10月の譲渡会も終わり 今日は少し硬いお話になります。

私がこの活動を始めて もう何年になるのでしょう。

元々は個人で活動とも言えない程度の事をやっていました。
いつからか保護する犬の数が増え Bani Baniと言うペットホテルを経営していた当時のHPを作成して下さった方が 活動の為にと今のドッグレスキューのHPの元になるHPを立ち上げて下さったんです。
Bani Baniにも常時保護犬は居たんです。

その当時から沢山の里親様にお会いして来ました。
そして譲渡を決める事の難しさを学んで来ました。

ドッグレスキューでも当然アンケートがあり それを元にお話しさせて頂きます。
だけどね アンケートだけでは分からない事 実はそれが一番重要だったりするんです。

私は お金持ちだとか お宅が大きいとか そんなことに拘りはありません。

その方が犬とどういう付き合い方をする方なのか。
その部分がご希望下さっている子と一致するのか。
多頭になる場合 その方の性格から考えて問題なく過ごす事が出来るのか。

そういう面を充分に考慮して譲渡させて頂いて居るんです。

その部分を間違えてしまうと 犬も里親様も辛い思いをする事になるんです。

これね 決して私が偉いとかそう言う事ではないので それを前提に読んで頂きたいのです。

ドッグレスキューで活動をして何かしらのトラブルを起こしてやめた方は 多分他団体さんでドッグレスキューの悪口を言ったりしながら 更には仲間を引き連れて他団体さんの預かりとして活動を続けたりします。
そのこと自体 私にとっては何も関係なく 気にも留めていません。
が そこにドッグレスキューの里親様を巻き込む事は困るのです。

犬を幸せにして上げたいとか ボランティアをやっている自分を褒めて欲しいとか そんな気持ちで活動している人には 正直真剣に人を見極める事が出来ません。
大体 元々が素人さんですから 当然犬そのものを見極める事も出来ません。
その程度の方が 個人保護という犬をドッグレスキューの里親様に犬を渡すと言う事がありました。
里親様は 犬の為にとっても頑張って下さるまじめな方ですから その元スタッフは良い方に譲渡出来たと思ていたでしょう。

でも その里親様 本当に真剣で一生懸命になる方なんです。

今回 そんな状況で事故は起きました。
ご自宅の階段から ドッグレスキューから譲渡したチワワが落ち あごの骨を折りました。
私としては命を落とさないでくれただけでもありがたい事だと思いました。

何故 その事故が起きたのか。

本当に運が悪かったとしか言えません。

今回の事故をもって ドッグレスキューとしては あごの骨を折った子の引き上げを決めました。
それはケガをしたからではなく 里親様の性格からして 3匹の子との付き合いは無理との判断です。
3匹の子と真剣に向き合い 更にケガをしてしまった子。
里親様の精神面を考えた時 それはあまりにも辛い事だと思います。
決して精神的に強い方ではありません。
いえ 強いの方なのですが ガラスのような精神の方です。
そのガラスをご自分で懸命に抑えているような方です。
だからこそ 私としては2匹までという基準で考えていた方でした。
が 元スタッフが譲渡してしまいました。

結果 今回のドッグレスキューでの引き上げに対して 里親様は3匹目の子を妹さんご家族に託す決断をされました。

私はそれを望んだ訳ではありません。
里親様の精神状態も踏まえ ドッグレスキューとしてドッグレスキューから譲渡した子を引き上げる事が一番だと考えて居ました。
結果 ドッグレスキューから譲渡した子は一生付き合わなくてはならないケガをし 元スタッフから譲渡された子は再度新しい環境で頑張る事となりました。

この結果がベストであったとは思えません。

やはり譲渡する段階で 里親様のお人柄をよく理解するべきなんです。
里親様も3匹目の子の譲渡前に相談すれば良かったと 涙ながらにおっしゃっていました。

だけどね 自分の事ってみんな分からないものです。

経験のないボランティアが起こしやすい間違えの結果 傷つく人と犬が居るんです。
これは この元スタッフだけに限らず誰にでもある事なんです。
勿論私にも起こる可能性はある事なんです。

今回の件をきっかけに再度譲渡と言う事を考えなおさなくてはいけないと 慣れてしまう事なく真剣に向かい会わなくてはいけないと 強く感じています。