オルフェーヴルの3冠がかかる明日の菊花賞。 
オッズをみてももろ一本かぶり。(ディープのときみたいだ) 

さすがにここ最近のレースっぷりには安定感があるし、まず逆らえない。 
3冠は確定に近いだろう。 

しかしステイゴールドの産駒で母父がメジロマックィーンという血統の彼が3冠に挑もうとは、両馬の現役時代を知っているものからすると感慨深いですね。 
マックィーンは春2冠出れなくて菊花賞で初G1. 
ステイゴールドは菊花賞が初G1参戦で8着。しかしその後春天→宝塚→秋天と連続2着。 
しかもその時点ではなんと「1勝馬」(笑) 
結局7才時の泥んこ目黒記念でやっと2勝目! 
この時はゴールのときにほんと暖かい拍手が起こったのを覚えてます。 
そして圧巻は引退レースの香港ヴァーズ(G1)での勝利! 

ディープインパクト、アグネスタキオンなどのSS一流後継馬比べると、どうしても戦跡から配合相手も2流肌馬が多くなりますが、そんな産駒たちからオルフェーヴルのような強い馬が出てくるなんて、やはり競馬(血統)は奥深いですね。 

個人的にはステイゴールドに流れるディクタスの血とマックイーンに流れるパーソロンの血がうまく呼応している、と思うのですが。 

というわけで本命はオルフェーヴル。 

同じ配合のフェイトフルウォーもいますが、こちらは母系が少しだけ重たいので中山のようなパワーが求められる舞台向きで、京都は向かないと思う。消し。 

相手にはまずフレールジャック。 
前走は初の強敵相手に3着と善戦。まだ底を見せてないし、名牝グロリアスソングの血を引き、さらにはブラッシンググルームも持っている底力のある血統。 
オルフェーヴルには敵わなくても馬券圏内は確保してくれるでしょう。 

穴は先行馬からベルシャザール。 
不良馬場のダービーを前で粘って3着。 
父キングカメハメハは悪馬場適正があり、先行馬の中では最も明日の馬場向き。 

押さえにダービー・神戸新聞杯2着ハーツクライ産駒ウインバリアシオン。 
もひとつおまけにダノンマックイン! 
500万→1000万連勝中のハーツクライ産駒ですが、バリアシオンより少し魅力的なのが、母父ノーザンテーストと母母父のリアルシャダイ。大穴ならこいつでしょ! 

◎オルフェーヴル 
○フレールジャック 
▲ベルシャザール 
△ウインバリアシオン 
注ダノンマックイン 

さあどうだ!?