最近あちこちの団体さんから「噛む子」の話をよく聞きます。
元々犬は噛みます。
と言うか 犬は自分達の歯の力を知っています。
一言で「噛む」と言っても その理由は様々です。
怖いから噛む、気に入らないから噛む・・・
精神障害、能障害によっても噛みます。
その子の噛む原因がどこにあるのか 充分理解しなくてはなりません。
仕事柄沢山の犬達を見てきています。
通常ホテルで預かっていた子達の「噛む」と言う行為は「怖い」「気に入らない」が殆どでした。
埼玉のブリーダー崩壊現場に他のインストラクターの方と入っている時 団体さんが1匹のコーギーの子を「噛む」と言っていました。
私は何回かその子と接していて 噛む子ではないとの認識を持っていましたので その現場に居合わせたインストラクターの方に「噛みますか?」と確認してみました。
その方も「噛みません」と言いました。
コーギーの子にしてみれば 突然来た人にシャンプーされたりして怖かっただけなのです。
だから歯を当てたのです。
「いやだ!!」と言っただけなのです。
歯を当てる事も本来しつけの中では治さなくてはなりませんが この状況では仕方のない部分ではないかと思いました。
犬にしてみれば 自分の身に何が起こるのか分からないのです。
人間にとっては良いと思う事でも犬にとって良い事とは限りません。
ましてや これが野犬だった場合・・・
宇宙人に拉致された状態です。
犬は人間にとって良いパートナーになります。
でも 全ての犬が人間との関係を築きたいと思っているわけではありません。
特に野犬として何年も生活して来た子にとって 人間との生活が良いものであると思えるかどうか・・・それは分かりません。
ただ 野犬をそのまま野放しにしてしまう事は 更に野犬の子犬を増やしてしまう事になります。
「不妊して野犬を元の場所に戻す」と言う事に対して 何通かメールを頂きました。
基本的に私は野犬の成犬に手を出す事は したくありません。
都内に野犬は居ませんが 東京近県でも少し離れると野犬が居ます。
今までに野犬の子犬は何匹か引き取り里親さんの元に送り出しました。
子犬だから出来た事ですが やはり通常の保護犬達より譲渡までに時間が掛かりました。
それは まず人間と言う存在を知らない子達にたいし 人間への安心感を知らせる事から始めなくてはならないからです。
人間に飼われていて捨てられた子達とは違います。
もし成犬の野犬の子が人間に何かしら怖い思いをさせられていたとしたら 彼らにとって私達人間は恐怖になっている事でしょう。
自分を守らなくてはとの思いから 人間を襲う事もあるでしょう。
それは 犬にとっても心地よい事であるとは思えないのです。
ならば せめて不妊をしてこれ以上増えない様にする事しか出来ないのではないかと思うのです。
では 野犬だけの保護施設を作ったら・・・
野犬にとって食べ物の確保は自分の命を守る為に必要な事なのです。
食べ物の確保の為ならば 野犬は自分より弱い子を襲います。
自分の身を守る為に 自分より強い子には従います。
これが 犬の本能なのです。
そして これらの関係で犬達は群れを作るのです。
本来弱い子は強い子と関わらずに生活しますが 保護施設の中での生活となった場合 関わらずに生活する事は出来なくなります。
この生活も幸せであるとは思えません。
今インストラクターの中では「アルファシンドロームはない」と言われ始めていますが 私はあると思います。
ましてや野犬ならば 尚更です。
野犬と言っても色々で 元々飼い犬だった子が捨てられてしまった場合は 又別の考え方が必要になります。
私が言っている野犬は 元々野犬の子として生まれ育った子の事です。
ただ 野犬でも1歳未満の子犬ならば 人間のパートナーになる可能性は大きいと考えています。
野犬、保護犬 どんな子でもその子にとっての幸せがあるのではないでしょうか?
元々犬は噛みます。
と言うか 犬は自分達の歯の力を知っています。
一言で「噛む」と言っても その理由は様々です。
怖いから噛む、気に入らないから噛む・・・
精神障害、能障害によっても噛みます。
その子の噛む原因がどこにあるのか 充分理解しなくてはなりません。
仕事柄沢山の犬達を見てきています。
通常ホテルで預かっていた子達の「噛む」と言う行為は「怖い」「気に入らない」が殆どでした。
埼玉のブリーダー崩壊現場に他のインストラクターの方と入っている時 団体さんが1匹のコーギーの子を「噛む」と言っていました。
私は何回かその子と接していて 噛む子ではないとの認識を持っていましたので その現場に居合わせたインストラクターの方に「噛みますか?」と確認してみました。
その方も「噛みません」と言いました。
コーギーの子にしてみれば 突然来た人にシャンプーされたりして怖かっただけなのです。
だから歯を当てたのです。
「いやだ!!」と言っただけなのです。
歯を当てる事も本来しつけの中では治さなくてはなりませんが この状況では仕方のない部分ではないかと思いました。
犬にしてみれば 自分の身に何が起こるのか分からないのです。
人間にとっては良いと思う事でも犬にとって良い事とは限りません。
ましてや これが野犬だった場合・・・
宇宙人に拉致された状態です。
犬は人間にとって良いパートナーになります。
でも 全ての犬が人間との関係を築きたいと思っているわけではありません。
特に野犬として何年も生活して来た子にとって 人間との生活が良いものであると思えるかどうか・・・それは分かりません。
ただ 野犬をそのまま野放しにしてしまう事は 更に野犬の子犬を増やしてしまう事になります。
「不妊して野犬を元の場所に戻す」と言う事に対して 何通かメールを頂きました。
基本的に私は野犬の成犬に手を出す事は したくありません。
都内に野犬は居ませんが 東京近県でも少し離れると野犬が居ます。
今までに野犬の子犬は何匹か引き取り里親さんの元に送り出しました。
子犬だから出来た事ですが やはり通常の保護犬達より譲渡までに時間が掛かりました。
それは まず人間と言う存在を知らない子達にたいし 人間への安心感を知らせる事から始めなくてはならないからです。
人間に飼われていて捨てられた子達とは違います。
もし成犬の野犬の子が人間に何かしら怖い思いをさせられていたとしたら 彼らにとって私達人間は恐怖になっている事でしょう。
自分を守らなくてはとの思いから 人間を襲う事もあるでしょう。
それは 犬にとっても心地よい事であるとは思えないのです。
ならば せめて不妊をしてこれ以上増えない様にする事しか出来ないのではないかと思うのです。
では 野犬だけの保護施設を作ったら・・・
野犬にとって食べ物の確保は自分の命を守る為に必要な事なのです。
食べ物の確保の為ならば 野犬は自分より弱い子を襲います。
自分の身を守る為に 自分より強い子には従います。
これが 犬の本能なのです。
そして これらの関係で犬達は群れを作るのです。
本来弱い子は強い子と関わらずに生活しますが 保護施設の中での生活となった場合 関わらずに生活する事は出来なくなります。
この生活も幸せであるとは思えません。
今インストラクターの中では「アルファシンドロームはない」と言われ始めていますが 私はあると思います。
ましてや野犬ならば 尚更です。
野犬と言っても色々で 元々飼い犬だった子が捨てられてしまった場合は 又別の考え方が必要になります。
私が言っている野犬は 元々野犬の子として生まれ育った子の事です。
ただ 野犬でも1歳未満の子犬ならば 人間のパートナーになる可能性は大きいと考えています。
野犬、保護犬 どんな子でもその子にとっての幸せがあるのではないでしょうか?