2006年02月15日
大野山
【2月12日】 大野山
【ルート】 武蔵小金井〜新宿・新松田〜山北〜大野山
〜谷峨〜新松田・新宿〜武蔵小金井
【天 気】 晴れから曇りへ・見晴らしは悪い・風強く寒い
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


山北の駅前は、昭和を思い出すようなレトロな雰囲気に溢れている。町中を少し歩いてみたい気分になったが、登山口までのアスファルトの道を歩くのが嫌だということで、タクシーで登山口までショートカット。ここから村落の中を抜ける急坂を登る。道脇には石灯籠なのか道祖神なのか、それともお地蔵さんなのかよく分からないものがときどき見かけられる。そのうち正面に大野山が見え始める。
「見える魚は釣れない」なんて聞いたことがあるけれど、同じように「見える山は遠い」という格言があってもよさそうなくらい、ダラダラとした道が続く。
嫌になりかけた頃に稜線へと続く長い階段がある。疲れる。どうして山にあるというか、その辺でもそうなんだれけど階段というのは人の歩幅と一致しないんだろう。とにかく疲れる。
稜線はなだらかで、舗装されたみちが頂上までつづく。実はこの山、車でも上ることができる。
頂上からは、富士山が大きく見えるので人気があるのだが、生憎の曇り空で影さえ見ることはなかった。私たちより先に登った人もいたのだが、曇り空と冷たい風に耐えかねたのか、いつの間にか姿が見えなくなった。
先週の竜ヶ岳から見た富士山の真裏から見ることになっていたのだが、残念。その分、丹沢湖の方面が晴れていた。
【ルート】 武蔵小金井〜新宿・新松田〜山北〜大野山
〜谷峨〜新松田・新宿〜武蔵小金井
【天 気】 晴れから曇りへ・見晴らしは悪い・風強く寒い
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山北の駅前は、昭和を思い出すようなレトロな雰囲気に溢れている。町中を少し歩いてみたい気分になったが、登山口までのアスファルトの道を歩くのが嫌だということで、タクシーで登山口までショートカット。ここから村落の中を抜ける急坂を登る。道脇には石灯籠なのか道祖神なのか、それともお地蔵さんなのかよく分からないものがときどき見かけられる。そのうち正面に大野山が見え始める。
「見える魚は釣れない」なんて聞いたことがあるけれど、同じように「見える山は遠い」という格言があってもよさそうなくらい、ダラダラとした道が続く。
稜線はなだらかで、舗装されたみちが頂上までつづく。実はこの山、車でも上ることができる。
頂上からは、富士山が大きく見えるので人気があるのだが、生憎の曇り空で影さえ見ることはなかった。私たちより先に登った人もいたのだが、曇り空と冷たい風に耐えかねたのか、いつの間にか姿が見えなくなった。
先週の竜ヶ岳から見た富士山の真裏から見ることになっていたのだが、残念。その分、丹沢湖の方面が晴れていた。
竜ヶ岳
【2月5日】 竜ヶ岳
【ルート】 武蔵小金井〜本栖湖キャンプ場〜竜ヶ岳〜本栖湖キャンプ場〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・見晴らしも良し・風強く寒い
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竜ヶ岳は本栖湖の辺に聳え、その名が示すように「竜」伝説を持った山だ。登山口となるのは本栖湖キャンプ場で標高差約600メートル。まあ、高尾山に登るようなものらしいが、交通の便が良くなく、車で来るしか方法がないようだ。
登山道も整備され、山に経験のない人でもハイキング気分で登ることができる。特に危ない箇所もないし、体力を消耗することもない。
とここまで書くとどって事ないように思う山だが頂上から見る南アルプスは圧巻だ。誰もがそのスケールの大きさに立ちつくす。
そして、反対側には富士山が迫る。前に南アルプス後ろに富士山と贅沢この上なしといった雰囲気が味わえる。
普通の年ならもっと雪があるのだろうれども、今年は南アルプスも富士山も雪が少ない。が、寒いことには変わりない。地面は凍り付いており、下から冷めたさが突き上げられ、ゆっくり食事もしていられないほどで、頂上からは早々に退散した。

【ルート】 武蔵小金井〜本栖湖キャンプ場〜竜ヶ岳〜本栖湖キャンプ場〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・見晴らしも良し・風強く寒い
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登山道も整備され、山に経験のない人でもハイキング気分で登ることができる。特に危ない箇所もないし、体力を消耗することもない。
とここまで書くとどって事ないように思う山だが頂上から見る南アルプスは圧巻だ。誰もがそのスケールの大きさに立ちつくす。
そして、反対側には富士山が迫る。前に南アルプス後ろに富士山と贅沢この上なしといった雰囲気が味わえる。
普通の年ならもっと雪があるのだろうれども、今年は南アルプスも富士山も雪が少ない。が、寒いことには変わりない。地面は凍り付いており、下から冷めたさが突き上げられ、ゆっくり食事もしていられないほどで、頂上からは早々に退散した。
2006年02月01日
天目山(三ドッケ)
【1月28日】 天目山
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩駅〜東日原〜天目山〜東日原〜奥多摩駅〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風が強く尾根筋は台風並
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画像は福寿草。天目山登山口入り口に咲いていた。もうすぐ春か?
遠くへ行くのは疲れるし、近くで行きたいところは凍結して危なそうだし・・・。何処へ行こうか迷ったあげく、今まで一度も足を踏み入れたことがない長沢背稜にした。何せ初めての場所だから勝手も雰囲気も分からない。なのでいちばん楽そうなヨコスズ尾根を通っての天目山往復コースにした。
登りの前半は植林の中の急坂が続く。ほぼ一時間ほど歩くと、尾根下の明るい雑木林を歩くなだらかな坂道と変わる。稜線を鹿が走るのが見える。イノシシの時もあるそうな。東側の尾根下の道は日差しもあり暖かく快適な歩きなのだが、西側の道になると下から吹き上げる冷たく強い風にさらされる。しかしながら石尾根(鷹巣山から雲取山)の展望が開ける。
登山口から2時間半もかからず一杯水避難小屋に着く。小屋の中はきれいに保たれているようだが、誰が置いていったのか、魚の佃煮のパックが食い残しのまま置かれていた。話によるとペットボトルやストーブにくべた燃えかすなども土間に放置されたままの時もあるらしい。
下の画像は一杯水避難小屋の外観と中に設置してある薪ストーブ。この薪ストーブは「欠陥品」で煙が室内に充満するという話がアチコチで聞かれるが、きちんとやれば大丈夫らしい。


天目山へは小屋の裏手から上がるらしいのだが、標識の示すまま酉谷山の方へ向かって暫く歩くと天目山方面と書かれた標識がある。きた道を戻るように尾根の上を上がると天目山の頂上に着く。小さなトタン板が天目山の頂上であることを示す。狭い頂上だが景色はすばらしい。鷹巣山の先に見える富士山もひときわ立派に見える。
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩駅〜東日原〜天目山〜東日原〜奥多摩駅〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風が強く尾根筋は台風並
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遠くへ行くのは疲れるし、近くで行きたいところは凍結して危なそうだし・・・。何処へ行こうか迷ったあげく、今まで一度も足を踏み入れたことがない長沢背稜にした。何せ初めての場所だから勝手も雰囲気も分からない。なのでいちばん楽そうなヨコスズ尾根を通っての天目山往復コースにした。
登りの前半は植林の中の急坂が続く。ほぼ一時間ほど歩くと、尾根下の明るい雑木林を歩くなだらかな坂道と変わる。稜線を鹿が走るのが見える。イノシシの時もあるそうな。東側の尾根下の道は日差しもあり暖かく快適な歩きなのだが、西側の道になると下から吹き上げる冷たく強い風にさらされる。しかしながら石尾根(鷹巣山から雲取山)の展望が開ける。
登山口から2時間半もかからず一杯水避難小屋に着く。小屋の中はきれいに保たれているようだが、誰が置いていったのか、魚の佃煮のパックが食い残しのまま置かれていた。話によるとペットボトルやストーブにくべた燃えかすなども土間に放置されたままの時もあるらしい。
下の画像は一杯水避難小屋の外観と中に設置してある薪ストーブ。この薪ストーブは「欠陥品」で煙が室内に充満するという話がアチコチで聞かれるが、きちんとやれば大丈夫らしい。
2006年01月24日
権現山
【1月22日】 権現山
【ルート】 武蔵小金井〜上野原〜浅川〜権現山〜不老下〜上野原〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風もほとんどなし
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昨年から続く寒波の中、前日関東地方に降った降った雪がこの冬初めての積雪となった。天気予報では翌日は晴れ。絶好のチャンスだ、これをのがす訳にはいかない。近場で気軽に雪道が楽しめ、人の来ない山と考えた末に辿り着いたのが権現山だ。しかし、この山は先々週も行った。同じコースも使いたくない。雪だし疲れるとズルも考慮して浅川の方から登ることにした。
猿橋駅からバスで浅川の終点がそのまま権現山と扇山を結ぶ稜線の中央にある「浅川峠」への登山口となっている。バスの乗客は私たち夫婦とやはり同じような年頃の夫婦の4人。どうやら目的地は一緒らしい。チェーンを巻いたためジャラジャラと騒音をたてながら走るバスは目的地の手前で停まってしまった。そこから先は坂がきつくてバスが走れないためらしい。仕方なくそこから歩くハメになる。およそ30分の後、ようやく登山口に着く。
ここからは誰も歩いた跡もない道だと喜んだのもつかの間、フリースを脱ぎ、水を飲んでいる間にバスで一緒だった夫婦に先を越されてしまった。でもまあ、二人しか先行していないと思い、軽い雪をけ飛ばしながら歩いていたのだが、これがボディブローとなって後から利いてきた。登山口から浅川峠までの標準時間は50分。浅川峠まではほぼピッタリの時間で歩くことができた。先行する夫婦連れは浅川峠から扇山へ向かった。ここから権現山までは誰の足跡もない。少しの雪とはいえラッセルしながら歩くのである。段々疲れる。
浅川峠から権現山への標準時間1時間20分を大幅に上回り1時間50分もかかってしまった。決して長時間休んでいたわけではないのだが。
頂上からの展望は、富士山の方は鉛色の曇り。笹尾根方面は快晴で雲取山もいつもよりはっきりと見える。展望を楽しみながら、誰もいない頂上を自分の足跡でいっぱいにした。

【ルート】 武蔵小金井〜上野原〜浅川〜権現山〜不老下〜上野原〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風もほとんどなし
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猿橋駅からバスで浅川の終点がそのまま権現山と扇山を結ぶ稜線の中央にある「浅川峠」への登山口となっている。バスの乗客は私たち夫婦とやはり同じような年頃の夫婦の4人。どうやら目的地は一緒らしい。チェーンを巻いたためジャラジャラと騒音をたてながら走るバスは目的地の手前で停まってしまった。そこから先は坂がきつくてバスが走れないためらしい。仕方なくそこから歩くハメになる。およそ30分の後、ようやく登山口に着く。

浅川峠から権現山への標準時間1時間20分を大幅に上回り1時間50分もかかってしまった。決して長時間休んでいたわけではないのだが。
頂上からの展望は、富士山の方は鉛色の曇り。笹尾根方面は快晴で雲取山もいつもよりはっきりと見える。展望を楽しみながら、誰もいない頂上を自分の足跡でいっぱいにした。


鋸山
【1月15日】 鋸山
【ルート】 武蔵小金井〜浜金谷〜鋸山〜保田〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ午後から曇り・風強し・トンビの来襲もあり
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春の陽気も感じられる房総・鋸山へ。昔はこの山から石を切り出していた。その石を切り出して運んだ道がそのまま登山道になっている。山は石を切り出した跡で軍艦のようにそびえ立っている。観光客はロープウェイで上がる。さすがに登山靴を履き、リュックを背負ったスタイルでは乗るわけにはいかない。が、たいした登りではない。体が暖まったころに頂上で、その前に入場料を払う。大人一人600円なり。それにしてはトイレもないし設備が悪いな。
頂上は、風が強くゆっくり食事をする場所もない。辛うじて岩場の陰に寄り添いながら食事を始めた。宴たけなわの頃、中央あたりで食事をしていたカップルがトンビに襲われ、手に持っていた食べ物を奪われた。どうやらここにいるトンビの狩猟対象はは観光客の食料のようだ。以降、来る客すべて襲われる。すぐ近くにいた我々は岩陰にいたせいか襲われなかったがそれでも防御のためストックをたてて対抗した。それにも拘わらず、低空飛行で威圧しながら虎視眈々と我々を狙うトンビは格好が良かった。
頂上からは海が見える。これが房総の山の醍醐味。
保田の駅では時間が余ったので魚屋を探し、お土産をと思ったが
「今日は何もないよ」と言う魚屋のオヤジの素っ気ない返事でワカメだけ買うことにした。ここの、今の時期のワカメはおいしい。

【ルート】 武蔵小金井〜浜金谷〜鋸山〜保田〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ午後から曇り・風強し・トンビの来襲もあり
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頂上は、風が強くゆっくり食事をする場所もない。辛うじて岩場の陰に寄り添いながら食事を始めた。宴たけなわの頃、中央あたりで食事をしていたカップルがトンビに襲われ、手に持っていた食べ物を奪われた。どうやらここにいるトンビの狩猟対象はは観光客の食料のようだ。以降、来る客すべて襲われる。すぐ近くにいた我々は岩陰にいたせいか襲われなかったがそれでも防御のためストックをたてて対抗した。それにも拘わらず、低空飛行で威圧しながら虎視眈々と我々を狙うトンビは格好が良かった。
頂上からは海が見える。これが房総の山の醍醐味。
保田の駅では時間が余ったので魚屋を探し、お土産をと思ったが
「今日は何もないよ」と言う魚屋のオヤジの素っ気ない返事でワカメだけ買うことにした。ここの、今の時期のワカメはおいしい。


2006年01月11日
権現山
【1月8日】 権現山
【ルート】 武蔵小金井〜上野原〜初戸〜権現山〜用竹〜上野原〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風もほとんどなし
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仲間は3日に正月登山をやったのだが、私は風邪ひきでお休み。これが今年になっての最初の山登りとなる。
権現山は前から行こうと思っていたのだが、交通の便が悪く二の足を踏んでいたのだが、調べると幾つか一般的なルートがあるようなので行ってみることにした。
初戸は上野原からバスで40分程。むかし長寿で有名だった"ゆずりはら(字がでない)"一帯にある集落で「はど」と読ませる。変わった集落名だが笹尾根を挟んで反対側にある檜原村にも笛吹(うずしき)とか人里(へんぼり)などと読ませる集落がある。
静かで人の姿も見えない。東京からこんなに近くで田舎田舎した集落が有るのには感激一塩。
人家に入るのではないかと腰が引けるような道を入ると登山口。急斜面を九十九折りに一気に登る。どんどん高度を稼ぐ。有る程度の高さまでになると写真のような明るい雑木林のなかの道になる。障害物もなく歩きやすい道だ。用竹と権現山を結ぶ尾根にでるとそこは雨降山でここからの富士山の展望は、権現山からの展望よりもきれいに見える。
ここからはなだらかで気持ちのいい稜線を歩く。頂上直下に"日本武尊"を祭った神社がある。この神社の裏からほんの僅かだが急坂を登ると権現山の頂上。ここからの笹尾根・石尾根の展望はすばらしいの一言。
〈今回遭った人たち〉
日曜日だというのに人では少なかった。まず私たち夫婦二人。和見まで車で来たという夫婦。御坂山域・大菩薩嶺がホームグラウンド見たいな事を言っていた。
単独行の男性。頂上で休みもせず下りて行った。
男女のカップル。MTBで上がってきた男の子二人。これで9人。
用竹へと下っていたら途中で雪を喰っているおっさん。挨拶してもガツガツやっていて、もう一度挨拶したらようやく「雪喰ってる」と返事があった。何やら人離れした雰囲気を持っていて、ちょっと怖かった。からのペットボトル1本しか持っていなかった。何処からきて何処へ行くんだろう。
さらに下ると猟銃を持った人。猟師ではなく猟友会のメンバーといった感じの人。ピカピカの猟銃1本しか持っていなかった。仲間もいそうではないし。笹尾根の全体を見るためにきたと言っていたが、それなら猟銃はいらないのではないか。
分からない人に遭ってしまうと変に記憶に残ってしまう。
【ルート】 武蔵小金井〜上野原〜初戸〜権現山〜用竹〜上野原〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風もほとんどなし
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権現山は前から行こうと思っていたのだが、交通の便が悪く二の足を踏んでいたのだが、調べると幾つか一般的なルートがあるようなので行ってみることにした。
初戸は上野原からバスで40分程。むかし長寿で有名だった"ゆずりはら(字がでない)"一帯にある集落で「はど」と読ませる。変わった集落名だが笹尾根を挟んで反対側にある檜原村にも笛吹(うずしき)とか人里(へんぼり)などと読ませる集落がある。
静かで人の姿も見えない。東京からこんなに近くで田舎田舎した集落が有るのには感激一塩。
人家に入るのではないかと腰が引けるような道を入ると登山口。急斜面を九十九折りに一気に登る。どんどん高度を稼ぐ。有る程度の高さまでになると写真のような明るい雑木林のなかの道になる。障害物もなく歩きやすい道だ。用竹と権現山を結ぶ尾根にでるとそこは雨降山でここからの富士山の展望は、権現山からの展望よりもきれいに見える。

〈今回遭った人たち〉
日曜日だというのに人では少なかった。まず私たち夫婦二人。和見まで車で来たという夫婦。御坂山域・大菩薩嶺がホームグラウンド見たいな事を言っていた。
単独行の男性。頂上で休みもせず下りて行った。
男女のカップル。MTBで上がってきた男の子二人。これで9人。
用竹へと下っていたら途中で雪を喰っているおっさん。挨拶してもガツガツやっていて、もう一度挨拶したらようやく「雪喰ってる」と返事があった。何やら人離れした雰囲気を持っていて、ちょっと怖かった。からのペットボトル1本しか持っていなかった。何処からきて何処へ行くんだろう。
さらに下ると猟銃を持った人。猟師ではなく猟友会のメンバーといった感じの人。ピカピカの猟銃1本しか持っていなかった。仲間もいそうではないし。笹尾根の全体を見るためにきたと言っていたが、それなら猟銃はいらないのではないか。
分からない人に遭ってしまうと変に記憶に残ってしまう。
九鬼山
【12月25日】 九鬼山
【ルート】 武蔵小金井〜富士急線・禾生〜九鬼山〜菊花山〜大月〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・冷え込む
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クリスマスだというのに何で山に登るのか。オマケに寒い。
八王子から乗り換えの電車があるはずだったのが、どうやら特急電車と間違えたようであわてて高尾まで。そしたらラッキーなことに高尾発河口湖行きの電車がうまい具合にあった。前3両が河口湖行きで後ろ3両が大月停まり。こりゃあよかった。
この電車で背中合わせの椅子に座っていたネーチャン二人と車掌の、大月を過ぎて富士急線に入った時の会話。
「どこまで行かれます」
「山梨市」
「この電車は山梨市には行きません」
「じゃあ、どこか温泉」
「河口湖には温泉があります」
「富士急ハイランドにも行きたい」
「じゃあ河口湖まででいいですね」
「ほんでその後山梨市に行く」
「山梨市に行くには一旦、大月に戻らないと行けませんよ」
「じゃあ戻る」
書いていると面白くもクソもないのだが、余りにも惚けまくっていて大丈夫かいなと余分な心配までした。
禾生駅から登山口の向かう道路には「只今の気温−4度」の表示が。リユックのポケットに入れたペットボトルの水滴が凍り付いていた。
山は神社横の登山口から一気に登る。途中、20人ぐらいの団体がいたので追い越す。道はずっと急登。だが、短時間で登ってしまうから楽かもしれない。
写真の富士山は頂上のちょっと下にある富士見平からのもの。日当たりもよく富士山の見晴らしもいい。頂上は日陰になって寒い。が、大菩薩嶺の見晴らしがいい。
下りは一路猿橋を目指した。このコースのどこからも富士山がきれいに見える。ひたすら歩いてどこをどう間違ったのか、猿橋方面には出ず、菊花山という大月の街の裏山に出てしまった。この山も見晴らしがいい。中央線を挟んだ反対側の山々が目の前に。
ただ、この菊花山からの下山は急で滑りやすく、捕まるところがない。加えて両側が切れ落ちていて、ちょっと怖かった。
冬は中央線沿線の山になるのかな。
【ルート】 武蔵小金井〜富士急線・禾生〜九鬼山〜菊花山〜大月〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・冷え込む
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八王子から乗り換えの電車があるはずだったのが、どうやら特急電車と間違えたようであわてて高尾まで。そしたらラッキーなことに高尾発河口湖行きの電車がうまい具合にあった。前3両が河口湖行きで後ろ3両が大月停まり。こりゃあよかった。
この電車で背中合わせの椅子に座っていたネーチャン二人と車掌の、大月を過ぎて富士急線に入った時の会話。
「どこまで行かれます」
「山梨市」
「この電車は山梨市には行きません」
「じゃあ、どこか温泉」
「河口湖には温泉があります」
「富士急ハイランドにも行きたい」
「じゃあ河口湖まででいいですね」
「ほんでその後山梨市に行く」
「山梨市に行くには一旦、大月に戻らないと行けませんよ」
「じゃあ戻る」
書いていると面白くもクソもないのだが、余りにも惚けまくっていて大丈夫かいなと余分な心配までした。
山は神社横の登山口から一気に登る。途中、20人ぐらいの団体がいたので追い越す。道はずっと急登。だが、短時間で登ってしまうから楽かもしれない。
写真の富士山は頂上のちょっと下にある富士見平からのもの。日当たりもよく富士山の見晴らしもいい。頂上は日陰になって寒い。が、大菩薩嶺の見晴らしがいい。
下りは一路猿橋を目指した。このコースのどこからも富士山がきれいに見える。ひたすら歩いてどこをどう間違ったのか、猿橋方面には出ず、菊花山という大月の街の裏山に出てしまった。この山も見晴らしがいい。中央線を挟んだ反対側の山々が目の前に。
ただ、この菊花山からの下山は急で滑りやすく、捕まるところがない。加えて両側が切れ落ちていて、ちょっと怖かった。
冬は中央線沿線の山になるのかな。
今熊山・臼杵山
【12月17〜18日】 今熊山・臼杵三
【ルート】 武蔵小金井〜武蔵五日市〜今熊山〜(1泊)〜臼杵山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風強し
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仲間と忘年会をかねて武蔵五日市方面へ1泊旅行。17日は軽く今熊山へ。どこにでもある裏山のような山で、短時間で登ることができる。山岳耐久マラソンの最初の"山"でもあるので、頂上までの道はよく整備されている。頂上には"今熊神社"があり、そこからは武蔵五日市の町並みが見渡せる。
小さい山だが雑木林も多く、高い山やキツイ山には登りたくない・高尾山みたいに人がたくさんいる山には行きたくないという時には格好の対象となる。
午後からは河原でバーベキューとスケジューリングされているのでさっさと下山。河原は風が吹いて寒い。なんとか風が当たらず、日も射す場所を見つけてバーベキュー開始。延々飲み食いを続け、日が暮れかかった頃近くの宿へ駆け込む。冷えた体に宿の風呂は気持ちよかった。
翌日は忘年登山として"臼杵山"に登る。朝一番のバスに乗るのだが現地泊のため余裕で宿近くのバス停へ。ところが武蔵五日市駅発のバスが超満員との連絡が入る。途中からは乗れない。仕方なくタクシーを奮発。
登り口は人家の間の細い道。植林で暗い斜面をひたすら登る。上に上がるに連れ風が強くなる。稜線に上がると轟音とともに風が飛んでくる。このため休むこともできない。
頂上近くで一旦昼食にしようとしたのだが強風のため断念。少し下ったところでようやく風も止み昼食とした。
写真はその時の巨大おにぎり。のり6枚を使ったそうな。人の顔大で2キロぐらいの重さがあった。
【ルート】 武蔵小金井〜武蔵五日市〜今熊山〜(1泊)〜臼杵山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・風強し
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小さい山だが雑木林も多く、高い山やキツイ山には登りたくない・高尾山みたいに人がたくさんいる山には行きたくないという時には格好の対象となる。
午後からは河原でバーベキューとスケジューリングされているのでさっさと下山。河原は風が吹いて寒い。なんとか風が当たらず、日も射す場所を見つけてバーベキュー開始。延々飲み食いを続け、日が暮れかかった頃近くの宿へ駆け込む。冷えた体に宿の風呂は気持ちよかった。

登り口は人家の間の細い道。植林で暗い斜面をひたすら登る。上に上がるに連れ風が強くなる。稜線に上がると轟音とともに風が飛んでくる。このため休むこともできない。
頂上近くで一旦昼食にしようとしたのだが強風のため断念。少し下ったところでようやく風も止み昼食とした。

2005年12月08日
金袋山
【12月03日】 金袋山
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩〜東日原〜金袋山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ
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10月の金袋山はハエが多く、ゆっくり休息をとることもできなかった。で、この時期ならばハエもいないだろうとリターンマッチ。
まずは、子鹿を連れて帰らないように呼びかけたポスター。例え着いてきたとしても連れて帰るような人がいるのかとあきれる。また、それほど鹿が増えているんだろうと思うが、連れてきてしまった鹿はどうされるのか気になる。
今回は鍾乳洞の前にある神社から登ったが、ここも急坂。寒いからと履いてきた股引が暑いのですぐ脱ぐ。電車の中では重宝したが山道では不要。
途中、クマの爪痕を見る。なんだかついさっき引っ掻いたような生々しい痕だ。まだ冬眠に入っていないのか、それとも冬眠しないのか。"奥多摩のクマは冬眠しない"って話もチラッと聞いたことがあるが、冗談だろうね。
前回はスイスイ歩いたつもりだが疲れる。理由は分からない。でもまあとりあえず金袋山の頂上を目指す。
頂上は、小さな木に金袋山と書かれた蒲鉾板のようなものがぶら下がっているだけ。これだけでは歩き足りないのでもうちょっと奥へ足を伸ばすが冷たい風が吹き始め、今にも雪が降ってきそうな気配にあわてて下山した。
人にも遭わず静かな山でした。
写真は左から:鹿のポスター、クマの爪痕、巨樹


【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩〜東日原〜金袋山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ
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10月の金袋山はハエが多く、ゆっくり休息をとることもできなかった。で、この時期ならばハエもいないだろうとリターンマッチ。
まずは、子鹿を連れて帰らないように呼びかけたポスター。例え着いてきたとしても連れて帰るような人がいるのかとあきれる。また、それほど鹿が増えているんだろうと思うが、連れてきてしまった鹿はどうされるのか気になる。
今回は鍾乳洞の前にある神社から登ったが、ここも急坂。寒いからと履いてきた股引が暑いのですぐ脱ぐ。電車の中では重宝したが山道では不要。
途中、クマの爪痕を見る。なんだかついさっき引っ掻いたような生々しい痕だ。まだ冬眠に入っていないのか、それとも冬眠しないのか。"奥多摩のクマは冬眠しない"って話もチラッと聞いたことがあるが、冗談だろうね。
前回はスイスイ歩いたつもりだが疲れる。理由は分からない。でもまあとりあえず金袋山の頂上を目指す。
頂上は、小さな木に金袋山と書かれた蒲鉾板のようなものがぶら下がっているだけ。これだけでは歩き足りないのでもうちょっと奥へ足を伸ばすが冷たい風が吹き始め、今にも雪が降ってきそうな気配にあわてて下山した。
人にも遭わず静かな山でした。
写真は左から:鹿のポスター、クマの爪痕、巨樹



2005年11月29日
釈迦ヶ岳
2005年11月22日
高尾山
【11月19日】 高尾山
【ルート】 武蔵小金井〜藤野〜奈良子尾根〜高尾〜高尾山口〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ
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雨が降ったり歯が痛かったりでどこへも行けない週末が続いていたけど、行ける。だけどどこへ行こうか? 遠いところは疲れるし、人に会う約束があるから5時前には武蔵小金井まで帰ってこなくちゃならない。
と、困ったときの高尾山頼み。問題はどこから登ってどこへ下りてくるかだ。この時期高尾山は紅葉狩りの登山客・観光客で山が潰れんばかりの人で溢れかえっている。下手なコースを選ぶとフラストレーションがます。小仏峠までバスのルートもあるがバスも混む。
ならばと考えたのが藤野からのコース。バスの混雑も少し我慢すればいい。陣馬山登山口から陣馬山へ登るのが一番人手が多いコース。ほとんどの人はここから登る。少し先の栃谷尾根からだと人気はまばら。そして今回選んだ奈良子尾根はほとんど人影を見ない。今回も尾根を歩いている間は誰にも会わなかった。
道はよく整備されていて歩きやすい。加えて急な坂もなく疲れない。誰でも安心して体力を温存したまま登ることができるコースだ。残念なのは見晴らしがないということぐらいか。道は明るい。陣馬山登山口のバス停から1時間半強で奈良子峠にでる。といっても何もない。ここから10分もかからずに明王峠にでる。茶店はまだ開いていない。後から聞いた話だが、友人夫婦はほぼ同時刻に相模原からこの明王峠に上がり、小仏へと抜けたらしい。
当日は天気がよく富士山もよく見えた。とりあえずまあ写真を撮る。なんだか富士山を見ると条件反射のように写真を撮ってしまう。なんでかな。とまれまあ冠雪した富士山は美しい。
ここからはひたすら歩く。途中、サルノコシカケを採っていたオヤジがいた。「あげるよ」と言うのを断って(もらっても使い道がない)ひたすら歩く。影信山で昼食。ついでにナメコ、クリタケを買う。ナメコは天然物だと言うけれど、妙義山で買った半養殖のものの方が断然おいしかった。クリタケは初めてなので比較しようがないが、こんなものかと思う。バター焼きと大根おろしのとの和え物にして食べた。以前ここで買ったナメコはおいしかったんだけどなあ。
食事も買い物も済ませたら帰るだけ。だけど、影信山からは高尾山に近づくにつれ人の密度が増してくる。快適にマイペースで歩けたのがだんだん渋滞するようになる。頂上から高尾山口にいたるいくつかのコースは渋滞だらけ。仕方ないので「先にいかせてください」と叫びながら降りる。あんまりカッコ良くないなあ。
飴やらガムの包装紙がたくさん落ちていたので袋を持ち、拾いながら下りたら転んだ。
【ルート】 武蔵小金井〜藤野〜奈良子尾根〜高尾〜高尾山口〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ
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と、困ったときの高尾山頼み。問題はどこから登ってどこへ下りてくるかだ。この時期高尾山は紅葉狩りの登山客・観光客で山が潰れんばかりの人で溢れかえっている。下手なコースを選ぶとフラストレーションがます。小仏峠までバスのルートもあるがバスも混む。
ならばと考えたのが藤野からのコース。バスの混雑も少し我慢すればいい。陣馬山登山口から陣馬山へ登るのが一番人手が多いコース。ほとんどの人はここから登る。少し先の栃谷尾根からだと人気はまばら。そして今回選んだ奈良子尾根はほとんど人影を見ない。今回も尾根を歩いている間は誰にも会わなかった。


ここからはひたすら歩く。途中、サルノコシカケを採っていたオヤジがいた。「あげるよ」と言うのを断って(もらっても使い道がない)ひたすら歩く。影信山で昼食。ついでにナメコ、クリタケを買う。ナメコは天然物だと言うけれど、妙義山で買った半養殖のものの方が断然おいしかった。クリタケは初めてなので比較しようがないが、こんなものかと思う。バター焼きと大根おろしのとの和え物にして食べた。以前ここで買ったナメコはおいしかったんだけどなあ。

飴やらガムの包装紙がたくさん落ちていたので袋を持ち、拾いながら下りたら転んだ。
2005年10月31日
妙義山
【10月29〜30日】 妙義山
【ルート】 武蔵小金井〜松井田〜妙義山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・午前中は見晴らし良し
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天気が良ければ小野子山も登るつもりだったんだけど、土曜日は雨の予報。滑りやすい山とのことで断念。直接宿へ向かうことにした。
宿へ着いたのは良いが何もする事がない。仕方がないから飲み始め、夕食の頃から記憶が無くなる。結局何を食べたのか全く覚えていない。
妙義山は軽井沢〜高崎間の電車や高速から見える怪異な形をした山群。尾根歩きは危険らしいので素人は足を伸ばさない。
素人でも歩けるのは巻き道をつなげた「中間道」を中之嶽神社方面から進む。このコースの一番の難所はこの階段。奥多摩の愛宕神社の階段とどちらが凄いかと比べたが、傾斜・段数とも愛宕神社に軍配はあがる。ここから展望台までの坂を上りきるとほとんど下りとなる。
展望は良くない。途中何カ所か展望台があるが、山全体を見回せたりはできない。もし、そう望むなら尾根ルートを歩くしかなさそうだ。
それにしても団体が多い。バスを仕立ててくる団体もいる。山道だからすれ違いができない所もたくさんある。そういったところで大人数のグループと鉢合わせするとたいへんだ。
途中、ムラサキシメジを見つける。食べられそうだ。これで食べられるキノコを採ったのは「タマゴタケ」「ベニテングタケ(毒キノコです)」「チャナメツムタケ」「マスタケ」「ムラサキシメジ」と5種類になった。
中毒が怖いから少しずつ増やしていこう。
【ルート】 武蔵小金井〜松井田〜妙義山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ・午前中は見晴らし良し
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宿へ着いたのは良いが何もする事がない。仕方がないから飲み始め、夕食の頃から記憶が無くなる。結局何を食べたのか全く覚えていない。
妙義山は軽井沢〜高崎間の電車や高速から見える怪異な形をした山群。尾根歩きは危険らしいので素人は足を伸ばさない。

展望は良くない。途中何カ所か展望台があるが、山全体を見回せたりはできない。もし、そう望むなら尾根ルートを歩くしかなさそうだ。
それにしても団体が多い。バスを仕立ててくる団体もいる。山道だからすれ違いができない所もたくさんある。そういったところで大人数のグループと鉢合わせするとたいへんだ。

中毒が怖いから少しずつ増やしていこう。
2005年10月24日
御正体山
【10月23日】 御正体山
【ルート】 武蔵小金井〜富士急・谷村町〜タクシー〜三輪神社前〜御正体山〜
道阪トンネル〜タクシー〜富士急・谷村町〜武蔵小金井
【天 気】 雨のち曇り
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
朝、まだ薄暗い中駅に向かう。早朝の電車だというのに混んでいる。新宿・吉祥寺で朝帰りの人がどっと乗り込んで来るからだ。若い人が多い。そしてだらしなく寝込んでいる。昔はそうだったんだよなあと思いながら車窓に目をやる。
八王子を過ぎると富士山が見えてくる。うっすらと冠雪している。高尾で始発の大月行きに乗り換える。電車は6両編成。できるだけ前の方が大月での乗り換えが楽なので居合わせたJRの職員に
「先頭はどこですか?」と聞いたら
「もっと後ろ」とのこと
なので、かなり下がったら腹立たしいことに電車の先頭はJRの職員が立っていた位置よりもずっと前だつた。JRの職員に平気で嘘を吐かれるのはこれで何度目だろう。
大月から富士急線に再度乗り換える。大月から谷村町までは大した距離が有るわけでもないのに450円もする。住民はタマランだろうなあ。
ここでもまた腹立たしいことが。大月の駅で富士急の職員に谷村町のタクシー事情を聞いたら
「1台しかないから予約した方がいい」とのこと
で、慌てて電車の中から予約を入れる。後で分かったのだがどうやら彼の中では"富士急のタクシーは谷村に1台しかない"と言ったらしいと推測。それにしても紛らわしい言い方だった。でもまあ、富士急のタクシーには乗らなかったから良いけど。
さて、肝心の御正体山はどうだったかと言うと、余り見晴らしが良くないが、天気の良さもあり、木々の間に富士山や道志山系、丹沢、御坂それに遠く奥秩父の山々がくっきり見えた。
ただ、登り下りも長く疲れる山であったのとキノコがどうやらかなり採れる山でもあるらしいとわかった。

【ルート】 武蔵小金井〜富士急・谷村町〜タクシー〜三輪神社前〜御正体山〜
道阪トンネル〜タクシー〜富士急・谷村町〜武蔵小金井
【天 気】 雨のち曇り
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八王子を過ぎると富士山が見えてくる。うっすらと冠雪している。高尾で始発の大月行きに乗り換える。電車は6両編成。できるだけ前の方が大月での乗り換えが楽なので居合わせたJRの職員に
「先頭はどこですか?」と聞いたら
「もっと後ろ」とのこと
なので、かなり下がったら腹立たしいことに電車の先頭はJRの職員が立っていた位置よりもずっと前だつた。JRの職員に平気で嘘を吐かれるのはこれで何度目だろう。
大月から富士急線に再度乗り換える。大月から谷村町までは大した距離が有るわけでもないのに450円もする。住民はタマランだろうなあ。
ここでもまた腹立たしいことが。大月の駅で富士急の職員に谷村町のタクシー事情を聞いたら
「1台しかないから予約した方がいい」とのこと
で、慌てて電車の中から予約を入れる。後で分かったのだがどうやら彼の中では"富士急のタクシーは谷村に1台しかない"と言ったらしいと推測。それにしても紛らわしい言い方だった。でもまあ、富士急のタクシーには乗らなかったから良いけど。
さて、肝心の御正体山はどうだったかと言うと、余り見晴らしが良くないが、天気の良さもあり、木々の間に富士山や道志山系、丹沢、御坂それに遠く奥秩父の山々がくっきり見えた。
ただ、登り下りも長く疲れる山であったのとキノコがどうやらかなり採れる山でもあるらしいとわかった。


2005年10月20日
巻機山
【10月8〜9日】 巻機山
【ルート】 武蔵小金井〜(車)〜清水(泊)〜巻機山〜越後湯沢〜
(新幹線)大宮〜武蔵小金井
【天 気】 雨のち曇り
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
秋の連休。かねてから予定していた巻機山。山の名前も知らなければ、どこにあるかも知らなかった山だ。登るルートはいくつか有るらしいのだが、麓の清水から尾根コースをピストンするのが一般的のようだ。それでも往復7時間前後かかるので、前日は清水に宿をとった。
写真は夜食、ヤマメの塩焼き、マイタケ・ゼンマイ・タケノコ・ウド・カボチャの炊き合わせ、マグロのやまかけ、アケビの蔓、コゴミなどの山菜がいっぱい。宿代が安かったから期待していなかったがこれだけあれば満足。というか、その前に飲み食いしすぎてほとんど食べられなかった。情けない。
翌日は朝から激しい雨。6時頃になったら少々小ぶりになってきたので決行。雨具を着るか、傘にするかで迷ったが、雨具のパンツだけ穿き、傘をさしながら登る事にした。スパッツがあれば雨具のパンツも要らないかなとも思ったが、泥濘で足をとられ転倒。下半身はドロだらけに。雨具のパンツを穿いていて良かった。
7合目ぐらいまではずっと雨。展望も当然ない。頂上の手前に「ニセ巻機山」というのがある。この辺からは雨も上がったが相変わらず見晴らしは良くない。が、なだらかな稜線と迫り来る秋の気配がそこはかとなく感じられる。
途中までそんなに人に会った訳でもないが、頂上は人でいっぱい。みんな雨でも登るんだなあ。
帰りはそのまま越後湯沢まで送ってもらい、新幹線で帰ってきた。
【ルート】 武蔵小金井〜(車)〜清水(泊)〜巻機山〜越後湯沢〜
(新幹線)大宮〜武蔵小金井
【天 気】 雨のち曇り
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写真は夜食、ヤマメの塩焼き、マイタケ・ゼンマイ・タケノコ・ウド・カボチャの炊き合わせ、マグロのやまかけ、アケビの蔓、コゴミなどの山菜がいっぱい。宿代が安かったから期待していなかったがこれだけあれば満足。というか、その前に飲み食いしすぎてほとんど食べられなかった。情けない。

7合目ぐらいまではずっと雨。展望も当然ない。頂上の手前に「ニセ巻機山」というのがある。この辺からは雨も上がったが相変わらず見晴らしは良くない。が、なだらかな稜線と迫り来る秋の気配がそこはかとなく感じられる。

帰りはそのまま越後湯沢まで送ってもらい、新幹線で帰ってきた。
金袋山
【10月01日】 金袋山
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩〜東日原〜金袋山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ
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写真はクマの生態を観察するためのカメラ。何カ所かセットされていた。
たまには違った雰囲気を持つ山域と考え、奥多摩巨木コースにした。日原鍾乳洞の先、舗装が切れるところに金袋山への登り口がある。
はじめは葛折りになった急坂が続くがちょっと我慢。最初の休憩をとる頃にはなだらかな尾根筋に出ている。ブナなミズナラの木々が多く、静かなのだが見晴らしは木々に遮られて良くない。ここは見晴らしよりも、その木々と木漏れ日を楽しむコースだと考えるべきかもしれない。
踏み後も少ないし、標識もほとんど見かけない。時折見かける赤テープだけが頼り。下の方でガサッと音がするので振り返るとキノコ狩にきた地元の人。「ぜんぜん採れない」と言っていたが、日和が良ければあるんだろうなと思う。
歩くと山ブドウやアケビなどクマの餌となりそうなものもよく見かけられる。上ばかり向いて歩いていると足もとに危険なものが潜んでいた。目が悪いのかなかなか分からなかったが、結構な大きさのマムシではないか。山に登り始めて5年たつが、初めてマムシを見た。これが動かない。この道を行きたいのだが、どいてくれない。仕方なく、恐る恐る横を通らせてもらった。
キノコを見つけた。どうやらアイカワタケらしい。サルノコシカケの仲間で針葉樹に生えるとマスタケと言うらしく若くて柔らかいうちは食用になるそうな。覚えておこう。
金袋山の山頂はどこにあるのか分からなかった。もちろん標識もない。そろそろ頂上だと思っていたら「鈴坂の丸」というところに出てしまった。行き過ぎ。地図もないし下調べもしていないのでこのまま行く訳にはいかず引き返すことにした。
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩〜東日原〜金袋山〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ
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たまには違った雰囲気を持つ山域と考え、奥多摩巨木コースにした。日原鍾乳洞の先、舗装が切れるところに金袋山への登り口がある。
はじめは葛折りになった急坂が続くがちょっと我慢。最初の休憩をとる頃にはなだらかな尾根筋に出ている。ブナなミズナラの木々が多く、静かなのだが見晴らしは木々に遮られて良くない。ここは見晴らしよりも、その木々と木漏れ日を楽しむコースだと考えるべきかもしれない。
踏み後も少ないし、標識もほとんど見かけない。時折見かける赤テープだけが頼り。下の方でガサッと音がするので振り返るとキノコ狩にきた地元の人。「ぜんぜん採れない」と言っていたが、日和が良ければあるんだろうなと思う。
金袋山の山頂はどこにあるのか分からなかった。もちろん標識もない。そろそろ頂上だと思っていたら「鈴坂の丸」というところに出てしまった。行き過ぎ。地図もないし下調べもしていないのでこのまま行く訳にはいかず引き返すことにした。
大岳山
【9月18日】 大岳山
【ルート】 武蔵小金井〜御岳〜大岳〜武蔵小金井
【天 気】 晴れだけれども見晴らしはよくない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2週続けてののんびり登山。御岳駅からバス、ケーブルを乗り継いでの大岳山。キツイというか疲れるところは神社に出る前の坂道と頂上直下からの急坂のみ。でもけっこう距離があるので疲れる。
相変わらず天候には恵まれず、視界も良くない。そろそろ秋の気配が迫ったのか、この日は登山客が多い。
個人的にはこのコースよりも海沢探勝路からのコースの方が好みだが、駅から海沢園地までの歩きが長いのが難点。以前、このコースから登ったときは栗を拾いながら歩き、千足の方へ降りた。登りも下りも滝が多く「滝巡りコース」と言ってもいいんではないかな。
この日は特別なこともなし。帰路、小金井公園で「月見の宴」をやっていると勘違い。1ヶ月先の話だった。

【ルート】 武蔵小金井〜御岳〜大岳〜武蔵小金井
【天 気】 晴れだけれども見晴らしはよくない。
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2週続けてののんびり登山。御岳駅からバス、ケーブルを乗り継いでの大岳山。キツイというか疲れるところは神社に出る前の坂道と頂上直下からの急坂のみ。でもけっこう距離があるので疲れる。

個人的にはこのコースよりも海沢探勝路からのコースの方が好みだが、駅から海沢園地までの歩きが長いのが難点。以前、このコースから登ったときは栗を拾いながら歩き、千足の方へ降りた。登りも下りも滝が多く「滝巡りコース」と言ってもいいんではないかな。
この日は特別なこともなし。帰路、小金井公園で「月見の宴」をやっていると勘違い。1ヶ月先の話だった。


栃寄の滝
【9月11日】 栃寄の滝
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩〜境橋〜栃寄の滝〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ。午後スコールのような雨
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先週は大菩薩嶺を丸川峠から登り、かなり疲れた。が、何もせずただゴロゴロとしているだけでは間が持たない。
で、結局することが無くなり山に行くことにした。けども、疲れる思いはしたくないし、ということで気楽に行けて暑くない所ということで栃寄の滝にした。
このコースは川沿いを歩くので真夏でも涼しい。だだ、この時期になると伸びた草が鬱陶しい。このコースの往復で出会った人は3人。休日なのにと思うのだが、みんな高い山へ出かけて奥多摩にはまだ戻ってないのだろう。その分静かだ。
時には北アルプスや南アルプスへも行ってみたい気もするが、やれ「蒲団1枚に2人」とか1畳に3人などという山小屋の混雑ぶりを聞かされるとそれだけで怖じ気づいてしまう。まあ、そこまでして行きたいとは思ってもいない。
もう少し早ければイワタバコの花が咲き誇っていたはず。この日は夏の花から秋の花へ移行するはざまなのか、花は少なかった。
境橋のバス停でバスを待っていたらポッンポッンと雨が降ってきた。この雨がでんしゃに乗ったとたん、スコールのように激しく降り出した。
【ルート】 武蔵小金井〜奥多摩〜境橋〜栃寄の滝〜武蔵小金井
【天 気】 晴れ。午後スコールのような雨
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先週は大菩薩嶺を丸川峠から登り、かなり疲れた。が、何もせずただゴロゴロとしているだけでは間が持たない。
で、結局することが無くなり山に行くことにした。けども、疲れる思いはしたくないし、ということで気楽に行けて暑くない所ということで栃寄の滝にした。
時には北アルプスや南アルプスへも行ってみたい気もするが、やれ「蒲団1枚に2人」とか1畳に3人などという山小屋の混雑ぶりを聞かされるとそれだけで怖じ気づいてしまう。まあ、そこまでして行きたいとは思ってもいない。
境橋のバス停でバスを待っていたらポッンポッンと雨が降ってきた。この雨がでんしゃに乗ったとたん、スコールのように激しく降り出した。
2005年09月09日
大菩薩峠
【9月3日】 大菩薩峠
【ルート】 武蔵小金井〜塩山〜裂石〜丸川峠〜介山荘〜
上日川峠〜裂石〜塩山〜武蔵小金井
【天 気】 曇り。今年の夏は天気に恵まれない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
大菩薩峠には秋の花が咲き始めたらしいと、勝手に推測し、しかも今まで言ったことのない丸川峠から登ることにした。
バスを降りてから舗装道路をしばらく歩くと左側に車止めと丸川峠の標識が見える。車も数台停められるようだ。
ここからは川沿いのいかにも森の中という道歩く。この間は平坦だが、川から別れると急な登りになる。これがキツイ。どのくらいキツイかということになって、いちばんわかりやすい日原の岩村尾根と比べたらやはり岩村尾根の方がキツイようだ。
でもやはりキツイ。パンツまで汗グッショリになる。
あそこまで、ここまでと元気を振り絞りながらようやく丸川山荘までたどり着く。
仲間が「コンニチワー」と何度か声をかけるが何の返事もない。留守なのかなと思いつつ一休み。
女房がトイレに行き、戻ってくると突如オヤジが出てきて「トイレを借りる時は声をかけろと書いてあるだろう」と喧嘩口調で言い始める。言い方がエキセントリックだ。「声をかけたけれど返事が無かった」と言うと「ノレンがかかっているだろう」という。ほとんど言いがかりだな。こんなの相手にしていてもしょうがない。
気分を悪くしたままピークに向かうが、疲れが増す。途中で追い越した女性は全身汗まみれで額には脂汗を浮かべていた。
丸川峠からほぼ1時間半でようやく頂上。もう二度とこのコースは通らない。




汗をかいた分ビールが飲みたい。ロッヂ長兵衛でジョッキ1杯。飲み終えて3時30分。4時47分発のバスには何とか間に合いそうだが、ちょっと心配なので早足で下る。早足で降りたためかバス停近くまで来たら喉が乾く。で仕方なしに売店でビール。ここで店の人がサツモイモのふかしたのを食べていたので分けて貰う。小さいイモだが固めでうまい。ビールを飲みながら2本も食べてしまった。
【ルート】 武蔵小金井〜塩山〜裂石〜丸川峠〜介山荘〜
上日川峠〜裂石〜塩山〜武蔵小金井
【天 気】 曇り。今年の夏は天気に恵まれない
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大菩薩峠には秋の花が咲き始めたらしいと、勝手に推測し、しかも今まで言ったことのない丸川峠から登ることにした。
バスを降りてから舗装道路をしばらく歩くと左側に車止めと丸川峠の標識が見える。車も数台停められるようだ。
ここからは川沿いのいかにも森の中という道歩く。この間は平坦だが、川から別れると急な登りになる。これがキツイ。どのくらいキツイかということになって、いちばんわかりやすい日原の岩村尾根と比べたらやはり岩村尾根の方がキツイようだ。
でもやはりキツイ。パンツまで汗グッショリになる。
あそこまで、ここまでと元気を振り絞りながらようやく丸川山荘までたどり着く。
仲間が「コンニチワー」と何度か声をかけるが何の返事もない。留守なのかなと思いつつ一休み。
女房がトイレに行き、戻ってくると突如オヤジが出てきて「トイレを借りる時は声をかけろと書いてあるだろう」と喧嘩口調で言い始める。言い方がエキセントリックだ。「声をかけたけれど返事が無かった」と言うと「ノレンがかかっているだろう」という。ほとんど言いがかりだな。こんなの相手にしていてもしょうがない。
気分を悪くしたままピークに向かうが、疲れが増す。途中で追い越した女性は全身汗まみれで額には脂汗を浮かべていた。
丸川峠からほぼ1時間半でようやく頂上。もう二度とこのコースは通らない。




汗をかいた分ビールが飲みたい。ロッヂ長兵衛でジョッキ1杯。飲み終えて3時30分。4時47分発のバスには何とか間に合いそうだが、ちょっと心配なので早足で下る。早足で降りたためかバス停近くまで来たら喉が乾く。で仕方なしに売店でビール。ここで店の人がサツモイモのふかしたのを食べていたので分けて貰う。小さいイモだが固めでうまい。ビールを飲みながら2本も食べてしまった。
妙高山
【8月27〜28日】 妙高山
【ルート】 武蔵小金井〜笹ヶ峰〜富士見平〜黒沢池ヒュッテ〜妙高山(往復)〜
富士見平〜笹ヶ峰〜武蔵小金井
【天 気】 曇り。せっかく来たのに天気に恵まれない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
笹ヶ峰からしばし林の中に設けられた木道を歩く。木道が無くなると川の畔に出る。最初の休息点だ。水量が豊富で冷たい。地図では「水」のマークがあるが川の水を直接飲むわけにはいかない。
ここからキツイ登りが始まる。つづれ折りの道をあえぎながら登ると尾根に出て、「十二曲り」の標識がある。腹も減ったしここで昼食。ビールも1缶。ゆっくり休んだ後、富士見平へ向けて再び急な登りを繰り返す。途中、女房の足が攣る。リュックを同行の人に持って貰いゆっくりと富士見平まで行く。ここで三度目の休み。
左へ行くと火打岳。通常は火打岳と妙高山は縦走するが、軟弱な我々は妙高山だけにした。右は今夜の宿泊地である黒沢池ヒュッテへ通じる。
少し下ると黒沢池に繋がる大湿地に入る。
夏の花から秋の花へ移行する時期なのか、花自体は少ないが、春になれば水芭蕉などの湿地でおなじみの花も多く咲くようだ。
湿地帯であるためここでも木道が設置されており、広々とした中、気持ちよく歩く事ができる。
花はエゾリンドウとイワショウブ。この他にハクサンフウロやワタスゲ、チングルマなどの名残が見受けられた。
黒沢池ヒュッテ。ドーム型で目を引く。多分豪雪にも強い構造になっているのだろう。
早く着いてしまいする事が無く持参したビールや焼酎をひたすら飲みまくる。だから夕食はよく覚えていない。
朝食はクレープ、ヒジキ、各種ジャム、スープと飲み放題のコーヒー。スープとコーヒーはおいしい。しかし、朝というかクレープは・・・。一人5枚がノルマらしいが誰もそのノルマを果たしていなかった。もし、次に行くのならキュウリとかシーチキン、ハムなどを持っていってクレープで包もう。だと、もう少し食欲がでるかもしれない。
早朝、ヒュッテに不必要なものを預け妙高山へ。ずっとガスったまま。遠くは見えない。ヒュッテの裏山を登り、一旦下る。暫く歩くと小さな沢に出る。ここで水を補給。ここから長くて辛い、這って登るような道になる。
上に行くに従い岩が大きくなる。いい加減飽きた頃に頂上に出るが標識以外何も見えない。ガスってはいるもののそれほど寒くもなく、コーヒーを沸かしゆっくりしてから下山した。
【ルート】 武蔵小金井〜笹ヶ峰〜富士見平〜黒沢池ヒュッテ〜妙高山(往復)〜
富士見平〜笹ヶ峰〜武蔵小金井
【天 気】 曇り。せっかく来たのに天気に恵まれない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここからキツイ登りが始まる。つづれ折りの道をあえぎながら登ると尾根に出て、「十二曲り」の標識がある。腹も減ったしここで昼食。ビールも1缶。ゆっくり休んだ後、富士見平へ向けて再び急な登りを繰り返す。途中、女房の足が攣る。リュックを同行の人に持って貰いゆっくりと富士見平まで行く。ここで三度目の休み。
左へ行くと火打岳。通常は火打岳と妙高山は縦走するが、軟弱な我々は妙高山だけにした。右は今夜の宿泊地である黒沢池ヒュッテへ通じる。
少し下ると黒沢池に繋がる大湿地に入る。
湿地帯であるためここでも木道が設置されており、広々とした中、気持ちよく歩く事ができる。
花はエゾリンドウとイワショウブ。この他にハクサンフウロやワタスゲ、チングルマなどの名残が見受けられた。
早く着いてしまいする事が無く持参したビールや焼酎をひたすら飲みまくる。だから夕食はよく覚えていない。
朝食はクレープ、ヒジキ、各種ジャム、スープと飲み放題のコーヒー。スープとコーヒーはおいしい。しかし、朝というかクレープは・・・。一人5枚がノルマらしいが誰もそのノルマを果たしていなかった。もし、次に行くのならキュウリとかシーチキン、ハムなどを持っていってクレープで包もう。だと、もう少し食欲がでるかもしれない。
早朝、ヒュッテに不必要なものを預け妙高山へ。ずっとガスったまま。遠くは見えない。ヒュッテの裏山を登り、一旦下る。暫く歩くと小さな沢に出る。ここで水を補給。ここから長くて辛い、這って登るような道になる。
2005年08月25日
入笠山 列車障害三度目
【8月21日】 入笠山
【ルート】 武蔵小金井〜富士見駅(タクシー)〜ゴンドラ乗場〜入笠湿原〜頂上
〜大阿原湿原〜すすらんの里駅〜武蔵小金井
【参加人員】 2名
【天 気】 曇り。最近天気に恵まれない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤナギランももう終わり。青春18切符を消化するために選んだのが入笠山。歩いて登るコースは、すずらんの里駅もしくは青柳駅からの林道、または登山口入り口の3ルートがある。林道は暑いしつまらないので却下、登山口入り口からはそこまでのタクシー代が高いのでこれまた却下。
駅からゴンドラ乗り場までタクシー(1450円)、ゴンドラ片道1000円(入笠に咲く花というA6サイズのパンフ付。これが花の写真がたくさんあっていい)。ほんの数分で一気に高度差900メートル以上を稼いでしまう。本日の山登りの大半を終えてしまう。晴れていれば反対側に八が岳がくっきり見えて美しいのだろうが。麓しか見えない。ゴンドラを降りて10分程度で入笠湿原。
ワンワンよく吠える犬を連れいてる人がいた。ちゃんと躾ろよな。それにこん所に連れてきたら犬の体にも悪いだろう。
アケボノソウ。
湿原から10分程度でマナスル山荘という茶屋に着く。ほとんどの人はここまで車で来る。ここから30分程度で頂上。ハイヒールでも360度の展望がきく入笠山の頂上に立つことができる。そう、私たちのように歩いて登る人は非常に少ない。季節的なものも有るのかも知れないが・・・。この頂上周辺にたくさん花がある。
頂上から近くの大阿原湿原へ。一周ほぼ3kmぐらいのコースなのだが、ほとんど何もない。花もなければベンチもない。トイレなど有るはずもない。ただ広大な野っ原の回りを回っただけ。
下りはすずらんの里駅まで歩く。展望も利かない平坦な林道を歩く。ただひたすら歩く。行けども行けども同じ道が続く。ようやく里に下り舗装道路に出たところで道路標識が無い。右に行けば良いのか、それとも左なのか。たまたま来た車を止め道を聞く。右だそうだ。結局、この山は車で来る人に重きを置いているようで、歩いて登る人には不親切。
すずらんの里駅を15時32分発高尾行きの電車に乗ったのだが、ここから本日のメーン・イベントになる。
【ルート】 武蔵小金井〜富士見駅(タクシー)〜ゴンドラ乗場〜入笠湿原〜頂上
〜大阿原湿原〜すすらんの里駅〜武蔵小金井
【参加人員】 2名
【天 気】 曇り。最近天気に恵まれない
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駅からゴンドラ乗り場までタクシー(1450円)、ゴンドラ片道1000円(入笠に咲く花というA6サイズのパンフ付。これが花の写真がたくさんあっていい)。ほんの数分で一気に高度差900メートル以上を稼いでしまう。本日の山登りの大半を終えてしまう。晴れていれば反対側に八が岳がくっきり見えて美しいのだろうが。麓しか見えない。ゴンドラを降りて10分程度で入笠湿原。
ワンワンよく吠える犬を連れいてる人がいた。ちゃんと躾ろよな。それにこん所に連れてきたら犬の体にも悪いだろう。
湿原から10分程度でマナスル山荘という茶屋に着く。ほとんどの人はここまで車で来る。ここから30分程度で頂上。ハイヒールでも360度の展望がきく入笠山の頂上に立つことができる。そう、私たちのように歩いて登る人は非常に少ない。季節的なものも有るのかも知れないが・・・。この頂上周辺にたくさん花がある。
頂上から近くの大阿原湿原へ。一周ほぼ3kmぐらいのコースなのだが、ほとんど何もない。花もなければベンチもない。トイレなど有るはずもない。ただ広大な野っ原の回りを回っただけ。
すずらんの里駅を15時32分発高尾行きの電車に乗ったのだが、ここから本日のメーン・イベントになる。