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475c8ffa.jpg久々に舞台挨拶付きでの観賞ォ(嬉)。それなのにぃ、何で西島くんは来てくれないんだぁ?もしかして、また映画の梯子でもしてるんでしょ?(笑) 監督は「青春☆金属バット」の熊切和嘉さん。「青春☆金属バット」は暴力と優しさが混在するようなシュールな印象だったんですが、映画紹介文を読んでみるとこの「フリージア」にも似たような世界観がありそうで、なにげに期待の作品です。

出演はその他に、三浦誠己、柄本佑、竹原ピストル、鴻上尚史、嶋田久作、坂井真紀、大口広司、すまけい

+++ちょいあらすじ
近未来の日本。戦後、凶悪犯罪が増加したため被害者遺族が加害者に対して復讐できる「敵討ち法」が成立した。敵討ち執行代理人となった叶ヒロシ共に初仕事に早速出向くと、同行した先輩の溝口と山田の心配をよそに冷静に加害者の妻の頭を見事に撃ち抜いてしまった・・・
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日本が舞台でのノワール物やギャング物でドンパチするのってなんかピンとこないところがあるんだけど、こういう風に架空の設定にしてもらったほうが、私はすんなり入っていけるカナ。「敵討ち法」これと似たような設定の話を以前に観た記憶があるんだけど何だったかな?「世にも奇妙な物語」だったかな?仇討ち話は時代劇にもよくあるエピソードだから珍しくはないんだろうけど、この物語では、近未来における戦後に凶悪犯罪が多発したため被害者遺族が法律に基づいて加害者に復讐できる「敵討ち法」が制定されたという設定になってます。実行するには裁判所に申請したり対象者に書類提出させたりと煩雑な事務手続きが必要なんだけど、主人公たちがそれら代わりに引き受ける執行代理人業に従事してるんです。対象者は一方的に処刑されるわけでなく警護人を雇うことが出来るそうなんだけど高額な民間警護が頼めない場合は国選の警護人をつけてもらえるんだそうですヨ。国選で殺し合いに参加なんてそんな仕事誰が引き受けるんだと思いつつもこの設定だけでかなり興味をそそられてクイっとクイっと引き込まれてしまいました。

時代設定はごく近未来らしいんだけど現代といわれても違和感ない感じ。たぶんそれが敵討ち法という架空の設定にリアリティを与えているのかもしれません。内容的にはアクションバイオレンスで暴力的な描写もあるをだけど、ただその暴力に理由がちゃんと伴っているので嫌悪感はなかったです。ただ冒頭で描かれる15年前の出来事、復讐の理由となる部分をもうちょっと濃く描いてくれてたほうが感情移入しやすかったかな?とても惨い出来事な割には幻想的な映像だったので、せめてそこでどん底に突き落としてもらったほうが混沌とした雰囲気が出来て、大人になった主人公二人のあまり感情を表に出さず、思いを胸に秘めている様子が際立ったような気もするんだけど、どうだろう? 同じような意味で対象者となる人物たちもどういう犯罪行為をしたのかは端折られているので観てる側としては憎悪を抱くことはないんですよね。鴻上尚史さんが組織の親分役みたいので登場するんだけど悪人キャラが全然似合ってなくてコントみたいで笑ってしまいました。逆に坂井真紀さんの痛い女は圧巻です。さすがは「青春☆金属バット」のヒロインです。

私は原作コミックのことは全く知らないので、まずまず楽しめたかなって感じでした。バイオレンスな殺し合いの一方で描かれる精神面での闘い、駆け引き、葛藤といった繊細な人間ドラマが印象的でした。

さて、久々の舞台挨拶つきの観賞でしたが登壇者は、玉山鉄二さん、つぐみさん、熊切和嘉監督の3人。玉山さんはね実物カッコイイでばッ。「逆境ナイン」のあの人ては思えない。ちょっとすかした二枚目役が多いせいかあまり好きじゃないけど「手紙」を観てからいい役者さんだなぁと思うように、そして今回実物を拝見してちょっと惚れ惚れ(笑)。以前から大ファンだったつぐみさん。初めて御本人に会えて感激でしたよ。もぉ小ぃっちゃく可愛かった。この華奢な身体で相手を飲み込むような芝居をみせるんだからスゴイよね。監督さんは若いんだかおっちゃんなんだかよくわからないけど、親しみやすそうな方でした。背丈はつぐみさんと同じくらいだったので玉山鉄っちゃん一人がやたら背が高く見えました(笑)。なんでも引っ越して川崎住人になられたそうで、川崎で上映されての舞台挨拶は嬉しいとおっしゃってました。劇中でも川崎の地名がちょくちょく出てきたのはそういうわけだったのかな?観てる私もちょっと嬉しかったですね。

ところで、ところで、瞬間冷凍爆弾。劇中では非人道的兵器とされてたけど、コレって改良すれば地球温暖化から人類を救う画期的な発明になるんじゃない?ゴアさんに教えなくっちゃだわ(笑)。