の舞踊史家たちの興味をそそっていた。この時代のパリ・オペラ座のプログラムの編集は経験豊かなドラマトゥルグの方が担当していたので、内容が学究的で資料的価値が驚くほど高い。  
 話がそれたが、ニジンスキーの展覧会には、薄井先生もいらしていて、何と会場で来館者に説明をされていたそうである。私もぜひ拝聴したかったものである。
 ニジンスキーと言えば、パリのモンマルトルのニジンスキーのお墓に先生と一緒にお参りに行ったことがある。 先生が常々おっしゃっていたお言葉が今も心に残る。「私は、ニジンスキーをホモとかゲイとかいった切り口で語られるのが嫌なのです」


 

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