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ac488ff9.jpgスケールに雲泥の差があるけどかつて同じ業界で頑張ったことがある者としてはハズせません。ガーリームービーなストーリーとしての魅力はもちろん、登場する数々の高級ブランドのファッションアイテムにも惚れ惚れしちゃいます。例えるならカーアクション映画でフェラーリやランボルギーニやポルシェとかがわんさか出てくるようなもんでしょう、たぶん(笑)。

出演はその他に、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ

+++ちょいあらすじ
大学を卒業したてのアンディはジャーナリスト志望。ひょんな事からNYの一流ファッション誌の編集長アシスタントの職に就いた。それは多くの女性が憧れる華の職場、花形の職業だったが、ファッションに全く興味のなかったアンディは社内でもとても浮いた存在だった。そんな彼女に超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダは、嫌がらせのような指示をだすが、負けん気の強いアンディは彼女の要求に応え、さらに自分自身をどんどん磨いていくのだった・・・
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「プラダを着た悪魔」というタイトルなんだからプラダファッションが全面にでてくるものとおもってたらそうでもなかったですね。どちらかといえばアンディの着てたシャネルのほうがインパクトがありました。カール・ラガーフェルドの名前が何度もでてくるから、もしやパリの舞台でご本人登場するかも?と思ったけど見あたりませんでした。一応、説明しておきますとカール・ラガーフェルドは現シャネルのデザイナーです。

ファッション業界用語というべき実在するブランド名やデザイナー名がいっぱい飛び交うのでワタシ的にはかなり面白かったです。そもそも原作はヴォーグ誌の編集長アシスタントを務めていたローレン・ワイズバーガーの小説というだけのことはありますね。決してマニアックなわけでもなく、パソコンの世界でいえばWindowsやApple、ビル・ゲイツやジョブスといった名前が出ているようなものだと思うんだけど、それでもわからない人にはチンプンカンプンですよね、きっと。

ニューヨーカーに憧れるアンディはとても優秀だったけど、ファッションセンスはまるっきりゼロ。確かにあのおばあちゃんのお古みたいなセーターはいただけませんが、でも彼女自身はとってもキュートで魅力的だったと思います。もともと頭がキレ、チャーミングな彼女がやる気を出して、お洒落に気を遣い始めると、あっという間にラグジュアリーなイケテル女に変身しちゃうんですねぇ(笑)。

観る前はシンデレラな話やサクセスストーリーを想像してたとこもあるんだけど、いい意味でちょっと違っててましたね。夢に向かって一生懸命頑張る女の子。魑魅魍魎が蠢く流行の最先端にある業界で荒波にもまれながらも、本当に大切な物、大事な心の存在を決して忘れないでいる。そんな主人公アンディの真っ直ぐな気持ちがとても心地良かったです。悪魔の編集長役のメリル・ストリープも存在感抜群、さすがの貫禄でした。私が以前勤めていたデザイン会社の社長もミランダほどの大物ではありませんけど、かなり横柄で女王様な方だったので、きっとあの人はミランダみたいになりたかったのかなぁと思いながら観てましたヨ(笑)。でもミランダの要求はかなりハードル高いけど、彼女の仕事ぶりは守護神と言われるだけあって素晴らしいし、私も彼女の下でなら人生経験としてはとても大きなものが得られそうだし、苦しくても頑張れそうな気がするんですよね。とはいえ、出版前のハリポタを手に入れることは絶対に不可能なんでクビにされることでしょう(笑)。

感動作というほどの大袈裟なものではないですけど、とってもチャーミングでハートフルな作品でした。最後にはホロリと涙させ心温まり、あとには心地良い余韻も残してくれたって感じです。ところで、アメリカでもスターバックスは短縮したスタバでも通用するんですね。初めて知りました。