2007年07月
2007年07月30日
2007年07月28日
「せーの」の前に声かけを!
先週のバトントラブルを受けて保守業者の方がやってきました。当館の吊り物機構はダブル滑車です。さらに綱場とスノコの間にクランクが存在します。今回のトラブル内容はシズ枠の上場のプーリーで綱がたるみワイヤーに食われてしまったものです。その結果、ワイヤーがプーリーより2本外れてしまいました。まさにダブルならではのトラブルです
ワイヤーのストランドに大きな損傷が発見されたため、次の保守点検でワイヤー交換でしょうね。交換しましょうね
通常の使用状態でシズ枠の上場のプーリーで綱がたるむのは次のシチュエーションです。
←ロースタンド(モン吉)がダンガンで照らしてます(笑)
2007年07月27日
2007年07月25日
大人気ないぞ!子供達!!
昨日は西日本各地より児童合唱団が集まっての合唱祭でした。圧倒的に技術で劣る地元団の子達がフルボッコでいじめられているように感じて、なんだか気の毒だったですもちろんコンクルはないので競ってるワケじゃないけどさ・・・当の子供達は名刺の交換とかして楽しそうでした。良い刺激になってほしいですよね
で、合唱祭終演後反響板すらバラさず夜の催しの仕込みです。時局を反映しての演説系でございました。元来大ホールはナチュラルリバーブ(小屋鳴り)タイムが長いので講演会などのスピーチものには音響的問題を抱えています。加えて反響板セットのままで早口まくしあげスピーチなど言語道断がしかしホールノエライヒトからの打ち合わせ通りに仕込み替え完了です(笑)
明瞭性を少しでも稼ぐためにサイドフィルに加え中抜けを仕込みました。ちょっとはマシだったかしらね
2007年07月23日
キンギョバチなんです
先日の大ホールは最近お馬ちゃんでよい思いをされた演歌歌手のコンサートでした。朝出勤するとすでに管理棟がチケット引き換えのお客様の列で包囲されています大手農業団体主催のお客様感謝の集い毎年恒例風景です。
トークももりもりで楽しいショーでした
開演しても運営系のラインが来なかったのはちょっとびっくりでしたが、コレよくあることです。プロセのラインをすかさず運営系統のマトリクスに引っ掛けて2秒で対処完了チェック&リハ時はきてたのに。
調光室もセンターピンルームも「キンギョバチ」な当館ではモニターラインが必須です。着任当初、開演時にボーっとしていてあちこちから内線やインカムで同時に「モニタープリーズ」のお怒りが
本日は午後出勤で合唱祭の仕込みです。
反響板プラス雛壇セットなので予備バナTもってこっと
ピョ
←先日巣立ちに失敗したヒヨドリのヒヨちゃんです。
当館は竹をメインした植栽に囲まれており、毎年野バトがどこかに巣をかけます。今年はヒヨドリも混じっていた様子・・巣立ち失敗です当館の巣から(巣ごと含む)落下したハトのピーちゃん達の5日後生存率はゼロ%です(バナステ調べ)
だいたいカラスさんの餌になってしまうんですよ
ところがヒヨちゃんは落下後数時間で自力にて飛びました飛距離12尺、高度3尺(TДT)3尺でも4回繰り返せば袖パネルくらいのタッパにはなります。こうしていつの間にか親鳥とともに消えたヒヨちゃんは、巣立ち失敗から本館初生還した鳥と認定です(・∀・)
来年帰ってこいよー
搬入口に巣をかけるツバメさん。掃除が大変なのでもう来ないでねー。・゚・(ノД`)
2007年07月21日
2007年07月19日
平ボデー
本日は高校演劇鑑賞でした。
昨年エンカンで来ていただいた作品だったのでスタッフの方も前回と同じ。打ち合わせもスムーズです。ここしばらくお芝居続きの大ホール。明日もメジャー劇団のホール主催公演です。夏は多いですよね、戦争物がどの作品を観ても、おおっぴらにヒトゴロシしまくったりしないのはわりと最近だけのことなのねと考えさせられます。むろんバナの周りだけのことかもしんないけど
本日の劇団は大阪の劇団です。朝一で搬入口を見てちょっとだけビックリ。平ボデーなんですよ4t車が。セットもりもりの上にかけてある幌を畳み搬入スタート。なんでもこの劇団さんは昔からトラックは必ず平ボデときまっているとのこと。そういえば四季も平ボデで来たことありましたっけ。11tだったけど。
バラシ後の積み込みが終わり、スタッフ総出でもりもりセットに楽しそうに幌をかけて搬出終了。劇団さんってみなさん独特の雰囲気があるのですが、この劇団は「みんなで楽しく幌かけ劇団」としてバナの記憶にカテゴライズされました
2007年07月18日
スナブーは?
先の地震の被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
10時台・・仕込中の現場も多数あったことでしょう。倒れちゃったスピーカークラスタとかもあるのかもしれません。業界誌などでどんな事例があったのかできるだけ多くの情報が公開されることを望みます。
当館は持ち込みスピーカー位置と客席との距離がとても近いホールです。ラッシング等の対策だけでは近年頻発している規模の地震でグラグラなったら転倒する可能性が高いと思われます。当地自治体発行のハザードマップ的なものにも「近くに活断層あっから震度7くらいは覚悟よろしく」と書いてあります。壁面や床面などにアンカーを設ける改修をお願いしているのですがほとんどの場合ホールノエライヒト達には相手にもしてもらえません。これはどこの小屋でも同じ事情でしょうが・・
これからも嫌がられるのを承知で改修願いをし続けますが(笑)
スピーカー以外にも花道置きの灯具のスタンドに砂袋を置くなど取るべき対策はまだまだあります。
早くスナブーの試作品とどかないかなー
ひょっとしてエライヒト忘れてるかなー
2007年07月14日
お花

演台の脇に飾られる花が立派です。昨年より地元で活動されている華道家の方々に輪番で生けていただいていますが、ホールの空間が大きいせいかみなさん大振りな作品になりがち


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2007年07月12日
コーン!コーン!
看板と垂れ幕いっぱい。緞帳が開いた瞬間舞台側と客席側の空気の対流で大揺れです
舞台側の吹き出しを止めていてもしばらくは揺れ続け、船酔い効果バツグン
当館ではアップダウンの都合が許す限りテグスで床面と固定処理しております。
こんなとき、わざわざテグスのあるところを通ってしまうシロートの方をブロックするために舞台用カラーコーンは大活躍(・∀・)普段は舞台袖に仮置きしたピアノや迫りなどを囲ってくれているカラーコーンですが、ちょっとここは通ってほしくないな的な時にも使える便利グッズです。せっかく買っていただいたのでエライヒトの方々にももっと活用していただきたいですね
ただ・・開演前にわらい忘れそうな気も(笑)
緞帳アップ・・・・・(((( ;゚д゚)))