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c3468fc3.jpgいろいろ事情があって出遅れましたが、今年最初の劇場観賞はこの作品。年の初めにはやっぱりこういう楽しくて笑える作品を観ると気分イイですネ。大晦日の夜から新年を迎えるまでの2時間ちょっと描いたリアルタイムムービー。先日迎えたばかりの新年をもう一度あらためて迎えたようなそんな感覚を味わっちゃいました。

+++ちょいあらすじ
大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。そんな中でも副支配人の新堂平吉<役所広司>は、様々な問題に機転を利かせて対応するのだが・・・
(YahooMovieより引用)

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ぶっちゃけ感動とかそんなものは全くないんだけど、怒濤の小ネタオンパレードって感じで、クスクス、ケラケラと2時間ちょっと楽しく過ごすことが出来ました。物語はホテルのスペシャルイベントであるカウントダウンパーティーというクライマックスへと向かっていくわけだけど、それは時間の流れとしての終着地点であって物語の幹でもなければゴールでもないんですよね。「ラヂオの時間」や「みんなのいえ」は1つの番組、1つの家を作り上げていくという物語の核となる部分があったけど、この作品には特にそういったものはなくて、カウントダウンパーティーまでの間に巻き起こる様々な人達の様々な出来事を描いた作品なんです。太い芯はないんだけど、それぞれのエピソードが絶妙に絡まり合ったり伏線になったりで、絶妙なテンポと展開で飽きることなく最後まで観ることができました。

こんなに豪華メンバー揃えてどーすんだろ?と思ってたけど、蓋を開けてみれば誰もが主人公で誰もが脇役、三谷幸喜監督が大好きという群像劇そのもの。説明不要かと思いますがいわゆる「グランドホテル形式」ですね。キャラクターとしては松さんが演じた客室係のハナちゃんが痛快で一番気に入ったカモ。松さんやっぱ演技巧いね、度胸が良くて突き抜けちゃう気持ちよさがあります。オダギリ君は予告編を見ていて何の役なんだろと思ってたら筆耕係だったんですね。なるほど、そーいえばホテルって結婚式やパーティの案内を毛筆書体で書いてますもんね。アリキリの石井ちゃんが演じてたホテル探偵ってのはよくわかんなかったけどアレは古畑のパロディなんだろか?登場しただけで笑いをとってしまう総支配人の伊藤四朗や大物演歌歌手の西田敏之は流石ですねェ。麻生久美子はなんでフライトアテンダントの格好してるのか不思議だったけど、ちゃんと謎が解けました。名前がわかんないけどギター背負ったキカイダーな客室係の女の子も面白かったです。そして終盤にかなりの存在感を発揮しかなり美味しいとこもっていったと思われるのがカンヌ女優(笑)のYOUです。なんか普段そのまんまのキャラのようにも思えるのは気のせいでしょうか?(笑) 役所広司と戸田恵子のコンビもバッチリだったし、佐藤浩市、篠原涼子、慎吾ちゃんも楽しませてくれたし、結局、みんなそれぞれ味わいがあってヨカッタもんだから全員のこと書いてたらキリがないですね。主要メンバーも豪華だけどカメオ出演者もいっぱいいてビックリです。「みんなのいえ」のココリコ田中と八木さんもいたし、彩パンも出てましたね。エンドクレジットを見てたら見逃した人がけっこういてちょっと悔しかった。

たしか「正直しんどい」で三谷監督が言ってたけど、松さん演じるハナちゃんの最後のギャグは現場の勢いでやってしまったらしく、すごく後悔してるらしいです。私はその話を聞いて密かに楽しみにしてたんだけど、聞き取りにくくしかもあっという間に過ぎ去ってしまったので、ギャグとしてちゃんと伝わってないような気がします(笑)。