2005年08月28日

母の趣味

週末、久しぶりに実家に帰りました。
ちょうど一週間前に誕生日を迎えて、うちの母は66歳になりました。
私と母は33歳離れているので、私がぞろ目になるときは母もぞろ目です。
そして、つまり、今の私の年齢で、母は3人目の子どもである私を産んだってこと。
なんか・・・あまりに違いすぎて想像できません(^^;)

母は、大学時代の仲間と11人で、子どもの本の翻訳をしています。
仕事というより、趣味として楽しんでやっているようです。
それぞれが海外旅行に行ったときなどに、まだ翻訳されてなさそうな本を見つけては、買って帰ってきて出版社に持ち込み、OKが取れたらみんなでわいわいと仕事をするのです。
もちろん、本が出版されたからといってそれほど利益が出るわけでもなく、たとえ利益が出たとしてもそれを11人で割ったら、スズメの涙ほどにもなるかどうか・・・。
それでもそのお金を元手に、翻訳した本の舞台になった場所へ、みんなで旅行に行ったりととても楽しそう。(もちろんかなり足は出ているようです^^;)
翻訳者として本を出すには、最低10年くらいはかかるとのことですが、こんな風に仲間と一緒に楽しくやってるのでなければ、絶対に続かなかったって言ってます。
たぶんもう20年近くやってるんじゃないでしょうか。

本が出版されるときには、まさか訳者の欄に11人の名前を並べるわけにもいかないので、「加島 葵(かしまあおい)」という名前で出しています。
みんなの名字の頭文字を適当に並べ替えて作ったそうです。
そしてもうすぐ、加島葵さんの訳書がまた2冊出版されることになりました。
うちで、ほぼできあがった原稿を見せてもらいましたが、どちらも原書がとても素敵な本なので、訳すのにけっこう苦労したようです。
おばさんがみんなで、あーでもない、こーでもないと賑やかにやってたんだろうなぁと思うとなんか笑っちゃうのですが、趣味の素人集団でも20年やれば立派なプロですよね。
できあがってくるのが楽しみです。

66歳のお誕生日おめでとう。
これからも元気で忙しく楽しい人生を送ってね。

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