・1987年選手権2回戦(9日目第1試合)
池 田(徳島)000 000 010 0  1
中 京(愛知)000 000 001 1× 2

 お盆の最中に行われ、第1試合にもかかわらず超満員。外野席で観戦したが、全く身動きが取れなかった。子供ながら好カードであることは認識していたが、当然?黄色い声の応援が多い池田を応援した。中京は現在の中京大中京で、今でこそ浅田真央や安藤美姫のイメージも強いが、当時は男子校、ユニフォームも詰襟で今と全く異なるデザインだったことを知らない人も増えているかもしれない。
 池田と中京は79年、83年にも選手権で対戦し、この87年が3度目。短期間に全国大会で当たり続けるのは、この間両校とも力を維持していた証明だろう。同時代のPLと高知商、池田と広島商等も、その関係だろうか。

 試合は、やはりスクイズによるサヨナラの場面が一番印象に残っている。強豪どうしなので想定していたが、我慢比べが延々続いたため、いっそうコントラストが強かったのかもしれない。いかにもスクイズがありそうな場面で、実際に決行され成功したのだが、チームの特性上、競り合いでバントや相手への揺さぶり等の細かい技術の勝負になると、中京が一枚上だと感じた。


この試合のダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=7rpfnMgRPEc