2006年07月06日

アイリッシュなもの

前からうすうす気づいてはいたけれど、今日再確認したこと。
私はひょっとしたらアイリッシュなものがけっこう好きかもしれない。
コアーズ大好きだし。アイリッシュ・ダンスを見ると心が躍るし。・・・ん?それだけか?
でもそれだけでも十分なほどに、今日見にいった「ラグース」のアイリッシュ・ダンス公演では幸せな気分になれたのです。

幕があがったその瞬間から、「やっぱり好きかも!」っていう印象にとらわれた。
その時点ではまだダンサーたちは出てきていなくて、バグパイプに似たパイプ楽器、バイオリン、アコーディオン、キーボード、ギターの人たちがライトに照らされて演奏を始めただけだったんだけど、その感じがまずたまらなくよかった。
そして、アイリッシュ・ダンサーたちが出てきて、上半身直立で手も下にさげたまま、カタカタカタカタ、ピョーンピョーンって踊りだしたら、なんかものすごく楽しくなってきた。

タップを習っているくせに、どこがどうなってあんな風に音が出ているのかちっともわからない。ものすごく難しそうなんだけど、アイリッシュな生演奏に合わせて軽々と踊っているのを見ると、どこか庶民的な感じもあって心がぽかぽかする。
伝統的な楽器のソロあり、ボーカルあり、どちらかというとトラディショナルなアイリッシュ・ダンスあり、モダンなアイリッシュ・ダンスあり、と多彩なプログラムで本当にあっという間の2時間でした。次が最後の曲と言われたときには、本気で泣きそうになった。ものすごく仲良く楽しく一緒に遊んでいた友達が、「じゃあそろそろ帰るね」と言い出したみたいに。

アイルランドには抑圧された暗い歴史が多いように思うのですが、それなのにというのか、だからこそというのか、そこから生まれた人々や音楽や踊りがこんなに温かいことに、人間の強さを感じて勇気がでます。
本当はもっともっと詳しく書きたかったけど、今日はちょっと時間がないのでここまで。

最後に、今回すごく気になった楽器をご紹介します。
バウロンという打楽器。小さな太鼓で、縦に持って素手、または棒で皮をたたくんですが、もう一方の手を皮の裏側にあてることによって、あらゆる音階の音が出せるんです。
素手でたたくのと棒でたたくのとでは、これまたまるで印象が違って、単純なつくりに見えるひとつの楽器で、こんなにいろんな表情が出せる打楽器があるということに、心底感動。今すぐ習いたい!とか思ってしまいました。
アイルランドのものに限らず、楽器って奥が深いですよね。

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