欧州旅行2014

2014年07月17日

欧州旅行1日目〜旅立ち

定時きっかりに会社を脱出し、関空に向かう。多少の所要時間の差異よりも定時性を重視してJRで向かうことにした。

はるか@新大阪まず新快速で新大阪に出て、そこから関空特急はるかに乗車。なんだかんだではるかに乗るのはかなり久しぶり。実は7年ぶりか?阪和線の遅さにうんざりしながらも、なんとか予定通り関空に到着。


とりあえずジェットスタージャパンのカウンタでチェックインし、荷物を成田まで送ってから夕食。しばらく日本を離れるので夕食は寿司。お腹がふくれたところで保安検査場へ向かう。今回はJL便名で航空券を買っているため、保安検査の優先レーンやサクララウンジも使える。

時間が来てゲートに向かうと、まだ機材が到着しておらず、10−15分遅れるとのアナウンスがあった。ラウンジに戻るか悩んだが、それほど余裕があるわけでもないことと、サクララウンジ内ではジェットスターの情報はアナウンスされないので、仕方なくゲート付近をブラブラする。

ジェットスター@関空本来の出発時刻頃になってようやく機材到着。そこから客を降ろして出発準備をしていたので、結局定刻より約30分遅れて出発。噂には聞いていたが、やはり遅れた。成田の門限には間に合いそうなのがせめてもの救いか。

成田には約20分遅れの22時半過ぎに到着。そこからバスでターミナルに移動し、なかなか出てこない荷物をピックアップしてからホテルに向かう。今日のホテルは空港からシャトルバスが出ているのでそれを利用。

ジェットスタージャパンは初めて利用したが、遅れるし、成田はバスだし、荷物はなかなか出てこないしで、うんざりだ。もう二度と利用しないだろう。

とりあえず今日は早めに寝て、明日からの欧州旅行に備えたい。明日からが本番だ。

2014年07月18日

欧州旅行2日目〜出国

目覚めと同時に出発準備を整え、すぐにホテルをチェックアウト。シャトルバスで成田空港に移動し、ファーストクラスカウンタでチェックイン。ドコモショップに寄って持ってくるのを忘れた携帯充電器を購入し、ファストセキュリティレーンを取って自動化ゲートを通りスムーズに出国。そのまま目の前のファーストクラスラウンジに入る。本館側に入るのは初めて。3階の方に入ろうとしたらダイニングが混雑していると言われたので、4階の方に入った。こちらはガラガラ。

というわけでとりあえず朝食。いつもこのカレーが楽しみ。
朝食1
朝食2
朝食3

これだけ食べると、さすがに食べ過ぎで苦しい。この後機内食も控えているのに...

食後はマッタリネットサーフィンをして、優先搭乗開始の案内を聞いてからゲートに向かう。そしてそのまま優先搭乗。JALのフランクフルト行きに搭乗。非常口席でマッタリしながら、フランクフルトまで12時間近くかけて移動。折角JGP会員なので、Sky wi-fiを利用。意外とサクサク動く。

そんなこんなしているうちに、目的地のフランクフルト国際空港に到着。定刻より約30分早く到着した。気温が30度あるとのことでうんざりするような暑さだが、それはさておき、とりあえず入国審査と荷物受け取りを済ませて、ターミナルシャトルでターミナル1へ移動。DBの空港駅から中央駅行きの列車に乗る。

IC@フランクフルト空港本当はICEに乗りたかったが、ダイヤが乱れていて次のICEがいつ来るか分からなかったのと、トイレが我慢できなかったので、とりあえずすぐに来たインターシティに乗車。


エアコンが全然効いていなくてうんざりしながら中央駅まで移動。すぐに駅横のホテルにチェックイン。ここはちょうど1年前にも泊まったホテルなので、場所はすぐに分かった。フロントの人もこちらを覚えていたw

とりあえず部屋に荷物を置いて、汗をひかせてから夕食に出かける。中央駅の中を歩いていたら、ちょうど目の前のホームにICEの新型車両407形が入線してきたので撮影する。

407形@フランクフルト中央駅ICE3(403/406形)の丸みのある顔と対照に、顔がやや横長に見える。そして残念なことに、この407形ではICEのような、運転席後ろのパノラマラウンジ(いわゆるマニア席)が無い。車両は綺麗だが、車内の様子はこれまでのICEを踏襲しているように見える。

折角なので発車を見送った。インバータ音はICE3と同じようだ。なおこの列車には来週乗る予定なので、今日のところはほどほどに。

夕食とりあえず発車を見送ってから駅のフードコートで夕食。ソーセージとチキンのなんとか、それとポテト。ドイツ語しかなかったので適当に注文したら、注文の仕方を間違えたようで、予想外のボリュームで出てきたorz パンは2つもいらなかった...

夕食後はDBの窓口に行って、明日乗るスイスのIRの座席指定券だけ発行してもらう。国外の鉄道でも国内と同じ4.5ユーロで指定券を発行できるのか。

食後は近くのスーパーで買い物だけしてホテルに帰還。明日に備えて今日は早めに休む。

2014年07月19日

欧州旅行3日目〜スイスへ

今朝はたっぷり惰眠を貪ってから起床。列車は昼前なので、朝食をとってからしばらく部屋で休憩。発車の1時間前くらいにホテルをチェックアウトして中央駅へ向かう。

ICE1@フランクフルト今日最初に乗るのはミュンヘン行きICE1。これでStuttgartへ向かう。





昼食ちょうど昼時をまたぐので食堂車で昼食でもとろうかと思ったが、まだ朝食メニューしかなかったので、座席に戻って車掌にサンドイッチ的なものを注文。フランスパンでハムとチーズを挟んで暖めたようなもの。


SBB IC@StuttgartStuttgartからはチューリッヒ行きのSBB IC。電気機関車牽引の客車列車。一等車は最後尾なので、終端駅だとコンコースから近い。



SBB IC車内SBB IC一等車の車内。オープンサロン形だが、全てボックス席になっている。客は殆ど乗っていなかったので、4人席を占拠。チューリッヒまでマッタリと客車列車の旅を楽しむ。なおRottweilからは一等車の客は自分一人だけになった。

SBB IC車窓1SBB IC車窓2

この路線、途中は単線区間で山間部を走るローカル線。結構いい路線だ。

ドイツ最後の停車駅Singenからは進行方向が変わる。ボックス席なのでそのまま反対側に座って前向きを維持。スイス最初の駅Schaffhausenからは一等車にも結構客が乗ってきた。チューリッヒまで30分ちょっとなのに。

終点チューリッヒには定刻より20秒ほど早く到着。実に正確だ。

ICN@ZurichチューリッヒからはICNに乗車。ICNはSBBの車傾付き電車。これに乗るのは約8年ぶり。この列車でArth-Goldauに向かう。



ICN車窓途中駅のZug(ツーク)を出ると、ツーク湖のほとりを走る。スイスらしいいい景色だ。





IR@Arth-Goldau1途中のArth-Goldauで下車して、そこからはIR(Inter Regio)に乗車。これもICと同じく、機関車牽引の客車列車。




IR@Arth-Goldau2この列車には一両だけPanorama carが連結されている。このようにハイデッカーで、窓が天井まである。ちょうどキハ183のハイデッカーのような感じだ。



IRパノラマカー車内車内はこのような感じ。Stuttgartから乗ったSBB ICと同じく横3列のボックス席が並んでいる。座席指定は取ったもののガラガラだったので、進行方向や景色に合わせて席を移動し、結局一人で6席占拠したw

列車はツーク湖の反対側を通り、さらにルツェルン湖のほとりを通り、ルツェルン駅でスイッチバックしてバーゼルに向かう。途中のOltenでチューリッヒ行きに乗り換え。2分乗換が成功するかと思ったが、先のIRが2分近く遅れた上、同一ホーム乗換ではなかったのでアウト。30分待ちぼうけ。

結局次のIRでチューリッヒまで移動。車内はICと同じような感じ。(少し古いようだが)

終点のチューリッヒには予定より30分遅れで到着し、10分乗換でCNLに乗車。

CNL@ZurichこちらがCNL(City Night Line)のアムステルダム/ハンブルク行き。今回はアムステルダム行きの一等寝台車に乗るが、最後尾だった。



CNL車内シャワー付き個室。2年前にコペンハーゲン→アムステルダムで乗ったのと同じだ。3人用個室内には、三段ベッド(今回は一人利用なので一番下のみセットされ、上の二段は壁に折りたたまれている)、トイレ、洗面台、シャワーが備わっている。

発車後すぐに車内改札が来て、車掌が切符を一旦預かる。以前はパスポートも一緒に預かっていたが、今回はチケットだけ。ルールが変わったのかな?

とりあえず食堂車に行って食事でもと思ったが、食堂車がなかったorz
食堂車がビストロ扱いになっていることは知っていたが、営業を完全にやめてしまっていたのか。某サイトで見た、営業は4月30日までというのは、食堂車の連結自体やめるということだったのか...

仕方なく自室に戻って、車掌から軽食でも購入しようと思ったが、メニューのうち売っているのはサンドイッチだけどか。そこまでサービスが悪化したのか。わざわざCNLに乗るメリットがだんだんと薄れていく。うーむ。どうも日本のブルトレの末期を見ているようだ...
仕方ないのでサンドイッチとワインを購入して、自室で晩酌。ワインの味自体は悪くないが、サンドイッチがイマイチなので微妙。暖かいソーセージとポテトを肴に晩酌した2年前とは大違いだ。

CNL@Baselワインを飲み終わる頃に、バーゼルに到着。後ろに客車3両を連結して方向転換。ここからはDBの機関車が牽引する。




バーゼル発車後はシャワーを浴びて就寝。さて、いよいよ欧州での鉄道の旅が始まった。明日からも楽しみだ。

2014年07月20日

欧州旅行4日目〜ドイツ周遊

モーニングコールで7時過ぎに目覚める。するとすぐに車内放送が入り、現在列車は約25分遅れで運行中とのこと。やれやれである。

起きて着替えを済ませると、Emmerichに到着。ここがオランダとの国境駅になる。機関車交換をしてすぐに発車...の筈が一向に発車しない。どうしたことかと思っていたら、車掌が朝食を持ってきた。どうも機関車トラブルのようで時間がかかっているらしい。

朝食こちらが朝食。パンばかりだが、3つもあって全部食べるとお腹いっぱい。パンの味はまあまあだ。




朝食を食べ終わると、列車が発車した。どうも50分遅れのようだ。アムステルダムでは2時間近く待ち時間があったから、実際のところ多少遅れてくれた方がありがたい。

やがてアムステルダムが近づいて近郊区間に入ると、複線→複々線→3複線→4複線と線路が増えていく。ここを通るのは二度目だが、これが結構好き。4複線は1駅くらいしか続かないけど。

CNL@Amsterdamそしてアムステルダム中央駅に約50分遅れで到着。雨が降っていたので機関車は後ろからしかとれなかった。どこかの国のマニアが頑張って先頭まで写真を撮りに行っていたけどw


時間があるので駅の中を少しブラブラしてから、ベルリン行きインターシティが発車するホームへ向かう。

IC@Amsterdamそして件のICが入線。オランダ国内はオランダ鉄道の機関車が牽引する。客車は全てDBのもの。




IC車内一等車はコンパートメントのみで、中は6人席。今回はあいにくの相席。それでも進行方向前向きの座席は確保できた。




昼時になって食堂車で昼食をと思ったら、なんと今日は食堂の営業は行っていないとか。売店にあるお菓子と飲み物のみしか購入できなかった。おかげで昼食はビスケットとコーヒー。何ともひもじい...

ドイツ国内に入ってRheine、Osnabruckと止まり、ハノーファーにはほぼ定刻で到着。ここからハンブルク行きのICEに乗換だが、一本前のICEにも間に合ったので乗ろうかと思って車内に入ったが、1両がエアコン故障で客扱いしておらず、他の車両は混雑していていい席が取れなかったので見送ることにした。しかしこれが運の尽きであった...

ICE1@Hannoverなんと乗る予定のICEは運休。次のICEは約30分遅れ。そしてその次のICE(本来の1時間後)に乗る羽目になった(これも約5分遅れ)。ようやく来たのはICE1。もともとはICE2の予定だったのだが...


線路工事の影響であちこちでダイヤが乱れているみたいだが、この列車もハンブルク到着は幾分遅れそう。ハンブルクからのICE-Tまで乗り換え時間が短いのでこれは厳しいかと思ったが、使用番線が同じだったため、このICE発車後に目的のICE-Tが入ってきた。助かった。というわけでベルリン行きのICE-Tに乗り換え成功。マニア席を取っていたが、2編成併結で一等車が突き合わせの形になっているので、普通の席に移動。

夕食発車後すぐに食堂車へ行って夕食。今回は大丈夫だった。夕食はソーセージの盛り合わせとポテトサラダ。ソーセージは美味い。食後は自席に戻りベルリンまでマッタリ。


ICE-T@Berlinベルリン中央駅地下ホームに約10分遅れで到着。ベルリン→ハンブルクには3階乗ったことがあったが、ハンブルク→ベルリンと乗るのは実はこれが初めて。



駅ナカのスーパーで水を買って、RBとSバーンを乗り継いでLichtenberg駅へ移動。本当はREに乗るつもりだったところ、先に来たRBに乗ったが、これが大混雑で一等席までたどり着けず立ちっぱなしという悲劇orz

とりあえずLichtenbergにはたどり着けたので、今日はここからチューリッヒ行きのCNLに乗る。

CNL@Berlin-Lichtenberg1CNL@Berlin-Lichtenberg
しばらくホームで待っていると、入替機関車に牽かれてCNLが入線。なぜかホームに入ってから、本来の牽引機関車に押されて入線してきた座席車が増結された。


CNL@Berlin-Lichtenberg2そして今日乗るのは二階建て寝台個室の二階席。この列車に乗るために今日はベルリンまで来た。CNLの二階建て寝台車に乗るのは2006年以来約8年ぶり。



CNL車内二階建て車両のシャワー付き個室は、二段ベッドと2人分のソファ席が完全に別れている。シャワー/トイレも有り、ゆったりしていていい。昨夜同様、ペットボトルの水もサービス。


CNL廊下二階建て車両の廊下。廊下は平屋部分にあり、ここから階上と階下の部屋に階段が延びている。




CNLはBerlin-Lichtenberg駅をほぼ定刻に発車。ここまでRBとSバーンでたどってきた道を戻るのかと思ったらそうではなく、反対側に発車してベルリンの北側に回り込み、ハンブルクなどから来る路線に合流して北側からベルリン中央駅の地下ホームに入った。Halle方面に向かわないといけないからこうするしかないのかな。

晩酌今日はウェルカムドリンクが貰えたので、スパークリングワイン。二階建て車両じゃないと貰えないのかな?夕食は済んでいるので、つまみにプリングルスだけ購入して晩酌。来るときのJALの機内で貰ったあられも一緒にw

晩酌を始めた頃にはほとんど日が暮れていたが、それでも二階席はやはり景色がいい。日付が変わる頃くらいにはすっかり酔いが回ってそのまま就寝。さて明日の朝は再びスイスだ。

2014年07月21日

欧州旅行5日目〜OBB railjet

バーゼル到着の少し前に起床。すぐに朝食が来る。

朝食昨日と同じような朝食だが、なぜかパンが1個少ない。はて、二階建て車両の方がサービスがいいと思っていたが違ったのか?まあ味は変わらず。



バーゼルで方向転換するなか朝食をとり、食事を終えて身支度を済ませてしばらくのんびり車窓を楽しんでいると、終着駅チューリッヒ中央駅に到着。

CNL@チューリッヒチューリッヒ中央駅に到着したCity Night Line(CNL)。機関車は当然バーゼルでスイス鉄道のものに変わっている。




次の列車まで1時間半ほどある。時間つぶしも兼ねて何年か前にSBBが導入したラウンジに入ってみる。ここはレールパスでも入れるらしい。

SBBラウンジラウンジ内は静かで鉄道模型も置いてある。飲み物はセルフサービスで、コーヒーサーバもあるし、落ち着いていていい雰囲気だ。列車の発車案内を表示したモニタもあるので乗り遅れる心配は無い、。


コーヒーを飲みながら時間を潰し、発車時間が近づいたところでホームへ向かう。

railjet@チューリッヒ1本日乗車する、オーストリア連邦鉄道(OBB)の看板列車railjet。普通はチューリッヒ発車時点で先頭に電気機関車が来るが、今日の編成はなぜか逆向きになっている。この機関車Taurusで客車7両を押すプッシュプル方式。

railjet@チューリッヒ2反対側の先頭車は制御客車。どちら向きに走っても最高速度は230km/h。客室はエコノミー、ファースト、ビジネスの3クラス制。ビジネスクラスが最上位となり、今日はこのビジネスに乗る。制御客車はビジネスとファーストからなる。


railjetビジネス(オープンサロン)railjetビジネス(セミコンパートメント)
ビジネスクラスはオープンサロンの1人席が2席と(写真左)、3〜4人用のセミコンパートメントが4室ある(写真右)。いつも相席にならないよう1人席を予約するが、大抵ガラガラなので乗ってからセミコンパートメントに移動する。、今日も4人部屋を1人で占拠。セミコンパートメントは扉こそ無いが、周りとは壁で仕切られているので非常に気楽だ。この列車には食堂車もついていて、ファースト、ビジネスの客は席まで料理を持ってきてくれる(料理は有料)。

railjet@Buchsチューリッヒ発車後はしばらくチューリッヒ湖の湖畔を走り、国境駅となるBuchsで方向転換する。方向転換のため、少し停車時間があるのでホームに降りてリフレッシュ。


BuchsからFeldkirchまではリヒテンシュタインの国内を通過する。そしてFeldkirchではLindau方面から来たrailjetと併結する。ここからウィーンまでは16両編成で走る。なおこの列車だけなぜか向きが逆なので、電気機関車が16両編成の真ん中に2両固まった異質な編成になった。

昼食Feldkirchを出たところで昼食。オーストリア伝統のパスタとかなんとかで、味は結構よかった。ついでにパンも欲しかったが、パンはないと言われた。残念。



そんなこんなでInnsbruckまでのんびりと車窓を楽しんでいたが、Innsbruck発車後に事件は起きた。Innsbruck-Salzburg間はドイツ国内を走るのだが、そのドイツ国内の区間が閉鎖されたとかで旧教会運転をすることに...

ルートマップ2こちらは車内の液晶モニタに表示されるルートマップ。赤が本来のルートで、列車の現在地は青の矢印。山中を走るローカル線をひた走る。



Railjet車窓20こんな感じのローカル線がひたすら続く。それでも途中湖があったりして、景色は結構よかった。こんなローカル風景の中を、16両の長大編成が走り抜けていく。



途中何駅か臨時停車しながらSalzburgを目指すが、ドイツ語の車内放送でやたら中央駅がどうとか、南駅とSバーンがどうとか言っていた。ドイツ語なのでよく分からなかったが、どうもSalzburg中央駅には寄らず南駅に臨時停車するので中央駅へはSバーンに乗り換えろみたいなことを言っている雰囲気だ。南回りのルートから中央駅に入ると、ウィーンに向かうためには方向転換が必要になるが、それを避けて短絡線を通ってウィーン方面に抜けるようだ。実際にSalzburg南駅発車後に貨物線を通って、ウィーン方面への本線と合流した。これはこれで貴重な体験をできた。

Salzburg通過後で約80分遅れ。ここから先はそんなに遅れる要因はないだろうと思ったが、その後も順調に遅延は拡大していった。

夕食何はともあれ、本線には戻ったので気を取り直して夕食。チキンとなんとか。肉はパサパサだったが味付けはよかった。けどやっぱりパンは欲しいなあ。



ウィーン近郊の高速新線を高速(おそらく230km/h)で失踪し、ウィーンを目指す。しかし変なルートを走ったせいか、車内の液晶モニタが「まもなくSalzburg」で固まったままなので、具体的な速度は分からずorz

railjet@Wien2結局ウィーン西駅には約100分遅れで到着。チューリッヒからは9時間半の長旅となった。まさかこんなに長時間乗ることになるとは思わなかったが、ビジネスクラスのセミコンパートメントだったので割と楽だった。

とりあえず列車の撮影だけしてホテルに向かう。ホテルは駅前なのですぐにチェックイン。飯は食っているのでこのまま休める。というわけで、明日は朝が早いので早々に就寝する。今日はとにかくrailjetの一日であった。

2014年07月22日

欧州旅行6日目〜クロアチアへ

今日は6時半に起きて、朝食も食べずにチェックアウト。ウィーン地下鉄6号線でMeidling駅へ向かう。今日はここからスロベニアの首都Ljubljana(リュブリャナ)行きのEuroCity(EC)に乗車する。

しかし、いきなり列車が遅れるとの案内が入る。どうもホームを共有しているSバーンを先に通すようだ。しかし、そのSバーンがじりじりと遅れていって、それにあわせてECも遅れが増していくが、これなら先に発車できたんじゃないかと思ってしまう。最終的にしびれを切らしたのか、当該Sバーンの発車番線を変更して、ECを入線させた。

OeBB EC@Wienというわけで、リュブリャナ行きのECに乗車。欧州でおなじみの、機関車牽引の客車列車。オーストリア連邦鉄道(OBB)とスロベニア鉄道(SZ)の混血編成で、食堂車はSZ。


OeBB EC車内今日乗るのも最上位のビジネスクラスだが、RJと違って4人用個室が4室のみ。結局今日も個室を貸し切りw しかし食堂車がSZなので、残念ながらウェルカムドリンクも食事のデリバリーサービスもないようだ。

結局Wien Meidling駅を約20分遅れで発車。セメリンク峠を経由して、一路リュブリャナを目指す。2006年の卒業旅行以来となるセメリンク峠。あのときはICの食堂車で食事をしながら通過したなあ。

OeBB EC食堂車(スロベニア鉄道)と思いだしたところでお腹も空いたので、まだ食べていなかった朝食を食べに食堂車へ。これがSZの食堂車。赤のテーブルクロスに青い布をかけてある。



朝食朝食はハムエッグとパンとコーヒー。テーブルの塩と胡椒で味付けをして、シンプルな味でいただく。うむ、美味い。ただカードが使えなかったのが残念。



朝食を終えて自室でしばらくのんびりと車窓を楽しむ。客車列車の旅とはいいものだ。そうこうしていると、スロベニアとの国境駅Spielfeld-Stassに到着。少しの間停車するので、ホームに降りて新鮮な空気を吸う。

OeBB EC@Spielfeld-Stass国境を越えるため、ここでOBBからSZの電気機関車に交換。最初OBBの機関車がSZの機関車に牽引されていったから、信号とかの関係で自走できないのかと思ったが、その後自走で帰ってきたので何だったのか...

機関車交換後はすぐに発車。そのままスロベニアに入国する。というわけで、初のスロベニア。久々に訪問国数が増加した。

OeBB EC車窓2スロベニアに入った後は次第に山がちな景色に変わっていき、Mariborを過ぎてからは渓流沿いに走る。Zidani Mostで二方向からの川が合流するとともに、線路も二方向から合流してリュブリャナ方面へと向かう。


昼食Zidani Mostを出てから昼食をとりに再度食堂車へ。シュニッチェルを食べたかったがないと言われ、スープかソーセージしかないらしいのでソーセージ。若干物足りないが、ソーセージは美味しかった。


山の中を走っているうちに雨になっていたが、食事を終えたあとも列車は引き続き川沿いに走っている。雨の中リュブリャナまでの最後の車窓を自室から楽しむ。

OeBB EC@Ljubljanaオーストリアからの遅れを引きずって、終着駅リュブリャナには約10分遅れで到着。リュブリャナは中央駅でも何でもなく、ただのリュブリャナ駅。首都といえども小さい街のようだ。


ここからはザグレブ方面に向かうECに乗り換える。肝心のECは約30分遅れとか。元々はこのECにVillachから乗ろうとしたところ、一部区間バス代行と言われたので今日のルートに変更した経緯がある。そのせいで遅れているのだろうか?

Ljubljana駅時間があるので手持ちが少なくなった現金を両替したり、駅をぶらぶら。隣のホームにはペンドリーノを使ったICSが到着。Mariborからの後続列車だ。次のECが遅れるのだったら、こっちに乗り換えてくればよかった。

EC@Ljubljanaちょうど30分遅れでリュブリャナに列車が到着。機関車はSZのTaurus、客車はスロベニア鉄道とクロアチア鉄道の混結編成。



EC車内1今度はOBBのECではないのでビジネスクラスはなく、普通の一等車で、6人用個室。ただし今回も1人で占拠できたのでザグレブまでのんびりと移動できた。



EC車窓1EC車窓2
雨の中、Zidani Mostまでは来た道を戻って、そこからはザグレブ方面へ分岐する。今度の列車は窓が開くので、窓を開けて景色を撮影すると自分が映り込まなくていい。

Zidani Mostからさらに東に進むと、次第に景色が平地のものに変わっていき、クロアチアとの国境駅Dobovaに到着する。

Dobova駅クロアチアはシェンゲン協定に加盟していないため、Dobovaでスロベニアの出国審査とクロアチアの入国審査を受ける。といっても、どちらもパスポートにスタンプを押すだけで特に何も聞かれなかったが。


クロアチアに入ってからは途端に線路が悪くなった感じ。速度も落ちてゆっくり走るが、Dobovaからは程なくクロアチアの首都ザグレブに到着。

EC@Zagreb終点のクロアチア。この列車はこの先のVinkovciまで行くため、ザグレブ到着後はすぐに後ろに客車が増結された。おかげで人がいなくなってから後部写真を撮ることができなかった...orz


とりあえず駅前のホテルにチェックインして、それから再度駅に戻る。明日のSplitからのチケットを買うためにCroatia-Expressという旅行会社の窓口に行ったが、発券できない、今までもしたことがないという予想外の回答が帰ってきた。日本からメールで問い合わせたら、ザグレブまで買いに来いと言っていたのは何だったのか...
クロアチア鉄道の窓口でも同じで、後は明日直接チェコ国鉄の車掌と交渉するしかなさそうだ。

やや落ち込みながらも、駅のパン屋で晩飯に焼きたてのピザを買ってホテルに戻る。ピザだけでは微妙に物足りなかったので、再度売店に行ってアイスも買ってきた。

さて、今回の旅の目的地で会ったクロアチアに到着した。まだこの先は予断を許さないが、明日はSplitまで移動して、そこからチェコ/プラハ行きの夜行列車に乗る予定。

2014年07月23日

欧州旅行7日目(1)〜クロアチア周遊

5時半に起きてホテルをチェックアウトし、雨の中を中央駅へ。駅の売店で朝食のパンとコーヒーを買って列車に乗り込む。

ICN@ザグレブ今日乗る列車はICNという車体傾斜機構付きの気動車。わずか2両の短い列車だが、これでSplit(スプリト)まで約6時間の旅。



ICN車内一等車は半室程度。運転席後ろの16席と、ドアを挟んだ8席の計24席。今回は運転席後ろに乗車。そして素晴らしいことに、運転席後ろの扉はガラス戸で、カーテンも開けられていた。つまり前面展望が見放題。

ICN前面展望このように前がよく見え、カーブで車体が傾いている様子もよく分かる。あいにくの大雨だが。実際にクロアチアはカーブが多く、車傾がなければかなりしんどそうだ。



折角なので、カーブ区間で前面展望を撮ってみた。揺れるので立っているのが辛かったが。

ICN車窓1雨が止んでからはこのように山間部の景色も堪能することができた。ほとんどの区間を通して山岳地帯だった。土砂降りだったり霧が出たりしていたが、晴れてから見てみると結構いい景色だ。


ICN車窓2やがて終着駅のスプリトが近づいてくると、眼下に海が見えてきた。このあたり結構な急勾配のようで、そこを車体を傾かせながら一気に下っていく。



ICN@Splitそして終点のスプリト。いかにも南国という感じの駅。小さな駅だが、駅の前には屋台が並ぶ、典型的な観光地。先月似たような光景をどこかで見たなあ・・・



とりあえず駅前の屋台でハンバーガーとポテトを購入。これが結構なボリュームで、正直ポテトはいらなかった...
こんなリア充しか用のなさそうな観光地でやることもないので、駅の窓口に行って折り返しのICNの座席指定券を購入。Perković(ペルコビッチ)まで折り返す。

ローカル気動車@PerkovićPerkovićからŠibenik(シベニク)までのローカル線に乗る。このような1両だけのローカル気動車。これでもワンマンではなく、車掌も乗っていた。



ローカル気動車車内ローカル気動車の車内。典型的なクロスシート車。しかしエアコンが壊れているようで、車内は悪夢のような猛暑。窓を全開にしてもほとんど効果はなし。走っている間はまだマシだったが...


ローカル気動車@Šibenik終点のŠibenik。ここも小さな駅だ。やることもないので、15分の折り返しで来た道を戻る。




ローカル客車@PerkovićPerkovićで約30分の待ち合わせで、スプリト行きのローカル列車に乗り換える。今度は気動車ではなく、ディーゼル機関車牽引の客車2両だった。しかしこれもエアコンは付いておらず暑い。当然窓全開で走る。


再びスプリトに向けて山を下っていく。各駅に止まるのはもちろんだが、やはりICNに比べるとのろのろ間がある。気動車というのと車体傾斜が付いているのが大きいのだろう。

Split駅前というわけで再びスプリト。18時前だというのに未だ太陽がまぶしい。うーむ、やはり南国だ。北緯43度と日本より北だけど、海流の影響もあるのかな。



ここからはプラハに向けて夜行列車に乗るが、その前に追加両替をして駅前にならぶ売店で夕食と水を購入。さて、ここからが勝負だ。

欧州旅行7日目(2)〜The Adria

ここから夜行列車でチェコのプラハに向かうわけだが、その前にこの列車についての経緯を少々。

夏の間、スプリトからハンガリーのブダペストまで週2回R1205/The Adriaという夜行列車が走っているが、この列車には1両だけチェコ国鉄(ČD)の寝台車両が1両だけ連結されている。この車両は、ブダペストからはEC276という全く別の昼行列車に併結されてプラハまで走行する。つまりこの車両1両だけがスプリトからプラハまでの直通車両となる。

ところがである、このような特殊な運用のためか、それとも観光列車のような特殊な扱いにしているのかは分からないが、この車両は日本からは予約できなかった。日本だけでなく、ドイツなど他の国でも同じだった。ČDに直接問い合わせたところ、チェコ国内のČDの窓口でしか買えないとの回答があった。そんな馬鹿なと思ったが、実際に他の国の駅窓口ではことごとく発券できないといわれた。それは出発国クロアチアのザグレブでも同じである。完全にチェコ人がスプリトに観光に行くための列車のようだ。

とはいえ、これに乗りたくてクロアチア旅行を決めたようなもので、簡単にはあきらめられない。最後の悪あがきでスプリトの駅窓口で聞いてみると、車掌から買えと言われたので、すでに入線していた列車の最後尾、ČDの寝台車に乗っている車掌に聞いたらOKとのこと。ただし現金のみしか扱えないと。一等のパスを持っていれば40ユーロとのことなので財布をあさったら、39ユーロしか出てこなかった。車掌から両替してきたら?と言われたが、クロアチアクーナもほとんど持っていないので交渉したところ、足りない1ユーロ分はチェココルナでもOKということになった。前回余りすぎたコルナがこんなところで役立つとはw

EN@Split1というわけで、念願のスプリト-プラハの夜行列車に乗ることに成功した。この最後尾のチェコ国鉄(ČD)の寝台車1両がプラハまで直通する。これに乗るためにクロアチアまで来たようなものだ。


ČD寝台車車内こちらが寝台車の客室内。シャワーこそないが、洗面台に加えて荷物置き場にもなるクローゼットがついている。観光地に向かう家族連れなどを想定した仕様かもしれない。おかげでスーツケースを広げても足の置き場がなくなることもなく、ゆったりしている。なお写真は翌朝撮ったもの。

車掌に案内された部屋に荷物を置き、ようやく人心地ついた。とりあえず発車まで少し時間があるので、ホームに出て列車の写真を撮る。

ロシア鉄道寝台車チェコ国鉄の隣の車両はロシア鉄道の寝台車。この車両はブダペストでモンテネグロのBarやセルビアのBeogradからやってくる車両と連結されてモスクワへ向かう。



ハンガリー国鉄寝台車さらにその隣はハンガリー国鉄の寝台車。ここから前5両はブダペスト行きだ。元々はプラハ行きのチケットが取れず、この車両を予約していた。結局キャンセルがきかないから無駄になったが、乗れなかったら洒落にならなかったのでやむを得ない。

The Adria@Split2こちらが先頭の機関車。スプリットからはこのディーゼル機関車1両で客車7両を牽引する。




十分写真を撮ったところで発車時間が近づいたので、ホームを後ろまで歩いて車内に戻る。

ČD寝台車車内こちらがチェコ国鉄の寝台車の廊下。客室が10室ならんでいるが、1室は車掌2人が使っているようだ。反対側にはトイレがあり、隣の車両に行くドア部分には椅子が置いてあって車掌が座っているようだ。他の車両の人が入ってこられないようにしているのかな?

車内に入ると暑いと思ったら、エアコンが入っていないというか電気が来ていないようだ。車掌に聞いたら、駅を発車したら電源が入るとのこと。それまではサウナのように暑い。

そして18時37分、R1205列車/The Adria(アドリア号)はブダペストに向けてスプリト駅をほぼ時刻通りに発車した。発車後には予告通りエアコンが投入された。部屋が急速冷却される中、汗だくになっていると車掌がよく冷えたビールを売り込みに来た。何という商売上手w これは買わざるを得なかった。

ビールというわけで外も明るいうちから一杯。ビールを飲みつつスプリトで買ったパンで夕食。こうやって列車の中で晩酌するのはいい。ちなみにこの列車、昨年までの運行では食堂車が付いていたが、今年は連結されていないみたい。残念でならない。

食堂車はないが、この寝台車では車掌が軽食や飲み物を販売しており、ソーセージなどの簡単なものなら温かい料理を出してくれる。パンを買ってきたのでさすがに今夜はもう要らないが。

The Adria車窓1スプリトを出てしばらくすると登坂区間に入ってスプリトの街から離れていく。今度こそスプリトとはお別れだ。日も幾分西に傾いてきているようだ。



しばらく景色を見ていると、勾配がきつくなるにつれて目に見えて速度が落ち、一方で機関車がうなっている音が最後尾まで聞こえてくる。かなり一杯一杯のようだ。と思っているとエアコンが止まった。機関車からの給電が止まったようだ。まさか坂道を上るのに牽引力が足りないからサービス電源をカットした?そんな昔の軽自動車みたいなことを鉄道でやるのか...

しかししばらくして平坦区間に入って速度が上がると、電源が復旧した。やはり機関車のパワー不足か。パワーが足りないなら重連にするという選択肢はなかったのだろうか...

The Adria車窓2走行していると日も沈んだ。クロアチア南部ともなると緯度も低いから、ドイツとかと比べても日の入りは早いようだ。夕日を見たのはこちらに来て初めてだ。



日が暮れたところで車掌にベッドメイクして貰う。ちなみに部屋は三人部屋で三段ベッドになっているが、一人なので一番下だけベッドにして貰う。二段目は壁にたたんだまま。一番上は倒されているが、高いので居住性には影響はない。ちなみに別の部屋の枕が足りなかったようで、3つ要らないだろうから1個くれと言って持って行かれたw

ちなみにこの列車には他に4組の乗客が乗っているようだが、全てチェコの家族連れのようだ。チケットがチェコ国内でしか買えないから、当然そうなるか。

日の入り後も部屋で本を読んだりしながらのんびりしていると、いい時間になってきたので就寝。明日未明には国境越えのために起こされるから、早めに寝ておかないと。

紆余曲折はあったが、ついに念願のスプリト−プラハ直通夜行列車に乗ることができた。車掌もいい感じにフレンドリーで個室内は割と広く、しかも安いといういい列車だ。これが日本から予約できればいうことはなかったが。スプリトからプラハまで約24時間。明日も引き続きこの客車列車での旅を満喫したい。

2014年07月24日

欧州旅行8日目〜The Slovan

5時過ぎに部屋がノックされ、「パスポートコントロール」と言って起こされる。クロアチアはシェンゲン協定に加盟していないため、クロアチアからハンガリーに入る際にパスポートコントロールが必要となるのだ。

まずクロアチアの出国審査官が回ってきたので、パスポートを渡すとメモだけ取って終了。出国印は押されないようだ。その後しばらく誰も来ないので二度寝していたら、今度はハンガリーの入国審査で起こされる。今度はスタンプを押されて終わり。そのまま三度寝をする。

最終的に7時半頃起床。身支度を済ませてトイレに行ってから朝食。安いだけあって朝食は付いていないみたいで、車掌から購入。クロワッサンとコーヒーだけの簡単な朝食。

The Adria車窓ハンガリーでののどかな夜明け。列車は約10分遅れでブダペストに向けて走行中。




The Adria@Budapestブダペスト東駅へも約10分遅れで到着。到着後10分くらいすると列車後部にディーゼルの入替機関車が連結され、引き上げられる。ここから編成の組み替えだ。



まず編成全体(ハンガリー入国時に増結されたようで客車9両)を引き上げて留置線に入れる。そこから後ろ3両を切り離し、残り6両を別の留置線へ入れる。そしてプラハ行きの客車だけ切り離して、駅に戻る。これで終わりかと思ったら、再び引き上げられる。何なんだ?と思ったら、全然関係ない列車を引き上げるのに付き合わされたみたい。いい迷惑w

Budapest Keleti puその後再びこの客車だけ引き上げられて、チェコ国鉄(ČD)の客車1両に連結。ここでしばし待たされる。すぐ隣では、railjetの整備を行っていた。こういうのが見られるのもいい。


そこからさらに引き上げて駅に入り、残りの編成と連結。ようやく作業終了。ちなみにこの作業中客車の電源は落ちているのでエアコンは切れたまま。それほど暑くなかったのでよかったが、車掌2人はブダペスト到着と同時に早々に車両から抜け出して、駅に戻ったところで両手に酒瓶を抱えて帰ってきたw

このとき車掌が来て、飲食物の販売はこれで終わりだから、何かいるなら今のうちに買ってくれと言われた。どうも飲食販売はブダペストまでのようだ。ただチェコ国鉄の車掌なので、プラハまではアテンドし、ブダペスト以降でも頼めばビールくらいは出してくれていた。客も含めて割とフリーダムなところがいい感じだ。

さて、発車まで少し時間があるので、ホームをうろうろ。

寝台車行き先票スプリト−プラハ直通寝台車のドアに貼られている行き先票。ここに書かれているとおり、ブダペストまではR1205/Adriaとして運行されてきたが、ここから先はEC276/Slovanに連結されてプラハを目指す。

The Slovan@Budapestここから先はEurocityとして運転されるので、チェコ国鉄の食堂車も連結される。後で昼食を食べに行く。




さて、時間になっていよいよ発車。と思いきや、発車せず。どうも車両トラブルが発生したようで客車の電源が入らず、再び引き上げられて問題の?1両だけ切り離して駅に戻る。今度こそ終了。

The Slovan@Budapest2というわけで、ようやく発車準備完了。客車は7両ともチェコ国鉄のものだが、機関車はスロバキア国鉄のもの。




先ほどのトラブルのため、ブダペスト東駅を約30分遅れで発車した。ブダペストでの停車時間は1時間40分ほどだったが、作業が続いたためにほとんど余裕はなかった。

CD食堂車ブダペスト発車後、すぐに食堂車へ向かう。食堂車は二等車4両を超えた先にあった。この列車の食堂車はチェコ国鉄。入ったときはガラガラだったのに、帰るときにはすでにほぼ満席。早めに来てよかった。


昼食1今日の昼食はこちら。七面鳥の胸肉のなんとかと芋のなんとか。肉はまあまあだが、芋は塩味が効いて美味かった。




昼食2食後のコーヒー。まるで紅茶のようにポット入りで、2〜3杯飲めた。そしてLotusのビスケット付き。




CD寝台車入口再び客車4両の先の寝台車へ戻る。戻ると車掌が通路をふさいでいて、他の客が入れないようにしていた。おかげで治安は安心だ。部屋に戻るとちょうどスロバキア国内に入ったところだった。プラハまで残り5時間半ほど。引き続き車窓を堪能する。

列車は北上を続け、スロバキアの首都ブラチスラバに停車する。2年前のGW以来だ。あのときはここで一泊した。ブラチスラバを出てもさらに北上を続けてチェコ国内に入ると、Břeclav(ブジェツラフ)に到着する。本当はここでウィーン方面から来るワルシャワ行きのECと接続するが、こちらの列車が大幅に遅れたため接続はとられないようだ。

The Slovan車窓チェコ国内には行ってしばらくは山の中を走ったりもしたが、やがてのどかな平地になる。景色を眺めたり、本を読んだりして個室内でのんびりとする。客車列車の旅はいいものだ。廊下では同じ車両に乗っている子供同士が走り回っているがw

プラハが近づいてきたところでまたお腹が空いてきたので、夕食をとりに食堂車へ向かう。食堂車までの間に4両の二等車が挟まれているので、遠くて仕方ない。

夕食1夕食2
夕食はマッシュルームのスープとトマトパスタ。クリーミーなスープにトマトソースにパルメザンチーズをまぶしたパスタがよくあう。あとはパン付き。

夕食を終えて自室に戻ろうとすると、寝台車に入るところのドアが施錠されていた。近くに車掌はいないし、ちょうど車掌室のあたりは死角になっていて見えない。困ったが部屋に戻れないともっと困るので、ドアをたたきながら開けてくれ〜と叫ぶ。すると車掌が気づいてくれて鍵を持ってきてくれたが、鍵が一杯あってどれがこのドアの鍵かなかなか分からない。一人の車掌が鍵を探している間、もう一人のお調子者の車掌がもうあきらめろみたいなジェスチャーをしてうぜぇw

何とか鍵を開けてもらい、無事に部屋に戻れた。やれやれだ。プラハ到着まであと少しなので、身支度をして部屋で待機する。しばらくすると車掌がやってきて、あと15分でプラハに到着すると教えてくれた。

The Slovan車窓2やがて列車はプラハ市内に入る。まもなく終点プラハ本駅だ。最後の車窓を見ながら、プラハ到着を自室で待つ。




そしてスプリト発車からちょうど24時間、定刻より13分遅れの18時37分に終着駅のプラハ本駅に到着した。到着が13分遅れたため、乗車時間はちょうど24時間となった。

CD寝台車車内最後に忘れ物がないかを確認し、個室を出る。24時間お世話になったこの部屋ともこれでお別れだ。




終着駅プラハ本駅。24時間にわたる旅はこれで終わりだ。ホームに降りると、二人の車掌が見送ってくれた。24時間世話になると、割と親しくなる。
The Slovan@Praha1The Slovan@Praha2
ホームで写真を撮ってから寝台車をのぞき込むと、すでに各部屋の片付けを行っていた。一昼夜乗務したあともまだ仕事は終わらないようだ。

こちらはもうやることもないので、最後に列車をもう一度未納めてからホームをあとにする。ホームから降りてコンコースを抜け、駅の外に出る。そして駅前にある今夜のホテルに入る。

今回の旅行最大の目的であり念願であったスプリト−プラハの直通寝台車に乗ることができた。そして予想通りいい旅となった。昔ながらの客車寝台での24時間にわたる長距離旅行、パスポートコントロールのある国境越え、ブダペストでの編成組み替え、そして食堂車と、古き良き時代の汽車旅の醍醐味が全て詰まった列車であった。またいつか乗りたいと思うが、チェコ国内でしかチケットを買えないのが最大の問題点だ。逆にチェコ国内でしか販売していないためか、今回も10室中半分しか埋まっていなかったので、当日でも何とかなるかもしれないが、リスクは残る。次乗るときまでには、何か解決策を考えたいところだ。

さてあとは二日かけてフランクフルトまで戻って飛行機に乗れば、今回の欧州旅行も終わりだ。最大の目的は達成したが、まだ楽しみは残っているので、引き続き旅を楽しんでいきたい。

2014年07月25日

欧州旅行9日目(1)〜ČD railjet

今日は久々に、というか最初のフランクフルト以来となるホテル朝食を食べた。満足したところで出撃。

ČD RJ@Praha今日はまずウィーンまでチェコ国鉄(ČD)の新型車両railjet(RJ)に乗車する。これはOBBのRJをベースにČD仕様にしたもので、OBB RJと同じく機関車Taurusで客車7両を牽引する。RJとしての本格運用は12月からだが、6月からEurocity(EC)としてのTest Operationを開始している。

ČD RJ@Praha2反対側の制御客車。このあたりの構成もOBB RJと同じだ。ウィーン方がTaurus、プラハ方が制御客車になっている。




車内もOBB RJと同じくビジネス、ファースト、エコノミーの3クラス制だが、来月まではビジネス席をファーストクラスに解放している。なのでこの席を予約。

CD RJ車内ビジネスクラスはOBB RJと異なりオープンサロンで、横2列に配置された席が6席あるだけ。しかもファーストとの間に仕切りはない。ちなみに窓との関係は微妙で、今回予約した27号車11番席以外はイマイチかと。このあたりはOBBの方がよかったな。

OBB RJと違うのは、エコノミークラスが4両から5両に増やされ、ファーストクラスが減らされていること。それに伴い食堂車は25号車から26号車に移動されている。このあたりはチェコの事情を反映したものか、それともOBB RJの運用結果をフィードバックしたものかは分からないが、そのせいでファーストクラスの席をこれ以上減らせないという事情もあるのかもしれない。

とりあえずプラハ本駅をウィーンに向けて定刻通り発車。Břeclavまでは昨日来た道を戻る。プラハ発車後にウェルカムドリンクとして水をもらう。2年前にワルシャワまで乗ったときは好きな飲み物を選べたけど、サービスが変わったようだ。

車内モニタRJといえども今はまだEC運用なので最高速度は160km/hに制限されているが、新型車両だけあって快適だ。車内も新車のにおいがする。ちなみに車両側の列車名表示は、すでにEC75ではなくRJ75になっている。

CD RJ食堂車今日の食堂車のHappy hourはBřeclavまでだったので、Brnoを出たところで少し早めの昼食に向かう。RJには食堂車というかビストロが連結され、テーブルが5席ある。


昼食昼食はシュニッチェルとオレンジジュース。ポテトサラダ付き。レモンかソースが欲しいところだけど、結構美味しかった。




ČD RJ@Břeclav自席に戻って少しすると、Břeclavに到着する。乗務員が交代することもあって少し停車するので、ホームに降りてリフレッシュ。



CD RJ車窓1Břeclav発車後はブダペスト方面と分かれてウィーンに向かう。ここから先は未乗区間。しかし、RJの本格運用に向けて線路改良工事も行っていたチェコ国内とは異なり、あまり軌道がよくないようで、あまり速度は出せない模様。


オーストリア国内に入ると、Břeclavで交代したOBBの車掌が再び改札に回ってきた。そうこうしているうちにWien Simmeringに停車。その後はウィーン中央駅を通過してWien Meidlingに到着。元々はここまで座席指定していたが、ウィーンで時間をもてあますので終点のWiener Neustadtまで乗車。

CD RJ車窓2Wiener Neustadtまでは30分足らずだが、ČD railjetでの最後の車窓を楽しむ。ここは3日前にリュブリャナに向かうときにも通った道だが、のどかな風景だ。



CD RJ@Wienerそしてほぼ定刻通りに、終点のWiener Neustadtに到着。ここでは9分の折り返しでプラハ行きのEC(RJ機材使用)に乗車する。てっきりこの列車がそのまま折り返すと思っていたが、そうではなく別の列車が待機していた。一本前のECもRJ機材だったようだ。

CD RJ車内2今度はWien Meidling駅まで戻るだけで30分足らずの行程なので、ファーストクラス席にしてみた。OBB RJでは一度も乗ったことがなかったが、やはりビジネスに比べるとやはりしょぼい。


CD RJ@WienそしてWien Meidlingに到着。railjetに乗るのもこれが最後なので、ホームで出発を見送る。




このあとはウィーン西駅から20時発のEuronightに乗るまで時間を潰さねばならないが、できれば荷物を預けたいのでひとまず地下鉄で西駅に向かう。

欧州旅行9日目(2)〜ザッハトルテ

とりあえずWien Meidling駅からWien Westbahnhof(ウィーン西駅)まで地下鉄で移動する。一旦OBBの西駅に上がってコインロッカーに荷物を預けようとするが、先日スプリト−プラハの夜行列車に乗るために手持ちのユーロは全て使い切っている。仕方ないので両替所を探すが、見つからないので駅の案内で近くにないか聞いてみたら、ないと言われた。そんな馬鹿な。非ユーロ圏の国からの国際列車も到着する駅なのに。

そうはいってもないものは仕方が無い。どうしようか悩んだが、目的地に近いシュテファン広場のあたりには両替所がたくさんあったことを思い出して、そこまでスーツケースを転がしていくことにする。というか、そこまで行くならもはやコインロッカーは必要ないが、さすがに現金ゼロは困るのでどのみち両替はしないといけない。

Stephan大聖堂というわけで再び地下鉄に乗り、シュテファン広場へ。2006年3月以来、約8年4ヶ月ぶりのシュテファン広場。とりあえず両替所を探す。



本当はATMでキャッシングしたかったが、持ってきた海外キャッシング対応のVisaカードを忘れてきたので今回は現金両替しかできなかった。しかし近くにBank Austriaがあったので入ってみたら、ATMでJCBカードが使えた。そして手持ちのJALカードSuicaでキャッシングができた。あとで分かったことだが、レートも滅茶苦茶よかった。ラッキー。

現金も確保したことだし、どうしようかと周りを見たら、マンナーショップがあったのでそこに入る。ここはManner Wafersで有名なマンナーの製品が売られている店だ。ここでウエハース他のお土産を購入。これでしばらくもつ。

マンナーウエハースを買ったので、次の目的地に向かう。8年前の記憶だけを頼りにケルントナー通りを南に向かう。すると見えてきた。ホテルザッハが。早速ホテルのカフェに入る。

ザッハトルテそして注文したのはこちら。名物ザッハトルテ。8年前と変わらぬ甘い味で、無糖のホイップクリームとよくあう。前回はザッハトルテとメランジェを注文して甘いもの通しで撃沈したが、エスプレッソならよくあう。


8年ぶりのザッハトルテに満足して店を出る。ホテルのケルントナー通り側にあるショップに入り、お土産用のザッハトルテを購入。一番小さい奴ならスーツケースに入るので、実家へのお土産にしよう。

土産を片手にシュテファン広場へ戻り、地下鉄に乗ってウィーン西駅に戻る。さてあとは夜行列車に乗るだけだ。

欧州旅行9日目(3)〜OBB EuroNight

ウィーン西駅に戻ったのは17時過ぎ。夜行列車は20時発なのでまだしばらく時間がある。

OBB RJ@Wienホームにrailjetが入っていたので、少しばかり撮影に励む。





折角なのでrailjetの発車を撮影。railjet牽引のTaurusも当然ドレミインバータ搭載。反対側に別のrailjetが入線してきたために雑音が入ったが、いい音だ。しかしこのとき隣にいたTaurusがこのあとすぐに発車し、単機だったためやたら加速がよく、まるで京急2100のような軽やかな音が出ていたのを撮り損ねたのが悔やまれるorz
一通り撮影も終えたところで、OBBのラウンジに入る。実はレールパスで入れたらしいが、2年前にInnsbruckで拒否されたことがある。今回はどうかと思ったが、すんなり入れた。飲み物を飲みながらネットサーフィンして時間を潰し、30分前くらいにホームへ向かう。

OBB EN@Wienホームに出るとすでに列車は入線しており、後ろに連結されたカートレインに車を積み込んでいた。




OBB EN@Wienこちらが今夜乗る、オーストリア連邦鉄道(OBB)の運行するEuronight(ユーロナイト)、EN490ハンブルク/ケルン行きだ。オーストリア国内は機関車Taurusが牽引する。



OBB EN寝台車こちらが今日乗るハンブルク行きの個室寝台車。入り口では車掌が待ち構えている。こういうのはいかにも欧州らしい。




OBB EN廊下寝台車両の通路。作りは片側に個室が並ぶ一般的な作りだ。なお駅停車中は人が多かったので、こちらの写真は発車後に撮ったもの。



OBB EN車内寝台車の個室内。三人用個室というのは欧州で一般的だが、普通は一番下のベッドが3人分のソファになるところ、そこは2人分で反対側に1人分の椅子が配置されているのは珍しい。おかげでベッドメイクしても椅子とテーブルがそのまま使える。

OBB EN車内2そしてウェルカムセットがすでに室内に置かれている。中身はスパークリングワイン、水、プレッツェル、ウェットティッシュのウェルカムドリンクセットと、スリッパ、タオル、耳栓、石けん、うがい用の水が入ったアメニティセット(紙袋の方)。

ちなみに右側の紙は朝食のリクエストリストで、いくつかならんでいる品目の中から6品選ぶとそれを朝食に持ってきてくれる。ただしバターやジャムも1品にカウントされる。なお6品までが無料で、7品以上欲しいときは追加料金を払えばいいらしい。テーブルの上にあるシートは食事の時に敷けということだろうが、ただの紙かと思ったらもっとしっかりしていて裏は滑り止めになっている。このデザインは結構いい。貰ってくればよかった。

部屋でごそごそしていると、20時になって列車が発車。発車後すぐに車掌が来て改札をし、チケットを預かっていく。スパークリングワインもあることだし、お腹も空いたので一息ついたところで車掌に食事を注文。この列車には食堂車は付いていないが、CNLやチェコ国鉄の寝台車のように車掌に言えば軽食を作ってくれる。メニューは個室内に置いてあった。

夕食ソーセージとパンとプリングルスを購入。食事を待っている間にフルーツの詰め合わせもサービスで持ってきてくれた。なかなかいい列車だ。車窓を眺めながら晩酌する。食堂車ではないが、これこそが夜行列車の醍醐味だ。

途中のSt Valentinで後続のrailjetの通過待ちをしながら、いつか来た道を西へ向かう。そしてWelsから分岐して、ドイツのニュルンベルク方面へ向かう。

食事を終えると酔いも回ってきたので、車掌に頼んでベッドメイクして貰う。明日はフランクフルトまで戻って飛行機に乗る。この旅もいよいよ終盤だ。最後の1列車まで旅を堪能したい。

2014年07月26日

欧州旅行10日目〜フランクフルトへ

朝起きるとハノーファーに到着。どうも30分くらい遅れているようだ。相変わらずドイツ国内はダイヤ乱れが酷いようだ。

着替えてくつろいでいると、車掌が朝食を持ってきてくれた。

朝食こちらがその朝食。昨夜選んだ6品(パン2個、バター、ハム、チーズ、コーヒー、ヨーグルト)だ。これだけあると結構なボリュームだ。



朝食を食べ終わって部屋で最後の車窓を眺めていると、Hamburg-Harburgに到着。少しすると隣のホームにはチューリッヒからのCNLが到着した。

CNL2そしてなんとほぼ同時にHarburgを発車。ここから中央駅までENとCNLが併走した。そういえばここは複々線区間だった。



程なくハンブルク中央駅に到着。ここからは伏線になるので、遅れているこちらが先に発車。約15分ほどで終点のHamburg-Altona駅に到着。結局40分遅れでの到着となった。

OBB EN@Hamburg終着駅Hamburg-Altona。ウィーンからの夜行列車の旅が終わった。ドイツ国内はDBの電気機関車が牽引していたようだ。



今度は9時32分発のフランクフルト行きICEに乗り換えるが、一本前の8時32分発のICにもまだ間に合うようだ。最近ドイツ国内のダイヤ乱れが酷いから、先のICに変更しようかと思ったが、乗るならICEの方がいいのと、先日ICの食堂車が営業していなかったこともあるので見送った。しかしこれが運の尽きだった...

Hamburg-Altona13しばらくコンコースで待っていたら、ウィーンからENの後ろに連結されていたカートレインが隣のホームに入れられ、車を降ろし始めた。カートレインから降ろすところは初めて見た。


Hamburg-Altona11Hamburg-Altona駅は終端式ホームなので、ホームの端から降ろされた車はそのままコンコースを走り抜けていく。




ICE1@Hamburg-Altonaしばらくすると、これから乗るICEフランクフルト行きが入線した。機材はICE1だ。とりあえず指定された席に乗り込み、発車を待つ。



前のICは遅れていたので心配したが、ほぼ定刻で出発。そのままハンブルク中央駅、Hamburg-Harburgと順調に停車し、フランクフルトを目指す。懸念に反して順調かに思われたが、ブレーメンで遅れていた列車の接続を待つため、15分の遅延が発生。これならまだ何とかなるが、その後も順調に遅延が拡大していく。

ICE1食堂車心配ばかりしていても仕方ないので、昼食をとりに食堂車へ。ICE1の食堂車は初めてだが、天井にも窓が配置されてて、日が入るので結構明るい。



昼食昼食は重ねたパスタのベーコンとオニオンソースとかなんとかとサラダ。ついでに最終日なので、ビールも注文。昼から贅沢をしてしまった。



部屋に戻ると列車は順調に遅れを拡大中。それでもこのペースで行けば何とかなるかと思っていたら、本来経由しないはずのデュッセルドルフに寄ることになり、それが致命傷となった。ケルンから34分接続でフランクフルト行きのICEに乗り換える予定だったが、最終的に40分遅れ。今度は接続もとってもらえず、ケルン到着直前に当該列車とすれ違った。ケルンから乗る予定だった列車は昨年12月に運行開始したICEの新型車両407形で、シーメンスのVelaro Dだ。これに乗るのも今回の旅の目的の1つだったのに、なんということだ。こんなことなら、やはり先発のICに乗るべきだったかorzorzorzorzorzorzorzorzorz

失意の中、約40分遅れでケルンに到着。次の列車を調べると約30分後のICEだった。

ICE3@ケルンBasel行きのICE3。残念ながら先頭は二等車なので、マニア席はあきらめて普通席に座る。これが今回最後の乗り鉄で、かつ唯一の300km/h走行だ。



ケルンから約55分、ANA機が着陸するところを横目に眺めながらフランクフルト空港駅に到着。これで全ての乗り鉄が終わった。ICE3を見送ってから空港に入る。ターミナル2までバスで移動しなければならないが、いつの間にか集中豪雨に見舞われていた。バス停に行こうと少し外に出るとずぶ濡れになる。今更折りたたみ傘を出したくないなと思っていたら、空港職員がスカイトレインを使えばいいと教えてくれた。存在は知っていたが、フランクフルトに到着するといつもバスの案内しか見つからず使ったことがなかった。

というわけで豪雨の中スカイトレインでターミナル2へ移動し、JALのチェックインカウンターへ向かう。ファーストクラスカウンタでチェックインすると、PYにアップグレードしてもらえた。初のインボラだ。確かに事前座席指定でも結構混んでたからなあ。とりあえず出国審査を済ませて、JALファーストクラスラウンジに入る。

夕食一休みしてから夕食。ソーセージも置いてあったので、最後のソーセージを味わう。デザートまで食べるとお腹いっぱい。おにぎりとかカップ麺もあったが、そこまでは食べられない。


時間が来てゲートに向かう。ラウンジはなぜか出国審査と保安検査の間にあったので、保安検査を受けてからゲートに行くことになる。ゲートに着くと優先搭乗が始まったので、そのまま搭乗。PY席はやはりゆったりしていていい。これならゆっくり眠れそうだ。離陸後、機内食をかじりつつ映画を見てから眠りにつく。

これで欧州ともしばらくお別れだ。今回は10連休を丸々使い、CNL2連泊、チェコ国鉄の寝台車、CD railjet、OBB ENなど多くの列車に乗ることができ、量的にも質的にも充実した旅だった。次回もこのような旅ができるようにしたい。

2014年07月27日

欧州旅行11日目(最終日)〜帰国

家に帰るまでが海外旅行。ということでまだまだ続く。

JALお土産2機内では、PYなのでそこそこ眠れた。ちなみにPYでは、間食としてお菓子の詰め合わせをもらえた。確かロンドン便だとショートブレッドをもらえたが、その代わりだろうか。しかしどちらかというと袋の方が価値があるかもw

ちょうど朝食時間帯に目覚めたので、イマイチな朝食を食べて、成田には定刻より幾分早く到着。すぐに入国して荷物を受け取り、国内線カウンタで荷物を預け直し。再び保安検査を通ってサクララウンジへ。伊丹行きまで3時間ほどあるが、ラウンジでお茶を飲みながら時間を潰す。

時間が来て伊丹行きに搭乗。JAL便で伊丹まで飛び、空港で夕食をとってから帰路につく。いつも通りリムジンバスで三ノ宮に出て、JRで帰還。これで本当に今回の旅も終わりだ。

今回の旅行では、10ヶ国を訪問。鉄道での移動距離は、約9082km。一部調べられなかったところは地図からの推定を含むが、これは過去最高だろう。カナダのトロント−バンクーバーが4466kmだったので、これを往復した以上の距離だ。

また今年はGWが短めだったが、今回は壮大な旅行となった。中身も407形には乗れなかったが、CNL×2、スイスのパノラマ列車、OBB railjet、ICN、スプリト⇒プラハの直通寝台車、CD railjet、OBB ENと非常に濃い内容で、量的質的に満足のいく旅行だ。

今回の感動を忘れず、今後ともこのような旅行を実現していきたい。