欧州旅行2015

2015年07月16日

1日目〜出発

予定より1日早い出発日。伊丹-羽田便が運行か欠航かきわどい状況が続き、気が気でなかったが、定時より1時間ほど早く退社し、一路伊丹空港へ。

空港に着く頃には搭乗便が出発予定になっていたので一安心していたが、無事搭乗手続きを終え出発できた。フライト自体もほとんど揺れることはなく、台風を避けて飛んだのか、いつもより若干時間がかかって羽田に到着。

羽田からリムジンバスで成田空港へ移動。さらにホテルのシャトルバスで空港近くのホテルへチェックイン。

明日の出国に備えて、今日は早めに寝る。

2015年07月17日

2日目〜出国

台風のせいで一日早く出発したが、今日が本当の出発日。

ホテルでは朝食をとらず、そのまま成田空港へ直行。ファーストクラス用カウンタでチェックインし、優先レーンを通って保安検査を済ませ、出国。そのままファーストクラスラウンジへ入る。

朝食ラウンジでいつもの朝食...と言いたいところだが、今日は機内食が控えているので控えめに。それでもカレーだけは外せない。ファーストクラスラウンジではカレーが朝から出てくるので早めにラウンジに入って朝食にした。寿司とビシソワーズも美味かった。

ファーストクラス時間が来て搭乗。今日乗ったのはファーストクラス。国際線で乗るのはもちろん初めて。マイルのなせる技だ。




美味しい食事とシャンパン、ワインをいただき、寝たり映画を見たりしつつフランクフルト国際空港にほぼ定刻で到着。一番最初に降りられるので、混雑に巻き込まれることもなく入国。フルフラットシートで来るとやはり結構楽だ。

スカイトレインでターミナル1に移動して、列車で中央駅へ移動。ICEに乗ろうと思ったら35分遅れとかだったので、REで中央駅へ。ユーレイルパスなのでどちらでもいいが。

夕食駅前のホテルにチェックインして、少し休んでから夕食。駅のフードコートでソーセージとポテト。ドイツに来たらこれを食べないと。明日はカリーブルストでも食べたいものだ。


食後はスーパーでお菓子を買ってから帰還。旅の本番は明日からなので、今日は早めに休んで明日からの旅路に備えたい。

2015年07月18日

3日目(1)〜ドイツ周遊

今日からが乗り鉄の旅本番。初日は体力回復のため朝はゆっくりするのがポリシーなので、今日も昼前の出発。ホテルで朝食をとって、10時半くらいにゆっくりとホテルを出る。

ICE3@Frankfurt Hbfまず乗ったのは、ICE3のドルトムント行き。見慣れた車両だ。なんか旅はいつもここから始まる気がする...




ICE3車内無駄にマニア席をゲットしたが、これに乗るのは次のFrankfurt Flughafen(フランクフルト空港)まで。マニア席はいい物ですな。



このままケルンまで行きたいところだが、次の列車に乗らねばならないので空港駅で下車し、後続の列車を待つ。

407形@Frankfurt Flughafen乗るのはこちら、ICE3の新型車両407形。昨年ドイツ国内のダイヤ崩壊の影響を受けて乗り損ねたので、1年越しのリベンジ。ようやく乗るときが来た。



407形@車内乗ったのはこちらの一等車。革張りの座席が1+2列配置で並び、ICE3とあまり変わらない。ただ通路の天井に液晶ディスプレイが設置されているのは新しい。



407形@車内2そして大きく違うのはこちら。ICE3(405形/406形)だとマニア席があった場所は、機械室になって座席はなくなっている。あれがICE3の最大の売りだっただけに残念でならない。


407形@食堂車407形には食堂車も付いている。今回は乗車時間が短いこともあり、食事は次の列車でとる。次回はこの食堂車も使ってみたい。



407形@Koln Messeフランクフルト空港から50分ほどでケルン・メッセ駅に到着。いつもの中央駅ではない。メッセ駅に来るのは実は初めて。ここで407形を見送る。



ICE3@Koln Messe続いて乗るのは、ICE3のバーゼル行き。マニア席を予約していたものの後ろ向きだったので、普通の前向きの席に移動。しかしエアコンの効きが悪くて暑い...



とりあえず飯でも食おうと食堂車に行ったら、エアコン故障のため営業中止だとか... 一等車の座席での食事サービスも無しと。バーゼルまで4時間飯抜きかよ...と思っていたら、二等車用のワゴン販売が一等車にも回ってきたのでサンドイッチを購入。

昼食食堂車で温かい食事をとるつもりが、質素な昼食になってしまった。あとは手持ちのお菓子と、一等車客にくれるお菓子を食べて飢えを凌ぐ。



お腹もふくれたので、あとはひたすら車窓をのんびりと眺めてバーゼルまで移動。この区間は何気に何度も乗っていたりする。今年4月にも乗ったしw(逆向きだけど)

Basel SBBというわけでバーゼル(Basel SBB)到着。4月以来約3ヶ月ぶりのバーゼル。数時間後にまた来るけどw




ICE1@Basel SBBここからは後続のICEに乗り換えてチューリッヒを目指す。乗換案内ではマンハイムでの乗換だったけど、この区間でICE3に乗る機会も少ないので、ICE3でバーゼルまで行く道を選んだ。今度はICE1。ガラガラなので4人掛けのテーブル席を占拠。

ここも何度も乗った区間だけど、車窓を眺めながらマッタリ。今度のICEはエアコンが効いていいですな。

ICE1@Zurichそして定刻より5分ほど遅れてチューリッヒ中央駅に到着。チューリッヒには何度も来ているが、ICEで乗り入れたのは実は初めてかも。



折角来たので、とりあえず駅前だけ少しぶらっとしてからSBBラウンジに入る。今夜の夜行列車に乗るまでラウンジでネットサーフィンして時間つぶし。

結局今日はまだICEシリーズしか乗っていないなあ...
このあとに期待。

3日目(2)〜City Night Line

チューリッヒからはプラハ行きのCity Night Line(シティナイトライン=CNL)に乗車。

CNL@Zurich1乗るのはこちら、CD(チェコ鉄道)保有の個室寝台車両。このなかでもシャワー付の一人用個室を予約している。




CNL_CD寝台車車内1こちらがその個室。車内の仕様はDB保有の寝台車とほぼ同じ。乗車時にはすでにベッドメイクされている。そしてウェルカムドリンクとして、スパークリングワインとミネラルウォーター。


CNL_CD寝台車車内2寝台車の通路。これも車内スペースを最大限確保するため、通路の壁が曲線を描いてデコボコしているのはDBの車両と同じ。



CD寝台車食事メニュー2CNLはDB運営だが、この車両だけはCDの車両。そのためサービススタッフも、CDの車内サービスを請け負うJLV。なのでこのようなJLVのロゴ入りの飲食物のメニューが置かれている。車掌に注文すればすぐに持ってきてくれる。

チューリッヒ発車後、すぐに車内検札に車掌が来る。チケットを見せて終わり。以前は国際夜行列車だとチケットとパスポートを車掌に預けて、翌朝下車前に返してもらっていたけど、最近はパスポートのチェックすらなく、チケットも検札だけになった。もともとシェンゲン圏でパスポートコントロールもないのだから、これが本来あるべき姿なのかもしれないが。

夕食検札後、車掌に夕食を注文。頼んだのはこちら、ソーセージ(パン付き)とポテチ。これをつまみに、ウェルカムドリンクのスパークリングワインを飲む。



CNL@Basel1飲み終わる頃に、バーゼルに到着。食事代はあとで取りに来ると行っていたけど未だに来ず。払わないままホームに降りてもいいものかと思ったが、普通に降りて息抜き。


CNL@Basel2バーゼルで方向転換すると共に、後ろに二等座席車2両を連結。今までは機関車のすぐ後ろだったけど、今度は後ろから3両目に。



Basel SBB、Basel Badと出たところで、ようやく車掌が料金を徴収しに来たw
そんな適当でいいのかwと思ったが、そういえば昨年Splitから乗ったCDの寝台車の車掌もこんなノリだった。

債券を償還したので、シャワーを浴びて写真の整理をして本を読んでから就寝。明日の朝には約1年ぶりのチェコだ。

2015年07月19日

4日目(1)〜プラハ到着

朝7時過ぎに車内放送が入って目覚める。

CNL@Leipzigベッドから出るとちょうどLeipzigに到着した。どうも40分くらい遅れているようだ。列車はここで方向転換してプラハを目指す。




CNL_CD寝台車車内3Leipzigを出ると車掌がやってきて、朝食を食べるか?と聞くのでYesと答える。するとベッドを片付けて昼モードにし、テーブルを持ってきてくれる。



朝食朝食はこちら。やたらパンが多いw 黒パン×3、白パン×1、クロワッサン×1、すり下ろしりんご?×1+コーヒー。栄養は偏っているが、お腹いっぱいである。



Dresden Hbfその後も若干遅れが拡大し、ドレスデンには約50分遅れで到着。何気に初めてのドレスデン。しかし今回は通過するだけ。まあいつか改めて訪れる日もあるだろう。



CNL車窓1その後は運転士が頑張ったのか、遅れは次第に縮小しつつチェコ国内に入る。列車はプラハを目指して、エルベ川に沿って走り続ける。



CNL@Praha1チューリッヒ発車から15時間28分、終着駅プラハ本駅には定刻より39分遅れの11時10分に到着。機関車はLeipzigからCDの機関車に交換されていたが、なかなかカラフルなデザインである。


CNL@Praha2チューリッヒから15時間28分乗ってきたCDの寝台車。台車は空気ばねだし、なかなか快適な車両だった。




さて、次はGraz行きのrailjetに乗り継ぐ予定だが、CNLの遅れを見越して約2時間接続の列車を予約してある(機材の好みもあったけど)。まだ1時間半あるので、1st class用レールパスの権利を行使して、CDラウンジで休憩。エアコンが効いてなくて暑かったけどorz

4日目(2)〜Wien経由Bratislavaへ

暑いCDラウンジでは十分に休むことはできなかったけど、時間が来たので次の目的地に向けて出発。

railjet@Praha1次に乗ったのは、昨年12月から正式運用を開始したrailjetのGraz行き。といっても乗るのはCDの青いrailjet機材ではなく、OBBの赤いrailjet...の筈が、やってきたのは青いTaurus。あれ?と思っていたら、客車は青かった。こんな組み合わせで運用するのかw

ちなみに、後ほどすれ違ったrailjetの中には、青い客車を赤いTaurusが牽引しているパターンもあったw

railjet@Praha2乗るのは見慣れたこちらの赤いrailjet。まちがいなくOBB機材である。最近ほぼ毎年乗っている気がする...




railjet車内1乗るのはもちろんこちらのビジネスクラス。この半個室風なところが落ち着く。CD機材もこういうデザインにしてくれたらよかったのに、なぜあんな中途半端なオープンサロン式になってしまったのか。マニアフレンドリーなCDらしからぬ..

気を取り直して、昨年末にチェコ乗り入れを果たしたrailjetの旅を楽しむ。今回はウィーンまで。発車してしばらくすると車掌がやってきて切符の確認と、ウェルカムサービスの水をくれる。さらに食堂車で使える50コルナ分のクーポンをくれて、ついでにウェルカムドリンクも貰えると教えてくれる。ちょうど昼時でお腹も空いていたので、昼食をとることにして食堂車へ行く。しかし混雑していたので、渋々自席で食事をとることに。

昼食今日の昼食はこちら。ハンバーグにマッシュポテト、サラダが乗った一品。パンを頼み忘れたけど、朝たくさん食べたからまあいいか。レンジでチンした物だけど、暖かいし結構美味しい。


railjet@Wien Hbf1国境を越えてさらに1時間走ると、ウィーン中央駅に到着。ウィーン中央駅は昨年12月に開業した駅で、今回初めて来た。昨年も工事中の中央駅を通過したけど。写真に写っているrailjetは駅に止まっていた別のrailjet。

REX@Wien1ウィーンからは、ブラチスラバ行きのREXに乗車。OBBの客車2両(うち1両は制御客車)とZSSKの客車2両が連結され、座席は二等車のみ。どちらの客車に乗るか悩んだが、OBBの車両はエアコンが効いてなさそうだったのでZSSKの客車に。

REX@Wien2機関車が後ろから押すプッシュプル方式だが、機関車はOBBのディーゼル機関車。OBBのディーゼル機関車は初めてだ。



オーストリアとスロバキアの首都同士を結ぶ路線であるが、ウィーン近郊とブラチスラバ近郊を除いて単線のローカル線だった。ローカル線を客車列車で走行するのはいいものである。

ウィーンから1時間ちょっとでブラチスラバに到着。今日はここからさらに夜行列車に乗り継ぐ。

4日目(3)〜スロバキアの寝台車

ブラチスラバからは、同じスロバキアの東部にあるコシツェ(Košice)に向かう寝台車両に乗る。

R709@Bratislava1乗るのはこちら、ブラチスラバ発ジリナ行きR709列車(Rは快速相当?)。コシツェまで行くはずなのに、この列車がコシツェ行きではないのには訳がある。



このR709はブラチスラバを19時55分に出て、終点のジリナには22時35分に到着する。この列車に1両だけ連結されている寝台車両は、ジリナ到着後、プラハから来るユーロナイト(EN=EuroNight)445列車の到着を待ち、ジリナからはそのユーロナイトに連結されてコシツェに向かう。そのEN445の到着時間は午前3時59分。発車は同4時25分。つまりこの寝台車、夜行列車と言いながら22時半から4時半まで約6時間ジリナ駅に停泊する。まさにホテル列車そのものである。

R709@Bratislava2こちらがその、コシツェまで直通の寝台車両。機関車のすぐ後ろに連結されている。車内は定員3名の個室寝台が並ぶ、典型的な欧州の寝台車両である。



車両に乗り込むと、車掌(若い兄ちゃん)が迎え出る。英語はほとんど喋れないようで無愛想な印象もあったが、仕事はきちんとこなしてくれていた。入口で車掌にチケットを預けると、とりあえず部屋まで案内してくれて、「コーヒー?」と聞いてくるので何かと思ったが、朝食のときの飲み物だと思いコーヒーと答えておく。

R709車内1こちらが個室寝台の車内。3段ベッドに洗面台、梯子、ハンガー、荷物置きスペースと、よくある作りである。しかし車内は蒸し風呂のように暑い。35度に上るブラチスラバに日中放置されていたので仕方ないのだろう。しかしこれが悲劇の始まりであった。

R709・EN445寝台車サービス洗面台の蓋兼テーブルの上には、朝食セット(ランチボックス風、というかブレックファーストボックス?)とお手ふき、スリッパ、タオル、石けん、飲料水、うがい用水が置かれている。普通の夜行列車でスリッパのサービスは珍しい。しかも結構いいスリッパだ。

R709列車はほぼ定刻通りブラチスラバを発車する。動き出したらエアコンも入るかな...などと思っていたが、一向にその気配はない。そこでふと違和感に気付く。通常壁に付いている筈の温度調整つまみが、窓下のヒーター部分に付いている。これはもしや...

と思って車掌に確認したら、エアコンは付いていないらしいorz
こんなに暑いのに寝れるのか?走行中は風が吹き込むからまだいいとして、ジリナに停車中は地獄じゃないか...

R709車窓とりあえずジリナに付くまでに部屋をできるだけ冷やそうと思い、窓全開で走る。窓を開けているので景色はよく見えたが、最高速度は多分140km/hなので、窓が開いていると結構迫力がある。


この列車、快速相当の列車であるが、途中の2面4線になっているような主要駅ではきちんと普通列車と緩急接続を行っていた。ブラチスラバで見ていた感じでもそれなりの普通列車が走っているようであり、なかなか日本的な光景で結構面白い。

R709@Zilina1そしてR709の終点ジリナにはほぼ定刻で到着。到着後、寝台車両は特に切り離される出もなくこのまま一夜を明かすようだ。車内は依然として暑い。車掌もホームに降りて、他の乗客と煙草を吸っている。


ちなみにこの日の乗客は自分を入れて3人で、うち1人はドア全開で今も暑そうにホームに降りてきているが、もう一人はドアを閉めたまま部屋にこもっている。果たして生きているのだろうか...

R709@Zilina2R709だった列車は機関車を連結したまま、夜のジリナ駅で静かにたたずむ。エアコン付き車両だったら電気は供給され続けただろうに...



車内に戻るもやはり暑い。それでも窓を開けていると、通路側のドアを閉めても自然対流はあるようで、少しは涼しい気がしないでもない。ちなみに車両のデッキのドアは車掌が施錠していた。治安は安心である。とりあえず窓全開で寝ることを決めて布団に入ると、ゲリラ豪雨に見舞われたorzorzorz

慌てて窓を閉めたので事なきを得たが、窓を閉め切って寝たら死にかねんぞ...と思っていたら、ゲリラ豪雨らしくすぐに止んだので再び窓を開けて寝る。駅なのでいろいろな音が聞こえるが、案外すぐに眠れた。寝台車両でありながら動かないのはありかもしれない。

これはこれで面白く、いい経験だ。

2015年07月20日

5日目〜ZSSK InterCity

結局昨夜はその後は割とぐっすり眠れた。元々動かないベッドだったので、気温さえ下がれば難なく眠れる。さすがにプラハからのENへの連結作業時には車両が動き出すので目が覚めたけど、またすぐに眠れたが、朝方は寒くなったので、走り出したところで窓を閉めた。

EN445車窓16時半頃に再び目覚めると、当たり前だがスロバキア国内をコシツェに向かって走行中。すぐに駅に止まったので、駅名と時刻表を確認するとほぼ定刻通り走っているようだ。


身支度をしてトイレに行って帰ってきたら、車掌が預けていた切符とコーヒーを持ってきてくれたので朝食にした。

朝食昨夜から置かれていたブレックファーストボックスと淹れたてのコーヒーで朝食。食パンみたいなやつは乾パンみたいに堅く、なんか懐かしい味だ。昔こんな駄菓子があったような・・・。


EN445@Košiceそして終点コシツェにほぼ定刻通りに到着。再び長い編成になっているが、ブラチスラバから来たのは先頭の1両だけで、残りは全てプラハから来た車両。あちらの寝台車はどれもエアコン付きで快適そうだ・・・。

眠りにつくまでは暑くてうんざりだったが、夜中に6時間停車するという謎の夜行列車に乗れたのはおもしろかった。夜中にずっと停車しているので、冷房が不要な時期であればさぞ快適に眠れるのではないかと思う。

コシツェ到着後は、次のインターシティでブラチスラバに戻る。発車まで1時間半ほどあるので、駅前を少しブラブラしてみたが特に何もなかった・・・。

IC@Košice1さて、これから乗るインターシティはこちら。スロバキア国鉄(ZSSK)が運行するインターシティ。以前は普通のインターシティだったが、私鉄REGIO JETとの競争が本格化して、本数を増強すると共にサービスも向上した。

IC@Košice2そのサービス向上策の目玉がこちら。従来の一等車、二等車に加えて、1Plus、2Plusというクラスを新設した。今回のこのうち上位クラスの1Plusに乗車する。クラスの序列は上から1Plus、一等、2Plus、二等かな?

IC1Plus車内1Plusの座席は、一等車用の6人用コンパートメントの真ん中の席を物置スペースとして潰して、4人席にしたもの。




IC1Plus食事メニューそして1Plusの乗客は乗車距離に応じて食事サービスを受けられる。早朝便を除き、120km以上乗車すると、3ミールコースが食べられる(ドリンクサービスもある)。しかしここで問題が・・・


そう、メニューが全てスロバキア語なのだ。なので何を書いてあるのかさっぱり分からない。しかし心配無用。この車両はWi-Fiサービスも行われているので、困ったときのグーグル先生に翻訳して頂いた。発車後に食堂車のおばちゃんが注文を取りに来たときに、「読めないよね・・・」と困っていたが、「グーグルで翻訳した」と言うと「助かった」と。というわけで難なく食事を注文できた。

食事は自席でもとることができるが、食堂車に行って食べることもできる。どちらがいいかと聞かれたので、折角なので食堂車で食べることにした。食べたい時間を伝えると、席の予約を取ってくれた。

昼食1予約していた12時になったので食堂車に行くと、おばちゃんがRESERVEの札を置いた予約席に案内してくれて、すぐに前菜が出てくる。ハムと西洋わさびのロール。甘くない生クリームと西洋わさびが一緒にロールされていて、ぴりっとした食感とまろやかさを併せ持つ絶妙な一品。

昼食2メインはこちら。定番のシュニッツェルと茹でたジャガイモ。かりかりのカツに焦げ目が付くまでゆであげたジャガイモ。なかなか美味です。塩をかけて食べると一層美味しい。


昼食3そして締めのデザート。翻訳してもクリームということしか分からず、おばちゃんもどう訳していいのか困っていたようであったが、チョコレートサンデーのようだ。しかしバニラアイスと思われた部分がチーズ?っぽい何かで、それほど甘いわけでもない。あっさりしていて食べやすい。

IC食堂車最後にお世話になったおばちゃんとともにZSSKの食堂車を一枚。食堂車は横3列のオーソドックスな作りで、シンプルなデザイン。



食後はスロバキアののどかな車窓を堪能。ジリナから先は昨夜も見ていたが、インターシティは速い。通過線のある2面4線の駅を通過するのはいい。

そして終点ブラチスラバ中央駅にはほぼ定刻に到着。次はプラハ行きのユーロシティに乗り換える。

EC274@Bratislavaユーロシティはおなじみのチェコ国鉄(CD)の車両。最後尾の一等車に乗り込む。この区間を乗るのはこれで3度目。少しは見慣れてきた景色だ。



プラハ到着は20時過ぎになるので、到着前に夕食を済ませておこうと思い、食堂車へ。なんか初めて見るきれな食堂車だ。そしてなんかお洒落だ。そしてカウンターの向こうでは、コックっぽいオヤジがフライパンと鍋を振り回していた。ちゃんと車内で調理していたのか。

夕食今日の夕食はこちら。チキンの切り落としが入ったカレーとジャスミンライス。こういうカレーは初めてだけど美味い。ただナイフとフォークで食べるのは結構しんどいぞ・・・


お腹がふくれて満足して席に戻り、プラハまでの残り時間車窓を楽しむ。プラハ手前の3線区間(複々線ではなく、中線を上下で共用している3線)で3線のうち2線を工事していて、1線だけで両方向の列車を裁いていたため酷い渋滞が発生。これは酷い・・・。

EC274車窓そうこうしているとプラハ市内に入って、プラハ本駅に気か付く。このカーブを描きながらプラハ本駅に入っていくところ好き。いつも写真を撮っている気がする。



というわけでプラハに到着。駅前のホテルに入って本日の活動終了。明日はチェコ国内の周遊だ。

2015年07月21日

6日目〜チェコ周遊

今朝は久々にホテルでゆっくりと朝食をとって出かける。今夜もプラハ泊なので、軽装でお出かけ。

SuperCity@Praha1まず乗るのはこちら。チェコ国鉄(CD)の看板列車であるSuper City。ペンドリーノ機材の電車である。まずはこれでチェコ西部のFrantiskovy Lazneに向かう。



ウェルカムドリンクプラハを発車すると、早々にウェルカムドリンクのサービスでスパークリングワインを振る舞われる。朝から飲んでいいのかと思いつつも、もらった物は飲むしかないので、チェコの車窓に乾杯。


SuperCityウェルカムサービス続いてサンドイッチ(またはヨーグルトも選択可)と水が配られる。サンドイッチのラベルがスーパーシティになっているところがポイント高い。



SuperCityミニバースーパーシティにはミニバーもあって、軽食も食べられる。CDのサービス請負会社JLVに方がカウンタで作業していたが、車内の写真を撮っているとわざわざよけてカウンタの写真も撮らせてくれた。CDだけでなくJLVもマニアフレンドリーな方が多いようだ。

SuperCity車内ちなみにスーパーシティの一等車は、このように横3列でボックスシートが並ぶ。カーブでは傾いているのがよく分かるくらい傾いて、なかなかに迫力がある。



そうこうしていると終点のFrantiskovy Lazneに到着。次の普通列車でChebまで折り返すが、スーパーシティが工事の影響で大幅に遅れたため、接続時間がマイナスに・・・。しかし単線区間なのでギリギリ間に合うはずとの読みが当たって滑り込みセーフだったが、Frantiskovy Lazneの写真を撮れずorz

別にFrantiskovy Lazneまで行く必要はなく、Chebで次の列車を待つと時間をもてあますからFrantiskovy Lazneまで行くことにしていただけなので、遅れたのならChebで降りればよかったのだけど、ここの普通列車にも乗ってみたかったのでつい・・・。

RegioShark@Chebその普通列車がこちら。ディーゼルカーだ。Regio Sharkとの愛称だけど、確かに鮫のように見えなくもない・・・。ちなみにこの列車にも一等車はある。



R613@Cheb1Chebから乗るのはUsti Nad Labem経由のプラハ行きR列車。毎度おなじみ機関車牽引の客車で一等車もあるが、エアコンなしorz
とりあえず窓全開でプラハを目指す・・・。


R613車内一等車はコンパートメントタイプで、6人用コンパートメントが並ぶ。車内は清潔でおしゃれな感じすらするが、しかしエアコンがない。



R613車窓ローカル線らしくひたすら森の中を走り、Usti Nad Labemに向かうが、こんなローカル線でも複線電化されている上、それなりに普通列車も走っている。駅もこまめにあり、鉄道が地域輸送の役割を担っているようだ。

R613@Usti Nad LabemUsti Nad Labemで方向転換し、プラハに向けてさらに走る。実はここからプラハまでは、先日CNLで走ったのと同じルート。なので見覚えのある景色だ。



Chebから約4時間で終点プラハ本駅に到着。本日の乗り鉄はこれで終了。スーパーで買い物をして、バーガーキングで夕食を買ってホテルに帰還。さて、明日はワルシャワへ向かう。

2015年07月22日

7日目〜LEO Express

本日はワルシャワに向かう。しかし前回のようにEC一本でワルシャワまで行くのではなく、国境のBohumin(ボフミーン)まではチェコの私鉄LEO Expressを使う。

LEO Express@Praha1こちらがそのLEO Expressの車両。低床形電車を使ったれっしゃだ。LCC的な位置づけだが、同じ私鉄のReguo Jetのようにどこかの国鉄の中古ではなく、新しい車両を使っている。


LEO ExpressはLCC的な位置づけながら、Premium、Bussiness、Economyの3クラス制を取っており、PremiumやBussinessでは食事や飲み物のサービスもある。

LEO Express車内1今回乗るのは最上位のプレミアムクラス。車端部に6席だけあるクラスだ。しかし全部同じ向きになっているため、プラハ発車時は全て後ろ向き...



LEO Express車内2こちらがプレミアムクラスの座席。電動式で結構な角度までリクライニングするテーブルは肘おきの横から出てくる格好になっている。しかしこれが壊れていて、コーヒーが床に滑り落ちるというトラブルが発生。無料だからいいんだけど、危ないな。

プラハ近郊での線路工事の影響等もあり、機材到着遅れのため10分ほど遅れて出発。この余裕のない運用はやっぱりLCCだなあ...

懸念された工事区間は難なく通過し、その後も順調に走行。昼飯時になったので昼食を注文。プレミアムクラスでは、Large mealを一品とデザート一品、ソフトドリンクの無制限消費がチケットに含まれている

LEO Express食事頼んだのはこちら。パスタボロネーゼとティラミス。レンジでチンなのは分かるけど、プレミアムクラスなんだからもうちょっと出し方という物が... 当然味もCDの食堂車の方が美味しいなあ。


その後、Prerovで方向転換して前向きになるなど、順調に走っていたが、途中のHranice na Moraveに付いたところで悲劇は起こった。

突然列車を降りろと言われ何事かと思うと、この先でTrain Crashが起きたとかで運転を打ち切り、代行バスでの振替になった。バスに乗れば大幅に遅れるのは目に見えているが、このあと乗り換える予定のECはプラハからこの列車の続行運転になっており、同じく遅れているはず。運転打ち切りにさえならなければこの駅で到着を待ってそっちに乗り込んでいた方がいいのではないかと思ったが、Hranice na Morave駅の電光掲示板には次のECが表示されていない。LEO ExpressとCDのECでは停車駅が微妙に異なるためここには停車しない、ECも同じく運転打ち切られた、事故を避けるため迂回運転している等の可能性も考えると、ヘタにどこか分からない駅に残るよりもとりあえず遅くなってもボフミーンまで行けば、最悪次のECには乗れるだろうと思って代行バスに乗った。しかしあとになってみるとこれが間違いであった...

まずCDやRegio Jetは普通の観光バスっぽいバスを代行バスに建てているのに、LEO Expressはエアコンも付いていない路線バス。しかも各停車駅に寄りながらボフミーンまで移動するから、猛暑の車内で2時間も揺さぶられ、ボフミーン到着も2時間近く遅れた。駅の窓口に行って聞いたら、所定のECはとっくに出発したとのこと。やはりHranice na Moraveで待つのが正解だったかと思うが、発車案内にECがなかったから何とも言えない。とりあえず今日中にワルシャワに着くことを最優先に考えれば、最悪の事態は避けられたと言えよう。

とりあえずECの指定券を次のECに変更してもらい、ひたすら列車の到着を待つ。

Bohumin駅折角来たので、駅前で一枚。国境付近の駅だが、非常に小さな田舎の駅という感じ。当然エアコンの効いた待合室などはない...



EC102@Bohumin次のECも大幅に遅れてボフミーンに到着。そして約50分遅れで発車。ちなみにこの列車はポーランド国鉄(PKP IC)の車両+機関車の編成。もう一度CDの食堂車で食事をしたかったが、かなわず残念だ。


EC102車内一等車はコンパートメントタイプ。ガラガラだったので一人で一室占拠。しかしエアコンの効きがイマイチ...




EC102食堂車ワルシャワ到着は22時を過ぎることが確実なので、食堂車で夕食を取ることにする。こちらがPKP ICの食堂車。




夕食夕食はこちら。鶏胸肉のなんとか。サラダと茹でたジャガイモ付き。照り焼きにしたような素朴な味付けで、あっさりして結構美味しかった。



EC102車窓食後は自席に戻り、沈み行く夕日を車窓に眺める。夜行列車で夕日を見るのはいいけど、昼行列車で夕日を見ると到着後のことが不安になる。夜のワルシャワの街は大丈夫だろうか...


結局ワルシャワ中央駅には定刻より約40分、当初予定より4時間近く遅れた午後10時過ぎに到着。当然あたりは真っ暗なので、足早にホテルに向かうが、意外なほど人通りが多く、地下道も安心して歩けた。

ホテルに入ると、事前にネットでPolrailを通じて手配していたポーランド国内の列車チケットがUPSで届いていた。

Polrailチケット手紙を開けると、きちんと購入したチケットが入っていた。チケットには英語で号車や席番を書いたメモも付けられており、丁寧な仕事だ。これだけが最後の懸案だったけど、これで一安心。


明日からポーランドを周遊する。

2015年07月23日

8日目(1)〜Express Intercity Premium

睡眠時間がやや短く眠い中、ホテルで朝食をとってから出撃。

とりあえず中央駅に行って、手持ちの現金が心許ないので両替。今日は睡眠時間を最大限確保するためギリギリにホテルを出てきたので、ラウンジに入るまもなくホームへ向かう。

EIP@Warszawaホームに降りるとすでに到着していた。本日乗るのは、ポーランド国鉄(PKP)が昨年12月に導入した新型車両を用いたEIP(Express Intercity Premium)のGdynia行き。機材は車体が傾かないペンドリーノ。

EIC(Express InterCity)の上位列車との位置づけで、最高速度は250km/h。しかし傾かないのにペンドリーノとは、これいかに。

EIP車内1さて、乗るのはもちろんこちらの一等車。最後尾に当たる。車内はオーソドックスなオープンサロンタイプで、横3列のシートが並ぶ。ポーランドでは右側通行なので、左側の前向きの席を確保している。


列車はほぼ定刻にワルシャワ中央駅を発車。東駅を経てGdyniaへ向かう。なかなかいいインバータ音だ。台車のほぼ上を選らんで正解だった。

EIPウェルカムサービス発車後しばらくすると、食堂車からワゴンが来てウエルカムサービスが始まる。水とコーヒー、お菓子をもらえた。なかなかサービスレベルが高い。そしてお菓子が美味かった。ちなみに写真左側の水は昨日のECでもらった水。

EIPバー昼時になったのでバーへ。正確には写真に写っているスタンドしかないが、この後ろの二等車(ボックスタイプ)の座席を食事に使っており、実質食堂車になっている。(メニューも食堂車メニュー)そして一等車だと座席まで食事を持ってきてくれる。

昼食朝食をたっぷり食べたためそれほどお腹は減っていないので、軽くサンドイッチとコーヒーを買って座席で食べる。なんとサンドイッチはその場で作ってくれた。酸っぱいパンはイマイチだけど、作りたてで結構美味かった。

途中、なぜか時刻表では通過することになっている駅にもいくつか停まりつつ、定刻より若干の遅れを持って終点Gdynia Glowna駅に到着。

EIP@Gdyniaというわけで、終点のGdynia Glowna駅。EIPが並んで停まっている。左側が今日乗ってきたEIP。塗装だけの問題だが、本家のペンドリーノよりデザインセンスがいいような気がする。好みの問題かもしれないけど...


EIP台車EIPはペンドリーノとはいえ、傾かないので台車は普通の台車。結構カーブが多かったので傾けた方がいいような気がするけど、軌道が持たないのか、保守ができないのか...


TLK18105@GdyniaGdyniaからは、Szczecin(シュツェチン)行きのTLKに乗る。TLKは格安急行という意味らしいが、ICやEIC、EIPを補完する形で、昼夜を問わずポーランド国内をくまなく結んでいる。


TLK18105@Gdynia2機関車牽引の客車列車で、一等車も連結している。列車によっては食堂車もあるらしい。とりあえず一等車に乗り込む。




TLK18105車内一等車は6人用コンパートメント。一室独占、と思ったら相席だったorz
そしてエアコン付きだと思ったら、エアコンは切られていたorz
今日はそんなに暑くないからいいけど...
とはいえ、窓を開けていないと暑い。

列車は約5分遅れで、Gdynia Glowna駅を発車。ポーランド北部を沿うように走りながら、シュツェチンへと向かう。残念ながら海は見えず、ひたすら田園や森の中を走る感じ。

TLK18105車内2新しい車両だけに、コンパートメント内にはこのようなモニタが付いている。どちらのトイレが空いているかを表示しているのは何気に便利。



TLK18105車窓相席者がいなくなっても車窓は相変わらず田園風景。たまに森に入り、たまに街が見える。実にのどかな国だ。これでエアコンが効いていたら最高なんだが...



TLK18105@Szczecinそうこうしているうちに、終点Szczecin Glowny駅にはほぼ定刻に到着。結構大きい駅だが、駅舎がない。跨線橋を渡るといきなり道路だ。一体どうしたことか...



と思っていたら、近くに仮駅舎があった。工事中のようだ。ひとまずそこで休もう。



8日目(2)〜TLK

Szczecin Glowny駅Szczecin Glowny駅の仮駅舎は、駅から少し離れたところにあった。夕食を調達できるところがないかと、とりあえず駅舎に行ってみた。



中はほとんど何もなかったけど、パン屋さんがあったので夕食を購入した。駅舎内で時間まで休もうかと思ったけど、人が多かったので駅に戻った。

TLK83257@Szczecinホームで待っていると、一本前のZakopane行きの夜行列車TLK83257がやってきた。寝台車も連結されており、結構な人が乗っている。そして見送りに来ている人も多数。まるで地方の田舎町から遠くの都会に出て行く人を見送りに来ているようだ。(実際そうなのだろう)

TLK83250@Szczecin1TLK83257発車後もしばらくホームにいたら、いよいよ今夜乗るクラクフ行き夜行列車TLK83250がやってきた。本当はクラクフより先のPrzemyslまで行く筈だが、今日はなぜかクラクフ止まり。指定された車両は、当駅で前に1両増結される車両のようだ。

TLK83250@Szczecin2到着後すぐに電気機関車が引き上げて、しばらくすると入替機関車に押されて客車が1両がやってきた。PKPの寝台客車だ。




TLK83250@Szczecin3本日乗る客車。綺麗な車両だけど、エアコンは付いていないらしい。先日のスロバキアのように暑くないから、まだなんとかなるだろう...



TLK83250車内1TLKの寝台個室。オーソドックスな3人用個室で、一等車扱いで1人で占拠。洗面台だけが付いている。




TLK83250車内2洗面台の上の棚を開けると、水×2、オレンジジュース、チョコ入りクロワッサン、チョコウエハース、タオル+石けんが入っていた。スロバキアと同じように、乗車時にすでに朝食がセットされているようだ。


そうこうしていると、時間が来て列車は発車した。車内は混雑していて、ほとんどの個室が埋まっているようだ。そして寝台車といえども格安急行のためか、相部屋が多いようだ。

TLK83250車窓シュツェチンを出たのが20:17で、すでに太陽が沈みつつある。窓は開くので、涼しい風を取り込む。




夕食落ち着いたところで夕食。シュツェチンの仮駅舎で買ったサンドイッチとシュークリーム。まあまあ美味しかった。お腹が空くかもしれないが、あとは寝るだけなのでまあいいだろう。


しばらく車窓を眺めていたが、完全に日が暮れてポズナンを出たところでベッドに入る。この旅も終わりが近づいてきた。

2015年07月24日

9日目(1)〜EIP再び

6時半頃起床。しばらくするとTrzebiniaに到着。若干の遅れで運転しているようだ。

朝食とりあえず朝食。しかし車掌が来たとき、チケットだけ返してきたのでコーヒーのサービスはないようだ。残念だ。それにしても甘い物ばかり...



TLK83250@Krakow1終点のKrakow Glowny駅にも数分遅れで到着。やはり今日はクラクフ止まりのようだ。駅の表示も車両の行き先表示もPrzemysl行きになっているけど...



TLK83250@Krakow2というわけで、Krakow Glowny駅。駅舎に入って電光表示を見たら、この先の区間は全てバス代行になっている。線路工事でもやっているのだろうか。



次の列車まで2時間近くあるので、コンコースにあるカフェに入ってコーヒー&ネットサーフィン。夜行列車が続くと、世間の情報から取り残されるからな。

EIP@Krakow1列車の時間までしばらくあるけど、他に客がいなくなってコーヒー一杯で長居しづらい雰囲気になってきたので、ホームに上がってみたらGdynia行きEIPがすでに入線していた。


EIP@Krakow2今回も一等車は最後尾なので、車両を眺めながら後ろまで歩いて行く。





EIP車内再び一等車車内。今回も進行方向左側の前向き席を確保。進行方向左側は2人がけで、横に人が来たら嫌なので一番後ろの1人席だけど。



発車まで座席に座ってくつろいでいたら、日本人ツアー客がぞろぞろと乗ってきた。ツアーでもこんな列車に乗ったりするんだな。

EIPウェルカムサービスそして発車後、今回もやってきた、水、コーヒー、お菓子のウェルカムサービス。朝から甘いものを食べていたこともあり、お菓子はお土産にした。



EIP車内2EIPの車内には天井にディスプレイがぶら下がっていて、EIP(とPKP?)の宣伝がひたすら流れていた。まあ昨年12月に導入されたばかりの、ポーランド初の本格的な高速車両だからかな。


昼食昼食時、今度は食堂車できちんとした料理を頼んで自席まで届けてもらった。よく分からない料理とチーズケーキを頼んだら、料理の方は餃子の皮みたいなのでチーズを包んだ物にベリー系のヨーグルトソースをかけたようなものだった...

EIP@Warszawaお腹もふくれて車窓を満喫していると、やがてワルシャワ中央駅に到着。今回はここで乗り換え。




今日の夜行列車まで半日あるので、とりあえず駅の荷物預かり所に荷物を預けて身軽になる。あまり観光とかする気も無いので、とりあえず前回乗れなかったトラムに乗ることにして駅前に出る。

ワルシャワトラムとりあえず一日乗車券を買って、トラムに乗って中央駅を中心にあっちに行ったりこっちに行ったり。新型車両はエアコンも効いて快適だ。



しばらくして駅に戻り、あとはラウンジでくつろごうかと思ったら、工事中でラウンジが閉鎖していたorzorzorz

仕方ないのでスタバで少し休んだり、スーパーに行ってお土産を買ったり。いい時間になったところで荷物を受け取りに行って、隣のワルシャワ東駅に移動する。

9日目(2)〜JAN KIEPURA

ワルシャワ東駅到着後、今日乗る夜行列車まで時間があるので待合室でしばし休憩。時間が近づいてからホームに登る。

EN446@Warszawa1さらにしばし待つと、タウルスと同じ電気機関車(EuroSprinter)に牽引された客車列車が入線してくる。ベルリン行きのEIC(Express InterCity)/Berlin-Warszawa-Expressだ。


EN446@Warszawa2他のBerlin-Warszawa-Expressと違うのは、後ろにOberhausen(オーバーハウゼン)行きEuroNight(JAN KIEPURA)が併結されていることだ。乗るのはもちろんこちら側の寝台車。


EN446@Warszawa3寝台車の乗降口。なかなか新しい車両だ。今日乗るのは、後ろから2両目の寝台車両。




EN446車内1発車まであまり時間がないので、写真を撮り終えたところで個室寝台車両に乗り込む。こちらは、シャワー付2人用寝台個室。トイレ、シャワー、洗面台、クローゼットに加え、なぜかテレビとDVDレコーダがある。しかしリージョンコードに引っかかるので見ることはできない...

EN446車内2さらに水×2(片方は炭酸水)、オレンジジュース、チョコウエハース、タオル+石けんが置かれている。昨日はあったチョコクロワッサンがないけど、朝食は別に持ってきてくれるんだよな?仮にもENだし。


EN446車内3こちらがバスルーム。意外と広い。ただなんか臭うし、CDの寝台車に比べると清潔さに劣る気がする。




時間が来て列車は発車する。すぐにワルシャワ中央駅に停車し、さらに西に向かう。ワルシャワを離れてから、そろそろ夕食でも食べに行こうかと車掌に聞いたら、部屋の鍵を貸してくれた。これで安心して食事に行ける。

EN446食堂車食堂車はかなり混雑していた。食堂車の横にある一等座席も食堂車として使っていて、そちらに案内された。しかも相席。まあ仕方がない。窓側は確保できたのでよしとしよう。


夕食1ポーランドズロチが余っているので、夕食は少しリッチに。まずは前回も食べたポーランドメーぶつのスープ。ゆで卵とソーセージが入ったスープ。うむ、まずまず。



夕食2メインはカツ。そしてサイダー(炭酸入りリンゴ酒の方)。サイダーがなかなか通じなかったが、チダーというらしい。サクサクしてなかなか美味い。ピクルスはこんなにいらないけどw


EN446車窓夕食を終えて部屋に戻ると、車窓には夕日が流れていた。しばしのんびりと車窓を眺める。昨夜通ったポズナンも発車し、ベルリンを目指す。



寝る前にシャワーを浴びようかと思いシャワールームに入ったが、お湯がチョロチョロしか出なかったorz
確かにポーランドではお湯が出ないことがしばしばあると聞いていたが...
まあいいかとあきらめる。昨日のTLKにはそもそもシャワーがなかったし、明日も飛行機なんだけど仕方ない。空港のラウンジで浴びよう。

完全に日が暮れたあと、国境のオーデル側を越えてドイツへと入る。フランクフルト・オーデル駅に到着し、ドイツに入ったことを確認してからベッドに入る。今回の旅も明日で終わりだ。とりあえず飛行機に乗り遅れないようにフランクフルト空港へたどり着かないと。

2015年07月25日

10日目(1)〜ドイツ周遊その2

6時くらいに起床すると、列車は停車中。駅名を見るとHagen Hbf。大分遅れているようだ。ドイツ国内を走ると毎度夜行列車が遅れるのは勘弁して欲しいところ。

しばらくすると、車掌がコーヒーと預けていたチケットを持ってきてくれた。しかし朝食はない。やはりウエハースだけなのか...
ENなのに朝食が出ない。というか、TLKよりサービスが悪いとかどうよ。

Hagenを約1時間遅れで発車。ケルンを経由して終点オーバーハウゼンに向かう。

EN446@Oberhausen1終点オーバーハウゼン中央駅には約1時間遅れで到着。元々はアムステルダムまで行っていた列車だけど、いつの間にかオーバーハウゼン止まりになっていた。



EN446@Oberhausen3ドイツ国内はDBの電気機関車で牽引される。そしてベルリンからはプラハ発オーバーハウゼン行きのENも併結されている。




さすがにウエハースだけでは昼まで持たないので朝食を食べたいが、ENが遅れて乗り継ぎのICまであまり時間がないので、駅の売店でバゲットサンドとコーヒーを購入。英語が通じるのは素晴らしいことだ。

ホームに上がるとすぐにNorddeich行きICが到着。しかも電光掲示板に出ていた編成表と逆向きで。ドイツはこのパターンが多い気がするが、とりあえず急いで最後尾へ。この可能性を考慮してほどほどの位置で待っていて良かった。

IC車内ICの一等車車内。オープンサロンタイプとコンパートメントタイプ両方連結されていたが、乗ったのはオープンサロンタイプ。2+1列の典型的な座席配置。座席が窓にあわせて配置されているのが素晴らしい。そのためシートピッチも結構広い。

とりあえずオーバーハウゼンで買ったバゲットサンドとコーヒーで朝食を取り直し。食後はしばし景色を堪能する。

IC@Rheineオーバーハウゼンから1時間あまり、Rheine(ライネ)に到着。今回はここで降りる。ライネに来るのは、4年前の出張時以来。あのときは全く鉄分を摂取できなかったが今回は違う。


折り返しの列車まで1時間ほどあるので、駅の周りをぶらぶらと歩きながら4年前を思い出す。途中スーパーによってお土産を購入したり。ほどほどの時間で駅に戻ると、乗る列車は遅れるとのこと。ミュンスターでフランクフルト行きのICEに乗り継がないといけないが、ギリギリかも。

RE@Rheineしばらくすると、RE(Regio)が到着。客車は2階建て車両で、片側に機関車がいるプッシュプル方式だ。一等車はもちろん二階席。




RE車内REの一等車車内。一応横3列だが、座席は狭い。まあ乗るのは30分くらいなのでいいだろう。




ライネを約15分遅れで発車。とりあえずこれくらいの遅れで行けば大丈夫だろう。ミュンスターまでは来た道を戻るだけだけど、二階席からの景色を楽しむ。

Munster駅ミュンスター手前でも抑止をくらい、結局ミュンスターには約20分遅れで到着。とりあえず間に合って良かった。




ICE@Munsterやがてフランクフルト中央駅行きICEが到着。車両はICE1。乗り慣れた車両だ。いつも通り、一等車両に乗り込む。窓の位置と座席の位置が一致するベストポジションを確保している。


昼食1車内検札が終わってから昼食をとりに食堂車へ。最後なので少し贅沢。まずはソーセージとビール。ドイツに来たらこれだね。




昼食2食後はアップルケーキとコーヒー。美味。車窓を眺めながらデザートを楽しむ。





食事を終えて自席に戻ると、知らないおばさんが自分の席に座っていた。自分の席だからどいてくれと言うも拒否される。座席上の表示器に何も表示されていないからとか。乗車時には表示されていた予約区間表示がいつの間にか消えていた。座席指定券を見せても頑なに拒否される。なんでだよ・・・

仕方ないので車掌を呼ぶと、食堂車に行くときは荷物を席に残しておけと言われた。置き引きに遭うのが嫌だからリュックは食堂車に持って行った物の、スーツケースは座席上の網棚に置いていたのでそれを言うと、おばさんに網棚も確認しろと言っていたが、結局「空いているから他の席でもいいだろう」と席の移動を要求された。なんでこれで俺が移動しないといけないんだ。折角窓の位置と座席の位置関係がベストな座席を確保していたのに・・・。

ICE車内納得がいかないが車掌の態度も悪くこれ以上は時間の無駄だと思ったので、渋々他の席へ移動。ちょうどコンパートメントが空いていたので、1室占拠。むしろこっちの方が快適だw


ICE車窓ケルンから高速新線経由のICEに乗り換えればフランクフルト空港に早く着けるが、時間はあるのでライン川に沿った在来線経由のこのICEに乗り続ける。そして車窓にはライン川が見えてくる。


ICE@Frankfurt Flughafenそしてフランクフルト空港にほぼ時間通りに到着。これで今回の乗り鉄の旅は終了。あとは飛行機に乗って帰るだけだ。

10日目(2)〜JALファーストクラス

とりあえずスカイトレインで第2ターミナルへ移動。チェックインカウンターでチェックイン。事前の座席指定では通路側席しかなかったので、窓側席が空いていないか聞いてみたが、やはり無しと。残念。

とりあえずパスポートコントロールを通って、ファーストクラスラウンジへ。一昨日に続いて昨日もシャワーを浴びられなかったので、とりあえずシャワールームを借りてシャワーを浴びる。ようやくさっぱりした。

ラウンジ食事機内食が控えていることは理解しつつも、食べずにはいられなかった。ただし量はほどほどに。




しばらくラウンジでくつろいでいたら受付に呼び出されたので何事かと思って行ってみると、窓側席が空いたので席を変更してくれるというものだった。そこまでサービスしてもらえるのか。素晴らしい。

時間が来てラウンジを出ると、保安検査を受けて搭乗口へ。帰りもFクラスなので最初に優先搭乗。

機内往路ではあまり写真を撮らなかったが、今回は座席も撮影。ゆったりとしていい椅子だ。




飛行機景色離陸後の景色。日が沈みつつある。






機内食1そして食事サービスが始まる。まずは突き出し(アミューズ・ブーシュ)。そしてシャンパン。なかなか美味い。




機内食2続いて前菜。ハム入りのサラダ。ドレッシングも選べた。あっさりして美味い。





機内食3そしてメインディッシュはステーキ。ドイツの肉らしいが、柔らかくて美味い。飲み物は、もうお酒はいいのでクイーン オブ ブルー。ワイングラスで飲むお茶らしい。さっぱりして美味い。温度によって味や香りも変わるらしいが、そこまで分からずorz

機内食4最後にデザート。これも美味い。コーヒーを飲みたかったが、あとは寝るだけなのでお茶にしておいた。




食後は用意されているリラックスウェアに着替えて、ベッドメイクもしてもらって就寝。ゆったりとしたフルフラットだし、よく眠れそうだ。

2015年07月26日

11日目(最終日)〜帰国

いつも言っているように、家に帰るまでが海外旅行。なのでまだまだ続く。

機内では熟睡し、着陸50分前の放送で目覚めた。食べてすぐ寝たこともあってあまり食欲がわかなかったので、朝食はお茶漬けと飲み物だけもらう。食事を終えて着替えると、すぐに着陸態勢に入る。成田空港には定刻より若干早く到着。

機内2ファーストクラスでの旅も終わり。いい旅だった。これが日本が世界に誇るおもてなしか。サービスも最高で食事も美味しかったけど、一番嬉しかったのがフルフラットで眠れることだったという貧乏性w


とりあえず入国して、国内線乗り継ぎ便のチェックインをしてから国内線サクララウンジへ。飲み物を飲んだりネットサーフィンしながら時間を潰し、伊丹行きに搭乗。ほぼ定刻通り飛び立ち、伊丹にもほぼ定刻で到着。

節約のために阪急で帰ろうかと思いつつも、さすがに疲れたのでリムジンバス+山電のルートで帰還。家に帰ると用意されていた夕食は和食づくしで美味かった。

さてこれで本当に今回の旅も終わりだ。今回の旅行では5ヶ国しか訪問していないが、現地8日間で約8,119km。昨年夏の9,082km/8日には劣るが、1日約1,000kmと十分な水準だ。内容も、CDのCNL、本格運用開始したチェコのrailjet、スロバキア国内の寝台列車にインターシティ、チェコのSuper city、LEO Express、PKP ICにEIP、TLK、ENと非常に濃い内容となった。今回も量的質的に満足のいく海外旅行になったと言える。

今回の感動を忘れず、今後ともこのような旅行を実現していきたい。