2007年11月08日

ブログを引越しします

再開したばかりのブログですが、コメント機能に不具合が生じているので、下記へ引越しをすることになりました。

http://beercafe.at.webry.info/

引き続き、おつきあいくださいませ。

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2007年11月05日

「リアルエールマンス2007」 最終週に突入

10/15から始まったリアルエールマンスも今日から4店舗目。
4店舗全てを巡る「リアルエールマラソン(スタンプラリー)」も
最終コーナーにさしかかりました。
今年はゴールされた方に特製Tシャツのプレゼントということもあって、
昨年を大幅に上回る方が完走されそうな勢いです。
3店舗目まで無事に通過したあなた。
油断をせずに、完走を目指してください。
ハンドポンプをモチーフにした、素敵なTシャツが待っています!

この時期、各店舗のスタッフたちも、他店を順番に回っています。
かくいう私も、Qbrick、Beer Belly(土佐堀)に続き、
明日、Beer Belly EDOBORIに出撃予定です。
体調を崩してここ5日ほど断酒をしていましたが、明日解禁。
「男はだまってパイント」を信条とする私ですが、
万全でない体調で4つのリアルエールをパイントで制覇できるか、
少々、不安の残るところです。

・・・頑張ります。


本日、ご提供の樽詰ビールはこちら


barley at 18:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!ビール 

約2年ぶりにブログ再開!

一昨年の12月以来、長らく更新していなかった当ブログ。
約2年の沈黙を経て、本日より再開します。

「大きなテーマよりも身近なテーマ」をモットーに、
ビールのこと、日々の営業のことなど、日々書き連ねていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

barley at 15:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!西宮 

2005年12月27日

ビールがおいしい季節

ビールがおいしい季節になりました・・・なんて書くと、
 「えっ?今は冬でしょ?」・・・というような声が聞こえてきそうです。

夏にはあちこちで、
 「いやー、ビールがおいしい季節になりましたねー!」
という言葉が聞かれましたし、
TVでも新聞でも雑誌でも、こぞってビール特集を組んでいました。
そういうことからすると、この時期にビールがおいしいなんて書くことは、
とんでもない「常識はずれ」なことなのかもしれません。

でも、この「常識」には、前提となるものがあります。
それは、「ビールは冷たさと喉越しを楽しむ飲み物である」ということです。
では、その前提が「ビールは味や香りを楽しむ飲み物である」となったら?

ビールは改めて言うまでもなく味わいが多彩な飲み物です。
夏には夏においしく感じるビールがあるように、
冬には冬においしく感じるビールがあるのです。

ですから、冒頭の文言をもう少し正確に書き表すならば、
「濃厚な味わいの高アルコールビールがおいしい季節になりました」
ということになるのでしょうか。

ところで、夏に聞かれる「ビールがおいしい季節・・・」ですが、
私はこれを聞くたびに複雑な気持ちになります。
じゃあ、それまでのビールはあまりおいしくなかったのかと。
冷たいだけのビールが夏においしく感じるという意見には反対しませんが、
だからと言ってビールが冬でもおいしいという事実に変わりありません。

自分の気分や好みによってさまざまなスタイルのビールを飲み分けるように、
季節によって飲み分けることができるのがビールの魅力です。

この季節においしいのは、濃厚なトラピストビールやイギリス系の高アルコールビール。
変わったところでは、ベルギーのお燗ビール「グリュークリーク」なども。
もちろん、暖かい部屋で飲むならば、
この乾燥した季節には喉をうるおす冷たいビールもおいしく感じるはずです。

ビール=夏というような、
この短絡的な発想がいつの日かなくなることを願わずにはいられません。
冬にしか飲めないビールを心待ちにしている人たちの姿があたりまえの光景になったとき、
それがまさしく西宮にビール文化が根付いたときといえるのではないかと思うのです。

2005年10月25日

再び生ビールを斬る!−「生ギネス」って何?

以前にも書きましたが、
「生ビール」という言葉にとても違和感を覚えています。
定義が非常にあいまいなこともさることながら、
事実とは違った形で言葉が使われているからです。

 樽に入ったビール=生ビール

と、ちまたでは認識されていますが、樽から提供されるビールの中に
いわゆる生ビールではないものもある、という事実をご存知でしょうか。

その代表的なものが「樽詰めギネス」です。
少し前まで30リットル樽が標準だったこともあり、
なかなか扱うお店がなかった樽詰めギネスも、
容量が20リットルとなり、少しずつ身近になってきた感があります。

そんな状況もあり、急速にファンを増やしている樽詰めギネスですが、
サーバーからおいしそうに注がれることから、それをもって
生ビールと勘違いしている方が多く見受けられるようになりました。
ネット上でも、「○○店で生ギネスが飲める!」というような
書き込みを良く目にしますしね。

でも、日本に正規輸入されている樽詰めギネスは、
すべて熱処理済みのものなのです。
これを果たして生ビールと呼んでいいものかどうか。
以前に紹介した「ビールの表示に関する公正競争規約」によれば、
熱処理をしたものは生ビールと呼んではならないということになりますし、
大手の各ビール会社が売りにしている生ビールとは違うものである、
ということは改めて説明するまでもないことだと思います。
であるのに、なぜ「生ギネス」としてちまたで通用しているのか。
これは以前に書いたように、
「生ビール」と「ドラフトビール」という本来全く意味の異なる言葉が
混同されて使われていることと、
樽詰めビールが新鮮(=生)で特別なビールであるという思い込みとが
影響しているのではないかと思うのです。

ちなみに、ひとくちにギネスといっても、
日本で販売されているものには大まかに分けても3種類あります。
ひとつは、件のドラフトギネス。
このほかにギネス・エクストラスタウトと
ギネス・フォーリン・エクストラスタウトがあります。
これらは同じギネス社の製品でも、レシピが違います。
ですから、アルコール度数も味わいも異なります。
この中で元祖ギネスに近いのは、エクストラスタウトであって、
ドラフトギネスではありません。

たまに、「ギネスはやっぱり生が一番おいしい」と言う声を聞きますが、
レシピが違うものを比べておいしさを語るのは、
少々的が外れているように感じるのです。
おいしいかどうかは、その人の味の好みによって異なるわけですから。
キリンの一番搾り(生)とラガー(生)とクラシックラガーとを比べて、
どれが一番おいしいかといっても意見が分かれることから、それは明白です。

話題が少々それてしまいましたが、
「樽に入っているから生ビールである」、
「生ビールだから瓶入りや缶入りのものよりおいしい」というのは、
必ずしもあてはまらないということを強く言いたいのです。
生ビール(樽詰めビール)だからおいしいという盲信から、
そろそろ卒業してみても良いのではないかと。

ちなみに、開栓後に常温で置かれている樽詰めギネスよりも、
缶入りのドラフトギネスの場合がおいしい場合が結構あります。
開栓後に常温で置かれているギネスは、常に酸化との戦いですから。


2005年08月31日

凍ったビールは好きですか?

とある居酒屋でのひとコマ。
「やっぱり、ビールはキンキンに冷えてないとねー。」
「ジョッキを冷凍庫に入れて冷やす心遣いがうれしいよね!」

いつからか、冷やされて真っ白になったジョッキに
冷たいビールを注いでくるのがアタリマエになってしまいました。

でもね、そういうビールって、たいてい氷が浮いているんですよ。
ひとくち飲むと、冷たさとともにシャリシャリした触感を感じます。
その正体は、言うまでもなくビールの水分が凍ったもの。

『凍ったビールは好きですか?』

もちろん、ビールをどんなふうに飲もうが、個人の自由ですし、
キンキンに冷えた冷たいビールを好む方が多いのも事実です。
でも、凍るまでに冷やしたビールに味わいがないのも事実です。
では、なぜ、味わいがないのか。
それは、冷やしすぎることによって、
ビールをおいしく飲む「適温」から外れてしまっているから。

たとえば冷奴は、適度に冷やしてこそ、そのおいしさが楽しめます。
それを凍る寸前までに冷やしたらどうでしょうか。
言うまでもなく、冷たさという刺激は増すでしょうが、
大豆の香りや旨みといったものは感じにくくなりますね。

ビールにも、まったく同じことが言えます。
ビールにも、飲んでおいしさを感じる適温があります。

凍ったビールは、本当においしいのか?
冷たさや喉越しといった刺激だけでビールを楽しんでいるのではないか?

今やアタリマエになったビールの飲まれ方に疑問を感じることが、
ビール文化を理解する第一歩になるのではないかと思うのです。


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2005年07月12日

節税型発泡酒は、おいしいですか?

20日ぶりの更新です。m(__)m
前回に引き続き、発泡酒(節税型)に関する話題を。

今やコンビニでビールを端に追いやる存在となった発泡酒。
第三のビールが加わり、さらにビールの肩身が狭くなってきた感があります。

ところで、節税型発泡酒(以下、発泡酒)っておいしいですか?

もちろん、おいしいかどうかを判断するのは主観の問題です。
だから、発泡酒がおいしいと感じる方を批判するつもりは全くありません。

ただ、
「本当はビールを飲みたいけれど、発泡酒のほうが安いから・・・」
という会話を漏れ聞くにつれ、疑問がふつふつと沸いてくるのです。

つまり、値段のために我慢をして発泡酒を飲んでいるのですか?

お店に良くいらっしゃる方が、次のようなことをおっしゃっていました。

「家のワインをあと10年、20年と寝かせておいたら、
もっともっとおいしくなるかもしれないし、価値も上がるかもしれない。
でも、果たして10年後、20年後に本当にその味の価値がわかるのか。
年をとるにつれて、どうしても味覚が衰えてくる。
であれば、ちゃんと味の評価ができる今、思う存分に味わったほうが、
幸せなのではないか。」

ついつい、安いものに手がのびてしまうのは私とて一緒です。
でも、酒は嗜好品です。
だから、自分が本当においしいと思うものを飲み、
その価値に見合った対価を払うほうが、
結果的に幸せになれると思いませんか?

酒という嗜好品に対して、
節税という選択をするか、それともあくまで味にこだわるか。
もちろん、これは個々人の価値観の問題ですが、
安いという理由だけで手をのばす前に、
本当にその選択が正しいか自問してみてはいかがでしょうか。

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2005年06月22日

発泡酒=安物のビール?

「発泡酒は、安物のビールである」
「発泡酒は、にせもののビールである」
・・・なんて思っていませんか?

まずは、発泡酒が安物のビールであるかどうかという話。
すっかり市民権を得た、いわゆる発泡酒というものは、
確かにビールとして売られているものより安いお酒です。
でも、その「安さ」は、原料や製造コストの安さではなく、
税金の安さにほかなりません。

一方、発泡酒がにせもののビールであるかという問題。
私は、大手が作る節税型の発泡酒もビールの一種だと思っています。
麦芽の使用比率をうーんと下げて作ったビール、
そんなふうに理解しています。

ところで、発泡酒には、節税型のもの以外に、
「日本のビール文化が未成熟なためにビールと認められていない」
ものがあるのをご存知でしょうか。

日本の大手のビールのほとんどのものには、
米やコーン、スターチといった副原料が入っています。
その副原料ですが、
酒税法で認められたものを使用すればビール、
認められていないものを少しでも入れたら発泡酒、
というのが日本国のビールに対する認識です。

つまり、ビールにコーンやジャガイモを入れてもいいけど、
サツマイモを入れたらいけないというのが今の酒税法です。
なんだかおかしくありませんか?


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2005年06月21日

黒ビールと黒いビール

黒いビールはすべて黒ビール。
今、日本のほとんどの人はそのように認識していると思います。
でも、黒いビール=黒ビールではありません。
ということを申し上げると、ほとんどの方がキョトンとされます。

前回ラガーとエールについて書きました。
実は、ラガーにも黒いビールはあるし、
エールにも黒いビールがあります。
つまり、色が黒いだけで「黒ビール」と呼ぶのは、
「ラガー」と「エール」という大きなビールの分類を無視して、
異なったビールを同一視することになります。

黒ビールとは、もともとドイツで生まれた黒いラガー・ビールです。
ドイツではシュバルツ・ビアと呼ばれ、英語圏ならブラック・ビア、
ですから、日本語ではそのまま黒ビールと呼ばれるわけです。

一方、真っ黒なビールの代表としてアイルランド生まれの
ギネス・スタウトというビールがありますが、これはエールです。
良く混同されてしまうようですが、このビールは黒ビールではなく、
「スタウト」というビールです。

このドイツ生まれの黒いラガービールである「黒ビール」と
アイルランド生まれの黒いエールビールである「スタウト」を
ただ色が黒いだけで黒ビールという共通の名前で呼ぶことは、
赤いスポーツカーと赤い1BOXカーを単に「赤い車」と
呼ぶのに等しいように思います。

黄金色のビールと黒いビール、そして茶色いビールに赤いビール。
ビールにはさまざまな色をしたものがあります。
これを単に色の違いだけで区分けすることがどんなに乱暴なことか。
黒ビールと黒いビールが決して同一のものではないことは、
飲めば一目(一飲?)瞭然。

黒い色をしたビールなら、スタウト以外にもたくさんあります。
なぜなら黒い色をした麦芽を使えば、
そのビールは黒くなるのですから。

黒いビールは、ほかにもたくさんあります。
でも、それぞれ味や香りのキャラクターも異なります。
ですから、まずは黒いビール=黒ビールではない、
という事実を知って欲しいと思っています。

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2005年06月20日

ビア・スタイルを知ろう!(その3)

次回予告から、17日ぶりの更新です。m(__)m
今回は、「ラガー」と「エール」について。

ラガーは、低温で発酵する酵母から作られるビール。
低温というのは、大雑把に言うと冷蔵庫の温度帯です。
(モノの本には、4度〜13度くらいと説明されています。)
味わいの特徴は、「すっきり」ということでしょうか。

一方のエールは、常温で発酵する酵母から作られるビール。
常温と言っても、今の季節の常温ではありません。
だいたい、13度〜21度ぐらいだそうです。
大きな特徴としては、フルーティーな芳香があげられます。

とっても簡単な説明ですが、ラガーとエールについては、
とりあえず、これだけ押さえておけば十分です。

ところで、普段、何気なく飲んでいる国産大手のビールは、
果たして、ラガーなのか、それともエールなのか?

その答えは、「ラガー」と言い切って差し支えないと思います。
ちなみに、
 アサヒの「スーパードライ」も、
 キリンの「一番搾り」や「ラガー(生)」も、
 サッポロの「黒ラベル」も、
 サントリーの「モルツ」も、
すべてラガーです。
つまり、日本のビール文化=ラガー文化ということになるのでしょうか。

さて、ラガーとエールの大まかな違いが分かったところで、
次回は、「黒ビールと黒いビール」について書きたいと思います。

なるべく毎日の更新を目指します・・・。

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2005年06月03日

ビア・スタイルを知ろう!(その2)

ビールの分類の仕方でもっとも一般的なのは、

 1.どのような発酵方法で作るか
 2.どこ(どの国)で生まれたものか

によって、カテゴリー分けをしていく方法です。
他にもいろいろ方法はあるようですが、これが一番わかりやすく、
しかも合理的だと思います。

この組み合わせでおよそ80程度のスタイルに分けられますが、
個々のスタイルを詳しく覚えなくても十分にビールは楽しめます。

ただ、ぜひとも覚えておいて欲しいのは、次の4つの発酵方法です。

 1.下面発酵(ラガー)
 2.上面発酵(エール)
 3.自然発酵
 4.その他(清酒酵母を使ったものなど)

なかでも、下面発酵と上面発酵だけはきっちりと押さえておきたいところ。
というのも、ほとんどのビールがこの発酵方法で作られているからです。

ちなみに、下面とか上面というのは酵母の性質を表している言葉ですが、
あまり深く考えずに、性質が違うということだけを理解しておけば十分です。
その代わり、
「ラガー」と「エール」という言葉だけは必ず覚えておきましょう。
ほとんどのビールのラベルに、このどちらかの言葉が書いてあるはずですから。

「ラガー」と「エール」の違いやそれぞれの特徴については、次回。

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2005年06月02日

ビア・スタイルを知ろう!(その1)

「ビア・スタイル」って言葉を聞いたことありますか?
別に知らなくても人生にたいした影響はないと思いますが、
もし、少しでもビールに興味があるなら、ぜひ知っておきたい言葉です。

「ビア・スタイル」というのは、ひらたく言えばビールのジャンルのこと。
音楽をクラシック、ジャズ、ロックといったようにジャンル分けするのに
似ているかもしれません。

とはいっても、音楽のジャンルと同じように、
もともとビールのジャンルというものがあったわけではなく、
後世の人がビールの産地やそのビールの特徴などによって
勝手に分類したものに過ぎません。

では、なぜそのジャンル分けをすることに意味があるのか。
これはビールに限らず言えることですが、
分類するということは、ものごとの理解の手助けになるからです。

ややこしいことはさておき、
ビア・スタイルを知れば、たとえ初めて目にする銘柄でも、
自分が飲みたいビールかどうかをある程度判別することができます。

また、自分が好きなビア・スタイルが見つかったら、
そのビアスタイルに近いビア・スタイルを制覇していくことで、
ビールの楽しみがますます広がるに違いありません。
選択肢が多ければ、
気分によってビールを「飲み分ける」ことができるわけですから。

ビア・スタイルの分類方法については、次回。

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2005年06月01日

生ビールを斬る!

たいそうなタイトルにしてしまいましたが、
何も「生ビール」を悪者にしようっていうわけではありません。
ただ、つねづね、「生ビール」という言葉が、
すごくあいまいに使われているなぁと感じているものですから。

現在、日本の大手メーカーが商品化しているビールのほとんどに
「生ビール」の表記があります。
逆にいえば、「生ビール」ではない商品を探すのが難しいくらい・・・。

「ビールの表示に関する公正競争規約」によれば、
「熱による処理(パストリゼーション)をしないビールでなければ、
生ビールまたはドラフトビールと表示してはならない」そうです。
つまり、日本では、
「熱処理さえしなければ、すべて生ビールと呼んでかまわない」
ということになりますね。

そもそもこの「生ビール」って、
わざわざ表記するほどの価値があるんでしょうか。
ビールをイメージで売ることに多額の投資をしている会社にとっては
とても意味のあることなんでしょうが、
私にとっては、正直なところ、どうでもいいことです。
というのも、私は、熱処理しているかしていないか、というより、
おいしいかおいしくないか、ということのほうに関心がありますから。

ちなみに、その道の専門家によれば、
ビールを熱処理したことによる香味への影響はほとんどない、そうです。
では、熱処理はしないが酵母などをろ過した「生」ビールはどうなのか。
それに対するひとつの答えは、キリンのラガーが時代の流れで「生」になり、
それまでのラガー支持者のブーイング(?)で「クラシックラガー」が
あらためて発売されたことに見出せるかもしれません。

ただ、
以前のラガーと生になったラガーのレシピが厳密な意味で同一なのか、
また、同様に以前のラガーと今のクラシックラガーがまったく同じなのか、
一消費者である私には教えてくれないでしょうし、
ラガーを特に愛好して飲み続けてきたわけではありませんので、
私にはわからないというのが正直なところですね。

ところで、ビールの文化が根付いているヨーロッパでは、
「生ビール」という呼び方そのものが存在しないそうです。
良く訳語として当てはめられている「ドラフトビール」というのは、
熱処理したかどうかというのはまったく関係なく、
単に樽入りビール(樽から引き出すビール)をさすときに使う言葉に過ぎません。

さて、お気づきの方も多いと思いますが、日本では、
このドラフトビール(つまり、樽入りビール)と熱処理されていないビールに、
同じ「生ビール」という言葉があてはめられて、
それがごっちゃになりながら使いわけられているというわけです。
お店に行くと、「生にしますか?ビンにしますか?」と聞かれることがありますね。
でも、「生」を頼んでも「ビン」を頼んでも、
どちらもキリンのラガー(生)だった、なんてことは良くある話です。

で、これまでごちゃごちゃ書いてきて、いったい何が言いたかったかというと、
「ビールの表示に関する公正競争規約」による生ビールの定義って、


意味がない!


ということでありました。(^^;

でも、魚などの生食の文化がある日本人にとっては、
「生ビール」=「新鮮でおいしいビール」というイメージから
なかなか逃れることはできないんでしょうね。


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2005年05月30日

西宮にビール文化を!

ビールは、「とりあえず」飲むもの。
そして、暑い日に喉の渇きをいやすために飲むもの。

この楽しみ方を否定する気はまったくないけれど、
でも、
もっとたくさんの楽しみ方があるという事実を多くの人に知って欲しい。
そんな思いをずっと持ち続けてきました。

西宮は酒と縁の深い土地柄です。
清酒メーカーはもちろんのこと、大手メーカーのビール工場もあります。
では、「ビールを楽しむ文化」が育っているかというと・・・
残念ながらノー。

西宮にビール文化を根付かせるためには、
まずビールのことを正しく知ってもらうこと。
これに尽きると思っています。

このブログのタイトルは、「西宮ビール文化普及委員会」。
たった一人の普及委員会ですが、
ビールに対する熱い(?)思いを語っていきたいと思います。


barley at 16:21|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!ビール