2005年03月20日

春の主張

桜の開花はもう少し先ですが、梅やら桃やらがそこここで春を主張していて明るい気持ちになりますね。桜も梅も桃も、葉っぱが出る前に枝に直接、つぼみが出てきて花がつくところが好きです。
小さな若木にけなげに咲いているのもかわいいけれど、黒くて太くてごつごつしている立派な梅の枝に、対照的ともいえるような淡いピンクの花が並んでくっついているのがいい。なんだか神々しいような日本の美を感じます。

それからもうひとつ、この時期に「春だなぁー!」と感じさせてくれるのが沈丁花の匂い。すべての花の匂いの中で一番好きです。
だいぶ暖かくなってきた春の夜に自転車で家に帰る途中、どこに咲いているのかわからないけれど、まわりの空気が沈丁花の香りに包まれていたりすると、人気のない暗い道で自転車をこぎながら、目を閉じて思い切り深呼吸したりします。・・・危ないって

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