「あそこに行っても、買いてーもんが、なんにも ね~~・・・」

これが、
「ゆめぷらざ坂東」を訪れた方々の感想だという。


まちなか交流センター「ゆめぷらざ坂東」は、
観光交流センター「秀緑」の姉妹施設であり、
位置づけとしては「坂東市の特産品のショッピングセンター」

主に置いてある商品は、
「秀緑」の工房の製品(ガラス、陶芸、木工)、

そして、
地元(坂東市やその近隣の)名産品などとなっている。

これでは、
「買いたいものが、何もない・・・」というのもうなづける。

それは、こういうことではないか・・・
地元の人々への品揃えと、
市外から来られた方への品揃えは、
根本的に違うという理由(こと)だろう。

坂東市内の方は、
「ゆめぷらざ坂東」で、
「将門煎餅」は、お買い求めにならないだろう。
他県産の「将門君クッキー」も、お買い求めにならないだろう。

市外からお見えになった方々への「お土産品」を並べていても、
市内の方には新鮮味も魅力もなく、購買意欲はわかない。

ああ、お土産品が置いてあるな・・・
くらいの感想しか抱かない。
つまり「買うものが、何もない・・・」ということになるのだろう。


じつは、「ゆめぷらざ坂東」は、オープンから3か月ほどで、
ショッピングフロアーの品揃えを、ガラリと変えた。

地元の農家の協力で生鮮野菜を売り出したのをはじめ、
一部の坂東市の名産品を除いて、
そのほとんどが「ゆめぷらざ坂東」でしか手に入らないものになっている。

もともと、「秀緑」ブランドのスイーツと お茶は、
「秀緑」にしか置いてなかったのだが、
パプアニューギニアのコーヒーや、
坂東市産の「ミルキークイーン」と、
希少なものが並んでいる。

この商品群、
春の初めころから、
バスツアーで東京圏からいらした方々に人気が出て、
逆流する形で地元の方々にも少しずつ浸透し始めている。

売り上げも徐々に伸びている。
売れて品薄になっているものもある。

「ここでしか買えないものが ある!」
そんな、ショッピングセンターに変身中である。

この稿 ・・・つづく






「秀緑は、いつ来ても 人がいない ・・・無駄だ・・・」

観光交流センター「秀緑」と、
まちなか交流センター「ゆめぷらざ坂東」に対して、
よく聞かれる「(批判の)声」である。

本当に そうなのだろうか?

わたしが記憶している限りでは なのだが、
これまで、来訪者が「ゼロ」の日・・・まったくいない日は、なかった。

あの、大雪の日でさえ、
少なくとも数人の来訪者がいた。

雪化粧した「本蔵」の素晴らしい風景を、
カメラに収めていらした方がいたのだ。


年末年始の休館日(条例で定められている)でさえ、
大晦日には数10人、元日には、さらにそれを上回る人々が訪れている。

2日に新春営業した、
「ゆめぷらざ坂東」は、
200人を超える人で賑わった。

・・・この数は、
「秀緑クッキー」を お配りしたので、
きわめて正確な数字である。


人がほとんど来ていないと思える日でも、
実は人は訪れている。

ある雨が降った寒い日、
1時間当たりの来訪者が3~4人だった。

開館時間が9時間なので、
その日の入館者数は27~36人くらいになる。

週4日はウイークデーなので、
27×4=108人、
あるいは、36×4=144人。

・・・これはあくまでも、
最低の人数である。


このほかに、
土曜・日曜・祝日がある。

天候や、行われているイベント、
また「自然博物館」からの誘導、
そして、バスツアーの団体客の有無などによるが、

少ない日で、300人。
多い日で1,300人から1,500人が訪れる。


これを、
ひと月でシュミレーションしてみると、

たとえば3月・・・
平日が、18日間、
土日が8日、祝日(春分の日)が1日。

最低来客数だとすれば、
18日×27人=486人、
9日×300人=2,700、
合計で3,186人という数になる。

あくまでもこれは、
「最低」の来客数のシュミレーションである。

実はこの数字に、
ふれあい広場に直接お見えになる方々や、
「ゆめぷらざ坂東」だけにお見えになる方は含まれていない。


ひと月に 3,186人。
1年では、3,186×12=38,232人。

最低でも、
年間4万人近くの方々が、
訪れてくださることになる。

・・・この数は、
どう評価したらよいのだろう・・・


この稿・・・つづく。












「いつ来ても、人が いない。 無駄だ・・・」
秀緑への批判でよく聞かれる言葉だ。

たしかに、雨でも降って、イベントがない日には、
「大ケヤキ広場」も「本蔵」も、
人は閑散としている。

河野太郎衆議院議員が、
「秀緑」にお見えになった日も、
朝から細かい雨が降る寒い日で、
広場にも本蔵にも人影はなかった。

「人がいないですね・・・」
と河野さん。
「こちらも ご覧ください」
と私。

「ほうっ!」と河野さん。
「いかがですか?」と私。

シャッターの奥のガラス工房は、
オレンジ色の「炉」からの輻射熱で、
別世界のように熱く活気に満ちていた。

吹きガラスの体験をする少年。
それをスマートホンに収める母親。

次の順番を待つ少女が、
椅子から足をぶらぶらさせて、

溶けたガラスがグラスになってゆく過程を、
目を輝かせて見つめている。

「いいですね!」
と河野さん。
「いいでしょう!」
と私。


雨の日でも、
「秀緑」のなかには、
熱く燃えているところがあるのです。


この稿 ・・・つづく








↑このページのトップヘ