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韓国映画 に参加中!
848f4482.jpg韓国映画だけど監督はあのアンドリュー・ラウ、音楽担当はは日本人の梅林茂さんも参加されてるということで、これまでの韓国映画とは一味違うものが観れるんじゃないかと期待してました。脚本がクァク・ジェヨンというところがある意味勝負かもしれない(笑)。

+++ちょいあらすじ
オランダで骨董店を営む祖父と暮らす画家の卵ヘヨン<チョン・ジヒョン>。彼女のもとに贈り主のわからないデイジーの花が届くようになる。それは彼女の心に深く刻まれた美しい夏の日の記憶を甦らせるものだった。名前も姿も知らない送り主を運命の人だと信じているヘヨンは、ある日、肖像画の客としてデイジーを持って現れたジョンウ<イ・ソンジェ>に心惹かれるようになるが、そんなヘヨンの知らないところで彼女の毎日をずっと見守り続ける男パクウィ<チョン・ウソン>がいた・・・
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オヨヨ、コレってなかなかイイじゃないですか。やっぱり監督がちゃんとしてると作品もちゃんとするんですね(笑)。クァク・ジェヨンが監督してたらこうはいかなかったでしょう。あの人、自分のやりたいことに突っ走り過ぎてまとまり感がないんですよね(笑)。脚本業かプロデューサー業に専念したほうがいいお仕事出来そうな気がします。アンドリュー・ラウが韓国映画の良いところを生かしつつ、自身の個性を発揮してみせたといえる作品かもしれません。逆にいえば今の韓国映画に何が足りないのかもみえてきそうですね。

どういう作風になるんだろうとそこに一番興味があったりしたんですけど、いい感じで香港と韓国のコラボレーションになってる作品だと思います。序盤はとても韓国テイスト、というかクァク・ジェヨンテイストなんですけど、銃声が鳴り響いた途端にアンドリュー・ラウワールドです。香港得意のノワールな空気と韓国得意のラブストーリーがいい感じで合わさって、惹きつけられるものがありました。オランダを舞台にしたのもヨカッタですね。田園風景といい町並みといいロケーションがとっても素晴らしぃ。お洒落な外国映画っていう雰囲気がとてもいい味わいになってました。

久々のチョン・ジヒョンちゃんでしたけど、やっぱ彼女イイですね、私は大好きですヨ。前半は透明感あふれて笑顔が素敵なヘヨンだったのに後半は・・・思いもよらない展開ですが、その陰と陽のコントラストは体温さえも違うように感じられました。ただねぇ、ヘヨンのお爺ちゃん役に「猟奇的な彼女」のUFOお爺ちゃんが出てくるんで、どうしても顔見るだけで笑っちゃいそうで困っちゃいました(笑)。

それから、殺し屋のパクウィを演じたチョン・ウソン!彼がとってもいい味だしてる。彼自身もいいんだけど描き方切り取り方もとてもイイ。ヘヨンに想いをよせ遠くから彼女を見つめる姿、パクウィの哀愁にはグっときました。殺し屋としての自分とヘヨンに惹かれる自分との間で苦悩、葛藤しながらも、まるでヘヨンによって心が浄化されるかのように本当の自分の姿を取り戻していくパクウィ。それはまさに殺し屋の美しくも切ない恋の物語なんです。そしてイ・ソンジェ演じるジョンウ刑事との三角関係の絡め方はとてもセンス良く上手く物語を引っ張っていくんですよね。

感想を細かく書いていくとストーリーのネタバレになってしまうのが辛いとこなんですが、とりあえず、「橋」と「お礼の絵」のエピソードが実にいい味だしていて、さらに伏線となり、キーアイテムとなりで、私の胸にズキュンッ!でした(笑)。泣けるというとこまではいきませんでしたが、胸が熱くなり、目がちょっぴり潤むくらいまでにはきましたヨ。