4大スポーツ選手列伝

MLB、NFL、NBA、NHLの4大スポーツの選手のエピソードを紹介していこうと思います

2012年02月

ラリー・ウォーカー ~Boogie~

0961バンクーバーの郊外に生まれたウォーカーは、多くのカナダの少年がそうであるようにNHL選手を志し、野球は夏場にだけプレーしていた。

ゴーリーとしてジュニアリーグでプレーしていたが、16歳の時に競争に敗れてチームを去り、このころから野球に専念。ほぼ素人だったがが身体能力を武器にユースのカナダ代表に選ばれ、そこでの活躍がモントリオール・エクスポズのスカウトの目に留まり、1984年にドラフト外でエクスポズと契約した。

元ゴーリーだけあって動体視力に優れ、速球には強かったが、変化球がまるで打てず、膝のけがもあって1年目から解雇を心配していた。

しかし、フロリダの教育リーグに送られてそこで一気に成長。故障も癒えたことで徐々に出世し、1989年にメジャーデビューを果たした。

新人王資格を残して臨んだ1990年、打率.241、19HR、51打点、21盗塁の成績で新人王投票に9位に入りブレイク。1992年には打率.301、23HR、93打点、18盗塁を記録し、オールスター、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞を受賞。MVP投票でも5位につけた。

強打者にして好打者で、足が速く、守備もうまく、肩も強い万能選手であり、1994年にはリーグトップの44二塁打を記録。オフにコロラド・ロッキーズに移籍した。

打者有利のクアーズ・フィールドはウォーカーのベストプレイスだったのだろう。1997年には打率.366、49HR、130打点、33盗塁という圧倒的成績でMVPを獲得。さらにいずれもリーグトップの出塁率.452、長打率.720、12捕殺、さらにスタン・ミュージアルの持つリーグ記録の409塁打を記録した。

さらに同年のオールスターではランディ・ジョンソンと対戦。頭の後ろを通る暴投を食らったが、ヘルメットを前後逆に被り、左打ちでありながら右打席に入るパフォーマンスで対抗した。

0962翌シーズンは打率.363で首位打者を獲得し、最優秀カナダ人アスリートに贈られるル・マーシュ賞を野球選手として初受賞。翌シーズンも打率.379で首位打者を獲得し、年俸は1200万ドルを超えた。

続く2000年は故障で87試合しか出場できず、打率.309とやや数字を落としたものの、2001年には打率.350で首位打者に返り咲き、MLB最強を誇ったロッキーズ打線の中心としてその名をとどろかせた。

しかし、その後は徐々に成績を落としていき、2004年シーズン開幕前にはテキサス・レンジャーズへのトレードが打診されたが、ウォーカーは拒否した。

同年打率.298を打ったものの怪我で82試合しか出場できず、結局シーズン途中にセントルイス・カージナルスにトレードされた。

"毎日クリスマスの朝のよう"と評されたに陽気な性格で、チームにすぐなじんだが、チームはリーグチャンピオンシップシリーズでヒューストン・アストロズに敗れ、それを最後に現役を引退した。

引退後は趣味のサッカーを楽しむ傍ら、2008年にカージナルスのキャンプで臨時打撃コーチを務め、フルタイムでもオファーを受けるなど指導者の才能を発揮。2009年にはWBCカナダ代表のコーチを務め、2011年にはパンアメリカン大会カナダ代表のコーチを務めている。

通算打率.313、383HR、230盗塁、ゴールドグラブ賞7回の実績は金字塔である。カナダ人史上最高の野球選手と言っていいだろう。

バーニー・ウィリアムズ ~Guitarist~

0958プエルトリコで生まれ、少年時代から野球の他にもクラシックギターと陸上競技で才能を発揮。特に陸上競技では15歳にして世界大会で4個も金メダルを獲得するなど、同世代では世界最高の400メートルランナーであった。

1985年に17歳でニューヨーク・ヤンキースのマイナーと契約。1991年にメジャーデビューを果たし、1993年にセンターのレギュラーを獲得した。

しかし、打率は高いが長打力に乏しく、守備は上手いが肩が弱く、足は速いが盗塁はできない中途半端な選手で、扱いにくいためスタインブレイナーオーナーはトレードを画策した。

バック・ショーウォルター監督らの進言でトレードは阻止され、1995年には打率.307、18HR、82打点を打ち、173安打、93得点、8盗塁でそれぞれチームトップを記録。一皮むけて主力に躍り出た。

さらにプレーオフでは大暴れを見せ、シアトル・マリナーズとのディビジョンシリーズでは打率.429を記録した。

翌シーズンはさらに成績を伸ばし、打率.305、29HR、102打点を記録。テキサス・レンジャーズとのディビジョンシリーズでは打率.497を打ち、守備面でも勝利に貢献。

続くボルチモア・オリオールズとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦の延長11回にサヨナラHRを放ち、MVPを獲得。

0957アトランタ・ブレーブスとのワールドシリーズでは6試合で4安打に終わったが、4打点を記録。勝負強さを見せてチームの世界一に大きく貢献した。

1997年にはオールスターとゴールドグラブ賞に初選出。1998年にも両方に選出され、打率.339首位打者のタイトルも獲得。2回目の世界一を達成し、オフに7年8750万ドルの超大型契約を結んだ。

その後ゴールドグラブ賞は4年連続、オールスターは5年連続で選出され、2002年にはシルバースラッガー賞を獲得。チームは1年も欠かさずにプレーオフに進出し続け、ヤンキース外野陣の主役として君臨。イチローもウィリアムズには憧れを抱いていたという。

しかし、契約最終年の2005年には打率.249とキャリア最低の成績に終わり、オフの契約延長では単年150万ドルの契約しか結べなかった。

2006年にはWBCプエルトリコ代表に選出。しかしオフにFAとなり、その後はしばらくメジャーから遠ざかった。

2008年にはプエルトリコの国内リーグに参加。2009年には再びWBCに出場したものの、目立った成績は残せず、表舞台から姿を消した。

その後は引退を発表せずにギタリストとして活動。ジャズ、クラシック、ポップス、ボサノバと幅広い分野でその腕前を披露していたが、2011年、アンディ・ペティットの引退会見に同席し、自らも引退を表明した。

プレーオフでの成績は素晴らしく、121試合出場、80打点、83得点といった多くの通算記録を保持している。

ラモン・マルチネス ~弟には負けられない~

0959ペドロ・マルチネスは少し野球に詳しい人なら大抵知っているが、ペドロの兄のラモンを知っているのはオールドファンかよほどのマニアだろう。

ペドロより3年早く生まれたラモンは1984年に16歳でロサンゼルス・ドジャースと契約。マイナーで順調に成長し、1988年には20歳にしてメジャーデビューを果たした。

リーグ最年少選手として迎えたルーキーイヤーは1勝3敗に終わったものの、翌シーズンは6勝4敗、防御率3.19を記録。2完投はいずれも完封とポテンシャルの高さを見せつけた。

翌1990年、20勝6敗、防御率2.92の好成績を残して一気にブレイク。リーグトップの12完投、2位の223三振を記録し、オールスターに初選出。サイ・ヤング賞の投票でも2位に入った。

ペドロ同様剛速球の持ち主で、身長193センチとペドロよりもだいぶ長身だったが、制球難を抱えており、三振も四球も多い粗削りなピッチャーであった。

波はあるもののポテンシャルは弟同様ぴか一で、1993年にはペドロとともにローテーションを守り、10勝12敗を記録したが、リーグワーストの104四球もおまけもついてきた。

ペドロのほうが自分より才能があることを知っていて、そのことを公言していたが、上背がないことを理由にペドロはオフにトレードされてしまった。

その後のペドロの活躍は知ってのとおりであるが、ラモンも1992年に8勝に終わったほかは2ケタ勝利を続け、野茂秀雄とともにドジャースのエースとして活躍。1995年にはノーヒッターを達成している。

0960しかし1998年は故障で7勝3敗に終わり、契約延長を勝ち取れずFAに。ボストン・レッドソックスに移籍し。再びペドロとチームメイトとなった。

移籍1年目はマイナーでリハビリを続け、8月に昇格。2勝1敗、防御率3.05を記録した。

翌シーズンはローテーションに入り、10勝8敗を記録したものの、防御率6.13と不安定な内容で、オフに解雇。ピッツバーグ・パイレーツに移籍したものの4試合の登板に終わり、再び解雇された。

2002年はドジャースのキャンプに参加したもののロースターには残れず、同年限りで現役を引退。現在はドジャースのアドバイザーを務めている。

通算135勝88敗、防御率3.67という数字はまさしく一流の数字であり、ペドロの兄ということを抜きにしても立派な選手である。

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Yohsuke@涙の軌道絶賛待機中・∀・様フォロー記念

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