フィンランド旅行2016

2016年07月15日

フィンランド旅行1日目〜出発

朝6時に起床して、軽くパンだけ食べて出撃。まずは六甲ライナーでアイランドセンターに移動し、ベイシェラトンホテルからリムジンバスに乗って関空へ。引っ越してからこのルートが使えるようになったので、大分楽になった。ベイシェラトンからなら事前予約制なので、繁忙期でも積み残しされることはない。

朝食 チェックインした後、今回はフィンエアーだけど新しくなったサクララウンジに入る。食事メニューが充実していてカレーもある(JALカレーではなさそう)。成田ほどではないが、以前に比べると大分よくなった。

食後はウイングを移動して本来のラウンジ飛鳥で休憩してから搭乗。いつの間にかサファイア会員も有料になっていたエコノミーコンフォートだけど、満席のためコンフォート席にアップグレードされたw

Sm5@Helsinki airport 約10時間のフライトを経て、昨年9月以来約10ヶ月ぶりのヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。早速Ring Rail LineでTikkurila(ティックリラ)へ移動。前回はターミナルの工事が終わっておらず、ヘルシンキ空港駅から空港までバス移動だったけど、今回は直結されていた。

IC27@Tukkurila Tikkurilaでは約4分の乗換でIC27 Rovaniemi行きに乗車。最近2階建て車両の投入を続けているフィンランド国鉄VRだけど、昨年は平屋建て客車も混ざっていたこの列車も全車2階建てになっている。

IC27@Tampere1 Tikkurilaから約1時間10分ほど客車列車の2階席から雨のフィンランドを眺めて、Tampere(タンペレ)に到着。ここに来るのも久しぶりだ。

駅の窓口に行って、明日と明後日の列車を予約。しかしインターシティの座席指定に26.5ユーロも取られる事案が発生。一等車用ユーレイルパスを持っているのにさすがにおかしいだろうと思って聞いてみたら、ルールが変わってパス向けの座席指定料金が見直されて、かつ距離制料金になったとのこと。なんということだ。まあ指定は取らなくても乗れし、一等車Ekstra classはそんなに混んでいないからいいんだけど。しかしそれなら、レールパスよりも普通に買った方が安いんじゃないか...

Tampere駅 気を取り直して駅前のホテルにチェックイン。ホテルは無駄にトレインビューだった。列車が見えるのはいいことだ。雨じゃなければもっとよかった。

とりあえずフィンランドに無事到着。明日からの乗り鉄本番に向けて、今日は早めに休もう。

2016年07月16日

フィンランド旅行2日目〜Haapamaki

今日は未乗区間であるOrivesi〜Haapamäki間のローカル線72kmを乗りつぶしてきた。

H423@Tampere というわけで、まずはタンペレ駅からKenruu(ケンルー)行きのローカル列車に乗車。Dm12形ディーゼル車で運行される列車だ。Haapamäki行きだと思っていたけど、その先はSeinäjoki〜Jyväskylä路線に乗り入れて次の駅のKenruuまで走る。

Orivesiまでは以前乗ったPieksämäkiに向かう路線を走り、Orivesiから未乗のローカル線に入る。

H423@Haapamaki というわけで、Haapamäkiに到着。ここで折り返す予定だったけど、この列車はKenruuまで走って折り返すようなので、このままKenruuまで乗ることにした。ここは後日改めて乗るけど、待っていても暇なので乗ってきた。

H42312@Keuruu というわけで、終点のKenruu。何もない田舎駅。何故こんなところが終点になっているのか謎だ。折り返し時間は16分ほどなので、駅のホームを少しブラブラするくらいで列車に戻り、タンペレへ折り返す。

S178@Tampere タンペレに戻ると、向かいのホームに停まっていたタンペレ発ヘルシンキ行きのペンドリーノに乗り換え。なんか車体傾斜機構の調子が悪いのか、やたら乗り心地が悪い。前はもっと乗り心地がよかった記憶があるけど、ロールの減衰が効いていない感じでよく揺れた...orz

S178@Helsinki 途中線路工事?をしていたため、何度も信号抑止を食らった結果、20分ほど遅れてヘルシンキ中央駅に到着。昨年9月以来約10ヶ月ぶりのヘルシンキ中央駅だ。ダイヤに正確なVRがこれほど遅れるとは珍しい。想定外の工事だったのかな?

明日はハードスケジュールになりそうなので、今日の行程はここまでとして、まずは駅前のホテルにチェックイン。

というわけで、本日のOrivesi〜Haapamäki間乗り潰しの結果、フィンランド国鉄の乗り潰し状況は以下のように変化した。

完乗率:76.46%(+2.18pt)
乗車距離:3015(+72km)
未乗距離:928km(−72km)

明日はJoensuu〜Nurmes間を乗り潰す予定。

2016年07月17日

フィンランド旅行3日目〜Nurmes

本日は6時に起床し、朝食を食べるまもなく出発(日曜は朝食が8時からなので)。中央駅へ向かう。

IC1@Helsinki ヘルシンキからJoensuu(ヨエンスー)行きのインターシティ(IC1)に乗車。全車2階建ての客車だ。最後尾は制御客車で、折り返し運転時はプッシュプルで後ろから機関車で押す形式を取る。今日も乗るのはEkstra class。

朝食 ティックリラを出たところで、食堂車DuettoPlusへ行って朝食。フィンランド語で何というか忘れたけど、英語でHunter's Sandwichなるものとマンゴージュース。パンにハンバーグを載せてホワイトソースをかけて焼いたもので、朝からボリュームのある食事だった。美味かったけど。

IC1車窓 食後は自席に戻り、Ekstra classのサービスである、セルフサービスのコーヒーを飲みながらマッタリと車窓を眺める。今日は天気も良く、2階席からフィンランドの自然がよく見える。

IC1@Joensuu ヘルシンキから4時間半ほどで、終点のヨエンスーに到着。ヨエンスーに来るのは、2年前のGW以来約2年2ヶ月ぶりだ。ここでNurmes(ヌルメス)行きのローカル列車に乗り換える。

H761@Joensuu というわけで、こちらがヌルメス行きのローカル列車。昨日乗ったのと同じディーゼル車2両編成。ローカル線はほとんどこのディーゼル車に変わっているようだ。旧型客車で運行されるのは、ヨエンスー〜Pieksämäki間くらいだろうか?(それも変わっているかもしれないが)

ヨエンスーからヌルメスまで約2時間。ローカル線の車窓を眺めながら、昨日買っておいたサンドイッチで昼食をとる。他の路線と変わらず、森と湖がひたすら続く。途中のLieksaから先は線路もロングレールではなくなり、ガタンゴトンとローカル線らしい音を立てながら走る。

Nurmes駅 そして終点のヌルメス駅には定刻通りに到着。ここからバスに乗り換えるのだが、実は先月のダイヤ改正からバスとの乗り換え時間が2分になっていて、VRに問い合わせても次のバスにしろと言われていたが、定刻で着けば間に合うのではないかと思い、駅前のバス停まで走る。おかげでゆっくり写真を撮れなかった...

列車の到着が13:53でバスの発車時間が13:55。自分の時計では13時54分台にはバス停に着いたがバスはいない。そして発車した様子もなく、バスを待つ客が数名いるだけだ。どうもバスは遅れているようだ。これなら余裕だったな。普段から遅れているのかは分からないが。

バス@Nurmes 結局15分くらい遅れて、ヨエンスー発Oulu(オウル)行きのバスがやってきた。ひとまずこれに乗ってKajaani(カヤーニ)まで移動する。ちなみに線路はヌルメスからカヤーニまで繋がっていて使われている形跡もあるが、貨物列車線用で旅客列車は走っていない。

バス@Iisalmi 結局カヤーニにも10分ちょっと遅れて到着したが、接続のTurku(トゥルク)行きのバスは待っていてくれた。カヤーニからはこのバスに乗って本日の宿のあるIisalmi(イーサルミ)まで移動する。Wi-Fi付のバスだけど、酔うので使えないorz

というわけでイーサルミに到着。バス停近くのホテルにチェックイン。明日の駅までの道順だけ確認して、フィンランドのハンバーガーチェーンHESBURGER(ヘスバーガー)で夕食。アボガドバーガーっぽいのがメニューに出ていたけど、この店にはないと言われて残念。ヘルシンキあたりでトライしてみるか。

というわけで、本日のJoensuu〜Nurmes間乗り潰しの結果、フィンランド国鉄の乗り潰し状況は以下のように変化した。

完乗率:80.52%(+4.06pt)
乗車距離:3175km(+160km)
未乗距離:768km(−160km)

明日も引き続き、未乗区間の乗りつぶしに励む予定。

2016年07月18日

フィンランド旅行4日目〜PoriとVaasa

今日はホテルで朝食をとってから出発。まずはIisalmiからYlvieska行きのローカル線に乗車・・・

する予定が、駅に行って発車案内を見たら、当該列車に何か怪しい注釈が。先日ヘルシンキで運休になったっぽい列車に書かれていたのと同じ言葉が書かれていて、嫌な予感を覚えつつ近くにいた人に聞いたらやはり運休。そしてバス代行と。ここは1日2往復しか列車が走らないのに、予定が大幅に狂ってしまうorzorzorzorzorz

S64@Iisalmi どうしたことかと頭を抱えたくなるが、悩んでいても仕方ないので、すぐに来たヘルシンキ行きのペンドリーノにひとまず乗り込む。代行バスに乗ることも考えたが、時刻表で調べた限りだと時間のロスが大きいため、とりあえずタンペレに向かうことにした。

ペンドリーノの車内でコーヒーを飲みつつ時刻表をめくる。命題は、今日、明日、明後日の3日間でIisalmi〜Ylivieska間、Tampere〜Pori間、Seinäjoki〜Vaasa間、Seinäjoki〜Jyväskylä間を乗り潰して、明後日の夕方ヘルシンキ発Kolari行きの夜行列車に乗って明明後日にKolariにてフィンランド国鉄(VR)全線完乗を果たすこと。代行バスに乗ってしまうとこれが果たせなくなることはすぐに分かったのでペンドリーノに乗ったが、さてどうしたものか。

Pieksämäkiに着くまでの間に時刻表片手に悩み、なんとか解を見つけた。少しハードスケジュールになるし、夜行列車にはヘルシンキからは乗れなくなるが、Kolariで完乗するためにはこれしかない。

IC142@Pieksamaki というわけで、まずはタンペレへ。Pieksämäkiでタンペレ経由のヘルシンキ行きインターシティに乗り換え。わずか4両の二階建て客車からなるインターシティ。それでも食堂車がしっかりと連結されていることは評価したい。

タンペレ到着後、乗り換え時間を利用して駅前のホテルにチェックイン。荷物を部屋に投げ込んですぐに駅に戻る。

IC465@Tampere タンペレからはPori(ポリ)行きのインターシティに乗車。この路線も本数が少ないが、走っているのが全てICという面白い路線。この列車も2階建て客車中心の列車だが、食堂車だけは平屋建て。

IC465食堂車 こちらがその食堂車。二階建て食堂車DuettoPlusが主力となった今とでは、フィンランド国鉄では珍しい存在だ。今日の昼食はこの食堂車で食べる。

IC465食堂車車内 こちらがその食堂車の車内。なかなか独特のレイアウトだ。車両中央に通路があって両サイドにテーブルが配置されたオーソドックスな食堂車と異なり、通路が片側にあって、反対側にテーブルが2列に並んでいる。車両中央側のテーブルは窓側席が嫌な人用だろうか?

昼食 そして昼食はこちら。ミートパイにオプションでソーセージとチーズを挟んだ物にオレンジジュース。このミートパイ、結構量があってお腹が一杯になった。やはり食堂車はいいものだ。

Pori駅 食後は自分の席に戻り、コーヒーを飲みつつポリまでの車窓を堪能する。そしてタンペレから1時間半ほどで終点のポリに到着。2面2線の小さな駅だ。

IC468@Pori ポリ到着後、列車は機関車を付け替えて30分後に折り返す。これ以上ポリにとどまる理由もないので、折り返しの列車でタンペレに戻る。昼食はとったので、今度は2階のEkstra classの席でお茶を飲みながらタンペレまでの車窓を眺める。

S45@Tampere タンペレからはVaasa(ヴァーサ)行きのペンドリーノに乗車。最後尾の一等車に乗り込み、お茶を飲みながら車窓を眺める。多分200km/hくらい出していたと思うけど、単線区間でそれだけの速度を出すと迫力がある。

S45@Vaasa Seinäjokiから未乗区間に入り、30分弱走ったところで終点のVaasaに到着する。ホームが1面の小さな駅だ。実はここに来たのは2回目で、前回は仕事で来たのでヘルシンキから飛行機だった。なのでVaasaまで列車で来るのはこれが初めて。

Vaasa駅 折り返しまで1時間半ほどあるので、駅周辺をブラブラ。2年前を懐かしむ。あとスーパーに寄って、列車内で飲むお酒を買ったり。しかしタンペレと同じ感覚で外を歩くと、やっぱり少し肌寒い。緯度が結構高いのだろう。

夕食 時間が来てSeinäjoki行きペンドリーノが発車すると、すぐに食堂車に行って夕食。今日の夕食はベジタブルパスタとオレンジジュース。野菜たっぷりのトマトソースパスタ。チーズがたっぷりかかって美味しかった。食後は自席に戻って、スーパーで買ったサイダーとポテチ。

IC28@Seinajoki 終点のSeinäjokiでヘルシンキ行きICに乗り換え。二階建て客車からなる編成で、先頭車は制御客車。近年も車両の新製が続いているようで、このタイプの列車が大分増えてきたな。

タンペレにはほぼ定刻通りに到着。駅前のホテルに戻って本日の活動は終了。長い一日だった。

というわけで、本日のTampere〜Pori間およびSeinäjoki〜Vaasa間乗り潰しの結果、フィンランド国鉄の乗り潰し状況は以下のように変化した。

完乗率:85.82%(+5.30pt)
乗車距離:3384km(+209km)
未乗距離:559km(−209km)

明日はYlivieska〜Iisalmi間のリベンジ。今のところ運休情報は出ていないから、明日は大丈夫かな...

2016年07月19日

フィンランド旅行5日目〜Ylivieska-Iisalmi

朝はゆっくりできるので、少し遅めに起きて朝食を食べてから出発。

IC23@Tampere まずはタンペレから、ヘルシンキ発オウル行きインターシティIC23に乗車。この列車も昨夜乗ったIC同様、片側に制御客車を配置した全車2階建て客車の列車だ。本日もEkstra Classに乗り込む。今日はやや客が多め。コーヒーを飲みながらマッタリと移動。

IC23車窓 本日もいい天気で、景色が綺麗だ。フィンランドは自然が多い、というかほとんどが自然で、集落自体がまばらにしかない。のどかな風景を眺めつつコーヒーを飲む。

昼食 Seinäjokiを出たところで食堂車に行くと一杯だったので、Kokkola(コッコラ)を出たところで再度トライ。無事、食堂車DuettoPlusでランチ。今日は健康志向でシーザーサラダWithチキン。さっぱりして美味しい。

食後は自席に戻って食後のコーヒーを飲みながらGeishaチョコを食べてマッタリとする。なにやら線路工事をしているようだけど、複線化工事かな?そういえば以前FacebookでVRがそんなことをコメントしていたような気がする。

H494@Ylivieska 列車はほぼ定刻通りにYlivieska(ユリビエスカ)に到着する。ここからIisalmi(イーサルミ)行きの列車に乗り換える。昨日突然のバス代行で乗れなかった、Ylivieska〜Iisalmi間のローカル線のリベンジだ。列車は気動車単行。

H494車窓 列車はほぼ定刻通りに発車。この路線は1日2往復しか列車が走らないローカル線だけど、ほぼ最高速度(120km/h)くらいでひたすら爆走する。なかなか軽快だ。列車は平地を走り、時折沿線に湖が見えるフィンランドらしい車窓だ。

H494@Kiuruvesi 途中駅のKiuruvesi。停車時間が少しあるので、ホームに降りて写真撮影。1日2往復のローカル線だけど、乗車率は結構高く、Ylivieskaでの乗換が遅れていたら窓側席が取れなかったかもしれない。途中駅で乗り降りする人は、家族が車で送迎しているようだ。

H494@Iisalmi そしてYlivieskaから2時間弱で終点のIisalmiに定刻通りに到着。昨日以来1日ぶりのIisalmiだw
ひとまず昨日のリベンジを果たすことはできた。後はタンペレまで帰るだけだ。

IC70@Iisalmi というわけで、接続のインターシティIC70、Kouvola経由ヘルシンキ行きに乗車。2階建て客車のインターシティだけど、昨日Pori路線で乗ったのと同じ、食堂車だけ平屋建ての編成だ。

あとは昨日と同じルートでタンペレに戻るだけ。まずはこのインターシティでPieksämäkiまで移動する。

IC148@Pieksamaki Pieksämäkiでタンペレ経由ヘルシンキ行きインターシティIC148に乗り換え。こちらは食堂車を含め全車2階建ての列車。もちろん2階席のEkstra classに乗り込む。

夕食 発車後、すぐに食堂車DuettoPlusに行ってディナー。食堂車のデザインにちなんで、クマ柄のグラスに注がれたアップルサイダーとサーモン。まだまだ日が高いが、すでに夕食時なので飲んでも問題はない。

IC食堂車@Tampere ご参考:上述の食堂車のデザイン。
熊が魚を咥えている。グラスの熊とはリアルさが全然違うけどw

飲んだ食べたあとは自席に戻り、緑茶を飲みつつGeishaチョコを頬張りながら車窓を眺める。まだまだ日は高い。

IC148@Tampere そして定刻通りにタンペレに到着。酔いが覚めてもまだこの日の高さ。時間感覚が狂う。(決して真っ昼間から飲んでいるわけではない)

何はともあれ、本日の行動はこれで終了。本日のYlivieska〜Iisalmi間乗り潰しの結果、フィンランド国鉄の乗り潰し状況は以下のように変化した。

完乗率:89.73%(+3.91pt)
乗車距離:3538km(+154km)
未乗距離:405km(−154km)

いよいよ残り少しになってきた。明日Seinäjoki〜Jyväskylä間を乗り潰せば、残りはKemi〜Kolari間を残すのみとなる。VR完乗予定まであと2日。引き続き、気を引き締めて乗り潰したい。

2016年07月20日

フィンランド旅行6日目(1)〜Seinajoki-Jyvaskyla

今日も朝はゆっくりめに起きて、ホテルで朝食を食べてから出発。

IC23@Tampere まずは昨日と同じ、ヘルシンキ発オウル行きインターシティIC23に乗車して、Seinäjokiに向かう。今日も乗客は多めだが、コーヒーを飲みながらマッタリと移動。

H482@Seinajoki タンペレから1時間ほどで次の停車駅Seinäjokiに到着。ここでJyväskylä行きのローカル線に乗り換える。ローカル線らしく、列車は昨日と同じく気動車1両。

H482車窓 昨日ほど軽快に飛ばすことはなく(といっても100km/h前後は出ていたと思うが)、森の中をゆっくりと走る。途中駅も写真のように非常に小さな田舎の駅だ。

H482@Jyvaskyla そして列車は2時間40分ほどで終点のJyväskyläに到着する。Jyväskyläはガラス張りで近代的な駅だ。

IC86@Jyvaskyla ここからはタンペレ経由ヘルシンキ行きのインターシティIC86に乗る。こちらも2階建て客車からなる列車で、Ekstra classに乗り込む。そしてお茶を飲みながらマッタリと車窓を眺める。途中タンペレで進行方向を転換してヘルシンキを目指す。

IC86@Tikkurila 先日のIisalmiショックで予定を変更したため、ヘルシンキまで行くとヘルシンキ発の夜行列車に乗れなくなるので、途中のTikkurilaで下車。ここでヘルシンキから来る夜行列車を待つ。

あとは夜行列車に乗るだけなので、今日はひとまずここで〆。本日のSeinäjoki〜Jyväskylä間乗り潰しの結果、フィンランド国鉄の乗り潰し状況は以下のように変化した。

完乗率:94.70%(+4.97pt)
乗車距離:3734km(+196km)
未乗距離:209km(−196km)

あとは今夜Kolari行きの夜行列車に乗れば明朝には最後のKemi〜Kolari間を乗りつぶして完乗を果たせる予定。

フィンランド旅行6日目(2)〜サンタクロースエクスプレス

Tikkurilaで待つこと約50分。ついに列車がやってきた。

P263@Tikkurila こちらが今日これから乗るKolari行きの夜行列車、通称サンタクロースエクスプレスだ。これまでに乗ったことのある2階建ての新型車両ではなく、古い青客車の編成。客車10両とカートレインからなる長大編成の列車だ。

停車時間が短いため、ゆっくりと撮影している時間はなくすぐに乗り込む。列車の撮影は後ほど。

P263車内 青列車(Blue night trains)の寝台車の通路。通路は一般的な欧州の寝台車両と比べて広め。確か車両限界がロシアと同じ規格なので、車両自体大きめなのかもしれない。

P263車内2 そしてこちらが寝台個室。3人用の個室だけど一人用個室として使うので、上2段のベッドはしまわれている。新型車両のようにシャワーやトイレは付いていないが、洗面台と補助椅子が付いている。またタオルと、ペットボトルの水3本がサービスで付いている。

タンペレ発車後すぐに車掌が検札にやってくる。切符を見せて検察を終えると、お腹も空いたので食堂車に向かう。

夕食 フィンランド国鉄VR完乗の前祝いとして、南アフリカワインとミートボールで晩酌。毎回食べているが、このソースが美味い。そして南アフリカワインもなかなか美味いではないか。食堂車での晩酌は夜行列車の醍醐味だ。

P263@Tampere 飲み終わって個室に戻り、しばらく車窓を眺めていると、列車はタンペレに到着。ここで少し停車時間があるので、ホームに降りて列車の撮影に励む。

P263@Tampere2 まずは個室寝台車両。青列車(Blue night trains)と呼ばれるように、青(というか紺)と灰色がかった水色のツートンカラー。そして今時珍しいサボ付の客車だ。エアコンが付いていないので、猛暑になると辛いかもしれない。

P263@Tampere3 そしてこちらが食堂車。DuettoPlusではないが、青客車の食堂車ではなく、比較的新しい食堂車だ。DuettoPlus導入にともなって玉突きされてきたのだろうか?

P263@Tampere4 そして列車後部には、新旧のカートレインが連結されている。タンペレではこの後ろに、さらに新型のカートレインが増結された。自家用車需要もしっかりと掴んでいるようだ。

列車はタンペレ駅を約10分遅れて出発した。どうも対向の貨物列車が遅れていたようだ。

IC265@Tampere そうこうしている間に、隣のホームには後発のヘルシンキ発Kemijarvi(ケミヤルビ)行きのサンタクロースエクスプレスが到着。新旧の寝台車両が同じホームに並んだ。

P263車窓 夜の11時を過ぎてもまだ日が出ている。さすがに大分傾いてきてはいるが、まだ明るい。そうはいっても明日も早く起きないといけないので、今日は早々に休むことにする。

さて、これで明日の朝起きればKemi〜Kolari間を乗りつぶせる。そしてKolari駅でVR完乗できる予定。明日が楽しみだ。

2016年07月21日

フィンランド旅行7日目〜VR完乗

目覚ましの時間を間違えて、予定より1時間遅く起床。Kemi到着前に目覚める予定が、Tornio Itainen停車時に目覚める。すでに未乗区間に入っているようだ。まずは身支度をして食事に向かう。

P263食堂車 朝の食堂車。朝から人で賑わっている。幸い空いている席があったので、レジで朝食を買ってからテーブル席に着く。車窓を見ながらの朝食。

朝食 Own breakfastとかなんとか。要するに朝食セット。サンドイッチから1種類、コーヒー、ジュースorヨーグルトorプリンから1種類の3品がセットになっている。ライ麦パンは美味しくないので普通のパンのサンドとコーヒーにヨーグルトとオーソドックスな朝食にした。

P263車窓 列車はフィンランド/スウェーデン国境のトルネ川に沿って北上。事前調査によると、Ylitornioを出て少し走ったところで北極圏に入っているはずなので、ここはもう北極圏だろう。自然豊かなところだ。

P263@Pello やがて列車はKolariの手前の駅、Pello(ペッロ)に到着。早着したため、停車時間が10分ほどあるので外に出て写真撮影。Kemiから先は非電化区間になるため、いつの間にかディーゼル機関車に交換されていた。Kemiで交換したのだろうか?

6年前Narvikに行ったときは寒かったので警戒していたが、北極圏といえども今日は暖かいようだ。半袖で十分。少しホームをうろうろしてから列車内に戻ると、時間が来て列車は発車。Kolariに向けてラストスパートをかける。

P263@Kolari そして9時46分、列車は定刻通りに終着駅Kolari(コラリ)に到着した。ヘルシンキから995km、15時間26分かけてフィンランド最北の駅までやってきた。そしてこれをもってフィンランド国鉄VRの全旅客営業路線を完乗した。

P263@Kolari2 到着後すぐにディーゼル機関車が切り離される。その後機関車は最後尾に回って、後ろから列車を押して回送する。何故牽引しなかったのか謎だけど、カートレインから車を降ろすためかな。

P263@Kolari3 こちらがKolari駅。週3往復のこの夜行列車が発着するのみの小さな駅だ。しかし駅舎は綺麗で、中にはカフェもある。客も大勢降りてきたし、夏場はラップランドへの入口として活用されているのかもしれない。

P263@Kolari4 一応Kolariまで来たという証拠のため、駅名標も一枚。フィンランドの駅名標は新しく綺麗だ。

ミニバス@Kolari Kolariからはいくつかの方面行きのバスが出ていて、今日中にロヴァニエミに着ければどこに行っても良かったんだけど、途中の乗り換え待ち時間が一番短くなるパターンにした。このミニバスでさらに北上して、Muonio(ムオニオ)に向かう。

このミニバス、ネットで調べたら個人経営?っぽいタクシー会社が運行しているバスのようだ。Uusitaloさんが経営者なのだろう。仕事上で別のUusitaloさんも知っているので、多分フィンランドでは一般的な名字なのだろうけど、牛太郎にしか見えないw

運ちゃんは英語が通じなかったけど、助手?(客かも)の女の子が英語を喋れたので、通訳してもらってどうにかMuonioまで連れて行ってもらえることになった。ホームページがフィンランド語しかなく、事前予約がいるのかいらないのか今一よく分からず不安だったけど、とりあえず乗れてよかった。ちなみに、夏の間はKolariバス停からKolari駅まで延長運転されていることはHPで見て分かった。参考までにこちらがその会社⇒Uusitalon Taksit

ミニバス車窓 ミニバスでMuonioに向かう途中、野生のトナカイの群れに遭遇。その後も何度も遭遇したし、Muonioからのバスでも遭遇した。やはりここまで来ると野生のトナカイも多いようだ。

Muonio そしてKolariから1時間ほどでMuonio(SEO Muonioというガソリンスタンド?)に到着。Rovaniemi(ロヴァニエミ)に向かうバスまで2時間半ほどあるので、ここのカフェで昼食をとって、バスが来るまで休憩する。

バス@Muonio そしてほぼ時間通りに、トロムソ発Oulu行きのバスが到着。これに乗ってロヴァニエミへ向かう。ここからロヴァニエミまでは3時間ちょっと。ロヴァニエミのバス停や駅ではなく、ホテル前のバス停に停まることは事前調査済みなので、運転手に確認してそこまで乗ることにする。

そしてほぼ定刻通りにロヴァニエミに到着。昨年9月以来約10ヶ月ぶりのロヴァニエミ。まずはバス停前のホテルにチェックインして一休みし、夕食に出かける。

マクドナルド というわけで、前回も行った世界最北のマクドナルドで夕食をとる。なにかフィンランドらしいメニューをと思ったけど、ライ麦パンのバーガーはあまり美味しそうじゃないので、普通のハンバーガーセットにしてしまった。日本にはないモッツァレラスティックを追加で頼んだけど、あまり美味しくなかったorz

というわけで、本日Kemi〜Kolari間を乗りつぶしたことにより、フィンランド国鉄の乗り潰し状況は以下のように変化した。

完乗率:100.00%(+5.30pt)
乗車距離:3943km(+209km)
未乗距離:0km(−209km)

これにて、フィンランド国鉄VRの完乗が完了した。国鉄路線を完乗するのは、日本(JR)に次いで2ヶ国目。フィンランドに初めて来たのは2010年だが、乗りつぶしを始めたのは2014年からで、実質2年3ヶ月/渡航3回で完乗を果たした。

それほど営業路線の距離が長くなく、ダイヤが正確なので比較的乗りつぶしはしやすかったが、年々合理化でローカル線の本数が減らされていったのが、次第に辛くなってきた。今年乗り潰しできてよかったと思う。必ずしも完乗に拘ることはしないが、今後も各国の鉄道を乗りつぶして行きたい。

さて、これで今回の渡航目的は果たせたので、後は明日ヘルシンキに戻って、明後日の飛行機で帰国するだけだ。

2016年07月22日

フィンランド旅行8日目〜ヘルシンキ再び

今日は少し早めに起きて、ホテルで朝食をとってから出発。ホテルからロヴァニエミ駅までは少し距離があるので、早めに出る。

Rovaniemi駅 ホテルから15分ほど歩いたところで、ロヴァニエミ駅が見えてきた。ここに来るのは3回目だ。坂道を降りて駅前まで行き、駅舎には入らずそのままホームに入る。改札のない欧州ならではだけど、荷物があるときは楽でいい。

IC414@Rovaniemi まず乗るのは、オウル行きインターシティIC414。VRのホームページでのダイヤ検索では、Ekstra classも食堂車もあると書いていたけど、実際には二等車(Eco class)2両のみ。車内放送(自動放送)でも食堂車があると言っているが、車両変更になったのだろうか?

そうはいっても仕方ないので、二等車に乗車。荷物もあるので、平屋建て部分に乗車。網棚が広いので、スーツケースも置ける。

IC24@Oulu ロヴァニエミから2時間半ほどで終点のオウルに到着。ここからヘルシンキ行きのインターシティIC24に乗車。今度は2階建て車両7両編成でEkstra classも食堂車も付いている。2階席のテーブル座席に着席。ゆったりと座る。

昼食 オウル発車後、車内検札が終わるとすぐに食堂車DuettoPlusに行って昼食。今日の食事はBBQチキンとパルメザンリゾット。何度も食べているけど、美味い。食べ終わる頃には行列ができていたので、早めに来て正解だった。

IC24車窓 食後は自席でコーヒーを飲みながらマッタリと車窓を眺める。もう何度も乗った路線だけど。結局200km/hで頑張るのは、Tampere〜Seinäjoki間だけかな。

IC24@Helsinki そして終点ヘルシンキには、定刻から若干遅れて到着。これで今回の旅行もほぼ終わりだ。この路線を昼行列車でフルに移動するのは久しぶりだけど、やっぱり長いな。もう乗り慣れたし、夜行列車の方が楽かもしれない。

ひとまず駅前のホテルにチェックインして、一回駅に戻る。今日は再びKolari(コラリ)行きの夜行列車が出発する。一昨日はTikkurilaから乗ったためゆっくりと撮影できなかったので、代わりに今日撮影する。

P263@Helsinki というわけでヘルシンキ発コラリ行き夜行列車P263。車両番号を見ても、一昨日と同じ編成だ。同じ列車でまたコラリを目指すのだろう。

撮影終了後は夕食を調達し、買い物をしてホテルに帰る。夕食はヘスバーガーで、Iisalmiでは売っていなかったアボガドバーガーを購入した。まあ普通だったw

さて、今回の旅もほぼ終わり。あとは明日帰るだけだ。ユーレイルパスは明日も有効なので、飛行機に乗る前に少しだけ乗り鉄してくるけど。



2016年07月23日

フィンランド旅行9日目〜帰路

今日はもう飛行機に乗るだけなのだけど、ユーレイルパスの有効日がまだ残っているので、もう少しだけ乗り鉄。

IC63@Helsinki まずはKouvola経由Kuopio行きインターシティIC63に乗車。これでKouvolaまで移動する。これが今回の旅でインターシティに乗る最後の行程になるだろう。そう思い、200km/hでの高速走行を楽しむ。

Kouvola駅 そして列車はヘルシンキから1時間ちょっとでKouvolaに到着。インターシティはここで進行方向を変更して、Kuopioに向かうが、飛行機の時間があるのでここで折り返す。ちょうど列車が空く時間帯なので、2時間近く駅舎内で時間を潰す。

S64@Kouvola そして次に、Kajaaniからやってきたヘルシンキ行きのペンドリーノS64に乗車。実はこの列車、先日IisalmiからPieksämäkiまで乗車した列車だ。何ともおもしろい巡り合わせだ。ペンドリーノの先頭一等車に乗り込み、最後の旅路を楽しむ。

Sm5@Tikkurila そしてKouvolaから1時間ほどでTikkurilaに到着。ヘルシンキ・ヴァンター空港に向かうため、ここで下車する。そして来たときと同様に、TikkurilaからRing Rail Lineに乗り換えて空港駅へ向かう。

空港に着くと、まずはフィンエアーのカウンタに行ってチェックイン。そして保安検査、出国審査を通過してフィンエアーラウンジへ。出発時間まで食事をしながらゆっくりと待つ。

そして時間が来て搭乗。これで本当にフィンランドとお別れだ。今回の旅行では、ついにフィンランド国鉄VRの完乗を果たすことができた。残りは民鉄(ヘルシンキ市電+地下鉄)ということになるが、そこまでやるかは未定。次フィンランドを訪れるのがいつになるか分からないが、複線化工事や車両更新が次々と行われているので、そのときまでに一段の進化を遂げていることをのぞみたい。

機内食を食べ終わると就寝。明日の朝には日本だ。

2016年07月24日

フィンランド旅行10日目(最終日)〜帰国

いつも言っているように、家に帰るまでが海外旅行。といわけで、旅はまだ続く。

フィンエアー便は福岡空港にほぼ定刻通りに到着。福岡から入国するのは初めてだ。福岡の入国印ゲットだぜ。

実はここからの乗り継ぎ便が15時半なので、とりあえずチェックインして荷物だけ預けて市内に繰り出す。といっても長旅で疲れて眠いので、ラーメンを食べてお土産を買うにとどめたけど。

食事を終えると空港に戻り、サクララウンジに入ってネットサーフィンしたりちょっと寝たりを繰り返して搭乗時間まで時間を潰す。

そして時間になって伊丹行きの飛行機に搭乗。新規導入されたエンブラエルE190だ。あらたに1人席タイプのクラスJ席が設置されたけど、あいにくの満席で乗れずorz

飛行機は福岡空港を時間通りに出発。そして伊丹空港にも定刻より若干遅れて到着。空港からはモノレールと阪急を乗り継いで帰宅。我が家が空港から近くなったので便利だ。

というわけで、今回の旅行もこれで終了。今回はフィンランド一国に絞り、現地9日間での鉄道移動距離は6,215km(バスでの移動距離を合わせると6,746km)。1日1,000kmという標準的な距離からは劣るが、今回の主目的はあくまでフィンランド国鉄VRの完乗。そしてその目的は果たされた。国鉄の完乗は日本(JR)に続き2ヶ国目である。

今後とも完乗のみには拘らないが、引き続き量、質ともに満足のいく乗り鉄旅行を強力に推進したい。