欧州旅行2013

2013年07月19日

1日目〜出発

5時起床で、朝食を食べるまもなく出撃。いつも通りJRで三ノ宮に出て、リムジンバスで伊丹空港。優先カウンタでチェックインだけ済ませて、朝食を食べる。ラウンジで一休みしてから混雑が緩和した保安検査場を通り、搭乗口へ。すぐに搭乗が開始されたので搭乗。成田までの国内線区間はクラスJにアップグレード。5月に乗ったときは新しい777の機材になっていて、クラスJになるビジネスクラス席はフルフラットシートになっていたけど、今日はなぜかシェルフラットシートネオ。日によって機材が変わるのか?

それでも横になれることには変わりないので、成田まで爆睡して移動。成田空港では時間があるので、一番手数料の安い両替店でユーロに両替し、ラウンジで休んでから保安検査、出国審査を通過。搭乗口に行くとちょうど優先搭乗が開始されたので、そのまま搭乗。

フランクフルトまでの時間は、半分くらい寝て、後は映画見たり本を読んだりして過ごす。フランクフルト国際空港には予定より30分くらい早く到着。フランクフルトのターミナル2に到着したのは初めてだったけど、列車に乗り換えるにはシャトルバスでターミナル1に移動しないといけなくてめんどうだった。

今回はJALで航空券購入時に一緒に申し込んでおいたRail&Flyのサービスを使ってDBの長距離列車に乗れるので、いつものS-BahnではなくICまたはICEに乗車できる。長距離列車用の券売機で、JALのeチケットに記載されている予約番号を打ち込むと、DB全区間有効のチケットが発券される。といっても今回は中央駅までしか使わないけど。

ICE3@フランクフルト空港せっかくなのでICEに乗りたかったけど、ちょうどいい時間に来たのは普通のInterCityだった。次のICEは16分待ちなので、泣く泣くICを利用。写真は隣のホームに来たバーゼル行きICE3。


15分ほどでフランクフルト中央駅に到着。とりあえず駅前のホテルにチェックイン。フロントのおっちゃんが日本語ペラペラ(日本人?)だったので、楽にチェックインできた。荷物だけ置いて夕食に繰り出す。機内食を食べてそれほど時間も経っておらず、そんなにお腹が空いているわけでもないので、駅でホットドッグとポテトで軽く済ませた。切れかけていたので、帰りにスーパーで硬水用石けんとシャンプーを購入。

Mannerウエハースついでに駅の自販機で見かけたので、マンナーのウエハースを購入。いつものヘーゼルナッツ味ではなく、普通のミルクチョコを黒いウエハーで挟んだものが2本入っていた。これはこれで美味しかった。


さて、旅の本番は明日からなので、今日は早めに休んで明日に備えよう。

2013年07月20日

2日目〜ライン川下り

ホテルで朝食をとってから中央駅に移動。今日は列車でライン川を下り、ケルンまで往復してくる。早めに着いたのでホームをブラブラしてからDBラウンジに入る。ラウンジはエアコンが付いておらず暑かったが、ジュースを飲んでしばらく休んでいたら涼しくなってきた。Wifiが無料なのでネットサーフィンしてカプチーノを飲んでから、再びホームに移動する。

VIAS@Frankfurtこれから乗るのは、DBではなくVIASという会社のローカル列車。トラムのような見た目だけど、最高速度は160km/hで一等車もある。途中のWiesbaden Hbfで方向転換することは調査済みだったので、その先で左側(ライン川側)になるよう右側のボックス席を確保。

しばらくはそれなりに混雑した状態が続いたが、本来のライン川下りの船着き場であるRudesheimを過ぎると車内はガラガラになった。しかし景色がよくなるのは、ライン川に沿って走るRudesheimからの区間。

VIAS車窓天気もよかったので、ライン川に沿って走る列車でのんびり車窓を楽しむ。所々間に木や家が入ったりするが、概ねこんな感じで川沿いに走った。



VIAS車窓2対岸には所々に城が見えた。こちら側にも城が点在しているはずだけど、ライン川沿いに席を取っていたので残念ながらこちら側は分からない。



Koblenz駅フランクフルトから2時間少々走り、ライン川を渡るとコブレンツ中央駅に到着。ここでIntercityに乗り換えるが、1時間ほどあるので駅の売店で昼食。定番のCurry wrustと水だけど、美味かった。


IC@Koblenz約10分遅れで到着した、ハンブルク行きのIntercityに乗車。プッシュプルの客車列車で、後ろ3両が一等車。指定された席は最後尾で機関車の前。座席は後ろ向きの上ライン川と反対側だったので、空いている適切な席に移動。ケルンまで1時間ほどのんびりと車窓を楽しむ。

終点のケルンにも約10分遅れで到着。おかげで乗り継ぎのInterCityExpress(ICE)まで10分ほどしか余裕が亡くなり、ラウンジに入ることができなかったorz

ICE3&Thalys@KolnケルンからはICE3。車体に落書きされている上、なぜか連結器カバーが開いたまま。ひょっとして落書きついでにパクられたのだろうか?フランクフルトについても空いたままだったので、少なくとも閉められない状態にあるのだろう。隣はDusseldorf行きのThalys。

いつも通りマニア席を確保しておいたが、信じがたいことに運転席との間にある曇りガラスを透明にするシステムが故障したみたいで、終始曇ったままだったorzorzorzorzorzorzorzorzorz

曇っていても透けて見えるので、運転士が頑張って曇りを取るよう操作しているのは分かったが、それでも直らなかったようだ。日差しが強いので結構透けて見えていたが、それでも折角マニア席を確保したのに残念でならない。2年前のGWにパリまで乗ったときも調子悪そうだったし、導入から10年以上経ってもう大分ガタが来ているのだろうか?

前がよく見えない分、せめて車窓だけでも楽しんでフランクフルト中央駅まで乗車。スーパーでマンナーウエハースを大量購入してホテルに戻る。一休みしてから夕食に繰り出す。

夕食夕食はレーマー広場まで行って、その辺の店のテラスで食べる(前回と同じ店?)。メニューはビールととんかつシュニッチェル。サラダも付いていた。これだけでもお腹いっぱいだったけど、最後にデザートも注文。

デザート店員のお薦めを持ってきてもらったら、アップルパイとアイスクリームのイチゴ添え。これも結構なボリュームだと思うが、甘いもの場別腹だったようで美味しくいただけた。


少し食べ過ぎたので中央駅の一個前の電停で降りてホテルまで歩く。といっても中央駅まで100mくらいの電停だけど。ちなみに一駅歩いてからトラムに乗らなかったのは、前回それをやって一駅があまりにも遠くて後悔したから。

さて、明日はドイツに別れを告げて、スイス経由でイタリアまで旅する予定。

2013年07月21日

3日目〜スイス経由でミラノへ

今日もホテルで朝食をとり、チェックアウトしてから中央駅に向かう。

DBラウンジ@フランクフルト昨日同様ラウンジで一休み。運良くホームを見下ろせる席が空いていたので座ると、ちょうど目の前が今日乗る列車の発着番線。ラウンジの窓から乗る列車が入線するのを確認してからホームに向かう。


ICE1@Frankfurt今日乗るのはInterlaken行きのICE1。機関車の前面は塗装も剥がれ汚れているが、こでスイスのBern(ベルン)まで移動する。



ICE1車内座席はもちろん一等車。座席もオンラインでシートマップを見ながら指定したので、前向きかつ窓の位置もベストな座席。コーヒーだけ買ってマッタリと移動する。



車内検札時に車掌から、今日はベルンには行かないのでBasel(バーゼル)で乗換だと言われる。なんてこったいと思いながら、仕方ないので代わりの列車を探しておく。一応40分後にECがあるが、これはネットで予約できなかったミラノ行き。どうせこれに振り替えられるんだったら、そのままミラノまで乗り通せないか交渉してもいいだろう。今回のチケットは列車指定の早割なので本来変更はできないが、運行上の都合で振り替えられるなら交渉の余地はあるだろう。

ICE1車窓Manheimから先は初めて乗る区間だけど、相変わらずドイツらしいのどかな田園風景が続いた。天気もよく、こうしてのんびりと自然の中を列車で移動するのはいいものだ。


バーゼルが近づいてきたので、念のためもう一度車掌に確認したら、Interlakenまで行くことになったからこのまま乗っていればベルンまで行けると言われた。結局ベルンまで行けることになったからよかったものの、一体何だったのか・・・。

トンネルを抜けるとスイスだった。Basel Bad駅、Basel SBB駅と止まり、方向転換して今度は後ろ向きにされてベルンに向かう。まあ1時間もかからないから仕方ないかと諦める。スイスに入るとドイツとは違い、山がちな景色になる。ベルンに着く前に、というかユーロが使えるうちに食堂車で昼食をとろうと思っていたけど、朝飯をがっつり食べたおかげであまりお腹が空いていないので断念。ベルンで食べても最悪カードくらいは使えるだろう。腐っても首都だ。

ドイツ国内では10分ほど遅れていたけど、バーゼルの停車時間で遅れを回復し、ベルンには定刻通り到着。乗り換え時間が1時間あまりあるので、待合室で写真の整理をして本を読んで時間を潰す。

ちょうどいい時間になったところで、売店に寄ってカードが使えることを確認して、パンと水を購入。そしてホームに上がるとちょうど入線してきた列車に乗り込む。

SSB IC@Bernベルンから乗るSBBのIntercity。二等車は一階建てと二階建て両方あったが、一等車は全て二階建て車両。指定された座席は運良く2階席(違っていても2階に移動するけど)。


SSB IC車内車内にはこういうソファ席もあった。一応座席番号も割り振られていたけど、ここも販売しているのかな?流石にこれで一等車料金を取るのはいかがなものかと・・・。ただ1人で占拠すれば横になって寝られそうだけどw

SSB IC車窓1 SSB IC車窓2
Thun(トゥーン)を過ぎると、トゥーン湖が進行方向左手に見えてくる。周りは山が多く緑一色で、いかにもスイスらしい風景が続く。

SSB IC@Brigのどかなスイスの車窓を眺めていると、ベルンから1時間ほどで終点のBrigに到着。EC等では事実上のイタリアとの国境になっている地方駅。ここでミラノ行きの国際列車Eurocityに乗り換える。


EC(ETR610)@Brigかつてはチザルピーノとして運行されていたSSBのETR610形ペンドリーノ。てっきり旧式のETR470形だと思ってたけど、新型でラッキー。そしてインバータ音もよかった。


EC車窓Brig発車後、長いトンネルを抜けるとイタリアに突入。2006年3月以来約7年4ヶ月ぶりのイタリア。途中山岳地帯を走行したかと思えばマッジョーレ湖のほとりを通過したりと、イタリアに入っても自然豊かな車窓だった。

EC(ETR610)@MiranoBrigから約2時間、車窓と乗り心地を十分楽しんだ後、ほぼ定刻通りに終着駅ミラノ中央駅に到着。ミラノに来たのも7年4ヶ月ぶり。



とりあえず駅前のホテルにチェックインし手荷物をおろし、駅に戻ってファーストフード店でピザを購入。水と共にテイクアウトでホテルに持ち帰り、夕食を済ませる。

さて、いよいよ本来の目的地であったイタリアに到着した。明日からFrecciarossaとItaloを乗り比べてくる。

2013年07月22日

4日目〜Frecciarossa

今朝は時間に余裕があるので、ホテルで朝食をとって少しゆっくりしてから出撃。今日も朝から暑い。

ホテルをチェックアウトしてミラノ中央駅に移動。列車の発着番線は到着直前まで発表されないので、電光掲示板の前でスリに注意しながら待つ。乗る列車の案内で、5分遅れが点灯したり消えたりを繰り返しながらもやもやと待っていたら、結局5分遅れで到着。

Frecciarossa@Milano今日乗るFrecciarossa(フレッチャロッサ)。赤い矢という意味らしい。英語で言うとレッドアローだが、秩父へは行かない。旧ユーロスターイタリアだが、全面改装されて車内はExecutive、Business、Premium、Starndardの4クラス制になっている。

Frecciarossaビジネスクラス車内まずはトリノまでビジネスクラスに乗車。旧一等車だが、革張りかつ電動リクライニングシート。横3列のボックスシートで、指定は2人席の方だったけど、空いていたので4人席に移動してゆっくりする。ウェルカムドリンク(クッキー付き)のサービスがあり、欧米では珍しくおしぼりもくれた。

Frecciarossa車窓1ミラノを出てしばらく下道を走り、高速線に入ると一気に速度を上げる。最高速度300km/hの俊足を駆使してトリノを目指す。ミラノとトリノの間はのどかな田園風景が続いていた。


Trino Porta Nuova駅には定刻通り到着。折り返しの列車まで1時間以上あるので、エグゼクティブクラス客用のラウンジFreccia clubに入る。残念なことにWifiを使おうとすると、携帯にSMSを送る必要があり、国際電話には対応していなかったがorzorzorz

とりあえずラウンジで飲み物を飲みながらくつろいで、20分くらい前になって発車ホームが表示されたので、ラウンジを出てホームに向かう。

Frecciarossa@Trinoてっきりミラノから乗ってきた列車の折り返しかと思ったが、別の列車だった。といっても同じFrecciarossaだけど今回は最上位のExecutive class(エグゼクティブクラス)。


Frecciarossa Executive class入口最後尾がエグゼクティブクラスのある1号車だったので、ほとんど歩かずに乗車。ドアは欧州の他の列車同様、横の開閉ボタンを押したら開いた。



Frecciarossa executive class車内車内は横2列のシートが4列で計8席。1号車の後ろ半分がエグゼクティブクラスになっている。座席は革張りで、座席と窓の間に本や飲み物を置くスペースがあって過ごしやすい。編成の端にあるので、通り抜ける人もおらず静かで安心感もある。

Frecciarossa会議室エグゼクティブクラスの隣には会議スペースもある。ほとんどアテンダントの作業スペースになっていたけど。




エグゼクティブクラスの乗客は1人で、ナポリまで貸し切り状態。フィレンチェまでは後ろ向きで、フィレンチェからナポリまでが前向きの席だった。発車して少しすると、アテンダントが来て飲み物とお菓子はいるかと聞いてくるので、エスプレッソを頼む。お菓子はクッキーと塩味の何かの2種類くれた。眠気覚ましにコーヒーを1杯だけおかわりをもらい、それ以降は水だけをもらい続けた。

Frecciarossa最高速度最高速度はもちろん300km/h。テレビに時々速度や現在位置、後方展望(なぜか前面展望ではない)、CMが交互に表示された。ちなみに速度情報はトンネルに入ると消えていたので、GPSを使っているようだ。速発を使わないのは、現在位置と合わせて処理するためだろうか?

トリノを出てから1時間ほどで再びミラノに戻ってくる。てっきりミラノ、フィレンチェ、ローマで3回方向転換するのかと思っていたら、ミラノ中央駅とローマテルミニ駅は経由せず、いずれも終端式になっていない別の駅に止まるだけだったので、方向転換はフィレンチェの1回だけだった。これは実はItaloと同じルート。所要時間で負けないよう意識してやっているのかな?ちなみにローマでテルミニ駅に寄らないので、ミラノ始発の先発のFrecciarossaを追い抜いてナポリには先着するダイヤになっている。

Frecciarossa車窓2Frecciarossa車窓3
イタリアはドイツやフランスと違い、山が多いためにトンネルや曲線が多く、どちらかといえば日本に近い雰囲気がある。なので車窓は、平地もあれば山岳地帯もある。トンネルや曲線が多いためか、乗り心地は全般的に悪かった(保線をサボっているというのもありそうだけど)。

ローマが近づいたあたりで、お腹も空いたことだし食事サービスはどうなっているのかとアテンダントに聞いてみたら、多分あると訳の分からん返事をして、とりあえずシャンパンを開けてくれて食堂車に確認に行ったはいいが、そのままあやふやにされて結局食事サービスはなかった。13時⇒18時という時間帯が悪かったのかもしれないが、なんか損した気分だ・・・。これがイタリアクオリティなのかもしれないがorz

Frecciarossa@Napoliそんなこんなで、ナポリ中央駅には定刻より約5分遅れて到着。一番左が乗ってきたFrecciarossa。フィレンチェで方向転換して今度は1号車が先頭になっていたので、終端式ホームのナポリでは出口に一番近くて楽だった。

ひとまず駅前のホテルにチェックインして、Frecciarossaで食事を食べ損ねたので駅に戻ってまたしてもピザを購入。しかしファーストフードってピザしかないのかね。安くて美味いからいいけど。

というわけで本日Frecciarossaに乗車した。車両も座席もよかったし、サービスもドリンク飲み放題、つまみ食べ放題と悪くなかったが、肝心の食事サービスがなかったのが残念。とりあえず総評は明日のItaloに乗ってからだな。

2013年07月23日

5日目(1)〜.Italo

今日もホテルで朝食をとってから出撃。少し早めに駅に行き、.Italo客用の待合室に入って情報端末をいじくっていたら発車番線の案内が入ったのでホームに向かう。

.Italo@Napoli今日乗る.Italo。NTVが運行する民間初の高速鉄道で、フェラーリ特急とも呼ばれ有名になった列車だ。車両はALSTOMの最新型で、初の動力分散型となるAGVを使用している。ちなみに列車名は、最初のドットも含めて「.Italo(イタロ)」。

Italo乗車口動力分散型なので、本日乗車する最上位Club classのある1号車は、機関車の隣ではなく本当の先頭車両。期待を膨らませて入口に近づくと、スタッフが笑顔で迎え入れてくれるので、そのまま乗車。


Italo車内1Club classの車内。横3列の革張り座席が4列あり、計11席ある(通路確保のため1席欠番)。窓との位置関係でいうと、9、17、19番(最前列or最後列の窓側)がお勧め。今回は2人席の窓側になる9番を予約。

Italo車内21号車奥側(運転席側)。この先には4人用コンパートメント2部屋と荷物置き場がある。荷物置き場が出入り口付近ではなく奥側にあるのは、治安の悪いイタリアならではかもしれない。


Italo車内3コンパートメントの内部。1部屋は普通に家族連れが使っていたけど、もう一部屋は何しに乗っているのか分からないNTV社員のたまり場になっていた。



時間が来て、乗車した.Italoは1号車を先頭にナポリ中央駅を発車した。途中フィレンチェで方向転換するはずなので、それまでは後ろ向きだ。発車するとすぐにアテンダントが来て、おしぼりとイヤホンを置いていく。

Italo個人用テレビイヤホンがあるのは肘掛けの下に飛行機同様に個人用テレビが収納されているから。フライトマップ的な物でもあればと思ったがそんな物はなく、めぼしい物もないのですぐに再収納。というより、自分の席のところは物理的に壊れていて、真正面を向けられなかった。写真は隣の席の分。

さらに少しするとお菓子類を持ってきてくれたので、オレンジ味のビスケットをもらう。お菓子の後はすぐに飲み物が来たので、眠気覚ましにエスプレッソをもらう。

Italo@300kphナポリ発車後、高速線に入るとぐいぐい速度を上げていき、ついに最高速度の300km/hに達する。昨日乗ったFrecciarossaと比べると、動力分散型だけあって高速域での速度の伸びがいい。


シートの座面が意外と高いからか、窓の位置が高速列車では珍しく低い位置にあるので、足下が見えて300km/h走行時は迫力がある。動画ではわかりにくいけど。


乗り心地はというと、軌道の悪さは相変わらずだけど、それを差っ引くと車両性能的には.Italoの方が断然上だろう。揺れは少ないし、昨日Frecciarossaで酷かったトンネルでの耳ツンもなかった。あとFrecciarossaはロール剛性が低すぎるのか、高速走行中に曲線でロール振動が出て、車体が外側に振られるたびに酷い超過遠心力を受けて疲れたが、.Italoでは流石にそんなことはなかった。一方.Italoはフィレンチェから先で最後尾になっても、トンネル区間、明かり区間を問わず最後尾動揺はほとんど無く、軌道不整を除けば概ね快適だったと言える。

さて、ナポリ発車時には1号車には他に1組しか客がいなかったが、ローマからは一気に客が増え、フィレンチェ発車時には1号車はほぼ埋まっていた。幸い隣には誰も来なかったけど。Frecciarossaのエグゼクティブクラスとは違い手頃な料金だからか、他に誰も乗ってなかったFrecciarossaと違って.Italoはそれなりに乗っているようだ。

車窓は昨日来た道を戻っているので代わり映えしないが、ミラノ行きと分岐するボローニャでは、先月開業した地下の高速線ホームではなく地上の在来線ホームに到着した。ここからは在来線に入りヴェネツィアを目指す。在来線に入ってからは概ね160〜180km/h位で走行。ミラノ-ヴェネツィアルートと合流するPadovaからは220km/hくらいまで速度を上げて運行していた。

ヴェネツィアナポリから5時間近く走行し、海に架かる橋を渡ると、終着駅である水の都ヴェネツィアに到着。外気温は36℃と出ていて、降りる前からうんざりする。



Italo@Venezia Santa Luciaというわけで、ナポリ中央駅から約5時間の旅を終えて、終着駅ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着。.Italoの真っ赤な車体はどこに行っても目立ち、カメラを向ける人も少なくない。


というわけで今回の旅の大きな目的であった、.ItaloとFrecciarossaの乗り比べは終了した。乗り心地は圧倒的に.Italoの方がよかったが、これについてはFrecciarossaが導入から20年経つ古い形式だったこともあり、Trenitaliaが来年以降投入予定のFrecciarossa 1000が出てから評価する必要があるだろう。サービスについては、食事サービスがあると聞いていたFrecciarossaでサービスがなかったので、中身的にはいい勝負。ただ個人的には、オヤジ一人でサービスしていたFrecciarossaより、お姉ちゃん2人でサービスしていた.Italoの方がいいかなw お菓子も充実していたし。ただ客層はいかにもLCCって感じなのがアレだけど。

さて、残る旅は帰国の途につくためミラノに戻るだけだ。

5日目(2)〜Frecciabianca

ヴェネツィアに着いたのは定刻より若干遅れた13時過ぎ。前述の通り、.Italoでは食事サービスはないので昼食はまだ。なので駅構内を回ってめぼしい店を探し、結局パニーニと水で昼食を済ませた。どうでもいいが、paniniの単数形はpanino(パニーノ)ということを初めて知った。とすると今日食べたのはパニーノだな。

Venezia Santa Lucia駅前とりあえず駅前。水の都の名の通り、道路の代わりに運河が通っている。暑かったのでこれ以上外には出なかったけど。




Frecciabianca@Venezia駅に戻ってしばらくすると、Frecciabianca(フレッチャビアンカ、白い矢の意)が入線してきた。まだ発車ホームは表示されていないが、他に見あたらないのでこれがミラノ経由トリノ行きになるのだろうと思い、このホームをうろうろして撮影に励む。

Frecciabianca@Venezia2FrecciabiancaはこのようにETR500第一世代の機関車2両で客車を挟んだイタリア国内の特急列車。見た感じIC等に使われている客車と同じみたいだが、Frecciabianca用にリニューアルされているらしい。

Frecciabianca車内Frecciabiancaの一等車車内。普通の1+2列の座席配置で所々テーブル席になっている、欧州で典型的なオープンサロンタイプの座席配置。指定された席は後ろ向きだったので、前向きの席に移動。


というわけで発車。再び橋を渡りイタリア本土に入る。こちらはFrecciarossaと違って飲み物サービスのひとつも無く、ひたすら車窓を眺めながらミラノを目指す。

ガルダ湖途中で車窓から見えたガルダ湖。天気もよく、高架橋からなのでよく見えた。写真だと少し遠目だけど。




途中なぜか何度も駅の間で泊まったり徐行運転したりして、次第に遅延が拡大していった。まあこれが最後の移動なので、多少の遅れは問題ないけど。

Frecciabianca@Milanoなんだかんだで結局ミラノ中央駅には約40分遅れで到着。2時間半の予定が3時間ちょっとの旅になった。.Italoでもそうだったけど、在来線を200km/hですっ飛ばすのはなかなか楽しい。


とりあえず一昨日と同じ駅前のホテルにチェックインして、荷物を置いてから駅に戻って夕食。結局今日もピザになってしまった。ピザだけでは少し足りなかったので、デザートにタルトを買っていった。

さて今回の旅も現地での乗り鉄はこれで終わり。後は帰るだけだ。もともと短い旅行だったけど、楽しい時間はあっという間に過ぎていった。とりあえず帰るまでが旅行なので、明日も気を付けて帰ろう。

2013年07月24日

6日目〜帰路

今日もホテルで朝食をとってから、チェックアウトして中央駅へ向かう。

Malpensa Express@Milano空港までは、TrenordのMalpensa express(マルペンサエクスプレス)を使う。欧州でよく見かける、トラムのような連接台車タイプの電車。全車二等車なので、空いているボックス席に乗車。ちなみに中央駅から空港まで10ユーロ。

マルペンサエクスプレスのインバータが思いの外いい音を発していたので、思わず録音をかねて動画撮影。


ミラノ中央駅から約1時間でマルペンサ国際空港に到着した。確か50分って言っていた気がするけど、少し遅れたみたい。とりあえずフィンエアーの優先カウンタでチェックインして、成田まで荷物を送る。保安検査を通過してWi-fiでネットサーフィンして搭乗。非常口席を予約していたけど、なぜかゲートで引っかかって後ろの方の席に変更された。A320の非常口席はあまり広そうじゃなかったから別にいいけど何なんだorz

ヘルシンキまで3時間のフライトで、フィンエアーでは昼食にサンドイッチが出てきた。ヘルシンキ・ヴァンター空港にはほぼ定刻通り到着。いつものFazerのチョコレートを購入してからパスポートコントロールを通過。今日は珍しく空いていてすぐに通過できた。とりあえずゲートまで行って、ネットサーフィンをして時間を潰し、時間が来たら優先搭乗。

B787@Helsinki今日乗るのは初のボーイング787型機。本当はGWにシンガポールから乗る予定だったけど、バッテリトラブルの影響で運休になっていて乗れなかった。



B787機内機内は一部青い照明があって、全体的に青白い感じだった。青い照明は時々赤く(桜色?)になって、そのたびに機内の雰囲気が変わっていた。座席は残念ながら古い椅子。どうせなら新しいB777と同じ椅子ならよかったのに。


中央の列の通路側を確保していてあわよくばと思っていたが、微妙に混んでいてフルフラット化が不可能になったので、空いていた窓側席に移動。移動してから気付いたけど、窓側席は足元にエンターテイメント用機器が置かれていて微妙に邪魔くさかった。

B787窓窓側の席に行って試してみたかったのがこれ。B787の窓は電子カーテンになっていて、窓下のボタンを操作すると光の透過量を調整できる。透過量を下げると写真みたいに青くなり、最大まで上げると完全に透明になる。

飛行機はほぼ定刻通り、欧州を後にした。今回は短い旅であったが、ドイツ、スイス、イタリアと回り充実した乗り鉄を楽しめた。今年度はもう予算がないが、来年度もまたどこかに乗り鉄に行きたいと思う。今回7年ぶりに来たイタリアも、Frecciarossa 1000が運行開始された暁にはまた訪問してもう一度.Italoと乗り比べてみたい。

2013年07月25日

7日目(最終日)〜帰国

いつも言っているように家に帰るまでが海外旅行なので、まだまだ続く。

イマイチよく眠れなかったが、そこそこには休めて日本に帰国。成田空港にはほぼ定刻通りに到着した。入国審査も空いていて荷物もプライオリティですぐに出てきたので、すぐに空港から出ることができた。

ベストタイミングでスカイライナーを捕まえられたので、それで日暮里まで移動。京浜東北線に乗り換えて上野まで移動し、荷物をコインロッカーに入れて上野動物園に向かう。

上野モノレールを乗り潰し、再び上野駅に戻る(乗り潰しについては別記事参照)。コインロッカーから荷物を取り出し、京浜東北線で浜松町まで移動。モノレールの区間快速で羽田空港に移動し、チェックインカウンタで遅めに予約していた伊丹までの便を次の便に変更。残念ながらクラスJは空いていなかったけど。

保安検査を通ってサクララウンジで休憩し、搭乗。伊丹には若干遅れて到着。昼食にざるそばを食べて、バスで三ノ宮まで移動し、JRに乗り換えて帰還。

今回の鉄道での移動距離は約3260km(ミラノ−マルペンサ空港間は推定)となり、7000km台で安定していた最近の旅行からすれば短い方だが、今回はコンパクトな旅行を志向していたのでこんなものだろう。それでも、ライン川下り、ICE、SBB IC、SBBのペンドリーノ、Frecciarossa、.Italo、Frecciabiancaと濃厚な旅を楽しむことができた。引き続き充実した乗り鉄の旅を継続できるよう心がけていきたい。