今から10年以上前、それまでやっていたお店を閉め、バンキンヤを開店するまでに約1年以上期間があったのですが、その間夜はやることがないので、あるお店の手伝いをしていた時があったのです。

その時、店長をしていた方がいました。

僕はバンキンヤの開店に合わせてその店を辞めたのですが、その後その店長も独立を決意し、バンキンヤが開店してから1年後ぐらいに開店をさせたのです。
しかも歩いて15分ぐらいの場所に。

開店した当初はいろんな情報を交換し、共存共栄を目的にいろんな事をしていたのですが、その後バンキンヤがアキバの特性を生かした新たなるビジネスモデルを展開し始めたので方向性がその店とは変わっていったのです。

そのお店も地域特性を生かした方法論で売上を伸ばしていたのですが、今回の震災の影響で経営が悪化したらしく、売上低下に歯止めがかからなかったみたいなのです。

そうなると完全に負のスパイラルに巻き込まれ、もがけばもがくほどハマってしまいます。
お客さんが少なくなるとすごく悩みます。

そこで考えつくのが「値下げ」です。
値下げをしたら今度は集客です。
集客をする為にネット広告を多く出そうとします。
その分当然に広告宣伝費は上がってきます。

しかし、価格を下げ、利益を圧迫してしまうのですから、それこそ毎日満席状態にしないと経営が成り立たなくなってしまいます。

もし、ネット集客が思うような成果を上げてこなかった場合、かなり緊迫した状況になってきます。

次に考えるのが、人員削減です。
バイトは必要最低限にし、社員数を減らす。

ギリギリの状態で店舗を運営しなければならなくなり、ちょっと運良く忙しくなった時などは当然サービスの低下に繋がってしまい、せっかくの新規さんもそれ以降来なくなってしまいます。

不安感を取り除く為にあちらこちらの飲食店サイトに掲載をし、少しでも露出をする為に言われるままに広告費をかけてしまうようになってしまいます。

しかし、震災後のあの当時はどうあがいても仕方のない状態であったのも事実です。

人々の意識が遊んでいる場合ではない。
飲んでる場合じゃない。

という意識だったからです。

もちろんいろんな飲食店サイトも同じように収益が上がりにくかったのだと思います。
その為、言葉巧みにセールスしてくる状態も現状あったのです。

そして今年。

とうとう倒産してしまいました。

プライドがあったのか何の連絡もなく、すっと居なくなってしまいました。
共通のお客さんが僕の所に来て
「よろしく伝えといて」それだけを残して。

そこまで悪化する前に何かしらの相談をしてくれたら・・・

おそらくもう一回リベンジをして出店するとは思うのですが、今年に入り、もう何件の知り合いの店がなくなったのだろう。

バンキンヤも他人事ではないので、もう一回初心に帰り、この状況を乗り切っていかないとなりません。

ちょっと暗い話題でしたが、東京の現実かもしれません。

景気の問題
原発の問題
復興の問題
政府の問題

どうした日本人!

立ち上がれ日本!