December 09, 2006

街宣車。冬の風物詩・・・?

8b48171a.jpg師走に入り、タクシー営業も徐々に忙しさを増すこの頃。更に昨日は、国家・地方公務員の皆様タチの、冬のボーナス支給日。夜、都内の代表的な繁華街からは、空車が消え去った・・・。タクシーの空車が、繁華街の中心部に行こうとしても、辿り着けないのである。途上で、手を挙げられてしまうからだ。
長い不景気を脱し、いざなぎ景気を越す成長を遂げているとまで言われる現代であるが、私たちにとって、実感は殆どない。政府は内需主導と言っている様だが、なんだかそれは嘘みたい。実は製造業の、しかも一部の大企業だけが、中国経済の煽りを受けて順調な成長の伸びを示しているだけであって、しかも、それらの企業においても人件費への還元は殆どなされていない。
が、それにしてもである。やっぱり師走〜(ホクホク) 忘年会シーズンのこの時期、外は寒くても、タクシーにとっては嬉しい季節の到来だ。
去年の今頃、営業をしていた私は、そのタクシーにお世話になる側であって、空車を掴まえるのにはちょっと苦労した記憶があるけど、今年は、そのタクシーを運転する立場になっていようとは・・・。(去年の年末頃には転職の意志が固まってはいたが・・・)

この時期、夜は嬉しい反面、昼間は師走ならではの大渋滞。都心の道は、二進も三進もいかない混雑。苛々した私(この時点で、根負けなのだが)、昨日は青山霊園で、
午後から、渋滞が緩和する夕刻まで、フテ寝してしまう(イケナイヨ、こんなことじゃ〜)。営収は7万ちょっと。

ところで夕刻、渋谷の桜丘町までお客様を乗せた足で、東急百貨店本店にて付け待ちしてみる。すると、文化村通りを、何やら物々しい男性の声が、スピーカーに乗って近づいてくるではないか。
「さあ、悔改めなさい! 全ての人は罪を犯したので神からの栄誉を受けられず云々。主イエス・キリストを信じない者は地獄へ行くのです。堕落した人類云々。罪のゆるしを受けたい者は・・・うんたらかんたら」
出たあ〜!
この輩(ヤカラ)、1年中いるけど、クリスマスシーズンには、何故かこぞって東京都心の街中に現れるのである。町中の人々、奇妙な目で、その黒色のバンを見つめる。昨日のバージョンは、日本語で吹き込まれたメッセージテープに、車を運転する外国人男性が、生の声で、「Oh! Ye〜s! Jesus Chirist is Lord!」などの合いの手を、小気味よく入れていた。

あの伝道団体は、プロテスタントの、超〜!ファンダメンタルな一派である。
私はカトリックの一信者であるが、歯に衣着せず言わせて貰うと(!)、はっきり言ってああいう街宣活動はやめて貰いたい。
イルミネーション煌く街路、クリスマスキャロルが流れる街角、そういう中に「悔改めよ!」とやられたのではムードぶち壊し〜というのもあるけれど、そんなことよりも何よりも・・・、「地獄」だとか「裁き」だとか・・・、ああいう強迫観念で福音宣教を行なおうとする神経に、鳥肌が立つのだ。

君たちにとっての神は、「裁き」の神なの? 気に食わないからって人間を地獄に落としちゃうような、恐〜い存在なの? 君たちは地獄に堕ちたくないから、神様を仕方なく信じるの?

私にとってのキリストは、長年、財産を使い果たして医者にかかっても尚、解放されることのなかった病人を癒し、死んだラザロの為に涙を流し、その彼を蘇らせ、人目を憚るように人気(ひとけ)のない井戸に水を汲みに来た、日陰の女に声を掛けて、命の水のありかを知らせ、更に、命の御言葉に飢え乾いていた群集を、羊飼いのない羊を見るかのように心底から深く憐れんで、永遠の糧であるご聖体を分け与えて下さった、そんな、愛の方だ。

街宣車のスピーカーから流れる、「○○の罪、××の罪、△△の罪、これらの故にあなたがたは死に定められているのです! 神はもうすぐこの世を裁きに来られます! 審判の日は近い。悔改めなさい! イエス・キリストの名において、全ての罪はゆるされる!」といったメッセージが、とめどなく耳に入ってくる内に、頭痛がし、「あああ〜、早くどっか行けよ、おめーら〜!!(イライラ〜!!)」と呟くが、何と彼らは、私が付け待ちをしていた東急百貨店の前に陣取って、更に高らかに「Yes! Yes〜! マルティン・ルーテルも、キリスト祭り(クリスマスのことらしい)には、▽▲していましたネ〜(▽▲の部分はヒアリング不能)」などと言い始めるのである(どうにかして〜!!)。→ていうか、何でわざわざルターのことを持ち出すの? 正統的なルーテル教会の人たちが聞いたら、決していい気持ちはしないと思うけど・・・。

信仰の形態は、勿論自由だし、誰にも束縛される必要はない。でも、私個人は生理的に、ああいうのが嫌で、本当にこめかみの辺りから頭痛が広がってきて具合が悪くなる。
決して彼らを裁きたくはない。でも、「罪も弱さもなにもかも包み込み、それらを超越して私たちの内に働くのが、神の愛じゃないの〜?(涙)」と言いたくなる。それに、「イエズス様だって、福音を告げ知らせるとき、人間を脅迫するような言葉を一度でも使ったかい? むしろ、罪人と共に食事をし、泣く者と共に泣き、喜ぶ者と共に喜び、更に最後には惨い十字架にまでかかることによって、神の目には、罪あるままの姿ですら最も愛されるべき対象であることを人間に示して下さったんじゃないの? なのに君たちは、『地獄』とか『永遠の死』とかの言葉で、人を脅迫するの?」と、涙ながらに突っ込みたくなるのである。

今日は仕事をあがった後で、会社の事故審議会と安全衛生委員会に、向学の為(&組合の記録係として)出席した。初めて出た事故審議会、ちょっと嫌だったなあ。。。他の乗務員さんの事故記録をもとに、その原因や回避策を、分析・検証するのである。私だって二種免許をオカミから頂いて、まだ日が浅い。なのに、まともな検証だなんて、できる筈ない。でも、大変勉強になった。
最近、東京ではあちこちに見かけるようになったキムチの店「沈菜館」(今日は高島屋新宿店)で、ニンニクのキムチを買い、他、季節の魚の刺身などもそろえて、ワインで晩酌。明日の仕事に備えて、そろそろ寝なくちゃ・・・。

東京は、ここ数日、ちょっとぐずつかない天気。
写真は、数日前に撮った、小田急サザンテラスのクリスマスイルミネーション(の一部)。

barnabas_pio at 18:38│Comments(5)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by 赤座かな   June 18, 2017 14:19
私はキリシタンほど傲慢、貪欲、不安定で、偽装的な宗教家は見たことがない。
キリシタンは悪徳に耽っており、かつまた、そのように育てられている。
悪質なデモで人を脅迫する連中ですら行くことの出来る天国なんておよそろくな場所では無かろう。
2. Posted by 赤座かな   June 18, 2017 14:41
―戦国時代のカトリックによる日本侵略の証拠ですが、慶応大学の高瀬弘一郎教授がバチカンにあるイエズス会文書館所蔵の日本関係資料を翻訳したものがあります。
3. Posted by 守護の鉄槌‏   July 19, 2017 23:24
日ユ同祖論者の久保有政が「古代日本人は唯一神ヤハウェを信仰していたにもかかわらず、
時代を経るに連れて多神教へと堕落してしまった」と日本人の信仰を貶している。
このことを根拠にキリスト教信者は今年の九州豪雨や平成24年7月九州北部豪雨などの自然災害を
ノアの大洪水に擬えて、被災者を始めとする日本人に向けて「神罰が下った」と喜んでいる。
じゃあ現地の教会は一切罹災していないのか?
アルカイダやISISなどのテロリストに対して神罰を下さないの?
4. Posted by 守護の鉄槌‏   July 19, 2017 23:27
2017年3月14日、ブラジルに於いてLGBTに否定的なキリスト教福音派が
身体的には男性だが、心は女性というトランスジェンダーの
ダンダーラ・ドス・サントスさんに集団リンチを行い、
最終的に射殺しているとのニュースが日本でも報じられている。
教福音派がLGBTに否定的だから世界中でこのような事件が起きるよね。
5. Posted by 守護の鉄槌‏   December 01, 2017 23:54
1 このコメント欄に貼り付けたアドレスを見ろ。
新城教会の滝元明が「偶像は砕きなさい、焼きなさい」と主張して居るぞ。
文化財保護法とかを守らないんだね。
さすが世界中の異教を滅ぼした侵略者。

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