ラスベガス&デスバレー国立公園
March 01, 2012
シルクドソレイユの「O」
やって来ました。ベラッジオ。テンションが上がって早歩きになる私。チケット購入してからいったんホテルに戻ったりしていたので結局開演ぎりぎりの到着。
看板だけでもすごいオーラを感じる...。
ベラッジオも客室数は4000近くある巨大な五つ星ホテルです。
ロビーから豪華な雰囲気。人が多くて歩くのも大変な程。会場が分からず受付で聞いてひたすら歩きます。とにかくホテル内が広いのです。
屋内庭園のボタニカルガーデン。こちらはシーズンごとに花や装飾が変わるそうです。この時期は中国の旧正月を祝うデコレーション。竜や花が色とりどりです。
カジノの雰囲気もさすがに高級感があります。所々でピアノ生演奏があったりミニライブがあったりとエクスカリバーよりも大人な雰囲気。ドリンクを運んでいるお姉さん方が綺麗でした。やはりここは家族連れだと気をつかいそうです。
やっとシアター入り口に到着です!来た~!!チケットを握り締めて周りのお客さんよりも頭一つ背が低い普段着姿の私...。ドレスアップしている人もいる中で、1人で来ているのはちょっと珍しいかも?私の頭の中では、椿姫のチケットを手に入れてドキドキしながら会場に向かう北島マヤの気分です。(^^;
色々な妄想をしながら...周りの雰囲気を楽しみつつ会場入り。中もさながら美術館のような高級な雰囲気です。非現実的な空間。
こういう方々がショーをするのね。マジマジ見ていたらカウンターのお兄さんが「写真を撮りましょうか」と言ってくれて思い出写真も撮れました。きっと大金はたいて一人でショーを見に来たんだなあ、とうつったのでしょう。ちなみに前から10列目ど真ん中のベストシートで185ドルです。1人だったのと日曜日だったことでラッキーにも一席だけ空いていました。
シアター内です。この不思議な天井から最初に人がするするする~と降りてきて...。
ショーの最中はもちろんカメラはNGです。さてこのこじんまりとした贅沢な会場で約90分のパフォーマンスが行われました。
世界的に有名なシルクドソレイユの「オー」、言葉になりませんでした。特筆すべきはやはり舞台装置の素晴らしさとパフォーマンスの芸術性、人間の身体能力の凄さ...などなど想像を超えていました。この赤いカーテンが閉じられた瞬間、何とも言えない感動から涙が出て、自然と周りと一緒にスタンディングオベーションでした。
シルクドソレイユのショーは日本でもやっているけれど、この特設舞台を使った「オー」はここでしか観られないというプレミアムな公演。
ああ~終わってしまった... 夢のような時間。ラスベガスに悔いなし。
子供達と一緒にホテルで留守番をしてチケットをプレゼントしてくれた夫に感謝。数年前のラスベガス出張で夫が観たのは「カー」で私が観たのは「オー」。夫婦で微妙に感動を共有出来ないのが笑えますが。(夫はまたラスベガス出張を狙ってオーを見るぞ、と豪語しておりました。)
プライスレスな時間でした。
もう一度観たいなあとyoutube を探してみたら、pv発見。3分ちょいです。良かったら観てみてください。(※これからショーをご覧になる予定のある方は感動が薄れるので見ない方が良いかも...)
↓
シルクドソレイユオーpv
さて、長々と書いてまいりましたラスベガス&デスバレー日記ですがこれにて終了です。
帰宅の路はまた4時間かけてのドライブ。山を越え谷を超え砂漠を超え...。
アメリカプチ横断ドライブは貴重な体験となったのでした。
明日からはまた地味~な日常日記に戻ります☆
夜のラスベガス
部屋はタワーホテルの16階。空港が目の前で飛行機の離発着が間近で見られて子供達は大興奮。室内はキングサイズのベットが二つ。広さも申し分なく寝るだけなら十分な設備。ただコップがプラスチックだったのと歯ブラシがなかった!のはマイナス~。でも1人24ドルだし許せるかな。歯ブラシはないのにアイロンはありました...。歯よりもズボンの折り目が大事?
街中をてくてく歩いているとこんな所に有名人が!レディガガとマイケルジャクソン様?。パフォーマンスするでもなく普通に会話中~。
ちょっとぽっちゃり?
アメリカで人気のトランスフォーマーと思われます。アメリカ版ガンダム?こちらも普通にたたずんでました。
夕暮れ時。ライトアップした方が街は綺麗ですね。道路はゴミだらけ。タバコ臭いしあまりうろうろ歩くのも疲れたので子供達&夫は退散。私だけでどこへ?
今晩の目的のシルクドソレイユの当日チケットを購入しに行きました。目の前のホテルMGMでは「カー」が観れるはず...でしたがなんと日曜日は休演。諦めて「オー」のチケットを購入するためにベラッジオまでてくてく。実は「カー」よりも「オー」が観たかったのでラッキー♪
街の雰囲気はディズニーランドと新宿と歌舞伎町を足して3で割ったような感じ...かな。時々ピンクチラシを配っているお兄さんもいるけどそれ程危険な感じもなく。テンションの高い若者がたくさんいるけどそれ程ガラも悪くなく。カップルあり、家族連れあり。
夜の一人歩きもラスベガスはむしろ安全。眠らない街はこれからです。
ホテル街が綺麗~。
パリのエッフェル塔~。と何故か気球。所々に突っ込みたい部分があり、安っぽい所もあり、適当な部分もあり。
自由の女神もライトアップされてそれらしくなってきました。
20分程歩いて、「オー」の公演会場のあるホテルベラッジオに到着!ちょうど無料の噴水ショーもやっていました。これが一番人気のホテルね。なるほど~と思わせるゴージャスさです。でも調べたら日曜なら100ドル程度で泊まれるみたい。ま、寝るだけならどこでもね...
さて、いよいよチケット購入してシルクドソレイユ公演です♪
続く~
February 27, 2012
ラスベガス到着
大きな岩山。流れるような模様。
いつつくの~まだ~疲れたよ~と子供達のプレッシャーを感じながら前を見ると蜃気楼が。幻でしょうか...道路表面はかなりの熱さのようです。何が疲れたってこの子供達の「まだ~?」が一番辛かった...。
ひたすら続く一本道。こんなカーナビもなかなか見れない?気がつけばデスバレーでマイナスだった標高は5,432マイルまで上がっています。
山を抜けてひたすら走っていると...
見えた~!砂漠の中に突如現れるビル群。そして...ピラミッド?
あっという間に普通の街中に入ります。この辺りはロサンゼルスみたいです。とにかく道路がアスファルトで走りやすいこと。そしてガソリン価格がカリフォルニア州では高額(4.75が一番高かった!)でしたが、ラスベガスのあるネバダ州(3ドル代です。)に入ると安くなりました。カリフォルニア州はガソリン税が高いそうです。ガソリンはなるべくネバダ州で入れてしまいましょう~。
到着しました!私達の宿泊するのはEXCALIBURです。中世のお城をイメージしたホテルでなんちゃてシンデレラ城のよう。
ラスベガス内にも数多くホテルがありますが、小さな子供連れに無難なのは、ここかサーカスサーカス、ということでした。とは言え、今はラスベガスもファミリー層が増えているようです。
一番人気だというベラージオ、フォーシーズンズが5つ星ランクだとすればこちらは3つ星ランク。ちなみに客室数は4000を超えるビッグホテルです。ラスベガス内のホテルはどこも規模が大きくて、ホテルの中だけでも楽しめるようですね。
そして驚くことに、こちらの宿泊代、金土曜は週末価格で1泊100ドル以上ですが、日曜宿泊は平日扱いで1人24ドルです!
こちらはマンダレイベイホテル。いやらしい程の金色がまぶしい~。
巨大なライオンがお出迎え。MGMホテル。ここではシルクドソレイユの「カー」の公演をやっています。夫は数年前にこちらで「カー」を観て涙したとか。
エジプトをイメージしたホテル「ルクソール」。遠くから見えていたのはこのピラミッドでした。ピラミッドの中が客室になっているそうです。
ニューヨークをイメージしたホテル「ニューヨークニューヨーク」。ジェットコースターもホテル敷地内にあります。エクスカリバーの斜め前だったので夜中までジェットコースター音と悲鳴が聞こえていました。
ここまで来てジェットコースターって...。子供達は目がまん丸。乗る?と上の子くんに聞いたら、無言で首を横に振っていました。
わざと傾いているビル。客室は傾いて...いないよねえ。何でもありのホテル街です。
他にも世界中をイメージしたホテルが連なっていて本当におもちゃ箱をひっくり返したような街です。
さてチェックイン。ロビーのすぐ隣がカジノです。カジノってどういうものかと思っていましたが...。
巨大なゲームセンターでした。そしてとてもタバコ臭い...。カジノを通らなくては客室に行けなかったので何往復もしました。お陰で家族みんな喉が痛くなったのでした。
次は夜のラスベガスへ...続く。
デスバレー国立公園~悪魔のゴルフコース~
デスバレー国立公園は、公園と言ってもその面積は13,490平方キロメーターもあり48州の公園最大の広さだそうです。なので公園内を見て周るだけでも一日ではとても無理。そこで公園内の宿泊施設に何泊かして、持参した自転車やオートバイで園内を回る方も多いそうです。
さて次のポイントは...とカーナビを見ると現在位置がマイナス地点。西半球の最低地点の-86m地点を通過したようです。
バッドウォーターから少しオフロードを入ったところにあるこちら。ネーミングがまたオシャレなDevils Golf Courseに到着。
その名前の通り、悪魔しかゴルフが出来ないような荒れた荒野です。ここは、土と塩の結晶などが混じりあい固まって、激しいでこぼこになっています。
表面は泥の色ですが、割ってみると...
やっぱり塩でした。こちらは純度が高いようでかなりしょっぱい。(また舐めた。)
広大な台地が果てしなく広がっています。なんだか地球上ではないみたい。ザブリスキーポイントが火星だとしたら、ここは...月?
不思議な世界をこんな短時間で見て周るのはもったいないような気がしますが、やはりここは砂漠。乾燥と暑さ、照り返しの熱さでボーっとするので早めに退散。子供達は塩味の石に興味津々でした。
こちらは車窓から~ゴールデンキャニオン見学。駐車場から歩いて渓谷内を散策出来るようです。行き止まりまで行くと切り立った赤い岩があるそうですが、さすがに子連れベビーカーで行くような場所ではなく入り口のみ。
こうして色々見ていると、今のこの時間だけでなく夕暮れや日の出などが作り出す景色もまた見事なものだろうなあ、と想像してしまいます。それはまたいずれ。
さてデスバレー公園はこの辺りで終了にし、いよいよ今晩の宿泊先ラスベガスへ!こういう景色に子供達も少し飽きてきたようです(笑。
気持ちよい程ひたすらまっすぐの一本道~。しっかり舗装されたアスファルト道路なのが嬉しい。ロス市内でもアスファルトは少ないのに。
子供が塗り絵をしたような渓谷。ここもあそこも、見て見たい所はたくさん。
あら?ソルトレイクシティも近いのかな?位置関係が全く分かりませんが。
休憩場所で駐車するたびに、上の子くんが「ここがラスベガズ?」と聞いてくるのがおかしかったです。さて、砂漠の不夜城はどんなところなのでしょうか。
まだまだまだまだ続く...
February 26, 2012
デスバレー国立公園~バッドウォーター~
ザブリスキーからバッドウォーターへの移動中に野生動物発見。オオカミ?ではなく...キツネでしょうか。夫婦か親子か。水分のほとんどない砂漠にも生物がいるのですね。
見えてきました。バッドウォーター。白く見えるのは塩です。かつてバッドウォーター盆地は塩水湖で、水分が蒸発して塩のみが残って真っ白になっているのだそうです。
駐車場目の前にはここが「Sea Level」であることを示す地味な看板。うっかり見逃してしまいそうです。ここは海抜マイナス85m程のところ。
デスバレーの中でも気温が高い場所のひとつ。そしてなんと過去には56.7℃を記録したこともあるそうです。なので観光のシーズンは冬から春前。あまりのんびりしていると来れなくなるので、と今回の旅行のきっかけにもなりました。この日も30度近くはあったのかな。絶えられる暑さでした。
少し水も残っている場所があります。他のツアーガイドさんの話を立ち聞きしていると「ここの水を飲んだ鳥が死んでいたのを見たことがある。」と話していました...。Bad Water という名前も分かりやすいですね。
果てしなく続く白い砂漠。ずいぶん先まで歩いている人も見えました。デスバレーの中ではおさえておきたい観光スポットのようでツアーや観光客で賑わっていました。
本当にしょっぱいのかなあ...と舐めている2人。その隣を先ほどのツアーガイドさんが「舐めたら下痢か便秘しますよ。」と...!!急いで止めるも既に口の回りは塩だらけ。確かに翌日ゆるかったような?
夏のデスバレーは本当に死の谷になるのでしょうね。暑くなる前に来ることが出来て良かったです。
まだまだ続く...デスバレー観光。
デスバレー国立公園~ザブリスキーポイント~
と、突然目の前に広がる不思議な光景。ザブリスキーポイントに到着です。
黄金色と黄土色と砂色のマーブルが流れるような造形を作っています。駐車場から大して歩いていないのにものすごい高さで下の子くんはちょっと「怖いよ~」と言いますが上の子くんは平気な様子。登山気分でご満悦です。
太陽の光と影で刻一刻と表情を変えています。多くの観光客がシャッターを押しています。3000M級の山々です。
このあたりではNASAの火星探検車のテストを行われたそうです。なんとなく納得してしまいます。
下に降りてロッククライミング気分。ものすごく高く見えますがたいした高さではありませんのでご安心を。
さて車に戻り次の目的地へ。気がつけば標高が海抜を下回ってマイナス表示になっていました。さて次のポイントはバッドウォーターです!続く...
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ラスベガス&デスバレードライブ旅行
日曜から一泊二日でデスバレー国立公園&ラスベガスへドライブ旅行をしました。パサデナへ来て4ヶ月半、初めての泊まりでのお出かけです。距離にしておよそ700マイル。500km程でしょうか。東京~大阪間の長旅です。まずは最初にデスバレーを目指し宿泊先のラスベガスへ、そしてラスベガス観光とシルクドソレイユの夜の公演を見る、という予定です。まだ暗い間に出発していざGO!
車内から日の出を見ながらどんどん走ります。
フリーウェイも空いていてあっという間に街を抜けて荒野へ。パサデナを出たときは晴天でしたが、途中霧の中に入ったり雪山を近くに眺めたりと景色もどんどん変わっていきます。これがドライブ旅行の醍醐味ですね。
最初の休憩ポイントはBarstowのアウトレットモール(2552 Mercantile Way Barstow, CA 92311)。御殿場のアウトレットモールのようにブランドショップがたくさん入っています。ここまで来てブランドものを買うなんて不思議な感じがしますが、中国人観光客のバスが何台か止まっていました。さすがです。私達はトイレ休憩のためにスターバックスへ。パサデナよりも内陸に入っている&朝早いこともあり肌寒いです。
どんどん走りますよ~。なかなか近づかない大きな山。
フリーウェイは15号線をただひたすら一直線なので迷うこともなく。
次の休憩ポイントはBakerです。ここはほんとにガソリンスタンドのみ。小さなマーケットがありました。ここはラスベガスとデスバレーへの分岐点です。
どんどん荒廃感が増して来ました。乾燥しているからか目が乾きます。
これぞほんとの一本道。と~くに道が見えています。なかなか近づかない...。砂漠を突き抜けるフリーウェイです。こんな所でガス欠にならないように、休憩ポイントではたとえ少しでも給油をしましょう~。
やっと看板があった。デスバレージャンクションです。
自転車で向かうツワモノ夫婦。
最初の目的地はデスバレー国立公園内のザブリスキーポイントです!続く...