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a0261eb2.jpgおなご というものは
おなごを うらぎる
もので ございます


フジTVお得意の大量宣伝作戦にかかってしまったわけではないんですけど、これだけの顔ぶれがスクリーンで観られると思ったら、やっぱりそそられちゃいますね。物語の中での妖艶な女たちの戦いはもちろんなんですけど、それ以上に演じる女優たちの火花散る競演が堪能出来ればという期待で観に行ってきました。

出演はその他に、井川遥、高島礼子、及川光博、杉田かおる、麻生祐未、浅野ゆう子、柳葉敏郎、鷲尾真知子、藤田まこと

+++ちょいあらすじ
正徳2年、第7代将軍・家継の時代。将軍と呼ぶにはあまりにも幼いゆえに江戸城内では水面下での権力闘争が蠢いていた。その争いは家老たちの間だけに留まらず、大奥においても先代将軍未亡人・天英院と若く美しい将軍生母・月光院との女の覇権を賭けた闘いが繰り広げられていた。そんな中で月光院の推挙で早くも大奥総取締役となった絵島は聡明で月光院の信頼も厚く寵愛を受けていたために対立する天英院派の標的となっていくのだった・・・
+++

大奥史上最大の犠牲者を出したと言われる「絵島生島事件」を軸にして、禍根渦巻く女性同士の激しい戦いの中で、艶やかに美しくも悲しいラブストーリーを描いていく、まぁ要するに時代劇版ドロドロ系愛憎サスペンスメロドラマなわけですが、高島礼子さんが出てくるとなんだか極妻みたいにも思えちゃいます。もしかして背中に美しい彫りものでもあるんじゃいなかと思わせる迫力はさすがです。

内容的にはTVドラマの超豪華版って感じで、フジTVの映画らしく「踊る」や「うどん」のように物量にモノを言わせたような詰め込み方なんだけど、コレはコレでいいなって思えました。時代劇の映画でクレーンカメラをこれほど多用するののも珍しいんじゃないかっていうくらいカメラが動く動く(笑)。カット割も細かいし、さらにこの豪華女優陣ですからこれでもかっていうどアップがいっぱい。大スクリーンでの特大アップに耐えられる美しさって凄いですよ、ホント。山田洋次さんの真逆を行くような作風はなんか違う意味で圧倒されましたね。

登場人物が多いし、月光院だ天英院だとかの名前が全然覚えられなくて最初は戸惑ったんだけど、演じてるのがいずれも個性的な方々なんで見分けがつかないってことはなかったし、そのうち名前はどうでもよくなっちゃいましたね。ヒロイン・絵島が高島礼子、杉田かおる、浅野ゆう子が演じる天英院派のイジメ的謀略に陥れられちゃうお話なんですが、配役があまりにもわかりやすい構図なんですよ。お姫様vお姑軍団みたいな感じなんだけど、とりわけ天英院派の圧倒的な存在感は素晴らしかったです。まさに貫禄の違いといったところですけど、そのおかげで仲間由紀恵、井川遥のか弱きお姫様とのコントラストもかなり鮮明に際立ったんじゃないかと思いますヨ。個人的には高島礼子、杉田かおる、浅野ゆう子の火花バチバチも観てみたかったんですけどね。それと、西島秀俊さんはいろんな作品で濃い目のベッドシーンを演じてきているだけに本作では中途半端にしか見せてもらえず艶っぽさにも欠けてたのはちょっと残念。高島礼子さんもたいして露出してたわけじゃないけど、しっかりエロスが醸し出されていたのはさすがですね。

ラブストーリーといってもクリスマスの雰囲気で観るようなタイプの作品じゃないと思うので年明けに観るほうが合ってるんじゃないカナ?