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f3d17e14.jpg小説のタイトルからしてとっても気になる作品だったんですが、主演が佐々木蔵之介さんにドランクドラゴンの塚地武雄さん。そしてヒロインには常盤貴子さん、沢尻エリカさん、戸田菜穂さんという豪華女優陣というこのキャスティングにはかなり胸躍らせてしまいました。だって、好きな人ばっかり出てるし、この組合せも異色な感じでイイじゃないですか。それほどお笑い好きってわけじゃないけど、ドランクドラゴンの塚っちゃんの憎めないキャラが好きです。

出演はその他に、常盤貴子、沢尻エリカ、戸田菜穂、中島みゆき、など。

+++ちょいあらすじ
兄・明信<佐々木蔵之介>と弟・徹信<塚地武雄>の間宮兄弟はマンションで二人暮らしをしていた。いつも一緒にご飯を食べ、野球観戦で熱くなり、ビデオ観賞では涙する。いい加減、いい大人の二人だけど子供の頃から仲が良く、今も兄弟の絆はさらに厚く固いものとなっていた。そんなある日、彼らは行きつけのレンタル屋さんの店員、直美ちゃん<沢尻エリカ>と、徹信の務める小学校の依子先生<常盤貴子>を誘ってカレーパーティーを開くことを決意。頑張って彼女たちに声をかけるてみることに・・・
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劇場予告編は最初の頃かなり抽象的でなんとなく癒し系作品かなってことがわかる感じでしたけど、最近の予告編で沢尻エリカさんの毅然とした「断る」のセリフがもう何とも言えずツボにハマってしまいました。本編でも楽しみにしてたんですが、もぉ、面白かったですヨ。

これもある意味スローライフムービーといえるかもしれませんね。この空気感はとってもワタシ好みでたまりません(笑)。惜しくも「かもめ食堂」レベルには達しませんでしたけど、でもコレはコレでなかなか楽しかったです。淡々として特に大きなドラマがあるわけじゃなく、あるあまりもてそうにない兄弟の日常の風景を切り抜いたようなお話なんだけど、でもね、でもね、この二人兄弟が住む家に常盤貴子さん沢尻エリカさんが来訪して一緒にカレーパーティーしちゃうってのは冷静に考えなくても大事件のような気がするんですけどね(笑)。モノポリーで遊ぶシーンの4人の掛け合いは絶妙でしたね。

今風に言えば「キモかわいい」間宮兄弟の物語ってことになるんでしょうが、でも彼らが特殊な存在なのかどうかは結局何を基準にするかに拠るのでしょう。周囲からは一見変な関係の兄弟かもしれないけど、ホントは彼らこそが普通の存在なのかもしれない。この忙しない世の中が当たり前になってしまってるけど、そんな状況のほうが変なので、この間宮兄弟は実は至ってまともなのかもしれないと思えます。レンタル屋さんの美少女店員さんにちゃんと声かけて誘えるくらいなんだから、男性としては、なかなかヤルじゃん、ですよね。一見、不気味だったけど、でも二人の兄弟愛、母への愛はとても温かく微笑ましく、忘れていた何かを思い出させてくれて、世知がないこの時代においてはほのぼのと出来る時間でもありました。あの二人だったらきっといつか好い人と出会えそうな気がしますよ。

でもね、詰まるところこの映画に関しては、物語の設定と登場人物のキャラの勝利ともいえそうですね。塚地さんなんてアレほとんど地なんじゃないかと思えるようなキャラですよね。佐々木さんはさすがお芝居上手って感じでしたけど彼は演技というよりそのまんまって印象がしました。愛おしきダメ男、『僕そんな悪いヤツじゃないですヨ』のセリフにはちょっとグっときましたよ。そんな弟を溺愛することで佐々木さんもなんだかキモっぽく見えてくるわけだし、常盤貴子さん沢尻エリカさんという美女二人とのコントラスト、ギャップが鮮明になるわけだから、塚っちゃんのキャラ勝ちともいえそう。沢尻エリカさんは文句のつけようがないくらいキュートでチャーミング。常盤さんも久々のコメディかな?美人でメガネで女性教師ってある意味フェチ要素が揃い踏みで、かなりポイント高そうな気がします(笑)。

そして、大好きな中島みゆきさんが間宮兄弟の母親役で出演してるんですけど、何をしてるってわけじゃないのに独特の存在感を放っていて、さすがみゆき先生、大御所の貫禄でした(笑)。