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2e9d3ec2.jpgどこかで「インファナル・アフェア」より面白いなんて評判も聞いたりして、ちょうど近くの映画館で上映していたので観に行こうと思ってたけど、どうも近すぎるといつでも行けるからという心理が働いてうっかり見逃してしまう今日この頃なんですが、やっぱりこれも見逃してしまいました。さすがにそろそろ学習したほうがいいカモ(苦笑)。

ところが、思いのほか早くDVDが出たので、速効レンタル。もっとも実際に観たのはもっと前なんですけど、9月に入ってからの劇場新作公開ラッシュでアップが遅くなってしまいました。

+++ちょいあらすじ
香港の繁華街・旺角<モンコック>で起きたチンピラ同士のある騒動。その騒動は最初は小さな諍いに過ぎなかったが、一方の組織のチンピラ、 ファイ<サム・リー>が、 もう一方の組織のボスであるティムの息子を殺してしまい、街を仕切る二大組織の抗争へと発展してしまう。ティムはファイが所属する組織のボス・ガウを暗殺しようと大陸から殺し屋を呼び寄せる・・・
+++

なかなか見応えのある作品でした、ヨカッタですよ。香港お得意の「インファナル・アフェア」的ノワール映画かと思いきや、これがちょっとばかし違う感じ。というのも、この物語の主人公は手配師のリウが呼び寄せた殺し屋フー<ダニエル・ウー>という青年と、彼と偶然出会い行動を共にする売春婦のタンタン<セシリア・チョン>。二人とも中国本土からやって来た貧乏な出稼ぎ労働者にすぎず、フーには殺し屋として香港にやってきたものの、実際に仕事をするのはこれが初めてであり、しかも彼の本当の目的は、この街で音信不通となってしまった恋人を探すこと。

発展する経済から取り残され、社会の底辺にいながらも、素朴に必死に生きてきた二人は、やがて香港の暗い影の部分に巻き込まれ翻弄されていく。フーとタンタン、そして彼らを取り巻く二つの巨大な暗黒組織とその組織壊滅を狙う7人の刑事たち。彼らの様々な思惑と欲望の渦の中、運命の糸が絡み合う。アクションもの、バイオレンスもののようで、実はとても切ないヒューマンドラマ。根は優しい殺し屋と1人の女の逃亡劇はロードムービーのようでもあり、徐々に高まっていく二人の想いはやがてラブストーリーとなり、ほんのちょっとだけあの「レオン」を思い出させる。

最後の場面でもでてきたタンタンの言葉、
「香港はなぜ香る港なの?」
なにげない疑問のようで、そこにある深い意味がとてもイイ余韻として残った。

ワンナイト イン モンコック公式サイトはこちら
また、10月に開催される香港映画祭では、この作品も上映予定になっており、来日ゲストにはセシリア・チョンとアレックス・フォンらが予定されてるそうです。ぜひ足を運んでみてはいかが?
香港−日本交流年 2005 香港映画祭のサイト

ということで、今日はやっと「頭文字D」観に行くつもりです。