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91bbba2f.jpgケイト・ウィンスレットというと私の頭にはTOHOシネマズで本編前に上映されている観賞注意事項をまとめた蛙男さん制作の『鷹の爪』での「ケイト・ウィンスレットがでかすぎてデカプリオが板の上に上れなかったことくらい知ってます」のエピソードの印象が何故か強いのでした。これ何度も観てるんですが、必ずといっていいほど笑っちゃうんですよね。予告編を観ていてもやっぱりガタイがいいなぁと思うんですけど、でも私はそんな彼女のほうが好きですヨ(笑)。

出演はその他に、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック、エドワード・バーンズ、ルーファス・シーウェル、ミフィ・イングルフィールド、エマ・プリチャード、シャニン・ソサモン、サラ・パリッシュ、ビル・メイシー、シェリー・バーマン、キャスリン・ハーン

+++ちょいあらすじ
ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダとロンドンで新聞記者をしているアイリスはそれぞれ失恋で傷ついた心を癒すためにクリスマスバケーションを利用してお互いの家を2週間だけ交換する事にした。ロンドン郊外にあるアイリスの家に辿り着いたアマンダはその夜、突然の二枚目の男性の来訪者に動揺する・・・
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スゴーイ、スゴイっ。さすがメジャー級のハートフルなラブ&コメディーです。超王道というラブコメながらも貫禄を感じる作品ですね。キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックとラブストーリーとしてはかなり美味しい顔ぶれを揃えましたね。さすがはナンシー・メイヤーズ監督といったとこかな。ワタシの好みはもちろん?美男美女カップルのキャメロン・ディアス、ジュード・ロウではなく、ケイト・ウィンスレットとジャック・ブラックのカップルなんだけど、結局、両カップルとも泣かされちゃいました。

序盤早々にケイト・ウィンスレット演じるアイリスの失恋シーンでいきなりウルウルきちゃいましたよ。もしかして最速記録?パーティでのあの場面でBGMにWHAM!の「LAST CHRISTMAS」なんて完璧も完璧でしょ。この歌が何を意味するかご存知の方ならわかりますよね?MVも切ないんですよねぇコレ。クリスマスの名曲です。日本で言えば山下達郎の「クリスマスイブ」みたいな定番ソングなのかな?といかく序盤でいきなりツボにハマってしまいましたから、テンションも上がってしまってその後のキャメロン・ディアス演じるアマンダたちの痴話喧嘩をきっかけに始まるホームエクスチェンジの話が余計に面白く感じられたのかもしれません。

ロンドンとロサンジェルスそれぞれを舞台に二組のカップルの話を描いていくわけですが、前述のようにロンドンでの美男美女カップルのキャメロン・ディアス、ジュード・ロウの話には最初ちょっと距離を置くように観てたんですよね。実際、アマンダとグラハムは会って早々にメイクラブしちゃいますから、それはちょっと軽すぎでしょっってアイリスじゃなくたって怒りたくなるってもんです。でもその後お互い惹かれあいながらも深入りしちゃいけないというそれぞれの自制心との葛藤がなんとも切なくていじらしくていいんですよねぇ。特にアマンダがグラハムのある事実を知ってからの展開はすこぶるハートウォーミングなんですよね。

一方、アイリスとマイルズのほうは対称的でじわじわと惹かれ合って気が付けばそれは恋だった、みたいな感じなのでラブストーリー度で言えばアマンダ&グラハムのほうが高いカナ。アイリスの場合はね、アーサーお爺さんやマイルズとのふれあいの中で自分自身を見つめ直していき、過去の恋にケリをつけて新たなる恋へ進むという部分に重みを置いてるんですよね。なかなか恋の展開に入らないのでちょっとじれったくもなるけど、じれたぶん気持ちも高まるってもんで、マイルズがアーサーやアイリスのために作った曲を奏でる場面なんかはグっときちゃいましたね。

登場人物の設定でアマンダはトレーラー制作者、隣人のお爺さんアーサーは著名な脚本家、アマンダの元彼の友人マイルズは作曲家というように映画業界を絡めたことで、なんとなく「ニューシネマパラダイス」のような映画へのオマージュ、愛情を随所に感じちゃいました。極めつけはレンタルビデオ店ですよねぇ、これこそまさにホントのカメオという演出があってあまりにビックリして思わず声を漏らしちゃいました(汗)。

基本的には別々の場所での別々のお話なんだけど、なにげにシンクロしていてそれが最後にしっかりと1つに集約されていくあたりの流れはとても自然でどっちの話に移っても途切れる感じはありませんでしたね。「ホームチェンジ」が恋の出会いをもたらすきっかけになるわけだけど、私だったら他人の家で生活するなんて落ち着かなくてかえって安らげないかもしれないなぁ。でもアマンダの家は一度くらい住んでみたいけど(笑)。

笑って泣けて胸キュンキュンキュン、そして豪華俳優陣。個人的なツボだらけの作品だけに感動もひときわになってしまうのでした。