周りが静かな時にはっきりと聞こえていた音も、周囲の騒音がはげしくなってくるとよく聞き取れなくなってしまい、一時的に聴力が低下したのと同様になってしまいます。このように妨害音の存在による最小可聴音のレベルが上がる事をマスキングといっています。
そして妨害音のレベルが上がれば当然のようにマスキング量もあがるわけですね。
日曜日の貸切ライブはものすごい盛り上がりだったのです。
ステージ前に踊れる遊びスペースを用意し、テーブルは「コ」の字形にしたのです。
時間の経過と共にエキサイトしてきて歌っている時の歓声がマスキング効果を産み出したのです。
マスキング効果には特性があり、低音は高音をマスキングするが、高音は低音をマスキングしないのです。
てな訳で男性が40人近くいたらその歓声は女性の声や音楽の高音部分をマスキングしてしまうのですね。
僕は当然歌い手さんのモニタースピーカーの音量、マイク音量、そしてメインスピーカーの音量も上げていきますよね。
重低音を上げるとマスキングがひどくなるので高音の部分の音量を上げていったのです。
店内はものすごい事になり、超盛り上がりです。
そして…
今回音響システム入れ替えたばかりのパワーアンプ350Wが4基のクリップランプが点灯…
つまり最大ボリューム!

いったい…
どんだけ〜(;□;)!!

きっと静かな部屋でこの音量を出したら即死…
だけどこの大きな歓声の中だとマスキング効果によりがっつりいってしまうんです。
さすがにびっくりです。
そんなにがんばっちゃってるのね〜
お客さんも踊って歓声して汗だく状態。
僕もフルパワーな状態にびっくり!ハウる寸前に周波数ポイントをカットしたりで大忙し。
ひゃ〜このフルパワーの中でマイクをモニタースピーカーに向けないで〜お願い〜
と祈りながらの一曲。
すげ〜ハウリそうでハウらせない微妙な部分での戦いでした。
いや〜盛り上がりましたな〜

土曜日、日曜日と貸切ライブ。
マイク10本、モニタースピーカー4台、メインスピーカー4台、サイドスピーカー2台、中抜け用センタースピーカー2台、パワーアンプ6台で組んでおいてよかった〜

きっといいストレス解消になった事と思います。

ご指名、ご来店ありがとうございました。