2012年05月01日

10分間の失楽園(PART 2)


 

10分間の失楽園(PART 2)

 

失楽園 (1997) 予告篇




「至高の愛の瞬間のまま死ねたら」という凛子の願いに共感するようになった久木は、誰にも告げず、二人でこの世を去ろうと決意する。

雪深い温泉宿へ向かった久木と凛子は、生命を絞るように激しく求め合ったまま、互いに毒の入ったワインを口にした。

後日発見されたふたりの心中死体は、局所が結合したままの愛の絶頂の瞬間の姿であった。





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正直なところ、ウィキペディアでの上の箇所を読んだ時に、わては映画から多くのことを期待するのは無理やと思うたでぇ〜。。。


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なんでぇ〜なァ?

あのなァ〜、赤字で強調した部分は、まるで『愛のコリーダ』の続きやんかァ。 わては『愛のコリーダ』が低俗やと言うつもりはあらへん。 あの映画は素晴らしい映画やと、わてはマジで思うとる。 そやけど、『愛のコリーダ』で描かれているモノは、ミーちゃんハーちゃんの野生の性愛なのやがなァ。 そやけど、有島武郎と波多野秋子はミーハーではあらへん。

理知的なインテリやと、あんさんは言わはるのォ〜?

そうやァ。 有島武郎はハバフォード大学大学院、さらにハーバード大学で学び、社会主義に傾倒しホイットマンやイプセンらの西欧文学、ベルクソン、ニーチェなどの西洋哲学の影響を受けたのやでぇ〜。 波多野秋子も阿部定とは違って理知的な人なのやがなァ。 大正元年(1912年)に実践女学校を卒業。 この時、英語塾経営者であった波多野春房(烏峰)と18歳で結婚。 秋子は春房の学費提供により女子学院英文科に入学して、大正3年に卒業してるねん。 それから青山学院英文科に入学しやはった。 大正7年(1918年)に卒業後、高島米峰の推薦で『婦人公論』の編集者となり、美人記者として活躍したのやがなァ。 『失楽園』は、明らかにこの二人をモデルにしている。 阿部定と石田吉蔵がモデルではあらへん。

それで。。。?

それやのに、『失楽園』は『愛のコリーダ』の続編になってるねん。 要するに、阿部定さんが新しいボーイフレンドを見つけ、第2の人生を得て、それも破綻して、後日二人は心中することになるねん。 それで 発見されたふたりの心中死体は、局所が結合したままの愛の絶頂の瞬間の姿であったと。。。 もし、モデルが阿部定であれば、これでもええねん。 そやけど、有島武郎と波多野秋子がモデルであれば、上のラストシーンはあまりにも低俗やんか! 現実には、有島武郎と波多野秋子は、そのような死体で発見されてはおらんのやでぇ〜。。。二人は首吊り自殺をしている。

『失楽園』は失敗作やと、あんさんは言わはるのォ〜?

わての目から見たら失敗作や。 わては魔女さんと同じような感想を持ったでぇ〜。


渡辺淳一文学【失楽園】ブーム辺りから
不倫恋愛を婚外恋愛と美化するのは愚かしくも卑しく醜く感じます。


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失敗談を美談に置き換える計算なのか

大抵ブログで見掛けるのは他人様の夫や妻を摘み食いされる
又はするお馬鹿さん達が得意顔で記事を書いては自己満足か
自慰みたいな自己憐憫であり不自由な状況での欲求不満ばかりが目に付く。

奇妙な世の中よね。

辻褄合わない虚言夫婦話もあれば異常執着する話も有るけど、反面教師。

相変わらずお馬鹿な戯言を抜かすのも目に付いて
こんな日にこんな話題と読んで思わず笑ったわ。
可哀想にとね。
あぁは成りたくないと思うだけですけど。




つまり、あんさんが「10分間の失楽園」と言うのんは、10分以上観るに耐えない映画やと言うことやのォ〜?



そうやァ。 わては10分観ただけで、それ以上は恥ずかしくて、どうしても見る気になれへんかったのやァ。 観てる者を恥ずかしくさせるような映画は良くないものやでぇ〜。 

そうやろか?

あの映画は台本があんじょうできてへんと思うのや。 台本が素晴らしいと下手な役者が演じても何とか観られるものやァ。 そやけど、台本が悪いと、どんなうまい俳優が演じても駄目になるねん。 あの映画に出てきた役者は、結構ベテランぞろいで、いい役者が多いねん。 惜しいことをしたと思うのや。

。。。で、あんさんが監督さんならば、どないな映画にするのォ〜?

師であった内村鑑三が「この度の有島氏の行為を称えるものが余の知人に居るならば、その者との交流を絶つ」と言うたのやァ。 おそらく、有島武郎は師からそう言われるのを知っていたに違いない。 それなのにどうして心中を選んだのか? そこを映画で描くべきやったのやァ。 それが『失楽園』では『愛のコリーダ』の続編のようなものになってしもうた。 性欲不満をどうするか? というような映画になってるねん。


辞世の歌は次の3首。

○幾年の命を人は遂げんとや思い入りたる喜びも見で

○修禅する人のごとくに世にそむき静かに恋の門にのぞまん

○蝉ひとつ樹をば離れて地に落ちぬ風なき秋の静かなるかな




唐木順三の評では上の3首は「いずれも少女趣味以上ではない」となってるねん。



あんさんも、少女趣味以上ではないと思いはるゥ〜?

いや。。。深い意味が上の3首の中には眠っていると思うでぇ〜。 そやから、わてが映画監督なら、その深いものを映画の中で描くつもりやァ。

あんさんも映画を作ったらええやんかァ。

映画は金がかかるよってに、『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』を書いてるねん。


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『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』



。。。んで、そのテーマは。。。?



『復楽園』




【レンゲの独り言】


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ですってぇ~。。。
そうですよね。
『失楽園』は破滅の道です。
せめて『復楽園』を目指したいものですよね。

とにかく、次回も面白くなりそうですわ。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。


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メチャ面白い、

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■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』


■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』


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■ 『今すぐに役立つホットな情報』

『夢とロマンの横浜散歩』

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『畳の上の水練(2011年3月15日)』

『アナクロニズム(2011年3月27日)』



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こんにちは。ジューンです。

イスラエルの最初の女性首相 ゴルダ・メイヤーの映画も良かったですけれど、

Meryl Streep が演じた イギリスの最初の女性首相

サッチャーさんの映画も良かったですよね。

The Iron Lady - Trailer (2012)



でも、なんと言っても『カサブランカ』は

多くの映画ファンの心に

忘れがたい印象を残したようです。

Play it again, Sam



俳優・映画監督の ウディ・アレン(Woody Allen) も『カサブランカ』から多くのインスピレーションを受けたようです。

"Play It Again, Sam" は 1972に製作された映画です。

ウディ・アレンが書いたブロードウェイの劇を基にして作った映画で、

アレンは映画『カサブランカ』に夢中になっている男の役で主人公を演じています。

女性にもてない主人公がハンフリー・ボガードの指導を受けながらガールハントに出かけるというお話です。

笑えます。

あなたも時間があったらぜひ観てください。


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ところで、英語の面白い話をまとめました。

興味があったら、

次のリンクをクリックして

読んでくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』


(foolw.gif)

■ 『性の俗説 (2008年3月4日)』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



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