2012年07月20日
2日目(2)〜Surexpreso
Irun到着後、とりあえず今朝の反省を生かして、明後日からのスペイン国内の乗り鉄用の指定券を発行してもらおうと窓口に行ったが、これが大いなる困難を招くことになった。とりあえずメモ用紙に指定券を発行して欲しい列車を列挙してこの列車の指定券を出してくれと言ったら、フランス語かスペイン語で頼む。英語は無理と言われた。どっちも喋れるかwww
列車の指定自体は筆談でなんとかなったけど、難しいのは窓側指定。Windowという単語が通じないし、スペイン語やフランス語でなんて言うかなど知らないから非常に苦労した。シートマップを書いたりあの手この手で説明したが全く通じず困った。絵心があれば窓側に座っているような絵を描けばよかったのかもしれないけど、アドリブでそんなものを描くスキルはない。唯一の救いだったのは、スペイン国鉄の列車の座席番号は日本と同じで、各列がA,B,C,Dとアルファベットを振られているという情報を事前に入手していたこと。1等車ならAかCが窓側になる。窓口のオヤジは狙ったかのように全部Bで発券しやがったから、Bは駄目でAかCにしてくれと言ってようやく窓側席を確保できた。AとかCも口頭では通じなかったからこれも苦労したけど。
どっと疲れが出たが、とりあえず目的は達せた。今後の教訓として、多少手数料を取られても日本で指定券は確保しておいた方がリスクも抑えられるし色々楽。
しばらくするとホームにTalgo(タルゴ)型客車が入ってきた。これが今夜乗るLisboa行き夜行列車Trenhotel "Surexpreso"(ポルトガル語ではSud Expresso?英語だとSud Express)。機関車と比べるとよく分かるが、客車はかなり小さい。
車両は連接式で1軸台車。そのためか車体長はかなり短い。他では見ることのできない面白い車両だ。
編成両端は電源車になっている。電源車が両端にあるおかげか、他の欧州内夜行列車と違ってサービス電源は安定していた。
車体長の短い車両が並んでいると、結構面白い。両数は結構多いけど、定員は少なそう。
1時間以上前に入線したから、そんな早くから乗せて貰えるのかと思いきや、ホームに入ってから車掌が乗り込んで車内の準備をするみたい。車庫でしないのかw
おかげで写真を撮る時間が十分にあったからよかったけど。
30分前くらいになって搭乗手続きが開始された。この列車、全ての車両にドアがあるわけではなく、クラス毎に片側1個ずつしかドアが無く、そこで車掌がチケットをチェックする形になる。チケットを見せると乗車が許可され、指定された部屋に入ると、ドアには機械式カードキーが差されていた。
シャワー無しの個室寝台。部屋の幅を確保するためか、なぜか部屋が斜めに配置されている。室内は2段ベッドと洗面台、ハンガーが着いている。Euro nightやCity Night Lineのように水やタオルといったサービスの類は一切ない。
部屋が斜めに配置されているおかげで、通路もこんな風にやたらデコボコした形になっている。不思議な列車だ。進行方向に対して斜めに寝ると、寝心地に影響しないかと心配したが、疲れもあって爆睡だったw
時間が来て、ほぼ定刻に列車は発車した。連接かつ1軸台車という特殊な構造のため、不思議な走行音がする。折角のTalgo式客車だが、この列車の運行区間の軌間はすべて1668mmなので、軌間変換は行われない。
発車後すぐに車掌が来て、チケットを預かっていく。朝食は6時から9時までなので、その間に食堂車まで食べに行ってくれと言われた。今日はもう疲れてヘトヘトなので、歯を磨いて着替えてからすぐに寝る。
列車の指定自体は筆談でなんとかなったけど、難しいのは窓側指定。Windowという単語が通じないし、スペイン語やフランス語でなんて言うかなど知らないから非常に苦労した。シートマップを書いたりあの手この手で説明したが全く通じず困った。絵心があれば窓側に座っているような絵を描けばよかったのかもしれないけど、アドリブでそんなものを描くスキルはない。唯一の救いだったのは、スペイン国鉄の列車の座席番号は日本と同じで、各列がA,B,C,Dとアルファベットを振られているという情報を事前に入手していたこと。1等車ならAかCが窓側になる。窓口のオヤジは狙ったかのように全部Bで発券しやがったから、Bは駄目でAかCにしてくれと言ってようやく窓側席を確保できた。AとかCも口頭では通じなかったからこれも苦労したけど。
どっと疲れが出たが、とりあえず目的は達せた。今後の教訓として、多少手数料を取られても日本で指定券は確保しておいた方がリスクも抑えられるし色々楽。
しばらくするとホームにTalgo(タルゴ)型客車が入ってきた。これが今夜乗るLisboa行き夜行列車Trenhotel "Surexpreso"(ポルトガル語ではSud Expresso?英語だとSud Express)。機関車と比べるとよく分かるが、客車はかなり小さい。
車両は連接式で1軸台車。そのためか車体長はかなり短い。他では見ることのできない面白い車両だ。
編成両端は電源車になっている。電源車が両端にあるおかげか、他の欧州内夜行列車と違ってサービス電源は安定していた。
車体長の短い車両が並んでいると、結構面白い。両数は結構多いけど、定員は少なそう。
1時間以上前に入線したから、そんな早くから乗せて貰えるのかと思いきや、ホームに入ってから車掌が乗り込んで車内の準備をするみたい。車庫でしないのかw
おかげで写真を撮る時間が十分にあったからよかったけど。
30分前くらいになって搭乗手続きが開始された。この列車、全ての車両にドアがあるわけではなく、クラス毎に片側1個ずつしかドアが無く、そこで車掌がチケットをチェックする形になる。チケットを見せると乗車が許可され、指定された部屋に入ると、ドアには機械式カードキーが差されていた。
シャワー無しの個室寝台。部屋の幅を確保するためか、なぜか部屋が斜めに配置されている。室内は2段ベッドと洗面台、ハンガーが着いている。Euro nightやCity Night Lineのように水やタオルといったサービスの類は一切ない。
部屋が斜めに配置されているおかげで、通路もこんな風にやたらデコボコした形になっている。不思議な列車だ。進行方向に対して斜めに寝ると、寝心地に影響しないかと心配したが、疲れもあって爆睡だったw
時間が来て、ほぼ定刻に列車は発車した。連接かつ1軸台車という特殊な構造のため、不思議な走行音がする。折角のTalgo式客車だが、この列車の運行区間の軌間はすべて1668mmなので、軌間変換は行われない。
発車後すぐに車掌が来て、チケットを預かっていく。朝食は6時から9時までなので、その間に食堂車まで食べに行ってくれと言われた。今日はもう疲れてヘトヘトなので、歯を磨いて着替えてからすぐに寝る。