2007年12月16日

沖縄最終日

美ら海水族館沖縄に行ったらやっぱり美ら海水族館ははずせないですよね!
しかも私、水族館けっこう好きなんです。人がいっぱいで席取りとかめんどくさいから、イルカのショーとかはあんまり見ないんだけど、いろんな魚が泳いでる水槽にへばりついて、この魚はなんていうんだろってパネルと照らし合わせて、英語名とかもチェックして「なるほど〜。言い得て妙!」なんて思うのが好き。
あと魚たちは知能が低そうだから(←ひどい)、人間に知らない場所に連れてこられて勝手に展示されてても、別に不幸せそうじゃないのがいい。訓練されたり飼いならされたりせずに、ありのままに近い姿を見せてくれるところがいい。
ちなみに知っての通り、美ら海の目玉は大水槽にいる3匹のジンベイザメです。
これはほんとに神秘的でした。体が大きいのってそれだけでなんか感動しちゃいます。
体が大きければそれだけ生きにくいんだろうと思うけど、この地球上のどこかに、まだこんな大きな体の生物がいるっていうことがうれしい。

花人逢景色もピザも最高!コーヒーもおいしかった
ランチは美ら海からほど近い、くねくねした道を登っていったところにある絶景&絶品ピザのお店「花人逢」に行きました。
古民家を使った建物も素敵だし、縁側と庭があって、縁側席からはお庭ごしに下界の眺めを楽しみながら食べられるのも魅力。図らずも縁側のいちばん端っこのミシン台を改造したテーブル席に案内されて、ほんとに気持ちがよかったです。
12月だというのにオープンエアな店内も縁側席もぜんぜん寒くないところがさすが沖縄。暖かい場所だったら、こういうおうちに住みたいと思わされました。
食べ物のメニューはピザ(1種類。大きさだけ選べる)とサラダだけ。二人で小さい方(1000円)とサラダ(500円)で十分お腹いっぱいになります。塗り物のボウルにこんもり盛られてくるサラダも大満足だし、天然水を使って作っているという手作りピザも本当においしかった。あんまり気持ちがよくて、ずっとそこにいたかった。

そうはいっても今日は最終日。東京まで帰らなくてはいけません。お店をあとにして再び那覇へ。
もう一度公設市場に行って肉味噌を買ったり、国際通りをぶらぶらしてちんすこうを買ったり。あまりお腹もすいていなかったのですがレンタカーを返す時間などがあったため、ちょこちょこ頼めそうな居酒屋に入って、最後にまだ制覇できていなかったタコライスやすくガラスで締めました。

買ってきた食べものいろいろいやはや、のんびりしつつもとても充実した旅行でした。
ぎりぎりになっちゃってどうしようかと思ったけど、思い切って行ってよかった!
こちらは買ってきた食材たち。肉味噌、スパム、塩、かつおの粉、ラー油、パッケージ買いしたミニインスタントラーメン(笑)・・・
これらを使って、美味しかった沖縄の味をちょっとでも再現できたらいいなと思います♪  

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2007年12月15日

温故知新

特に焼き物とか陶器に思い入れがあるわけじゃないんだけれど、旅行に行くと、なんとなくお皿とか器を買ってしまうことが多い私。ひょっとするとそれなりに好きなのかもしれません。
ガイドブックを見ていたら、読谷(よみたん)という場所が焼き物で有名だという。
しかもここにある焼物(やちむん)の里というところで、ちょうどこの週末に年に一度の陶器市をやっているんだとか!この情報ににわかに心が躍った私は、やっぱり器系がけっこう好きなのかも。もしくは市場とか蚤の市とか大好きなので、「陶器市」っていう響きにやられた?
まぁなんにせよ、今回の旅行でこの陶器市は決してはずせない場所として、しっかりと行程に組み込まれたのでした。

焼物の里赤瓦とシーサーテントでにぎわう窯元でも売り物がずらり
いっぱい欲しくなる〜買うか迷ったお皿買うか迷った蓋つき器かなり惹かれたシーサー
いや〜、楽しかったです。とてものどかな感じでした。
さすが焼き物の村だけあって赤瓦のおうちが多く、門や屋根に必ず対のシーサーが座ってるのがかわいい。
焼物の里では、それぞれの工房の前にテントが張られ、外にも中にも焼き物がずらり。どれも市価の2割引きくらいの値段になってます。
工房もオープンな造りになっていて、たいてい囲炉裏なんかがあって、自由につまみながら見て周れるようにみかんやクッキーが置いてあったりして、とってもアットホーム。
魅力的な焼き物もたくさんあって、しかもそんなに高くないので、見ているだけでもほんとに楽しかった。さんざん迷ったすえに、楊枝壺をいくつかと半月型の大皿を一枚、それにシンプルな小さいスープ皿を4個買いました。

超ローカルなレストラン食べきれないっつーの!食べきってしまった・・・
さて、いつものことながら購買欲が満たされたら次は食欲を満たす番。
読谷村の港の目の前にある超ローカルな海産物レストランに向かいました。
ガイドブックによると、その日に水揚げされたものしか使わないとのことで、天候が悪くて漁ができなかった日にはお店も閉まっているんだそう。こんなところならおいしくないわけがないですよね。
さっそく頼んだ魚のから揚げ定食。運ばれてきてびっくり。一人前1匹でぜんぜんおかしくない大きさの魚が2匹も盛られてる。もちろんその他のおかずも盛りだくさん。
さすがにこれは食べきれないっつーの!って言いながら、気づいたら食べきってしまった私。うそ、これほんとに全部私が食べたの?いや、きっと見てないうちに小人さんが・・・

1Fはおしゃれな雑貨屋さん2Fは素敵なカフェ手作りメニューがかわいい!いちごのチーズケーキとゆずソーダ
焼き物に海産物と、地元密着型の魅力に迫ったあとは、がらりと趣向を変えて今風のおしゃれなカフェへ。こんなお店なら東京にだってたくさんあると思いつつも、わざわざ宜野湾にまで足を延ばして行ってきました。
広い店内の1Fは最先端の雑貨屋さん、2Fはインテリアが素敵な居心地のいいカフェ。
1Fも楽しかったけど2Fが特に気に入りました♪
一瞬沖縄にいることを忘れてしまいそうな、ほんとに東京にもありそうなカフェなんだけど、やっぱり空気が違う。広々した窓からは海が見えるし、店内もゆったり。そしてケーキもコーヒーもすごく美味しいのに安い(笑)
ここに来る前に、世界遺産に登録されている座喜味城跡にも寄ってきたのですが、古い歴史を見てきたあとに今風なカフェでくつろいでいる自分たちが、なんだか不思議な感じもしました。
こういう温故知新な沖縄、やっぱり好きかも。  
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2007年12月14日

沖縄の懐

豆腐屋食堂カウンターがいい感じ牧志公設市場居酒屋海ぶどう
突然ですが、沖縄に行ってきました!
何を隠そう、チケットを取ったのもほんの10日前。決めたのは突然じゃなかったんですけど・・・。
子どもが生まれたらしばらくは大好きな旅行にも行けないので、最後にどこか国内旅行に行っておこうってことで、どうせ行くなら暖かいところ、と沖縄に決めたのはいいものの、11月はバタバタしていて手配できなかったのです。
結局会社をやめてからあわててネットで探しまくって、なんとかぎりぎりセーフ。行くならこの週末しかないし、予約は10日前までとのことなので、ほんとにぎりぎりでした。
日程は2泊3日。恩納村のリゾートホテル泊でレンタカー付きのプランです。
ぎりぎりだったため帰る日の便が選べず、なんと羽田に23時半近くに到着する最終便になってしまいましたが、仕方ないか。(夫)が月曜日もお休み取れててよかったです・・・。

初日の今日は10時半羽田発の便。帰りの時間が時間なので、車で行って羽田に車を泊めておくことにしました。
道が混んでいるといけないので早めに家を出て、空港に9時到着。1時間半待ちだね〜なんていいながら時間をつぶしてゲートに向かうと、なんと飛行機が1時間も遅れているとのこと。さらに時間をつぶして再びゲートに行ってみたら、なんとまたまた30分遅延。
いいんです。空港好きだし、時間つぶすのもそんなに苦じゃないし、いいんです。
でもね、那覇に着いたらすぐにランチにしようと思って、家を出る前に朝ごはんを食べてから、沖縄でのランチを楽しみにお腹をすかせてたんですよ〜。今さら羽田で適当なものでお腹をごまかしたくないし〜!ってことで結局そのまま我慢。
12時に出発した飛行機が那覇に着いたのはほぼ15時。それから荷物受け取って、マイクロバスでレンタカーの事務所に連れていかれて、それから手続きして、よう〜やく目当ての「豆腐屋食堂」でお昼にありつけたのは17時でした・・・。

でも待った甲斐がありました〜。
あったかくて優しくて美味しいランチ。このいかにも「食堂!」って感じがたまらない!ヘルシーで手作り感たっぷりで、650円でお腹いっぱいになれる。
こんな食堂が近くにあったら、毎日通っちゃうよ〜っていうお店でした。
ここではまず、ゆし豆腐鍋、ポークたまご、島豆腐、それにラフティを制覇。
沖縄の楽しみのひとつはなんといっても食べ物!どうしても食べずには帰れないものがたくさんあって、全部食べれるかなぁなんて心配していたのですが、まずまずの滑り出しです。

遅いランチのあとは、アジア情緒あふれるディープな「牧志公設市場」をぶらぶらして帰りに買って帰るものを物色しつつ腹ごなし。
豚の足が並んでいたり頭の皮がそのままの形でぶら下がってたり、最初はちょっとビビりますが、やっぱり市場はこうでなくちゃという活気にあふれていてすごく楽しい。
お魚売り場では、買ったものを2Fの食堂に持っていくとその場で調理して食べさせてくれるそう。お腹がすいてたらぜひやりたかった〜。

それから那覇を出て1時間半ほどドライブ。ホテルに着いたのは20時でした。
17時にお昼食べたばかりでまだあんまりお腹すかないけど、貴重な一食を抜くわけにはいかないので、荷物を置いたらまたすぐに出発。ホテルのわりと近くに、海ぶどうを看板にしたその名も「海ぶどう」っていう居酒屋があったので、そこで軽く食べることにしました。
ここでは海ぶどう、じーまみ豆腐、そーめんぷっとぅるー、そして沖縄そばを制覇!
どれも本当においしかったー!

この居酒屋もまた落ち着くのよね〜。このローカル感というかゆる〜い感じ。
場所柄、お客さんは観光客が多いだろうに、ちっとも観光客化されてないありのままな感じ。それでいて地元の人も観光客も関係なくオープンな感じ。
沖縄の魅力ってこれだなって思った。もちろん海もきれいだし、冬でもあったかいし、日本なのにちょっと異国にいるような気分になれるし、そしてもちろん食べ物は美味しいし、いろ〜んな魅力があるんだけど、私がいちばん惹かれたのはこの感じ。
懐かしくてあったかい。昔っぽいけどさびれてない。ローカルなのに排他的じゃない。この場所にふさわしいこの場所の時間がゆったり流れているところ。
米軍基地を受け入れざるを得なかった土地の人たちが、昔ながらの風土とアメリカ文化を共存させていく上で身につけた器の広さなんでしょうか。  
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2007年07月27日

ムーミンとアアルト

北欧のいちばんの魅力。
それは、センスのいいものにたっぷり触れられることです。
もちろん他にも、森と湖に囲まれているとか、人が少なくてみんな親切だとか、街並みがきれいだとか、雑貨屋さんやアンティーク屋さんがたくさんあるとか、好きなところはたくさんある。でも私にとって、わざわざ北欧に行きたくなる一番の理由はやっぱり、北欧のデザインなのです。
シンプルで機能的でおしゃれで、気取ってなくてかわいくて、生活を楽しむ人たちが作り出す温もりがある。家具や食器や雑貨だけでなく、建物や自然や空間そのものから、ほんとの豊かさを大事にする北欧の人たちのセンスが感じられて、こっちまで幸せな気分になれるのです。

北欧旅行最後のこの日は、フィンランドを代表する建築家でありデザイナーである、アルヴァ・アアルトの自邸を訪ねてきました。
4番トラムに乗って20分強。大きな川を渡って2つめの停留所をおりたところにあります。
火〜日曜日の13:00〜18:00まで(最終入場17:00)。入場料15ユーロ。
ガイド付きのツアー(といっても、係りの人が15分ほど説明してくれるだけですが)なので、13時、14時、15時、などぴったりの時間にしか中に入れません。
これを知りつつ、何も考えずトラムに乗ってしまった私たち、14時10分過ぎというとっても中途半端な時間に到着してしまいました。計画性なさすぎです(^^;)
近くに図書館があったので、トイレを借りるついでにそのまま時間をつぶすことに。
そこで出会ったのがムーミンのこのマンガでした。
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2007年07月26日

北欧でおいしかったもの

去年、北欧に行ったときはあまりの物価の高さにびっくりしてしまって、怖くてレストランにも入れず、マクドナルドで食べたり、スーパーやベーカリーで買ってきてホテルで食べたり。
恐る恐る入った超カジュアルなレストランでは、ビールを1杯ずつにパスタと肉料理をひとつずつ頼んだだけで7500円!衝撃的でした。

でも今年は二度目なので物価の高さにも慣れました。最初からわかっていればそれほど怖くもありません。
チェーンのカフェで、コーヒーとマフィンに1000円とられたって驚かない。
マクドナルドで、ふたりで2000円したって驚かない。(←またマック行ってるし^^;)
ふつうのレストランで、一品3000円が相場だって、もうぜんぜん驚かないのです。
もちろん、高級そうなレストランなんかには入りませんでしたけど・・・。

それでは以下、北欧でおいしかったものをご紹介しますね。
FINNAIRの機内食ホテルの朝食PELIKANブルーベリータルト♪
左から順に・・・
1. 機内食
FINNAIRの機内食はとてもおいしかったです。
たいてい、機内食なんてまぁまぁおいしいものだけを食べて、あとは残しちゃうことが多いのですが、ここでは毎食、ほぼ完食してました。
ごはんにパンにおそば、とか、ポテトにパンにおそば、とかやたら炭水化物が多いのが若干気になりますが(^^;)

2. ホテルの朝食
おいしくてついつい食べすぎ、毎朝動けないほどお腹いっぱいでした。
パンとチーズがおいしいので、バターを塗ってハムやきゅうりやトマトと一緒にオープンサンドにしたり、ヨーグルトがおいしいのでドライフルーツやナッツの入ったシリアルにたっぷりかけて食べたり。
これだけでも十分食べすぎなのに、これにさらにスクランブル・エッグとソーセージ、にしんの酢漬けやスモークサーモンなんかをお皿に盛ってしまうのです。
朝ごはんがおいしいと一日が充実します。毎日さんざん歩き回る私たちには、重要な栄養源でした☆(ま、それにしても食べすぎだけどね。笑)

3. PELIKAN(スウェーデン)
スウェーデン最後の晩に行ったレストラン。おいしい郷土料理が食べられます。
アットホームでお店の人の感じもいいし値段もリーズナブル。そしてなにより量が多い〜〜〜!!テーブルに運ばれてくると、つい声をあげてしまいます。
スウェーデン料理といえばミートボール。リンゴンベリーのソースが添えられているのが典型的なスタイルなんだそう。
ここのミートボールは本当においしかったです!クリーミーなブラウンソースをたっぷりミートボールにからませ、リンゴンベリーをちょっと乗せて口に入れる。
通常、酢豚のパイナップルとか、生ハムとメロンとか、フルーツとおかずを一緒に食べるのはあまり好きではないのですが、この組み合わせによる味のハーモニーは絶妙でした!別々より絶対に一緒に食べるのがおいしい☆

4. ブルーベリータルト(フィンランド)
行く前にいろんな人のHPやブログで北欧のことを調べていて、とてもおいしいケーキ屋さんがあるという情報をゲット。
市場のところで紹介したHietalahden広場の前にあるケーキ屋さん、Kakku Galleriaです。
お菓子はやっぱり日本がいちばんと思っているので、外国でケーキを食べようなんてあんまり思ったことないのですが、ここはほんとにおいしかった!
上にたっぷりと乗ったブルーベリーは、甘すぎずにほどよい酸味があってちゃんとブルーベリーの味がするし、これなら日本の美味しいケーキ屋さんにも負けてません。

そしてフィンランドで私が気に入った料理はコレ!
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2007年07月25日

きのこの森

フィンランドといえば、森と湖の国。
街歩きも楽しいけれど、自然もたっぷり味わわなくちゃ。
ということで、お天気はイマイチだったけどヌークシオ国立公園へ行ってきました☆
ヘルシンキの中央駅から電車で30分。エスポーという駅でバスに乗り換えて30分。
たったのこれだけで気持ちのいい森の中をハイキングできるんだからうれしい。
でも、バスの時間には要注意です。本数が少ないので、ちゃんと調べていかないと、私たちみたいに1時間半もバスを待つハメになりますからね(笑)

ヌークシオには、初心者でも気軽に楽しめる簡単なハイキング・コースがあります。
ちゃんと山歩きをしたい人にはもの足りないでしょうけれど、軽い運動がてらマイナスイオンを浴びたいという人にはぴったり。私も運動靴すら持っていかずに、短パンとサンダルでしたが、特に問題なく歩ききってしまいました(もちろん運動靴はあった方がベターですが)。
コースは2km、4km、7kmの3つ。せっかく1時間半で来られるところを3時間もかけて来たんだから(笑)と迷わず7kmコースを選択。意気揚々と歩きだしました。

ポストがいっぱいハイキングコース入口ブルーベリー食べ放題♪リス!!!
うわさには聞いていたけれど、とにかくほんとに静か。他に歩いている人と会うこともほとんどないし、鳥の声もときどき遠くでする程度。
ときどき静寂を感じるために立ち止まってみる。無音。風が渡る音も聞こえない。木々に音を吸いとられているんじゃないかっていう気がしてくる。
小道の両脇の草には、ブルーベリーみたいな黒っぽい実がたくさんなっています。
一生懸命摘んでるおばさんがいたので、ブルーベリーかと聞いてみたら、「そうよ。今年は当たり年。とってもおいしいから食べてごらんなさい。」って。言われたとおりに食べてみたらほんとにおいしい!しばらく、童話の主人公にでもなったような気分でブルーベリーを摘みながら歩きました。
鳥の声すらあんまりしないから、動物は住んでいないのかなぁと思っていたら、リスを何匹か発見。わりと大きめでしっぽがふさふさ!かわいい〜(>_<)!写真を撮っていたら思いっきり警戒されました。いいわいいわ、警戒するあなたもかわいくてよ!(笑)

<写真>左から
1. 立ち並ぶ郵便受けがかわいい♪一番右の黄色いのはポストです。
郵便屋さんが離れた家を一軒一軒まわらなくていいようにまとめてあるもよう。
2. 静かな湖。カモまで静か。晴れてたらもっときれいだったんだろうな〜。
3. 食べ放題だったブルーベリー。大きな実ほど甘くておいしい。
4. 超警戒モードでこっちを見てるリス。

ついでに、私のきのこコレクションも見てもらえます(笑)?
どのきのこもかわいくて、見つけるたびにパチリ。きのこマニアと化してました。
きのこ1きのこ2きのこ3きのこ4
きのこ5きのこ6きのこ7きのこ8

それにしても、気軽なコースとはいえ7kmの山道を歩いたらさすがに疲れました。
しかも、ハイキングコースの入り口からバス停までたっぷり2km。
つまり7kmコースを歩くといっても、行きと帰りに2kmあるので実際は11km歩かなくちゃいけないんですね〜。まさに計算外。
ホテルに着く頃には口もきけないほど疲れて、19時半にはベッドで気を失ってました(笑)。  
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2007年07月24日

市場はたのしい

北欧、とくにフィンランドは市場が楽しい。
港のそばの広場には毎日、野菜や花、民芸品や手芸品を売るテントがたくさん並び、地元の人や観光客でにぎわっています。おいしいフィンランド料理が手軽に食べられる屋台や、カプチーノがおいしいといううわさのカフェなんかもあります。
どれも港のそばにあって、屋外にたつ市だけでなく、常設の屋内マーケットもあります。
特に何を買うわけでもないのに、ちょっと時間があいたりすると「また市場にいっとく?」なんて、すぐ足がそちらに向いてしまいます。

スウェーデンからフィンランドに移動したこの日も、ちょうどお昼頃にヘルシンキに到着したので、ホテルに荷物を置いたらすぐにお昼を食べにマーケットへ!
残念ながら、お目当てのスープ屋さんは夏季休業中でしたが、マーケット内のベーカリーで買ったミートパイと野菜のパイを、小さなかわいいイートイン・スペースでいただきました。おいしかった。
こんな風に、そこらでちょっと買ったものがおいしいっていうのは案外重要なことです。
一般的に食べ物がまずいと言われている国だって、味のいいレストランはいくらでもあるし、家庭料理はおいしかったりするものだけど、そういう国では「そこらで適当に買ったもの」がおいしくないことが多いのです。
ということで、フィンランドはきっと食事のおいしい国に違いない。これが、市場でパイを食べた私たちの最初の感想でした(笑)

話がそれましたが、今回はヘルシンキ内で3つのマーケットをうろうろしたので、以下、それぞれご紹介しますね。
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2007年07月23日

C/Sコレクション

RolstrandBERSAADAM
ARABIA 1ARABIA 2ARABIA 3
今回の旅行で買うのを楽しみにしていたのが、グスタフスベリ、ロールストランド、アラビアなどのC/S(カップ&ソーサー)。ちょっと前までC/Sなんてちっとも興味なかったのに、北欧のデザインに出会ってから一気にファンに。
といっても、私が持ってるのは去年買ったグスタフスベリの1客だけですけどね。
今でも、ウェッジウッドとかジノリとかノリタケとか、上品で壊れやすそうな食器にはあまり惹かれないのですが、北欧のちょっとレトロでポップで温かいデザインのものを見ると、私の物欲メーターがびびーんと振れるのがわかります。

ということで、去年行けずに心残りだったグスタフスベリ・センターに行ってきました。
ストックホルム市内の地下鉄SLUSSEN駅から424〜440番のバスに乗って30分弱。Farstaviken(ファシュタヴィーケン)というところで降りたところにあります。
敷地(?)内には、グスタフスベリ陶器博物館やアンティーク・ショップ、アウトレット・ショップ、カフェなどが並んでいて、ショップ内では絵付けをおこなっていたりもします。
天気予報どおりの雨模様で寒いくらいの日だったけれど、お気に入りの品々にたくさん出会うことができて楽しかった!

<写真>左から
1. ロールストランドの名もなき(?)カップ。色に惹かれて。
2. グスタフスベリでおそらく最も有名なBERSAシリーズのカップ。やっぱりカワイイ。
3. グスタフスベリのADAM。赤字に白い水玉のEVAというのもあるらしい。
4. アラビアのPARATISSI。不朽のロングセラー、だそうです(笑)
5. アラビアのSAARA。別の日に蚤の市で買いました。
6. アラビアだけどシリーズ名は不明。こちらも蚤の市で。なんと5ユーロでした。

うーん、こんなに買っちゃっていったいどこに飾るつもりなのか。
いつもは雑貨を買うとき、飾る場所の見当をだいたいつけてから購入に踏み切るんですが、今回は場所まったく度外視でした(^^;)
大丈夫。きみたちのために母さんが必ず場所を作ってあげるからね

ちなみに去年買ったグスタフスベリはコチラ。SPISA-RIBBというシリーズです。
なんだかんだいって、やっぱりこれが一番好きかも。  
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2007年07月22日

ローゼンダール・ガーデン

朝起きたら、いい天気
でも油断しないで天気予報をチェック。TVではなんと雨マークがついています。
インターネットで調べてみると、雨になるのはどうやら明日みたい。
ということで、予定では明日行くことにしていたローゼンダール・ガーデンを急遽、今日に変更。やっぱりローゼンダールは天気のいい日に行かなくちゃ!

ローゼンダールに向かう道野の花もすてき丸い壁のピンクハウス畑・温室・世話する人・・・☆
ローゼンダール・ガーデンというのは、ユールゴーデン島の奥にある菜園。そうそう。ガーデンというよりのどかな菜園って感じです。
ストックホルムの街からバスですぐ行けます。がんばれば歩けちゃうかも。
ユールゴーデン島には去年行ったスカンセン野外博物館もあって、島全体がもう公園みたいなものなので、ぶらぶらしているだけでも気持ちがいいのですが、そんな中でもローゼンダールはほんとに素敵な場所でした。
ぽくぽくした散歩道のあちこちにお花や野菜、果物などいろんな畑があって、まったくどの角度から見てもかわいくて絵になる。飾りでお花が植えてあるのではなく、そこで育てて収穫して売って・・・という生活に根ざした感じがまたいいのです。

<写真>左から
1. ローゼンダールに向かう途中の道。子どもたちも大喜び。
2. こういう野の花が似合う風景。お花もぴかぴかして楽しそう。
3. 菜園内のかわいらしい建物。そういえばなんだったんだろう?
4. 畑も温室もかわいい。農作業をする人までかわいい。
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2007年07月21日

ドキドキの出発

朝、電話の音で目覚める。時計を見たら5時。
「も〜、土曜の朝にイタ電なんてやめてよね〜・・・」とうんざりしたあと飛び起きる。
5時?!今日は4:40に家を出る予定だったのに!!!
再び電話が鳴ったので出ると予約手配しておいたタクシー会社から。
「本日ご予約いただいていたと思うのですが・・・。」
おっしゃる通〜りでございます!!起こしていただいて本当〜にありがとうございます!
あーほんとに、タクシー会社が電話くれなかったら何時まで寝てしまってたんだか。
このお礼にしばらくKタクシーをひいきにさせていただきます!

今回使ったのはフィンランド航空(FINNAIR)。
比較的安くて、直通だと9時間半(帰りはもっと早い)で着いてしまうし、帰りの便もヘルシンキ17:20発なので、最後の日までゆっくりできます。
ただし成田からは週に2便(たしか水・日)しか飛んでいないので、土曜日に出発するためには羽田から関空に行って乗り換えていく必要があります。
羽田発の飛行機が6:40。高速バスでも間に合うんじゃないかなーと思ったのですが、国内線とはいえ1時間前には着いておきたいという心配性の(夫)の希望により、高速バスの始発で行く案は却下され、高いけどタクシーで羽田まで行くことに。
ということで、4:40に迎えに来てくれるようタクシーをたのんでおいたのでした。

今考えたら、タクシーを予約しておいてほんとにほんとによかった。
昨日荷造りにけっこう時間がかかって、結局寝たのが1時になってしまったのです。
私も(夫)もそれぞれの目覚まし時計を3時半にセットしたはずなのに、どちらも目覚ましを止めた記憶なし。ほんとに鳴ったのかな・・・。鳴ったんだろうな(笑)
すでに家の前にいた運転手さんに寝坊した旨を正直に告げ、少々待ってもらってあわてて用意。さすがに前日までに準備を終わらせておいたので基本的には着替えて出るだけ。
寝室の時計は15分ほどすすんでいるので、実際の5時にはタクシーに乗り込んでいました。
ふぅ〜、やれやれ。結局、道も順調だったので余裕をもって羽田空港に到着。
まさかの寝坊でドキドキのスタートになったけど、なんとか軌道修正できました。  
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2007年07月20日

いってきます☆

発表会で頭がいっぱいで、今回は準備がばたばたになってしまったけど(って、実はこれから荷造り始めるんですけど)、明日から7泊9日で北欧旅行に行ってきます!
北欧かわいいもの探しの旅、第二弾。
去年はスウェーデンとデンマーク。今年はスウェーデンとフィンランド。
ほんとは去年行けなかったノルウェーに行く予定だったんですが、やっぱり雑貨好きとしてはもう一度スウェーデンに行っておきたく・・・。

またたくさん写真撮ってきますね
去年は充電器忘れちゃって空港でわざわざ買ったので、今年は忘れずに。
北欧のかわいいものに興味のある方は、かわいいもの探しの旅、第一弾(→コチラ)の記事を読みつつ、第二弾の報告をお待ちくださいね〜。

ではでは、いってきま〜す☆  
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2007年05月26日

新緑の箱根旅行☆

去年の夏休みに北欧旅行に行って以来、久々の二人旅行。
GW明けで梅雨入り前のこの時期は、季節もよく比較的すいていて気持ちがいいので、機会を見つけて国内旅行に行くのが恒例になっています。たいていは2泊3日で行くのですが、今年は土日だけで近場の箱根に行ってくることにしました。

竹のきれいな季節です緑のトンネル!さわやかな新緑
天気予報を覆して、雨は金曜日の夜までであがり、土曜日は朝からさわやかないい天気晴れ男、雨女に負けずよくがんばりました!
前日の雨でますます潤ったのか、竹の若葉も楓の新緑も本当に瑞々しく色鮮やか。
山道のドライブで、空気まで緑色に染まりそうな木々のトンネルをいくつも抜けていると、体まで透き通っていきそうでした。緑ってほんとに気持ちいい!

さて、最初の目的地は小田原駅前にある「菜の花暮らしの道具店」。
前日にランチの場所を探していてたまたまサイトを見つけました。なにしろ「暮らしの道具店」という名前がとてもよい。厳選された使いやすそうな道具が並んでいて、今すぐ行ってみたくなりました。
特に目を惹かれたのが、小泉誠さんデザインの片手鍋。ちょうど、これくらいの大きさの片手鍋が壊れてしまって探していたのです。小泉誠さんについては、コンパクトで見た目も美しい機能的な木のプロダクツなど、雑貨屋さんで見かけてはいいなぁと思っていたのですが、お鍋のデザインまでやっていたのですね。
ということで、いい口実を見つけたとばかりに、さっそくこの素敵なお店に行ってみたのでした。

菜の花道具店小泉誠さんの片手鍋衝動買いのロウソク立て
1Fは同じ系列の和菓子屋さんで、店内の階段をのぼっていくと、木のぬくもりにあふれた明るい空間に、食器や手ぬぐいや石鹸やハチミツといった、こだわりの品々がずらりと並べられています。あまりにイメージどおりのお店なのでうれしくなってしまいました。
小さな店内をうろうろと30分以上歩き回ったあげく、予定通り片手鍋をひとつと、予定外にひとめぼれした南部鉄のロウソク立てとそれにぴったりの和ロウソクをお買い上げ。「キャンドルスタンド」ではなく「ロウソク立て」って風情がたまらなく気に入りました。

雑貨欲が満たされたらお次は食欲を満たす番。
昨日チェックしておいた芦ノ湖の湖畔にある「アクアパッツァテラス」へ。

アクアパッツァテラスアンチョビとモツァレラのピザ豚ひき肉のトマトソースパスタ
これは「玉村豊男ライフアートミュージアム」という美術館に併設されているレストラン。ガラス張りの明るい店内では、きらきら光る芦ノ湖を眺めながらおいしいピザやパスタが食べられます。お腹をすかせてきた甲斐あって大満足でした。
ついでにのぞいた(笑)美術館も、こじんまりと疲れない大きさでなかなかよかったです。エッセイストで画家でもあるという玉村豊男さんの、草花や果物や魚の水彩画が展示(一部販売)されていて、私はカタクチイワシが5匹並んだ絵が気に入ったので、それを買いました。あ、買ったのはもちろん150円の絵葉書ね(笑)

そして芦ノ湖周辺をぷらぷらして腹ごなしをしたあと、ホテルへ。
箱根に来て箱根観光なんにもしてないけど、でもいいの(笑)。のんびりすることが目的だから。いつもとちょっと違う場所に行って、緑の空気を吸っておいしいものが食べられれば、それで充分なのです。
しかも明日がハードだから、今日はのんびりしておかないと・・・。  
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2007年01月03日

2007年の初詣

美保神社干物屋さん大山がうっすら顔出した☆
あけましておめでとうございます!!
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
今年もみなさまにとって素晴らしい一年でありますように☆

毎年お正月は、(夫)の両親のいる島根で迎えます。
お客さんの多いおうちなので、元日と2日の午前中までは裏方でお手伝い。
最初のうちは何をやったらいいのかわからず、役にも立たないのに気ばかり遣って疲れたものですが、5回目ともなるとだいぶ慣れて、ようやく周りのことも見えるようになってきました。
要領を得てしまえば裏方なんて楽しいものです。空いた時間にはこたつでお茶飲んだりお菓子を食べたり。今年は本まで読めました。
ただし、お菓子の包みを開けたときに限って、ガラガラッと玄関のドアを引く音がして、あわててこたつから飛び出したりなんてことはしょっちゅうですけどね(笑)。
そんなことをしながら、今年もなんとか無事にお正月を迎えることができました。

2日の午後からは恒例の温泉旅行。旅行と言ったって、どこも車で1時間以内で行けるところばかりで楽チンです。
島根にはいい温泉がたくさんあって、毎年いろんな温泉に連れていってくれます。
今年は島根県の西端、日本海に飛び出た半島の先っちょにある美保関(みほのせき)という港町に連れて行ってもらいました。きれいな名前ですね。
創業は明治時代という老舗の宿で、ゆったり温泉に浸かったあとはお部屋で海の幸三昧。お正月の疲れも一気にとれておつりがきます。

翌日は、宿の裏にある石畳の道を歩いてすぐのところにある、美保神社というところへお参りに行きました。これが今年の初詣です。
両側に由緒ある家並みが続く石畳の道といい、境内の古い古い木造建築の社といい、江戸時代から古代にまで思いを馳せてしまうような趣きのある場所でした。
港沿いの道には昔ながらの干物屋さんがあって、干し竿にまだ干して間もないイカがズラリ。私はお土産にみりん干しなど買ってもらってしまいました。

その後は車で山道を登って、枕木山(まくらぎさん)のてっぺんにある華蔵寺(けぞうじ)へ。
パパさんイチオシの見晴台があるということで、お参りもそこそこに眼下の景色を眺めに行きました。
すっきりと晴れ渡ってはいなかったので遠くの方は霞んでいましたが、たしかに絶景。他人の画像を借りてしまいますがイメージ的にはこんな感じです。
まぁ、見晴らしのいいところはたくさんあるでしょうけれど、何が他の場所と違うって「静けさ」が違うんです。他に人もいないし、風もないし、黙って下を眺めていると完全に無音の世界。音がないと、目の前の景色がこんなにも存在感をもって迫ってくるものなんだと初めて知りました。

と、私の2007年はこんな幕開けでした。
そうそう、美保神社でひいたおみくじも大吉でしたよ。
今年も楽しく悔いのない一年にしようと思います。これからもよろしくお願いします♪  
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2006年07月18日

北欧旅行記

ニューハウン(デンマーク)デンマークの公園で
7/8〜7/17の10日間、かねてより憧れていた北欧へと旅行に行ってまいりました!
本当は4ヶ国まわりたかったけど、少ない情報をかき集めて今回はスウェーデンとデンマークにしぼることに。将来また北欧に行けますようにとの願いもこめての選択です。

今回の旅のテーマはズバリ、「かわいいもの探し」。
空港で、ホテルで、街中で、とにかく目にとまったかわいいものをたっぷり写真に収
めてきました。
もちろん、雑貨屋さんや蚤の市で見つけたかわいいものは、お財布と相談しながら持
って帰れる範囲でご購入♪
といっても実際にはこの、「持って帰れる範囲で」っていうのがなにより問題なん
ですけどね。ホント、持って帰れるものならあのイスも照明も、みんな欲しかったよ〜 (>_<)!船便で日本に送ろうかと、しばし本気で悩みました・・・。

北欧旅行記を書くにあたっていろいろ考えた結果、今回は時系列ではなく、テーマごとにひとつひとつの記事を書いていくことにしました。
というわけで、スウェーデンとデンマークがごっちゃになってしまうし、日にちも前後してしまいますが、一応日記形式のブログなので一日ひとつずつのまとまりでアップしていきますね。
このページでは、日程をおさらいしつつ、この旅行記の目次にしたいと思います。
青字部分をクリックして、関心のあるテーマの記事に飛んでくださいね。
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2006年07月16日

2006年7月の北欧情報

私たちが行ったのはストックホルムとコペンハーゲンだけなので、「北欧情報」というのもちょっと大げさですが、ここまでに書ききれなかった一般的な情報について、ここでまとめてみたいと思います。

<白夜情報>
北欧に行ったというと、いちばん最初に「白夜だった?」って聞かれることが多かったので。
完全な白夜とはいいませんが、やっぱり夜はかなり短かったです。
初日は23時頃にストックホルム中央駅に到着したのですが、まだ真っ暗ではなかったし、
時差ぼけで3時頃目が覚めたときには、まだ日は出ていないものの、外は普通に明るくなっていました。
太陽の軌跡が長いので、今にも沈みそうに見える夕日が、1時間ちかく地平線上を転がっていたりして、きれいな夕焼けも長く楽しめます。実際の日の入りは22時前後、日の出は4時前後でしたが、同じ理由で日の出前や日の入り後も明るい時間が長いので、ほんとに真っ暗な時間はけっこう短かったです。
人によっては「オーロラ見えた?」って聞く人もいますが、夏にオーロラは見えません(^^)。
7/8 Stockholm 23:077/14 Copenhagen 22:007/14 Copenhagen 22:217/14 Copenhagen 22:47
1. ストックホルム到着時の空模様。(23:07)
2.〜4. コペンハーゲンのホテルから撮った夕焼け(22:00、22:21、22:47)
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2006年07月15日

日常の中のデザイン

北欧デザインといえば・・・アアルトの建築とか、ヤコブセンのイスとか、アラビアの食器とか?
知れば知るほどすばらしいものばかりでため息が出ちゃうけれど、一番すごいと思うのはそういう優れたデザインのものたちが、博物館のショーケースの中ではなくて、しっかりと人々の暮らしの中に入り込んでいること。
あくまでも私の憶測ですが、あらゆるものの出来上がる過程に、有名無名を問わず「デザイナー」と名のつく人の存在があるような気がしました。
それだけ北欧の人たちはデザインというものを大切にしていて、国そのものがデザイナーを育てようという気質にあふれている感じ。
だからなのかどうかはわかりませんが、とにかく道ばたや駅やスーパーや、普通の人が普通の日常生活を送る場所にも、ステキなデザインがたくさんあふれていました。

以下、街で見つけた標識、ポスター、ピクトグラム、などなど、とっておきのかわいいデザインをたっぷりご紹介します!
まずは標識から。
標識 1標識 2標識 3標識 4
1.&2. スウェーデンの街中でたくさん見かけた赤と黄色の標識。
車用のは普通に青と白とかだったので、もしかして自転車用の標識かな?
スウェーデンもデンマークも自転車はとてもポピュラーな移動手段で、主要な道には必ず自転車専用道路がついてます。歩行者を気にせず走れるので、ほんとに快適そうでした!
3.&4. デンマークで撮ったもの。普通と言えば普通だけど・・・なんかかわいくない?偏見?(笑)
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2006年07月14日

蚤の市&アンティーク

デブローパックフースイスラエル広場ガンメルストランド
実は今回の旅行でいちばんといってもいいくらい楽しみにしていたのが蚤の市。
5日間有休を取って、前後の土日+海の日をくっつけて全10日間の夏休みだったので、本当なら一日早く帰ってきて、一日は時差ぼけ調整や洗濯などに使いたいところ。
だけど蚤の市はほとんどが土曜日のみの開催です。
土曜に日本を出発して日曜に帰国という日程だと、蚤の市には行けない(!)・・・ということで、私のわがままで、蚤の市のためだけに10日間みっちりの日程になってしまったのでした。夫よ、すまぬ。。。

どうして蚤の市かというと、レトロなものが好きだから。
それに安くていいものが見つかりそうでわくわくするから!
ここでいう「いいもの」っていうのは、あくまでも自分が「かわいいと思ったもの」であって、「価値があるもの」ではないんですけどね(^^;)。
私以外にも蚤の市が大好きな人はいると思うので、参考までに自分が行った蚤の市の情報を載せておきますね。買ってきたものの写真もあります♪
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2006年07月13日

コペンハーゲンおすすめスポット

カップボード(!)楽しくておしゃれな照明ヤコブセン・チェアーズ
ガラスの向こうに見える中庭もステキ中庭に面したカフェが最高!トイレも美しい・・・
コペンハーゲンに行くという人がいたら、だれかれかまわず勧めたいスポットNo.1は、工芸博物館とルイジアナ現代美術館。甲乙つけがたいのでどっちも一番。

まずは工芸博物館ですが、こちらは中心地からバスですぐ行ける場所なので便利でもあります。
北欧のデザインをちょっとでもいいと思ったことある人なら、絶対に楽しめるはず。
とにかく、イス、照明、ポスター、テキスタイル、生活雑貨、などなどシンプルで機能的で美しく使い心地のよさそうなものたちが、すっきりたっぷり展示されています。
特にイスの種類はものすごく充実してました。こんなのが欲しい、と思ったイスがいくつあったことか・・・。写真も好きなだけ撮っていいとのことだったので、思う存分写真におさめてきました。
北欧のデザインって、見ていて本当に気持ちがいい。作られた年代を見てびっくりするくらい、いつの時代のものも洗練されていてちっとも古くさくないのはどうしてなんだろう。
自分の中のクリエイティブな部分(あんまりないのが悲しいけど)が確実に揺さぶられるのを感じました。こんな私でも、頭の中にもやもやといろんなアイデアがわいてきましたもん。ほんとにオススメのスポットです。

10時開館で40DKK(約800円)。同じ日であれば、一度出てまた戻ってきてもOKです。
ミュージアムショップや館内の一部は12時からオープンだったので、私たちは近くのアメリエンボー宮殿で12時から始まる衛兵交代式を見にいったん外に出て、もう一度戻ってきて残りの館内を楽しみました。
大きさも広すぎず狭すぎずなんともちょうどいい感じ。すいていたのでゆっくり見て回ることができました。
そしてなんといってもおすすめなのが、ここのカフェです。室内もおしゃれだけれど、天気がよければもちろん中庭の席で。
ここで食べたサンドイッチは今回の旅行中に食べたものの中で、ダントツで一番美味しかった!あのおいしさは、緑に囲まれたゆったりした空間だけのせいじゃないはず。あ〜もう一度食べたい・・・。
邪道なすすめ方ですが、どうしても博物館やデザインには興味がないって人も、ランチだけでも行く価値ありです。ほんとです。

そしてお次はルイジアナ現代美術館。(いつも長くてすみません・・・)
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2006年07月12日

魅惑のスーパーマーケット

牛乳 1牛乳 2牛乳 3牛乳? 4牛乳? 5
牛乳? 6小麦粉 1小麦粉 2小麦粉 3デンマーク小麦粉
ヨーグルトYOGIバターデンマーク牛乳マチルダコーヒー牛乳
日本でもスーパー大好きですけど、外国で行くスーパーはまた一段とわくわくします♪
「これ、かわいい!」パチリ。「なんだこれ、かわいい!」パチリパチリ。「うわ、これもかわいい!」パチリパチリパチリ・・・
と、すいていたのをいいことに、かなり怪しい私でありました。スーパーのスーパーバイザーに羽交い絞めにされて裏の事務所に連行されても仕方なかったかも。
現に、デンマークのあるスーパーでは一枚写真撮っただけで、「写真はダメです!」って、人が飛んできましたもの(汗)。
よかった、スウェーデンでたっぷり撮っておいて。←そういう問題じゃないってば・・・
でもこれは撮らずにいられませんでしたよ〜。特に乳製品、かわいすぎです。
冷蔵庫の前であまりに長居したので、手足が冷え冷えになって、焼きたてチキンの売り場であっためました。
だって、欲しくてもさすがに持って帰れないでしょう、牛乳は。
小麦粉買ってスーツケースに入れたら変な粉と怪しまれちゃうでしょう。
しかもたくさん種類がありすぎて、どれがなんだかちっともわからないし。
だけどその種類が色違いでいろいろあったりするのがかわいいわけで。
しかもそれがズラリと並んでいるのがさらにかわいいわけで。
ダカラ写真。トテモ論理的ネ。・・・なーんて説明しても、スーパーバイザーにはわかってはもらえないよね、きっと(笑)

あ、この写真の中でひとつだけ実際に買ったものがありました。
一番右下の写真にある、女の子がトレードマークの「マチルダ」コーヒー牛乳。
買ったのは上の段にある瓶入りのもので、女の子の絵はついていないんだけど、文字の配置といい赤いふたといい、あまりにかわいかったので、中身は飲んで瓶だけ連れて帰りました。

その他、スーパーではおみやげのクッキーやらお菓子やらスパイスやらを買ったり、夕ごはんも何日かスーパーのお世話になったり。
何度行ってもやっぱり楽しい。いろんなチェーンを比べるのもまた楽しい。
それぞれキャラクターのマークが決まっていたりして、それがまたいちいちかわいかったりするんです。
日本のスーパーでも、かわいいキャラクターを売りにしたそういうチェーン店があってもいいのになー。  
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2006年07月11日

デザイン・マック

Kungsgatan店 1Kungsgatan店 2デザイン・カップ
「世のマクドナルドは皆同じと思ったら大間違い」
と、ガイドブックに書いてあったけど、ほんとにその通りでした!
たしかに席だけ見たら、絶対にマックだとは思わない。おしゃれな席におしゃれなイス、それにおしゃれな照明。
「デザイン・マック」と呼ばれる店舗がストックホルムに3つあるらしいのですが、上の写真はそのひとつであるKungsgatan店で撮ったもの。
'98年にあるデザイナーを起用して全面リニューアルしたお店だそうです。
'03年に店内にMac Cafeが併設され、ここでは別のあるデザイナーの家具が使われているとのこと。真ん中の写真がMac Cafeの席です。
さらにコーヒーのカップがまたデザインもの。有名な陶器の会社であるGustafsberg(グスタフスベリ)社の名前が印字してあったので、そこから提供されたデザインなのではないでしょうか。あまりにかわいいので、洗って持って帰りそうになりました〜(>_<)

そして私が思うに、北欧にあるマクドナルドはデザイン・マックに限らず、多かれ少なかれ、みんなおしゃれなのじゃないかと推測いたします。
だってほら。

普通のカフェみたいなマックデンマークのマックも・・・セブンイレブンも・・・
一番左は、歩いていて見つけた普通のマック。
外に出ているイスやテーブルといい、中の感じといい、マクドナルドのマークがなかったら普通のカフェかと思ってしまいます。
真ん中はデンマークで入ったマック。(←なんだかんだいって、スウェーデンでもデンマークでもマックに入っている・・・)ここもめちゃめちゃおしゃれでした。
一番右は、セブンイレブン。なんとセブンイレブンまでどことなくおしゃれ!
・・・とは言っても、ちょっとおしゃれだったセブンイレブンはこの写真のお店だけで、あとは普通でしたけどね。
そうそう、びっくりすることに向こうにはけっこうセブンイレブンがたくさんあったんです。24時間営業みたいで、何度かセブンイレブンに助けられました。
というわけで、北欧に行ってまで、マクドナルドやセブンイレブンにお世話になっている情けない私たち。。。  
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2006年07月10日

ガムラ・スタン

ガムラスタンの町並みガムラ・スタンの路地かわいいお店
童話に出てきそう・・・衛兵が走り抜けていった・・・古い建物と古い自転車
ガムラ・スタンというのはストックホルムの旧市街。しっとりとした雰囲気のあるとても素敵な町です。
石畳の両側に趣きのある古い建物が立ち並び、細い路地がたくさんあってわくわくします。一番細いという道はなんと幅90cm。片手だけでも届いてしまいそうでした。

おみやげ屋さん、布地屋さん、銀細工屋さん、それにカフェやレストランなど小さなショップがたくさんありましたが、私がこの場所でとくに好きだった3店舗をご紹介します。
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2006年07月09日

ぶらぶら街歩き

落ち着いた町並みストックホルムは国旗好き?!音楽博物館の建物
とにかく本当によく歩きました。毎日毎日、朝から夕方まで飽きもせず。
雑貨屋さんやアンティーク屋さんや蚤の市をめぐっては、合い間合い間に写真をとったり公園で休んだり。
町並みはきれいだし、空気は爽やかだし、歩いているだけでもほんとに気持ちがいいのですが、インテリアや雑貨のお店は適当に歩いていてもそこらじゅうにあるので、そういうのが大好きな私は、いちいち入ったりして忙しいのです。
そしてちょっと裏通りに入ってみると、急に人通りが途絶えて、違う時代の知らない場所に迷い込んだような錯覚におちいったり。そんなときに、ひっそりと佇むアンティーク屋さんなんかを見つけてしまった日にはもう・・・

そんなこんなで、毎日歩きつかれて帰ってきては、ベッドに倒れこむようにして寝ていました。(なんてったって20:00からやっていたWC決勝戦ですら、どうしても起きられなかったくらいです・・・)
でも2時間ほどそうやって寝たあと、むっくり起き上がってまたごはんを食べに出かけたり。
だって一日歩き回って帰ってきてたっぷり昼寝しても、まだ日がかんかん照ってるんです。日が長いってすばらしい☆

ここからは写真コーナー。まずは上の写真から。
(S)はストックホルム、(C)はコペンハーゲンです。
1. ストックホルムの町並み。先に見えるのはおそらく政府庁舎と思われます。(S)
2. なぜかストックホルムでは道などにも国旗がたくさん飾られてました。(S)
3. ちょっと変わってて気になった建物。どうやら音楽博物館と書いてあるみたい。(S)
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2006年07月08日

北欧でのホテル話

スウェーデンのホテルデンマークのホテル2デンマークのホテル
最初に到着したのはスウェーデン。
21:00着の飛行機で降りたってから、荷物を受け取ったりエアポート・バスで移動したりと、なんだかんだで結局ホテルにたどり着いたのは23:30すぎ。
さすが緯度の高い国だけあって、そんな時間でもまだ真っ暗ではなかったのですが、だからって遅い時間であることには変わりありません。フロントの人は待ちかねていたようで、「あ〜よかった。これで今日はほとんど終わりよ〜。」って温かく迎えてくれました。

今回はスウェーデンでもデンマークでも、中央駅から徒歩10分程度のところにある中級クラスのホテルに宿泊しました。
値段的には、ツインで一泊朝食付き15,000〜20,000円とけっして安くはないのですが、アメニティやサービスといった点でみると、やっぱり中級クラス。
部屋は北欧のホテルにしては広めだったし、スタッフの人もみんな親切ではあったけど、備品が壊れていたりフロントで待たされたりっていうことは普通にありました。
特にアメニティについてはほとんど付いていないもの、と思っていた方がいいみたい。
日本のホテルだったら、15,000円払っていれば普通はせっけんや歯ブラシくらい付いているだろうと思うし、20,000円払っていればかわいい入れものに入ったシャンプーリンスだってあるかも、なんて思っちゃうけれど、スウェーデンもデンマークもそりゃあシンプルなものでした。あったのは、備え付けのハンドソープとシャワーキャップくらい。あ、スウェーデンの方にはそういえば裁縫セットが付いてたかな。

そして笑っちゃったのはシャワーの両脇についていたこちらのシャンプーたち。
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2006年07月07日

北欧へ・・・

明日から8泊10日で、北欧に行ってきます。
今回はスウェーデンとデンマークの2カ国。フィンランドにも行きたかったけど、いろいろ考えた末に今回はこのふたつにしぼりました。
メインは雑貨さがし。夫よ、すまぬ。

というわけで、ブログも10日ほどおやすみします。
いつも読んでくれている人、ありがとう!
帰ってきたら旅行の写真など紹介するので、また遊びに来てくださいね。

では・・・いってきまーす☆  
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2006年05月15日

おまけの宮崎スナップ

シロツメクサ小さくてすごくかわいい花!アザミ

道端に植えられている花もどれもきれいだったけど、その辺にたくさん生えている野の花たちが特にかわいらしかったです。
シロツメクサとか、ノビルとか、オナモミとか、昔いっしょに遊んだ草花たちにいっぱい出会えました。

コアラパンダアザラシ&オットセイ


ぞうさんキノコ
なにげなくある小さな公園がやたらかわいかった。
上ふたつと下みっつは綾町にあった別の公園で撮ったもの。
きれいな草の絨毯でイカしたレトロな動物たちが私を呼んでいました・・・。

*** さらにおまけのエピソード ***
(夫)の友人の下の男の子(1歳半)は、まだしゃべれないけれど動物の鳴きまねが得意。
「さるさんは?」と言えば「キーッ、キーッ」。「うしさんは?」「ん〜、ん〜」。
「にわとりさんは?」「ケッケーッ」と、嬉々とした表情で鳴いてくれます。
「ウッキー」とか「モー」とか「コケコッコー」なんかよりある意味ずっとリアル。
でも「うまさんは?」と聞いたときには、しばし考えたのちうれしそうに「ンマ、ンマ」
と鳴いてくれました(笑)うーん、惜しい!  
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宮崎のどか旅行

フェニックスダリアいろいろのどかな風景


天然酵母のパン屋さんレンタルしたダサい自転車(笑)南国の大きな葉っぱ

鬼の洗濯板洗濯板に近づくと・・・モアイ像

穴に向かって運玉を投げる運玉もかわいいクロアゲハ


週の始めからずっと天気予報では週末は雨、雨、雨。
筋金入りの雨女だから仕方ないか、とあきらめモードだったけれど、そのわりにはほとんど降られず、たまに薄日が差したりもしていました。ただ、変なところで本領発揮し、一番晴れてほしかった都井岬(といみさき)で、とうとう雨に降られてしまいました。
都井岬というのは宮崎の南端にある岬で、天然記念物にも指定された野生馬の生息地なのです。きれいな草原の中でのんびりと草を食む馬たちのうしろには太平洋が広がり・・・っていう夢のような景色が期待できるところなのですが、残念ながら雨のみならずビョウビョウと風まで吹いてきて、車から降りることすらできませんでした(T_T)。
でも、予想外に野生馬はたくさん見られましたよ。馬たちにとっては雨なんか関係ないみたい。丘の上や道端に、ひょいと見ると普通に野生の馬たちがいるっていう光景はやっぱり素敵でした

実際、雨に降られたのは都井岬だけで、あとはかなり快適に観光できました。
一日目は宮崎からバスにゆられて1時間ほどの綾町(あやちょう)というところで、レンタサイクル。特に何もない町なのですが、のどかな田園風景の中の一本道を走ったり、汗をかきかき上り坂をこいで天然酵母のパン屋さんを訪ねたり、さらに心臓破りの急勾配を自転車を押しながら登って小さなお城のてっぺんで心地いい風に吹かれたりして、楽しい一日でした。
そしてこれは綾町に限らないのですが、どこも道がきれいなのに感動!
とにかくそこらじゅうにお花がたくさん植えてあるんです。明らかに整然と植えてあるものあれば、これは勝手に生えてるのかな?っていうようなものまで、なんだか知らないけどお花がいっぱいですごく気持ちがいい。
綾町に行ったのは平日(金曜日)だったこともあって、観光客もほとんど見かけず閑散としていたのですが、特にさびしい感じもしなかったのはやっぱりお花のせいかもしれません。

二日目はレンタカーで宮崎市内から海沿いの道をずーっと南にドライブしてみました。
途中、「鬼の洗濯板」と呼ばれる不思議な形状の岩場に降りてみたり、サンメッセ日南という公園(?)に、世界で唯一イースター島から完全復刻を許可されたというモアイ像を見に行ったり、切り立った断崖と朱色のコントラストが印象的な鵜戸神宮で運玉をなげたり。
運玉というのは、海に突き出たところから、眼下の亀の形をした岩のくぼみに向かって「運」と書いてある素焼きの石を投げ入れるのです。5個100円。うまくくぼみに入るか、少なくとも亀石に当たれば願いがかなうというもの。私はひとつが見事に入りました!たぶん、普段からティッシュをゴミ箱に投げ入れる訓練をしていたのが役に立ったものと思われます。ただ、穴に入れることばかりに集中しすぎて、うっかり願い事をするのを忘れてしまった。痛恨(>_<)!
その後、冒頭に書いた都井岬を回って夕方ホテルに帰ってきました。
この日は(夫)の友人家族と食事。2年ほど前から仕事で宮崎にきていて、彼らに会うのも今回の旅行の目的のひとつだったのです。私も何度か一緒に遊んだことのあるとてもいい人たちで、久しぶりに会って楽しいひとときを過ごすことができました。

のんびりのどかでありながら、忙しくて濃厚だった宮崎旅行。
また行く機会があったら、今度は北の方の高千穂にも行ってみたいです。
今日会社で「なんかちょっと焼けた?」なんて言われてしまいました。天気悪いからいっか、なんて油断して日焼け止め塗らなかったからでしょうか・・・。南国の太陽、恐るべし。  
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2005年12月04日

パンダに会いに・・・

なかよし子パンダ座る子パンダつかまり立ち
コチラのサイトでパンダの赤ちゃんの成長を見守りつづけて3ヶ月。
もうかわいくてかわいくて、会社でも昼休みにはずっと眺めていたし、日に一度は必ずといっていいほどチェックしていました。
みるみる大きくなっていく赤ちゃんパンダと、変わらず愛情を注ぎつづけるお母さんパンダ。何度見てもかわいいし感動的!
そしてだんだんライブカメラで上から見ているだけでは飽き足らなくなり、とうとう思いあまってパンダに会いに行ってきてしまいました〜!!

といってもさすがにサンディエゴは遠すぎます(^^;)
実は和歌山県の白浜にあるアドベンチャーワールドというところに、サンディエゴよりも2週間あとに生まれたパンダの赤ちゃんがいるのです。(どのパンダも夏に赤ちゃんを産みます。)
というわけで、金曜日にお休みをもらって、動物好きの友人と一緒にパンダだけが目的のパンダ旅行に出かけたのでした。

アドベンチャーワールドは入場料が3500円。
その他にオプションがいろいろあって、パンダのバックヤードツアーが2000円(1日30人限定)とか、サイの背中に乗れるオプションが1000円(1日5組限定)とか、いろいろやろうと思うととにかくお金のかかる動物園です。
それでもめげずに、せっかく行ったのだからと金曜土曜と2日間も通ってしまいました。
(2日券だと5300円とお得です。駅などで割引券を買えば、さらに200円引き!)
金曜日は平日だったため、園内はがらがら。おかげでパンダの赤ちゃんを、ガラスの前で心ゆくまで眺めることができました。
それでもさすがに一番人気のパンダのバックヤードツアーは受付終了していたので、こちらは次の日に並んで取ることに。

そして迎えた土曜日はさすがに人が増えて、開園前から並んでいる人もいました。って、自分たちもその一人なんだけど(^^;)
始発列車の席取りみたいに、ゲートが開くと同時にみんなツアー予約カウンターに向かって猛ダッシュ。並んだ甲斐あって無事にゲットしました!ふ〜。
前の日とはうってかわって、赤ちゃんパンダの前も常に人だかりです。でももちろんめげずに何度も見にいきました。
だってほんと〜〜〜〜ぉに可愛いんだも〜〜〜ん!たまりませ〜〜〜ん
動いているときなんかは、いつまで見ていてもまったく飽きない。気づいたら1時間も、人だかりの一番前でしゃがんでカメラを連写していて、立ち上がろうとしたら足がそうとうしびれてました・・・。
どんなにかわいく作ったぬいぐるみも、やっぱり本物にはかなわないですね!
おにぎりみたいにまん丸になった姿とか、立ち上がろうとしてコテ、と転ぶ姿とか、寝ているときに見える足の裏とか、もうすべてがかわいすぎる〜。

有料のオプションだけでなく、決められた時間に所定の場所に行くと、コツメカワウソと遊んだり、カバにおやつをあげたり、お金を使わなくてもいろいろ楽しめるようになっているので、そういうものにちょくちょく参加したりしながらも、余った時間はすべてパンダに費やしました。
撮ったフィルムは大半がパンダ。自分たちが写っているのは5%もないかも。
ちなみに赤ちゃんだけじゃなくて、他のお兄ちゃんお姉ちゃんパンダもかわいかったですよ。ほらね!
おいしそうに笹を食べる後ろ姿がかわいい!  
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2005年09月19日

セレブな休暇

浅間山に向かって打つ!車の屋根からマイナスイオン
この3連休は、軽井沢の別荘に行ってきました。
・・・なーんて言ってみたいものですね〜。
でも、軽井沢に行ったのは本当なんです。別荘に泊まったのも本当。
ただその別荘を持っているのは、友達のさらにその友達のお父さんでした(^^)
友人夫婦とその子ども、友人の友人夫婦とその子ども二人、それに私たち夫婦の全部で9人が泊まっても、まだ部屋が余ってました。キッチンとかお風呂の設備も最新。テレビも薄型の大画面。もちろんセコムつけてます。
う〜ん、おかげさまでプチセレブな休暇をたっぷりと体験させてもらっちゃいました。

天気がよければ、この時期の軽井沢は暑からず寒からず、ほんとに気持ちのいい気候。
セレブついでに、下手くそながらゴルフまでやらせてもらいました。
しかもプロ級の腕をもつ友人の丁寧な指導つき。も、申し訳ない・・・。
指導むなしくスコアは散々でしたが、浅間山を見ながら回るきれいなコースで心地いい汗をかけて、気分爽快でした。

ゴルフの帰りは、車の屋根を開けて快適ドライブ。(3連休中でかなり渋滞してましたが^^;)
街中じゃそれほど景色もよくないけれど、こういう場所を走るなら、屋根に窓のついてる車はほんとにいいですね!
そうそう、暗くなったら赤くてまんまるな月が西から出てきて、屋根の窓から首をだして写真におさめたりもしました。写真にしてしまうと、実際に見えるのと違って、月がとっても遠くに見えてしまうのが残念。

友人たちの3人の子どもたちも、予想以上に仲良く遊んでました。
特に二人姉弟の上の女の子(4歳)は、友人の一人っ子の女の子(2歳)が大好きで、面倒をみてあげたり手を引いて遊んだり、片時も離れたくない様子。
小さい子がさらに小さい子をかわいがる光景ってほんとに感動的!
ただその子も、ひとつ下の弟が生まれたときは全然興味がなかったそうなので、小さい子ならすべてよしってわけでもないようです。不思議ですね〜。

ちなみに友達の友達のお父さんは、休暇を孫たちとみんなで過ごすためにこの別荘を建てたんだそう。孫パワーってすごいですね!
そんな素敵な別荘をお借りして、酔っ払った大人と、泣いたり笑ったりしている子どもとで、軽井沢の夜はにぎやかにふけていったのでした。  
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2005年08月13日

家族の家族の家族の・・・

かわいい看板炭酸せんべいいろいろレトロな電車


島根にいる(夫)のお父さんと、大阪にいる(夫)の妹さんの旦那さんのお母さん(^^;)が、今年還暦を迎えます。
せっかくだからみんなで一緒にお祝いしよう〜、ということで、総勢13名(子ども3名含む)の5家族で、有馬温泉大旅行に行って参りました。

家族旅行といっても、自分方の親族はひとりもいないわけで、しかも配偶者の兄弟のそのまた配偶者の家族って、よく考えたらものすごく遠い関係・・・
初対面というわけではないのですが、やっぱり気も遣うし、最初はちょっぴり気が重い面もありました。

しかも、(夫)はどうしても仕事に出なければならなくなり、初日は22時過ぎに電車で遅れて登場することに。
(夫)の妹さんは子どもを連れて島根から参加することになっていたため、有馬温泉までは妹さんの旦那さんの車に乗っけてもらって、8時間の二人旅です。
実際には、楽しくおしゃべりしているうちにあっという間に有馬温泉に着いてしまったからいいのですが、考えるにつけ「なんでこの二人?」っていう異色の組み合わせが可笑しかった・・・。

有馬では、(夫)の両親と妹さんが島根から、妹さんの旦那さんのご両親と、妹さんの旦那さんの弟さん夫婦が大阪から合流です。(ついてきてますか〜?笑)
3泊あったので、2日目の夜に「還暦祝いの宴」を設定。
ホテルが二人分の赤いちゃんちゃんこと帽子まで貸してくれて、豪華な食事、プレゼント贈呈とつづき、気がついたら飲めや歌えの大宴会となっておりました・・・。
でも60歳を迎えるお二方とも、子どもや孫たちに盛大にお祝いされる幸せを存分にかみしめていたみたい。ほんとにうれしそうだったな〜。

そして私にとってもこの旅行は、当初の予想をはるかに上回って楽しいものでした。
(夫)はもちろん、(夫)の妹さんもその旦那さんも、その弟さんもそのお嫁さんも、みんな似たような年齢だったので、ホテルのゲーセンで熱くなったり、涙をぼろぼろ流すほど大笑いしたり、夜中の2時までしゃべったりと、まるで仲のいい従兄弟が急に増えたみたい。
不思議な縁で出会えた、家族の家族のそのまた家族。
会わなければ他人だけれど、会うことで家族になれる関係もあるんだなって思いました。  
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2005年08月03日

帽子パーティー

朝の散歩をする友人とディア八ヶ岳の帽子屋さん帽子屋さんの庭でガーデンパーティ


昨日遅くまでしゃべっていたので、すっかり寝坊してしまいました。
とりあえずディアを連れて朝の散歩に出かけます。
昨日とは反対の方向へ、ちょっと長めのコース。寝坊したとはいえ、まだまだ朝の空気が気持ちいい!
私たちは道路を、ディアは落ち葉が堆積してふかふかになった部分を歩きます。

さて、今日のメインは帽子屋さんのガーデンパーティです。
八ヶ岳に行く前から、「素敵な帽子屋さんを発見した!」という報告はもらっていたのですが、私が訪ねた日はちょうど、そこでガーデンパーティが催される日だったので、一緒に連れて行ってもらったのでした。
聞けばその日は、みんながお気に入りの帽子をかぶってくるパーティとのこと。
もうすでにそのコンセプトがかわいい。
友人はその帽子屋さんで買った麦わら帽子をふたつ持っていたので、私はそのひとつを貸してもらってかぶっていきました。

でも正直言って、最初はそれほど期待していなかったのです。
みんなで帽子をかぶってお茶を飲むなんてちょっと滑稽な気もしたし、だけどそんな気取った人たちを観察するのもちょっと楽しいかも、なんていじわるな気持ちもあったりして。
ところが実際は、そんないじわる心もふっとぶ、ほんとに楽しくて素敵なパーティでした。
手作りで温かい帽子屋さんのホスピタリティと、気さくな参加者たちとの楽しいおしゃべり。
想像していたような気取った人などひとりもいなくて、東京からきた帽子屋さんの友達とか、八ヶ岳に移り住んでここで帽子を買ったお客さんとか、ここのお庭を手がけたガーデンデザイナーの人とか、帽子屋さんのとなりに住んでいるハンティングが趣味の女性とか、みんなそれぞれ人生を楽しんでいてかっこいいんです。
そんなみんなの接点がこの帽子屋さん。
帽子を通して広がる人の輪っていうのもなんだか素敵じゃありませんか?
私は帽子が似合わないので、今まで帽子の魅力というものがよくわからなかったのですが、こんな形での帽子の楽しみ方を見て、目からウロコが落ちる思いでした。

そして、ここに住む人たちがこんなにも気さくなのは、人が少ない山の中で、近くに住む者同士、同じ自然やものに惹かれあう者同士のつながりを大切に思う気持ちがあるからかもしれない、と思いました。
でもこれって、本当はどこの町でも村でもあるはずのもの。
そう思うと、東京ってやっぱり人が多すぎる気がします。
人がたくさんいすぎるから、人と人との関係が希薄になってしまったり、よく知らない人が近くにいすぎるから、疑心暗鬼になってしまったりするのかもなぁって。  
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夏の八ヶ岳

カントリーキッチンのランチ敷地内の気持ちよさそうなカフェ食事中おじゃまします・・・


今年の3月に引越しをして、八ヶ岳に住み始めた友人がいます。
旦那さんが東京に行く間、犬と一緒にお留守番なので遊びに来ないかと誘われ、ふたつ返事でびゅーんと行ってきました!

冬はマイナス10℃にまでなることもあるそうですが、夏の八ヶ岳は快適そのもの。
林の中に建つ家は窓を開けていればクーラーいらずです。
日なたはそれなりに暑いけれど、木陰に入れば気持ちのいい風が吹いていてマイナスイオンいっぱい。緑に囲まれて鳥の声を聞いていると、東京の暑さや人ごみも遠い記憶となって、時間がゆったり流れていきます。

小淵沢にお昼に到着し、まずは「カントリーキッチン」へ。
テラス席でのんびりとランチしたあと、敷地内を散歩。気持ちいい〜。
ここにはレストランだけでなく、外観も中も素敵な石釜のベーカリーや、洋服がめちゃめちゃかわいい手作りのお人形のお店、天気のいい日はお尻に根が生えてしまいそうな感じのオープンテラスのカフェ、体験教室などもやっている陶芸の工房などが林の中に点々とあって、ぶらぶらするだけで楽しいのです。

それから、おいしいソフトクリームを食べに「まきば公園」に行きました。
山々に連なるむこうの牧草地には、たくさんの牛が放されているのが見えます。
そしてこちらの牧草地にはやぎや羊がいて、一緒にたわむれることができます。
といっても、先方は一心不乱に草を食べていて、あまりにじろじろ見られて気が散るのか、ときどき迷惑そうに向きを変えては食事のつづきにとりかかるだけ(^^)
それでもフゴッフゴッと大きな音をたてて草をむしる姿がおもしろくて、ついつい長居してしまいました。
ソフトクリームも、しっかりと牛乳の味がしておいしかった〜。

いったんおうちに戻って、お留守番していた黒ラブのディアとお散歩。
友人にお願いして、ヒモを引かせてもらいました。幸せ〜〜
犬とか猫とか大好きなのですが、今まで私は飼った経験がないのです。
今回、短い時間だけれど犬のいる生活を体験させてもらって、ますます飼いたい願望が強くなってしまいました。
お互いに信頼関係ができていて、「そこにいる」っていうだけで安心して癒される存在。そんな関係を見ているだけで本当に温かかった。
かわいかったのは、走っている夢を見ているようで、ソファで寝ながらとつぜん鼻息を荒くして手と足を走っているみたいに動かし始めたこと。
鹿でも見つけて追いかけてたんでしょうか。なんだか夢の中のディアがそこに見えるようでした(^^)

その後、あまりお腹はすいていなかったけれど「おいしい学校」のイタリアンレストランへ。
パスタとピザとサラダをとって、二人でシェアしました。
お腹がすいていなかったはずなのに、おいしいと食べられるのが不思議です。
夢中になっておしゃべりしていて、気がついたら私たち二人だけ・・・。
あわてて出てきて、つづきはおうちに帰ってすることにしました。

高校のときから仲良しだった彼女は、今でも会えばなんでも話せる大切な友人。
彼女が電気を暗くして、部屋のあちこちにキャンドルを灯し、女二人だけど思いっきりムーディーにキャンドルナイトを演出してくれました(^^)
ロウソクだけの灯りの中で、窓からの夜風に吹かれながら、ディアと一緒に床にぺたんと座ってしゃべっていると、どんなことでもしゃべれてしまいます。
結局しゃべり続けて寝たのは1時半すぎていました。  
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2005年07月12日

小さなプレゼント

やしの葉の魚明日帰るという日の夕方。
ごはんを食べ終わって、ちょうど夕焼け時だったので、海岸沿いのベンチに座って海を眺めていました。
残念ながら、その日は水平線近くに雲が多くて夕日が見えません。
仕方がないから帰ろうか、というときに、海の方から歩いてきた青年が、「これいる?」ってやしの葉で作ったお魚をくれました!

かわいいーーー!
魚の形がきれいに出るように、きちんと葉っぱを斜めにちぎってあったり、葉っぱの先っぽの部分が、うまく魚の背びれや尾びれになって長くながれていたりと、すごくよくできています。
釣竿にひっかかっているみたいに魚がぶらぶらするのもかわいい。

私たちが小さい頃、クローバーで花冠を作ったりカラスノエンドウで笛を作ったりしたみたいに、こちらではやしの葉っぱでこんなお魚を作って遊ぶんでしょうか。
どこの国にも、そこにある自然から楽しい芸術品を作る知恵があるものなんだなぁって、なんだか懐かしいような、心温まる気持ちになりました。
いつか生まれ変わってハワイに生まれるようなことがあったら、私もやしの葉っぱでお魚を作ると思います。
最後の夕べのステキなプレゼントでした。  
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波乗り初体験!

ボディボードのレンタル屋さん前からずっとやってみたいと思っていたもののひとつに、ボディボードがあります。
サーフィンじゃ難しそうだけど、ボディボードなら初心者でも簡単!
浜辺でレンタルをしていたので、さっそくやってみることにしました。

腕でこぎながら沖の方に行き、ボーダーたちがたくさん浮いているところで私たちも波待ち。
別に波に乗らなくても、透明な海でぷかぷかしているだけでも充分気持ちがいい〜。
なんて思いながら適当にぷかぷかやっていると、近くにいた地元の人が見るに見かねて波乗りのコツを教えてくれました。

10m手前くらいまで波が来たら、バタ足3回、そして片手で一度だけ漕ぐ。
何もしなくてもダメだし、波が来たからってバタバタ動きすぎてもダメみたいです。
お礼を言って、何度かその通りに実践していたら、なんと!
一度だけ完全に波に乗って、沖から浜近くまで滑っていくことができましたーーー!!

たったの一度だけだったけれど、本当に気持ちよかったなぁ〜!
これかぁ!この快感が、サーファーの心をつかんで離さないのかぁ!というのが生意気にも少しわかった気がしました。
私はただただボードにしがみついているだけだったけれど、自分の足で立ってバランスを取りながら、波をつかまえて海の上を滑っていくのはきっと、やめられない快感なんだろうなぁって。

ただこのボディボードで、セパレートの水着がめくれあがっていることに気づかず、背中が真っ赤に日焼けしてしまったのは計算外でした。
長めのセパレートだったので、背中はまったくノーケアで、日焼け止めすら塗っていなかったものですから・・・。  
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NORTH SHORE

エメラルドグリーンの海ほとんど人のいない砂浜
オアフ島では、一日だけレンタカーをしてノースショアに足をのばしました。
ノースショア・・・めちゃくちゃよいです!!!

なんといっても海がきれい!!
サンセットビーチというところで降りたときには、キャーッと叫んでそのまま砂浜を走っていって海に飛び込んでしまいたい衝動にかられました。
これぞ海っていう感じのエメラルドグリーンの水に、人の少ない白い砂浜。
水着をホテルに置いてきてしまったのが、人生最大の過ちのように思われました。

そして近くにはハレイワという小さなかわいい町があります。
ポニーテールの女の子がショッピングカートを押している影絵のデザインのTシャツを、ソニプラなんかで見たことありませんか?
あれは、このハレイワという町にあるスーパーマーケットのオリジナルデザインなんです。
スーパーマーケット自体は、どちらかというと照明も暗めでさびれた感じなんですが、さすが、Tシャツはいろんな色と柄のものが置いてありました。

日本でも人気のクア・アイナというハンバーガー屋さんも、このハレイワで誕生したんだそうですよ。
もちろん行ってみましたが、地元の人や観光客で大賑わいでした。
ちなみに普通のハンバーガーだと$7くらい、Kiddie Burgerという子供用のハンバーガーだと値段は半額です。
バンの大きさはまったく同じで、違うのははさんであるお肉の厚さが半分なだけ。私はKiddie Burgerで充分満腹になりました。

そうそう、サンセットビーチは午前中はほとんど人がいなかったのに、お昼頃通りがかったときには人が増えて結構混んでいました。
行ってみる場合は絶対に早い時間に行くことをおすすめします!
あんなきれいな海を独り占め(に近い状態)できるなんて最高の贅沢ですから。  
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花火とカップヌードル

カップヌードル7/4はアメリカ最大の祭日、独立記念日です。
全体的に人が少なくて静かなマウイ島でも、スーパーには爆竹が並べられ、夜には花火があがっていました。

そんな花火を眺めながら、私たちは何をしていたかというと、日本から持ち込んだカップヌードルを食べておりました。
ポットが置いてあったのでお湯はOK。
今日は疲れたからカップヌードルね〜、なんていざ食べようとしたら、お箸がない・・・!
写真ではよくわからないと思いますが、実は洗面所にあった2本の歯ブラシのおしりを使って食べています(^^;)
花火をバックに歯ブラシでカップラーメンをすする姿はなかなか絵になっておりました。
ちなみに私は氷用のトングを使ったのですが、熱が伝わってしまうので熱くて、唇やけどしそうになりました。

もうひとつ日本から持ち込んだのが焼きそば。
夜になると、車で出かけるのが億劫になってしまうので、次の日も夕食は焼きそばということになりました。
そして、焼きそば用のわりばしをゲットするために、その日のランチはベトナム料理屋さんに決定。
外から見て、テーブルにわりばしが置いてあるのを確認してから入りました。
とてもおいしかったし、おじさんもいい人で快くわりばしをめぐんでくれました。

カップヌードルや焼きそばを持っていくときは、わりばしを忘れずに!  
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山のてっぺんから

もうすぐ日の出日の出を待つ人々ハワイの日の出
日の出なんて、久しぶりに見ました。
それもとびっきりのやつを山のてっぺんから!
目の前は雲海。地平線が赤から黄色にかわって、金色のすじが入ったと思ったら、ピカーーーって後光がさしたみたいに太陽が顔をだしました。

その瞬間はあっという間だったけれど、それを見るまでがけっこう長かった。
というのも、その日は2時起き。
例のサンドイッチを作って、防寒具を持ってホテルを出たのが3時。
方向音痴の私は、ナビができないのでこの日は運転担当です。
慣れない左ハンドルの右側通行で、草木も眠る丑三つ時に、真っ暗な道をハレアカラ山頂に向かってひた走ったのでした。

幸い、道はものすごくきれいに舗装されていて走りやすい。
途中からはがたがたの狭い山道になるのかと覚悟していたのですが、結局山頂までずっときれいな道のままでした。
かわいそうだったのは風邪で体調を崩していた(夫)。
鼻がつまっているせいか、行きの飛行機でも気圧の変化に耳が痛くなってしまったのですが、ここでも高度があがるにつれ、頭痛がひどくなってしまいました。
ハレアカラは高さが2460mあります。
持っていったかっぱえびせんの袋もパンパンでした。

山頂にかなり近くなってきた頃、空が白み始めました。
それまで真っ暗な中を走ってきたので、ちょっとほっとした瞬間です。
それからしばらくしてふと横をみたとき、思わずあっと声をあげてしまいました。
空はまだ藍色だけれど、向こうに見える低い山の縁のあたりが真っ赤に染まっていたんです。
実は日の出の瞬間よりも、この空の色を見たときの方が感動が大きかったくらい。
まだ運転中でじっくり見られなかったのが残念ですが、その瞬間、2時起きも夜道の運転も、すべてが報われた気がしました。
ああ、これを見るために私はここに来たんだなぁって。

頂上に着いて15分くらいで日が昇り始めました。
眼下にとなりの山の噴火口があって、太陽が昇るにつれてそのきれいな形が見えてきます。
日が昇る前はかなり寒いのに、太陽が顔を出し終わるのを見届けた頃には、それほど寒くなくなっていることに気がつきます。
はぁ〜、やはり私たちはあなたのおかげで生きているのね。
太陽からの光と熱のめぐみを改めて実感し、なぜだか私もがんばろうって気になれたハレアカラ山でした。  
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おいしい朝ごはん

手作りサンドイッチ種無しぶどうおいしかったのはこのパンです〜
旅行などに行って、ホテルに朝食がついていなかった場合、朝ごはんはどうしますか?
わざわざ外に食べに行くのもめんどくさいし、食べないで済ませてしまう人もいるかもしれませんね。←(夫)はこのタイプ
だけど、私は絶対に朝食食べたい派なんです。
普段から、朝ごはんを食べないと一日が始まった気がしなくて、遅刻してでも朝ごはんは食べて出る人です。

今回、マウイ島ではコンドミニアムに泊まったので、朝食等はついておらず、簡単なキッチンが部屋に備わっていました。
かといって、お鍋やフライパンはレンタルでお金がかかるし、そもそもせっかく旅行にきたのに料理や洗いものをするのも・・・

ということで、初日にスーパーでハム、チーズ、パン、マヨネーズ、それにバナナと牛乳を買って、4日間の朝食をまかなうことにしました。
これなら火も包丁も使わず、必要なのはマヨネーズを塗るスプーンだけ。
お皿も一枚ずつで済むので洗いものも簡単です。
ハムとチーズとマヨネーズは、"Special Sale"で安ーくなっていたものを購入したので、おいしいかどうかは賭けでした。ドキドキ。
パンだけは、まずいと致命的だと思ったので、数ある中から厳選しました。
・・・といっても、試食ができるわけでもないので結局は勘ですけどー(^^;)

さてさて翌日の朝、買ってきた食材で作ったサンドイッチは・・・上出来!
ひいき目かもしれないけれど、できあいのサンドイッチなんかより数倍おいしかったです!!
(食べかけの写真でスミマセン。いつも最初に撮るのを忘れてしまいます)

別の日には種無しぶどうも食卓にのぼりました。(またまた食べかけ写真)
これがまたおいしいんです〜!
種無しといってもデラウェアではなく、つぶの大きな、皮ごと食べるタイプのぶどうです。海外だとよく見かけるのですが、日本ではあまり見たことがないような・・・。おいしいのになんでだろうっていつも思います。

というわけで、朝食重視派の私も満足なマウイの朝でしたー。
よかったよかった(^^)  
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2005年07月11日

Back from Hawaii !!

ハワイの花ハワイの太陽ハワイの道
ハワイの日の出ハワイの海ハワイのゴルフ場
ハワイの野菜ハワイのハンバーガーハワイの夕陽
ただいまー!
昨日ハワイから無事に帰国。
マウイで4泊、オアフに3泊の、忙しくものんびりした楽しい9日間でした。

海、ゴルフ、海、やま、海、ショッピング、海・・・
ハワイの楽しいところは、やりたいことがみんな近場でできてしまうことですね。
たとえばゴルフをやって、ショッピングして、海でのんびり、というのが一日で全部できてしまいます。
日本では、どれも一日がかりになってしまいますもんね。

それからなんといっても気候がいいです。
真夏のハワイは本当に暑かったけれど、湿気がないのでさらさら。
全然汗をかかないし、ひとたび日陰に入ると、風が涼しくてほんとに気持ちがいいのです。
部屋の中では、窓を開けていれば冷房なんか必要ないくらいです。
もちろん陽射しはものすごく強いので、かなり気をつけたつもりでも、すっかり日焼けしてしまいましたが・・・。

そしていつでもいいお天気なので、毎日きれいな夕日が見られました。
マウイ島ではものすごい数の星や、山の上からの神聖な日の出、
オアフ島では信じられないような色の海や、帰る日にすごくきれいな虹も見えました。
ハワイにはいろんなところに神さまが宿っているみたいです。
しばらく眠っていた一眼レフのカメラが、今回ようやく活躍の場を与えられました(^^)  
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2005年06月15日

お天気の日に行く美術館

天気がいいとドライブも楽しい足立美術館ぜいたくな景色の喫茶店
島根3日目、いよいよ最終日です。
雲ひとつないピーカンの空。風も爽やかで最高の日でした。
こんな日は車に乗っているだけでも楽しい。今までは冬しか来たことがなかったので、こんなに緑のあふれる島根は初めてでした。
山の斜面では竹の若葉がひときわきれいだし、まわりの田んぼには青々とした苗が植わっていて、シラサギがたくさんいます。

車窓の景色を楽しみながら到着したのは足立美術館
こんなに気持ちのいい日に、美術館の中に入ってしまうのはちょっともったいない気がしてしまうところですが、この美術館は晴れた日に行くと2倍楽しめるんです!
すばらしいお庭があって、絵を見ながら歩いていくと、次のスペースでは全面ガラス張りで大きく広がる日本庭園が見渡せるようになっていたり、廊下の窓に大きな窓がしつらえてあって、絵を見る合間にも、角度によっていろんな表情を見せるお庭にほっとしたり。
ガラス窓や渡り廊下によって、美術品とお庭を交互に楽しめる造りになっているので、ずっと建物の中にいるという感じがしないし、疲れないんです。
このお庭のすばらしいところは、借景を本当に上手に取り入れているところ。
うしろの山々とお庭が完全に一体化して、ものすごく広がりのある風景になっています。こればっかりは、東京の真ん中に作っても絶対に真似できないですよね。

横山大観をはじめとする日本画が中心のコレクションで、そのほかにも蒔絵や童画や彫刻が少しあります。
入館料がちょっとお高い(大人\2200)ですが、行ってみれば納得できちゃいます。
クーポン(→たとえばコチラ)を利用すれば、200円ほど安くなりますよ。
行かれる方はぜひ、天気のいい日に行くことをおすすめします。
ひととおり美術品を見終わったら、庭に大きく面したぜいたくな景色の喫茶店でコーヒーをどうぞ。・・・って、なんだか足立美術館の回し者みたいになってきたので、この辺で終わりにしようかな(^^)

ああ、ほんとにいい旅だった。うちの両親も心から喜んでいました。
梅雨にもかかわらずお天気にもめぐまれたし、2泊3日とは思えない充実ぶりで、向こうのご両親のホスピタリティに感謝しっぱなしでした。

だんだん。(島根の方言でありがとうの意)  
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2005年06月14日

ウミネコは見ていた・・・

ウミネコの繁殖地 経島日御碕にたたずむウミネコトンビがすぐそばで見られました
車を降りたらすぐに、ウミネコの声が耳に飛び込んできました。
なんだか尋常じゃない数の予感・・・と思いながら港に歩いていくと、たしかにすごい数の鳥が、岩でできた小さな島に集結していました。
ここは経島(ふみしま)と言って、国の天然記念物に指定されているウミネコの繁殖地。毎年、年が明ける前に渡ってきて、春に産卵しヒナを育てて、7月頃また旅立っていくそうです。

ときどき白いウミネコに交じって、トンビの姿も見えます。
トンビなんて空の高いところを旋回しているのしか見たことがなかったのに、ここでは頭のすぐ上を飛んでいったり、すぐそこの街灯に止まっていたりするんです。
お土産屋のおばあさんによると、トンビは羽が傷ついて飛べなくなったウミネコを捕まえて食べるんだそうです。

経島の観測ポイントで、すぐそばを通り過ぎていくウミネコを飽きずに眺めたあと、日本一高い灯台に向かって歩いていきました。
ここは溶岩でできた断崖絶壁の風景が広がる、ちょっとめずらしい場所。
少し前に、伊豆に行ったときにも似た景色のところを歩きましたが、そことは溶岩の種類がまったく違います。ここ日御碕(ひのみさき)のものは、柱状の岩石が集まってできたような珍しい形状でした。(真ん中の写真参照)
比較的もろくて、石を打ちつけるとぽろんと割れたりします。
でも火サスな風景はやっぱり似ていて、「ウミネコは見ていた」なんていうタイトルのサスペンスが似合いそうな日御碕なのでした。さすが本場日本海!

ところで、どこの地域でもそうなんでしょうけれど、島根にも経島(ふみしま)とか日御碕(ひのみさき)とか、なかなか読めない地名がたくさんあります。
・木次 → きすき
・海潮 → うしお
・温泉津 → ゆのつ
どれもやわらかい響きがステキです。とくに温泉津がお気に入り。
漢字はゴツいのにひらがなにするとみんな温かいですよね。

島根県でも去年から市町村合併がたくさんあったのですが、新しくできた市のひとつは雲南市(うんなんし)という名前になりました。
どうせならひっくり返して、南雲市(なぐもし)の方が出雲っぽくていい気がしませんか?
そういう選択肢もあったようですが、住民投票で雲南市が選ばれたんだそうです。ちょっぴり残念。  
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出雲大社で考えたこと

かっこいい松の参道しめ縄の向き??本殿を裏側から見る
島根2日目。
今日は地元をぐるりと案内してもらったあと、出雲大社に連れていってもらいました。
出雲の国は歴史の深い場所です。毎年のように大社に初詣に行っているけれど、むこうのパパさんの解説つきで廻ったら、おもしろさが格別でした。

たとえば、普通10月を神無月と呼びますが、それは神様たちが10月に出雲大社に集まるために留守になるからであって、この地域では神有月と呼ぶこととか、大社の大しめなわは、普通の神社のしめなわと向きが逆で、普通は外側が表を向くようにつけられているけれど、全国で唯一、出雲大社だけは、特別な神様が中にいるため内側が表になるようにつけられているとか。

ただ、このしめなわの話は、現在保留中(^^)
というのも、何をもって表とか裏とか言っているのかがわからないから。
前もって別の神社で撮っておいたしめなわの写真と比べてみたところ、見た目にはまったく変わらないように見えたんです。
みんなでああでもない、こうでもない、と考えたけれどわからなかったので、あとはパパさんにおまかせすることにしました。
とにかく出雲大社のしめなわは何かが違う、ということだけは確かなんだそう。
パパさんが答えを見つけて教えてくれるのを待つことにします。

それからいつもは行かない、本殿の裏側にまで行ってみたら、ひんやりと荘厳で、人の多い表側よりずっとよかったりもしました。
本殿は公開されていないので、表からみてもあまりよく見えないのですが、裏に回っていくと、大きな千木のついた屋根がいくつも見えて、いかに立派なものかが想像できます。
天気もよく、風が木々や緑の香りを運んできてくれて気持ちいい。
出雲大社の神様おおくにのぬしのみことの、お父さんと言われているスサノオのみことの小さな社の前では、とりわけ優しい風が流れている気がして、思わず100円奉納して拝んできました。

パパさんの話をいろいろ聞いていたら、神話というものは、史実と思惑がからみあって伝承されていったものなのだということが、よくわかりました。
本当にあったこと、本当にいた人、中央が力をアピールするために作り上げたこと、地元がそうであると信じたくて広めたこと、事実だとすると日本の歴史として不都合なのでねじ曲げられたこと・・・などなど、いろんな思惑によって枝分かれしていき、解釈する側もいろんな思惑をもって諸説唱えているんだなぁって。
知れば知るほどおもしろい世界なのかもしれません。  
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2005年06月13日

鯛茶漬けと堀川めぐり

鯛茶漬けランチこうやって食べます!
出雲空港に到着したのはちょうどお昼頃。
ランチは松江の老舗旅館「皆美」で、名物の鯛茶漬けをいただきました。こちらでは「鯛めし」と呼ぶみたいです。
結婚前に初めて島根を訪ねたときにも連れてきてもらったのですが、ここの鯛茶漬けは本当に美味しいんです!
たまたま、前回と同じ席に案内されて、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

おひつに入ったごはんをお茶碗によそって、フレーク状の鯛、卵の白身、黄身、大根おろし、わさび、海苔をのせ、秘伝のだしをたっぷり注いでさらさらっといただきます。
なんといってもこのだしが絶品なんです。だしだけお茶碗に注いで飲んでもイケます。それくらいおいしい。
付け合わせのもずくも最高。カレイの唐揚げもカリカリで香ばしくて、頭から尻尾までぜんぶたいらげました。
東京では、コレド日本橋に入っているようですよ。お茶漬け好きの人は一度行ってみてください。

風流な景色を眺めながら・・・あやうく撮りそびれるとこだったアオサギ橋をくぐるときは屋根が下がります
さて、それからは広島からきた(夫)の友人夫婦&赤ちゃんと合流し、にぎやかに堀川めぐりとなりました。
松江城のお堀をぐるっと船でまわる、45分間の楽しいコースです。
お堀の周りが、完全につながっていて一周できるのは、ここだけだそう。
船頭さんがおもしろくて、笑わせられっぱなしでした。
船からの風景は、江戸時代からほとんど変わっていないところがあったりと、風情のある気持ちのよい景色がつづきます。
岸にはあじさいや立ち葵がきれいに咲いていたり、びわの実がたくさんなっていたり。途中、アオサギが作り物みたいに立っていました。(作り物かと思ってあやうく写真を撮りそびれるところでした。)

背の低い橋が近づいてくると、船の屋根が電動で下がってきます。
ものすごく低い橋をくぐるときは、みんな腹ばい状態です。何事もないかのように座っていられたのは、友人の11ヶ月の赤ちゃんのみ(^^)
堀川めぐりとは関係ないけれど、この赤ちゃんがかわいくてほんとにいい子だったんです。一日半くらい一緒にいたけれど、終始にこにこしていて、とうとう一度も泣きもぐずりもしませんでした。
あんまりかわいくて、みんなで抱っこしたりいじくりまわしたのがいけなかったのか、次の日に熱を出してしまったのですが、少しぐったりしながらもなお、笑顔で対応してくれたのがいじらしかった・・・。早く元気になってねー。

この日はそのあと、ラフカディオ・ハーン記念館や武家屋敷を見学したり、松江城をちら見したりしてから宿へ。
夕食のあとはさらにホタル、温泉、とメインイベントが続き、本当に充実した一日でした。
羽田から飛行機に乗ってきたのが、もう3日くらい前のことのように思えました。  
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島根ホタル旅行

ホタルのメス
6/11-13までの二泊三日で、両親を連れて島根に行ってきました。
島根には(夫)の両親がいるので、私は毎年お正月近辺に行っているのですが、うちの両親は30年ほど前に一度行ったことがあるだけ。
今回はむこうのご両親にたっぷりと案内していただいたおかげで、島根を大満喫することができました。本当に感謝感謝です!

今回の一応の名目は「ホタルの乱舞を見に行く旅」。
家の近くの川原で、毎年ホタルがたくさん飛び交っているというので、一度見に行かなくては、と思っていたのです。
ただしホタルも桜と一緒で、一番いい時期に日程を合わせるのはなかなか難しいもの。二週間ほどは飛んでいるけれど、ピークは数日で終わってしまうからです。
今年は桜も遅かったけれど、地元のホタル博士によるとホタルも少し遅れそうだとのこと。2週目の週末というのはなかなかいい読みだったようです。
あとは雨さえ降らなければ・・・と思っていると、なんと前日に梅雨入りしてしまい、週間天気予報は軒並み傘マーク(T-T)
「まぁ、1匹でも飛んでいるのが見られればいいか」なんて、弱気の姿勢で臨んだ雨女の私なのでした・・・。

結局、当日は曇。夜、山の中では霧雨に降られましたが、予報よりははるかによかったので、かなりラッキーだったと言えます。
ホタル博士が来て、いろいろと説明しながらホタルのよく見られる場所を二ヶ所、案内してくれました。
博士によると、ホタルは羽に油がないので水に弱く、雨の日は出にくいとのこと。昼間暖かくて蒸し蒸しした日の夜、20時から21時半くらいの間が一番よく見られるんだそうです。
あいにく当日はけっこう肌寒い日だったので心配していたのですが・・・

いました、いました!
山あいの田んぼに挟まれた小川のそばでは、ホタルがたくさん点滅しながら舞っています。草に止まって光っているのはメス、飛んでいるのがオス。
もっと淡い光なのかと思っていたら、遠くからでもはっきりわかるほど大きくて明るいんですね。ずいぶん高いところまで飛んでいるものもいて、びっくりしました。
メスよりもオスの方がずっと多く、1匹のメスは約60匹のオスの中から大きくて強そうなものを選んで交尾するんだそうです。
オスが高いところまで飛ぶのは、自分の強さをメスに示すためなんだとか。ホタルの世界も厳しそうです(^^;)
それにしても真っ暗な中、カエルの声を聞きながらホタルの光を眺めているのは、とても幻想的で、いつまでも飽きないものでした。

写真はホタルのメスを裏側から写したもの。
メスは光る部分がこのように帯状で、オスは三角なんだそうです。
博士がどこからか捕まえてきて、「ホタルって、ホタルの匂いがするんですよ。」というので、私も手に乗せて嗅いでみました。
たしかに、ちょっと独特のホタルの匂いがしました。
時期がよかったせいか、悪条件のわりにはたくさん見られたし、ホタル博士のおかげですっかりホタルにも詳しくなりました。匂いまで嗅いだし(^^)

昔はホタルがもっともっといっぱいいて、ホタルの群れが50cmくらいの大きな玉状になって飛んでいたそうです。そしてそんな玉がいくつもあって、玉同士がぶつかりあうとパッとホタルが散って、それはそれはきれいだったそうです。
それが森林の伐採、川の汚染、コンクリートによる護岸工事なんかで、一時期はほとんどいなくなってしまい、地元の有志の地道な努力でここまで回復したとのこと。
一度失ったものを取り戻すのって本当に大変なのに、すごいことです。
これからもっともっと増えて、またホタルの玉が見られるようになることを、心から願いたいと思います。  
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2005年05月14日

たのしい伊豆高原

沈丁花みたいな花と海吊り橋への遊歩道吊り橋からの眺め
こんな所にイスを置いてくつろぐ人も
伊豆には何度か遊びに来たことがありますが、海あり、山あり、湖あり、美術館あり、泊まるところも食べるところも充実していて、いつも違った楽しさがあります。
今回は、伊豆高原の自然の中を、てくてく歩いてまわってみました。

11時にホテルをチェックアウトして、まず向かったのは城ヶ崎海岸。
お目当ては、足がすくむと評判の門脇吊り橋です。
吊り橋に一番近い駐車場にとめる予定だったのですが、うっかり手前の駐車場に入ってしまったのが、結果的には大正解でした。
というのもそのあたりから、ずっと先の海洋公園のあたりまでがハイキングコースになっていて、思いもかけずすばらしい景色を眺めながら、自然散策が楽しめたのです。

沈丁花の仲間と思われる花がたくさん咲いていて、あたり一面ふんわりとした香りに包まれる山道を歩くと、左手にたびたび大きく海が広がります。
新緑の木々の中、うぐいすなどの声もよく聞こえてくるし、リスがたくさん住んでいるようで、途中3匹ほど見かけました。
城ヶ崎海岸は、昔、大室山の溶岩が相模灘に流れ込んでできた海岸だということ。吊り橋に近づくにつれて、確かに溶岩らしく赤い岩肌のごつごつした地形が見られ始めました。

門脇吊り橋からは、そんな岩肌の断崖に波が打ちつける、火サスな景色が眺められます。水が青くてきれい!
高さ23mなので、下を除くとなかなかスリルがあります。
高いところが苦手な(夫)は、「お尻がむずむずする」と言って、手でお尻をカバーしながら怪しく足早に行ってしまいました。
もっとスリルを味わいたい私のような人は、ごつごつの断崖の先っぽまで歩いていくこともできます。
すごい場所にイスを持ち込んで、岩の上で飽きずに海を眺めている人たちもいました。

思いがけず素敵なハイキングを楽しんだあとは、大室山の方に向かい、トンボ玉工芸館をのぞいてみました。
小さな工房ながら、世界各地の古代のビーズコレクションが展示してあって、なかなか見ごたえがあります。お客さんが私たちだけだったので、そこのおばさんが色々説明してくれたのがよかったのかもしれません。
次に来たときはぜひ、体験トンボ玉作りに挑戦してみようと思いました。

それからお腹がすいたので、通りがかった「カフェ ブルーギル」という、かわいい造りのお店に入ってみました。
たまたま入ったにしては、ランチもおいしく、コーヒーも最高でした。
伊豆高原あたりは、車で走っていると、かわいらしいお店がたくさんあります。
下手にガイドブックに頼らない方が、いいお店にあたるのかもしれません。

最後に行ってみたのが一碧湖。
小さな湖なので、簡単に歩いて一周することができます。腹ごなしにぴったり。
散歩道のようになっていて、ときどき山の中に入る感じにもなるのですが、これまた気持ちのいい散策路でした。

去年発見したのですが、GWのすぐ後というのは、旅行に行くなら穴場です。
どこに行ってもすいているし、新緑がきれいだし、GWほど高くもない。
噂によると、ディズニーランドもGW後はすいているらしいですよ。  
Posted by balloontrip at 23:49Comments(0)TrackBack(0)

赤沢温泉ホテル

部屋からの眺め夕食の一部レンゲの使い方がかわいい
GWをはずして、伊豆高原に1泊旅行に行ってきました。
きっかけは、だいぶ前にTokyo Walkerに載っていた露天風呂の写真。
お風呂の水が縁からあふれ出す設計になっていて、お風呂の枠が見えないので、その先に見える海とお風呂が、まさに一体となっているように感じられる、開放感いっぱいの露天風呂です。
「今度ここに行こう〜」と言いながら、切り抜いて取っておいたのですが、それが毎年春頃に行っている温泉旅行の行き先として、抜擢されたのでした。

場所は伊豆高原の「赤沢温泉ホテル」。
雑誌に載っていた写真は、そのホテルに隣接する、日帰り温泉施設のもので、赤沢温泉ホテルの宿泊者は無料で入れます。
この露天風呂は、期待を裏切らず本当にすばらしいものでした!
とにかく景色が最高。どこまでも広がる海以外に目に入るものはなく、いつまでも浸かっていたくなるような気持ちのよさでした。
ちなみに露天風呂以外のお風呂も、たくさん種類があって楽しめます。

お風呂もすばらしかったのですが、実際このホテルはすべてにおいて、満足感大でした。
お部屋も全室オーシャンビュー。海側の壁一面がガラス張りのような大きな窓に、どどーんと海が広がっていて圧巻です。
近くにテニスコートがあって、こちらも宿泊者は利用料無料です。
私たちはゆっくりめに家を出たので、途中でランチをして宿に着いたのがちょうどチェックインの15時。予約しておいた15時半から2時間、きれいなオムニコートでたっぷりテニスを楽しむことができました。
ものすごく久しぶりにテニスをやったので、明日(もしくはあさって)は、筋肉痛まちがいなし(>_<)。でもすごく楽しくて、またテニスを始めたくなりました。

汗をかいたあとは、ゆっくり温泉に浸かって疲れをとり、ちょうど出てきた頃に「夕食の準備ができました」と部屋に連絡が。
レストランに行くと、和食のつきだしが用意されています。
食事はかなり本格的な懐石料理。素敵な器に少しずつ盛られたきれいな料理が、食べ終わるたびに下げられ、また次のものが運ばれてきます。
自分のペースでひとつひとつ楽しみながら食べられるし、天ぷらもお吸い物も温かいのがうれしい。器もどれもかわいくて、見てよし、食べてよし、と大満足のお料理でした。

すべての料理がテーブルに並べられて、あとは係りの人が携帯燃料に火をつけるだけ、というのがよくあるスタイルですが、それだと、机の上にうわ〜っと並んでいるのを見るだけでなんだかお腹いっぱいになってしまうし、おかずも冷めていることが多いですよね。
もちろん大勢の宿泊客に、一度にサービスしなければならない場合、そのやり方が一番効率的なのはわかるのですが・・・。
ここでは、ビールを一杯だけ飲んであとはお茶を頼んだのですが、まだそんなに飲んでいなくても、冷めてしまうからと何度も新しいお茶に湯のみごと変えてくれて、その行き届いたサービスには、本当に感心してしまいました。

おもしろかったのは、すべてのアメニティがDHCのものだったこと。
お風呂においてあるボディソープやシャンプーリンスがDHCなのは当然のこと、数あるお風呂の中に「DHCの湯」というのが3種類くらいあったりする徹底振りなのです。
最初はDHCが、宣伝のためにホテルと提携してそういうサービスをしているのかと思いましたが、よくよく見たらまさにDHCの関連会社がやっているホテルでした。
たまたま次の日にお店で見た、2003年度版の温泉宿のるるぶに、別の会社が経営する同じ立地のお風呂が載っていたところを見ると、たぶんDHCがそこの宿を買収して「赤沢温泉ホテル」を作ったと思われます。(かなり勝手な推測^^;)
なんにせよ、チェックアウト時には、お土産(?)にDHCの基礎化粧品が入ったミニポーチまでもらえました。
お風呂で使ってみてよかったので、私は乳液も購入してしまいました(^^)

そんなこんなで、部屋、施設、サービス、料理ともすべて大満足の宿でした。  
Posted by balloontrip at 23:11Comments(0)TrackBack(1)