0628ピッチングはバッテリーの共同作業である。ピッチャーの能力を上手に引き出してこそ真の名捕手というものだ。

 

1980年に全体12位でミネソタ・ツインズに入団したジェフ・リードはまさに名捕手である。

 

打撃の非力さゆえに現役生活をずっと控え捕手として過ごしたが、堅実無比の守備と巧妙なリードはチームになくてはならない存在であった。

 

1984年にメジャー初昇格を果たし、モントリオール・エクスポズを経て、1988年シーズン途中にシンシナティ・レッズにたどりついた。

 

同年96日、ドジャース戦にトム・ブラウニングの女房役として先発したリードは、図らずして人生最大の大舞台に立たされることになった。

 

この日のブラウニングは絶好調で3ボールを与えないままどんどん相手打者を打ち取っていった。

 

ランナーを出すことなく試合は進み、焦って投げ急ぐブラウニングを必死になだめながらリードし、ついにランナーを出すことなく試合終了。ブラウニングは完全試合を達成した。

 

1990年には世界一の栄誉を手にし、1993年にサンフランシスコ・ジャイアンツ、1996年にはコロラド・ロッキーズに移籍。

 

ロッキーズでは移籍1年目に正捕手に抜擢され、34歳にして初のレギュラーを獲得。116試合で打率.2848HR,37打点を記録した。

 

0627さらに翌1997年には自己最多の17HRを記録。高地デンバーだけあって打撃も好調であった。

 

1999年シーズン途中にシカゴ・カブスに移籍。2000年に現役を引退した。

 

17年の現役生活で100試合以上に出場したのはわずかに4シーズン。隠れた名捕手であった。

 

リードの仕事は驚異的、ナイスリードだったとパーフェクトゲームについてブラウニングは自著で語っている。

 

良妻リード。現在はツインズのマイナーでコーチを務めている。