台風も去ってさあ夏休みもそろそろオシマイ!
ということで色々ブログサーフィンをしていたら、
やはりこのネタで書いてる人が多いですね。

「さよなら夏の日」。

「不良中年さん」とこではシングルでしたが、
オイラはアルバムです。(思いっきり便乗です!スイマセン!)
ARTISAN

山下達郎先生の90年代最初のアルバム。
1991年発表。

前作「僕の中の少年」で初めてデジタルレコーディングにとりくんだ達郎先生ですが、
今作ではかなり使いこなせた(コツが分かった)と言ってました。

最初は「デジタルになってもアナログ時代と同じクオリティのものを作るんだ!」と
力が入っていたらしいのですが、結局あきらめてデジタルならではの特性を引き出す、
という方向に転換したらしいです。
先週のFM番組でそんなことを言ってました。
なんかデジタルは「吐息」系の細やかなサウンドの機微を表現するのに優れ、
アナログは「破裂」系の大きな音を表現するのに優れている、なんてことを言ってました。
実際レコーディング作業にこだわってる人なので、説得力がありましたね。

上記の「さよなら夏の日」「ターナーの機関車」「Tokyo is A Lonely Town」など佳曲・名曲が収録されてます。
トータルバランス的にイイアルバムです。
オイラは達郎先生の中では一番好きですね!

ほかにもヤング・ラスカルズのカバー「グルーヴィン」も入ってます。
オイラはこの「グルーヴィン」を聞いていたく気に入り、ソッコーでヤング・ラスカルズの
オリジナル盤を買いました。こっちも結構お気に入りです。
「アルチザン」という題名は「職人」という意味です。
いかにも達郎先生らしいタイトルですね。