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44eeda56.jpgなんかね、映画を観に行ったというよりは講演を見に行ったような気分になる作品なんですが、でもその内容は「それでもボクはやってない」に匹敵するような重要な国際的な環境問題について提起しています。作品としてはドキュメンタリー映画に分類されるんでしょうけど、ほとんどはゴア元副大統領の講演で観ているというより聴衆の一人として参加してるような雰囲気でした。

+++ちょいあらすじ
二酸化炭素などの温室効果ガスの増加で地球の気温が上がる「地球温暖化現象」。現在の地球上において海水面の上昇や異常気象、巨大ハリケーンの発生、生態系の変化といった様々な事態が引き起こされている。このままでは地球上の全ての生命体は危機的な状況から逃れられない・・・
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元副大統領ゴア氏のライフワークといえる地球温暖化問題を描いた社会派作品。映画の感想というより講演のレポートになってしまいそうでココに書くのが難しいんですけど、作品の内容自体はとってもわかりやすかったんですよ。「地球温暖化って何さ?」という超初歩的なところから「じゃあ、防ぐにはどうしたらいいの?」という結論までこの映画1本を観れば何から何まで全て理解できちゃうんじゃないかってくらいわかりやすいんです。吹替にすれば小学生の高学年でもちゃんとわかるんじゃないでしょうか。ゴア氏の講演内容もスライドや映像を多用しての視覚的な説明が多いので、つまらない授業のように途中で飽きるなんてことはありませんでした。

プレゼンが巧いというか軽妙な語り口ながらも面白くも実に説得力ある講演で思わず見入ってしまいましたけど、その内容はとても深刻です。ホントに今すぐにでも一人一人が行動しないと取り返しのつかないことになってしまいそう。地球という生命体が最悪の危機に直面してるという事実がゴア氏によって語られていきます。

「不都合な真実/An Inconvenient Truth」というタイトル、誰にとって不都合なのかといえば環境対策より経済政策を優先するアメリカ政府や一部の政治家、経済界の人間たちです。世界で一番たくさんの二酸化炭素排出国であるアメリカが率先して動かないことには状況は悪化するだけなのですが、驚いたことに自動車の環境対策は中国のほうがずっと厳しい基準をクリアしていてアメリカの基準ではクリアすることが出来ないんだそうです。自動車産業ではあきらかに後発の中国がアメリカより先を行ってるなんてビックリですよ。ビッグ3ってそれでいいの?現在、先進国で京都議定書を批准してないのはアメリカとオーストラリアだけなんだそうですが、アメリカの州単位では法的整備に向かう動きもあるそうで、やっぱり世界のリーダーを自称するんだったら国として今すぐにでも行動してほしいですよね。戦争なんかしてる場合じゃないってば。

とりあえず、私自身が今後出来そうな事と言えば、今度車を買い替えるときはハイブリッド車もしくはそれに準ずる環境対策を施した車にすることと、家電はやっぱり省電力タイプを重視してあとはなるたけゴミをださず資源を再利用していくってことでしょうか。とにかく今はまだ解決策があるわけなんだから、行動しなくっちゃ。

公式サイトにも要約ながら濃い内容が記述されているので一読してみるといいかもしれません。

受け止め方、考え方は人それぞれですが、とりあえず事実の一端として地球人なら誰もが知っておくべき問題だと思います。