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cc36cc0b.jpg今日、チネチッタに行ったら観客動員4年連続日本一達成記念で1000円均一になってましたよ。新作が6本上映されてるだけにちょっと美味しいカモ。それより嬉しかったのが「善き人のためのソナタ」のチネチッタ公開が決まったこと。さすがフットワークがいいですね。シネマライズに行ってみようかと考え中だったので、チネチッタで上映してもらえるなら必ず観ますよ、ハイ。

というわけで前フリが長くなりましたけど、例の角川の大作映画です。主演の反町さんって実はちょっと苦手。菊川怜さんは映画で観るのは初めてかな?Araさんって何者?大作を銘打ってるわりにこのキャスティングはちょっとテレビっぽいように思うのは私だけ?

出演はその他に、菊川怜、若村麻由美、Ara、袴田吉彦、松山ケンイチ、野村祐人、平山祐介、池松壮亮、保阪尚希、苅谷俊介、今井和子、唐渡亮、神保悟志、永澤俊矢、榎木孝明、津川雅彦、松方弘樹

+++ちょいあらすじ
部族間の闘争が激化していた12世紀のモンゴル。モンゴル部族の族長であるイェスゲイと妻ホエルンとの間に産まれた男の子はテムジンと名付けられる。テムジンが14歳になり嫁探しの旅に出た直後、父イェスゲイは敵対勢力に殺されてしまう。すると腹心の部下達は母ホエルンが敵対する一族出身であることを理由にテムジンたちを見捨てて去って行った。残されたテムジンは青年に成長すると父から受け継いだカリスマ性を発揮しだし、勢力を拡大させていった・・・
+++

とりあえずモンゴルの大河ドラマとしては楽しめました。もっとエンターテイメントな内容を想像してたんだけど意外と真面目な歴史伝記モノという印象でした。それも懸念してた日本語の台詞によるとこが大きかった気がするんですよ。なんかね、子供の頃見た歴史マンガやTVアニメの「はじめて物語」だったかな?そういうの思い出しちゃったんですよね。

でもやっぱりおもいっきり日本人顔の菊川怜さんにむかってボルテと外国人名で呼ぶのは可笑しいって。日本語版の海外ミュージカルみたいなんだもん。モンゴルのお話なのに会話が日本の時代劇調というもなんか変な感じ(笑)。

せっかくの長尺なのに、当時のモンゴルの生活様式、文化などがあまり描かれてなかったのは残念です。食事の場面とかちょっとした様子が入るだけでもいいと思うんだけどなぁ。戦争の場面にしてもあまりに血生臭く感じなかったのは意図的な演出なのかな?わりと子供にも安心して見せられる部類の描写だとは思います。戦利品である女性にしても現実には子孫繁栄のための道具にされたりと劣悪な環境にあったんでしょうけど、その辺もセリフの中でマイルドに表現される程度でしたし、そもそも一般女性はほとんど登場してきませんでしたね。

チンギス・ハーンってのは鎌倉を追われて大陸へ渡った源義経なんですよね。という俗説が何故かミョーに気に入ってるんです(笑)。もちろん荒唐無稽な説ですけど、義経にしてもチンギス・ハーンにしてもそんな風にまでして語り継がれるだけの人物というのはそう多くはないわけで、二人の伝説的英雄が同じ頃に実在していたというのも何かの巡り合わせなのかもしれませんね。

映画的には特に心に琴線にふれてくるようなものは全く無かったんですけど、かといってつまらないという感情も沸くことなく最後まで集中切らさずに観ることができました。そもそもチンギス・ハーンの事を詳しく知ってたわけじゃなかったし、モンゴルの大自然が舞台に繰り広げられるその人物伝というのは魅力的に感じられたんだと思います。しかし、物語がチンギス・ハーンがモンゴル帝国を統一し、さぁいよいよこれから金に進撃するぞってとこで終わってしまうのは、メインディッシュをオアズケされたような気分でした(苦笑)。

それにしても、戦闘中にたくさん転ばされていたお馬さんたちは大丈夫だったんでしょうか。極力CGに頼らない撮影手法には好感を持ちますけど、あまりにバッタバタと馬が倒れていくのでちょっと心配になってしまいました。