１０月１９日・日曜日に、甲州街道 上野原〜鳥沢を
歩いてきました。
０７：４０に家を出て、東京発０８：４０の中央特快に
乗り、１０：０５上野原に到着。
駅前からバスに乗って、１０：２０ 前回の最終地点
新町２丁目でバスを降りる。
新町２丁目信号 → ここが今回の出発点
今回の歩程 �� 上野原宿〜鶴川宿 ↓
地図に、上野原宿 脇本陣 細田
家とあったので寄ってみると、
全くなんの変哲もない、普通の
住宅。
← 上野原宿本陣跡
本陣の方は、門だけ残っていて
藤田の表札がかかっていた。
中は駐車場になっていて、その
奥に、普通の住宅があった。
１１：００本町２丁目バス停。
ゆうほ率いる仲間達は、ここを
２時間前に出発しているので、
追いつくのは打上げ会場か？
国道２０号を離れて、その国道
を、鶴川入口歩道橋で渡り、
鶴川沿いに進むと鶴川橋。
鶴川橋から鶴川 →
江戸時代には、この近くに
鶴川の渡しがあった。
探してみるが、渡し場の碑
らしきものはない。
鶴川橋を渡ると、これより鶴川宿
鶴川神社
祭典総理として名前の書いて
いた看板が、やたらと大きい。
祭神は須佐之男命
境内に駒つなぎ石がある。
鶴川宿の街並
本陣、脇本陣、問屋場、旅籠
その他、宿場の機能としての
史跡らしきものはなにもない。
この日の歩程��
鶴川宿〜野田尻宿 ↓
鶴川宿を過ぎて、高速道路を
鳶ヶ崎橋で渡り、しばらく行くと
大椚（おおくぬぎ）一里塚跡
江戸・日本橋から１９番目の
一里塚
二十三夜碑
大椚宿発祥の地
鶴川宿と野田尻宿の中間に、間の宿と
して発祥した。
旅篭など宿泊施設はなく、旅人の休憩
所として、機能していたと思われる。
長峰砦跡
長峰の地には縄文時代から人々の活動
の跡が確認され、甲斐・武蔵・相模とが
国境を接するところでもあって、ここに山
城が築かれ、国境警備の役割を担った。
この日の歩程 �� 野田尻宿〜犬目宿 ↓
オリムピックゴルフ場の脇を通って、中央
自動車道を陸橋で超えると、野田尻宿。
野田尻宿の街並 （蔦屋）
野田尻宿 本陣址
本陣址には明治天皇御小休所跡の碑
犬島神社
西光寺
天長元年（平安時代初期：８２４年）創建
甲斐国八十八ヶ所霊場・７番札所
甲斐国三十三番観音霊場・３１番札所
途中で入ったゆうほからの電話によると、
仲間はここで左折して、高速の下の
トンネルを抜けたというが、地図と違う。
前回のこともあったので、自分を信じて
西光寺の脇を直進。
中央高速を陸橋で渡ると林道になる。これが甲州古道。 やはり自分が正しい。
林道から舗装道路に出たところに道標 ↓
今通ってきた道が甲州古道と記されている。
萩野一里塚跡
江戸日本橋から丁度２０里
中央自動車道を陸橋で渡る手前に
上りの談合坂ＳＡ １３：２０ 到着。
仲間は１１：５０ ここに到着したというから、
遅れは１時間半。 ２時間２０分歩いて３０分
しか縮まっていないので、追いつくことは
無理と決めて、ゆっくり昼食とコーヒーを
飲んで休憩。
ここには何度か来たが、歩いて来たのは
初めての経験。
芝の広い公園があって、なかなか気持ちの
よいところ。
１４：１０ 談合坂ＳＡを出て、古道に入った
この辺りが ← 矢坪坂
矢坪坂古戦場跡の説明板があり、１５３０年
北条氏縄の軍勢が甲斐に攻め込んだ際に、
矢坪坂で待ち構えていた小山田越中守の
手勢と激しい戦になったと記されている。
矢坪金毘羅神社参道
神社まで行ってみようか迷ったが、参道は草に
覆われていて、最近人の通った形跡がなく、
危険を感じたので止めた。
昔この辺りを、前を歩く人の声を頼りに
歩いていた盲目の座頭が、曲がらずに
真直ぐ進んで、谷底に落ちて死んだと
いう言い伝えから、この辺りの山道を
座頭転がし という。
昼食休憩をした談合坂ＳＡの
向うに大野貯水池が見える。
池の奥に見える山は、御前山、
高柄山、阿夫利山など。
天気も良く、眺めは最高。
山道から、いきなり街並に出る。
立派な構えの家の門に
新田宿・尾張の殿さま定宿家と
書かれた看板が懸かっていた。
電波塔の脇を通り、県道に出る。
県道をしばらく進むと犬目宿
犬目宿の入口近くに
← 犬目宿直売所 が、あった。
甲州街道を歩く人であろうか、
かなりの人だかりであったので、
中に入ってみると売っていたのは
地取りの野菜。
売り子のおばちゃんに、お茶と
煎餅をご馳走になり、休憩。
犬目宿には犬目兵助の生家の
看板があったが、普通の民家と
いうより、プレファブ建屋に近い
建物で、あった。
犬目宿のはずれに、
龍澤山 寶勝寺
この観音像から見る富士山が
素晴らしいとのことであったが、
この日は残念ながら見えない。
この日の歩程 ��
犬目宿〜鳥沢宿 ↓
寶勝寺の少し先で県道から外れて古道を行く。人の踏み跡の少ない急坂を登っていくと、その
先の峠は開けていて、君恋温泉がある。
県道との分岐。 ↓ 甲州古道の小さな標識がある。
信玄の隠し湯の一つ 君恋温泉
庭の覗くと湯治客がタクシーを呼んで
これから帰ろうとするところ。
少し大きめな民家といった風情。
こんな温泉も悪くない。
君恋温泉から下ってまた県道に出る。
県道を進むと、右手に小さな神社。その脇の甲州古道に入る。
恋塚の石畳 →
甲州古道の石畳が残されている。
古道入口の右手にある 山棟神社 ↓
恋塚の石畳を下りて県道に出ると、ここから先は見るべきものがなにもない。
長い長い舗装の下り坂を、ひたすら
下りて、中央自動車道を潜ると、国道
２０号線に当たり、右折すると、鳥澤宿。
鳥澤宿の街並
１６：００ 鳥澤駅に到着。
ゆうほに電話を入れて見ると、打上げ
予定の店が閉まっていたので、打上げ
は、中止にして、帰路の電車の中という。
美味しいコーヒーが飲みたいと思ったが、
それらしき店もなく、自販機のヨーグルト
を買って、１６：２１発東京行中央快速に
乗り込みました。
この日は最初から最後まで、完全な一人旅。 きままに行動出来る一人旅も、それなりに楽しいものでした。
１０月９日に、東庄ゴルフ倶楽部に行き
１０月２日に会社の仲間とゴルフに行って
高度が上がるに従って、タニウツギ →
← 松手山山頂から平標山方向
平標山の一つ手前のピークから平標山 →
← 平標山山頂近くから振り返る
← 平標山之家に向かって木製の階段を下りる
１５：３０ ← 平標山之家に到着
前日下りてきた長い木の階段を、登って
仙ノ倉に向かう途中のピークから仙ノ倉山 →
１０：００ 仙ノ倉山頂 標高 ２０２６ｍ
仙ノ倉山頂で休憩をして下山。
← 今回三度目の平標山頂
平標山頂で、けんじんの沸かしてくれた
高度を下げるに従って、広葉樹の高木が
