ベーシストたけっちブログ

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February 11, 2021

結婚指輪の打ち合わせ

先日は指輪職人の方との初打ち合わせだった。




不思議な雲も広がり、天も応援してくれているようだった。

自分の信じる道をまっすぐに進め。
そして、氷壁の奥には光が溢れている。
春になれば、その氷壁は溶けるはずだ。

というように。
ついにこの日が来たんだと。

結婚指輪を専門にやられていることと、シンプルな「わっか」というデザインにも惹かれていた。
あとはやはりコトバで、インスタグラムの投稿を拝見すると、ご家族との日々の生活と、制作の現場から言葉が綴られていて、その飾りのないストレートな言葉にとても魅かれるものがあった。

やはり、僕にとってコトバはヒカリだ。

そして、指輪は夫婦の「お守り」というコンセプト、夫婦の見えない想いをカタチにこめてほしいという。
職人さんを紹介してくださったアクセサリー作家fugueの繭さんの作品も、お守りのようなイメージがあるので通じるものがある。昨年の誕生日をきっかけにオーダーしたネックレスは、身に付けていないとアクセサリーの方からこちらに眼(まなざし)のメッセージを送って来るので、仕事の時はシャツで隠しつつ毎日身に付けるようにした。ここ最近は耳下腺炎になったりと色々と大変だったが、こうしてアクセサリーと改めて関係を結び直したら、今はよく眠れるし体調も落ち着いてきた。アクセサリーでもあるが、僕にとってはお守りというイメージが強い。

実際に職人さんとお会いすると、思った通りのとても自然で真っ直ぐなお人柄で、奥さんのお話もじっと聞いてくれる。楽しく和やかに時間が過ぎた。

お土産に栓抜きをいただいた。とてもかっこいいデザイン。これからは指輪の制作だけに専念されるとのことで、貴重なものだ。

奥さんの閃きで、時間の経過と共に光の輝きと深みが増していき、我々と一緒に成長していく指輪、ということがテーマになりそう。
線が真っ直ぐで機械的な仕上げではなく、素朴で手仕事を感じられるもの。身に付けるだけでなく、家具のように飾って、見ているだけでも楽しめる「民藝」の思想を感じさせるような、道具のような指輪、という感じだろうか。
「道具」と連想してしまうのも、その職人さんのまるで武士のように実直で職人魂を持っているような雰囲気と、お持ちになった作品を実際に見て連想したイメージ。
職人さんのお名前についている「天国(あまくに)」は、刀工をやっていたというご先祖さんの名前からとったという。
後になって奥さんが、武士とお坊さん(僕)の出会いのようだったねと言っていた(笑)

これからの展開が楽しみだ。

打ち合わせの時間帯が微妙だったので、お昼は食べられていないと奥さんが察知してご飯を作ってくれた。案の定そうだったので、指輪職人の方は喜んでおられた。
こんなお料理を毎日いただけるなんて、僕はなんて幸せなんだろう^^;)
そして、その気配りにはいつも脱帽だ。ありがとう。

空


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bamboobass at 09:23│Comments(0) 日記 

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