2019年02月18日

あこがれのひと来店。

 40代の新進俳人、あこがれの赤野四羽さんが尺八を
もって来店。アルトサックスプレーヤーでもある彼は、少し前に
ジャズ句会と称して率いるジャズバンドの即興演奏と
即興俳句の会を催し、私たちも参加したことがある。
寡黙ななかに体には言葉が自由自在にとびまわり、
表情豊かに感性がやわらかな風となって吹いているようなひとだ。
この3月にも第二回ジャズ句会を行い、そのあとの打ち上げの
会場をDUOに決めてくれる。私も今から楽しみだ。
 あまりお客さんがいなかったのが残念だったけど、
尺八でジャズナンバーを吹いてくれ、一堂もりあがる。
尺八という楽器の説明などもあり、質問する人もいたり、
またいつかDUOでもジャズ演奏をしてもらえたらと思う。
 「こいびとに出口入り口へびいちご」
「もうだいぶ暗くなったしところてん」
「ふつうに生きてお花畑ふつうに死んで」
(句集「夜蟻」より、私の好きな句をいくつか)


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2019年02月14日

趣味のはなし。

  テーブル席に10人の宴会。
なんとなく聞こえてくる話では、会社の送別会らしい。
あいさつの後幹事が、ではひとりずつ自己紹介しましょうと。
そしてじっくりと時間をかけた自己紹介が始まってゆく。
ということは、10人が一緒に宴を催したことはないのだろう。
あらためてそれぞれが自分の経歴やら趣味やらを吐露しあい、
へぇーなんて盛り上がっている。どこそこの野球部で活躍してたとか
船釣りが趣味でヒマがあれば沖に出てるとか。
 趣味の話を延々とできるのはいい。ふだんそのひとからは
想像もできないとんでもない趣味を持ってたりして驚くこともある。
同じ趣味だったりすると、心がつながったりもする。
 「じっくりと聞いてもらいたい趣味」ってのを肴に、
飲み会を盛り上げることもおもしろそうだ。私はそんなことを
思いながら、他人の趣味に耳をそばだてていたりする。


barduo at 14:01|PermalinkComments(0)

2019年02月13日

好きと言おう。

会社の先輩と後輩同士、ふたりの女性が来る。
後輩は先輩に、ふだんからその仕事っぷりや人生の過ごし方に
憧れていて、今夜は誘われたとうきうきしている。
飲みすすむうち、先輩への自分の好きな気持ちを言いはじめる。
「これはね決して、男と女の告白しあうその場限りの
わかりやすいシンプルなものじゃなくて、もっと深くて
まっとうで純粋で、むじゅむじゅ楽しい気持ちというか‥」。
もどかしそうに、でも自分の気持ちを楽しんでもいる。
むじゅむじゅ?というオノマトペ的表現も含めて、
何となく私にはわかる。
 たまたま私も、最近似た気持ちになったことがあった。
ある俳句の会で出会った初対面に近い女性から
自分が書いた句集を読んでくださいと渡される。
4年ほどの間につくった俳句が並んであり、読み進めるうちに
ずんずんのめりこんでいった。ことばは人と人とを引き合わす。
いっぺんで作者が好きになった。もっと俳句を語り合いたいと思った。
それではがきを取り出し、素直な感想とあなたのような人間が
好きだということをさらりと記した。心がきれいになった気がした。
 それはひととひとだけではなくて、ひととモノ、ひとと風景、
ひととできごと、ひとと・・の関係でも同じ。好きだと伝えたい。


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2019年02月09日

捨てられない。

  身のまわりの断捨離をしてすっきりとした暮らしを
したいと、常日頃思っている。
 先日のこと、スペースを占めている本を少しずつ捨てて
しまおうと決意する。まずは本棚から、絶対に読まないであろう
むかし買った本を取り出してダンボールに入れる。これもあれも、
容赦なくパンパン入れてゆく。まあとりあえず今回はこれだけで
いいやと、もういちどダンボール箱の中をチェックする。ああこれは
やめておこうと本を取り出して本棚に戻す。そんなことを繰り返していたら
20冊余りに減った。今度はそれを紙袋に入れて玄関に置いた。
今度の日曜に古本屋さんに持ってゆくことにしよう。
 それから毎日出かけるたびに帰宅するたびに
玄関においてある紙袋をのぞく。何度も何度ものぞいてはため息を
ついたりする。ついに取り出しては読み始める。これまた読むかも?
今回は捨てるのやめとこう。ラインひいてあるし、書き込みもある、
きっとあの頃の大切な一冊だったんだよね。
そんなことしてるうちついに紙袋を本の部屋まで戻してしまう。
ああやっぱり捨てられそうもない。


barduo at 13:53|PermalinkComments(0)

2019年02月08日

金曜は。

  けさの朝刊一面のコラム「折々のことば」に
こんなことが載っていた。曜日の名前というもの、
自然とのふれあいはいいもんだと伝えている。
月を見る、火をおこす、水と遊ぶ、木に触れる、
土を踏む、陽光(日)を浴びる。そこで金が抜けている。
作者が言うのには、満員電車に揺られ鉄筋のビルに通い、
プラスチックのパソコンを操作して「金」を稼ぐばかりの
金曜日は心が乾いてしまうよと。
 なるほど〜とばかり、何度も読みいってしまう。
さてきょうは金曜日。DUOに来て、おいしいお酒と
とっておきの会話で心を潤すのもいいですね。ぜひどうぞ。


barduo at 13:14|PermalinkComments(1)