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64e8673f.jpg原作コミックのことは名前だけはなんとなく聞いたことあるようなって感じで内容に関しては全く知らないんですけど、こういう時代劇ファンタジーって好きなんですよね。久々のオダジョー主演作品に胸ワクワクなんですけど、共演には蒼井優ちゃん、大森南朋さん、江角マキコさんと好きな俳優さんが顔を揃えてくださってとっても楽しみにしてました。

出演はその他に、大森南朋、江角マキコ、りりィ、李麗仙、クノ真季子、守山玲愛、稲田英幸、沼田爆

+++ちょいあらすじ
100年前の日本。旅をしていた蟲師のギンコは一夜の宿を求めて立ち寄った庄屋で荷をほどいていると庄屋の夫人から片耳の聴力を失った3人の患者の診療を頼まれる。音を喰う蟲の仕業であることを見抜いたギンコが難なく治療すると、夫人は実はまだ問題を抱えていると相談してくるのだった・・・
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実は、楽しみにしていたために試写会を観賞された方の感想を少しつまみ読みしちゃってたんですが、ちょっと微妙な感じだったんですよね。それぞれ何を期待してたかにもよるし、コミックを原作にする映画の難しさというのもあるからコレもそういう感じなのかなぁと余計なことを少し考えちゃって観賞に臨んだんですが、結論から言えばまぁまぁ面白かったです。というかやっぱり個人的にこういう世界観が好きなんで特に違和感なくすんなりハマってしまいました。

蟲っていうのは、わかりやすく言えば人間に悪さする幽霊や妖怪みたいな存在ですよね?でも実体があるからちょっと違う?蟲師にしか見えないエクトプラズムみたいなものとタニシの大きいのもどっちも蟲なんですよね?あの両者にはどういう違いがあるんだろ?主人公ギンコは人間に取り憑いて苦しめ災いをもたらす蟲を退治する蟲師なんだけど、ギンコが自身の特殊能力だけで蟲と戦うわけじゃなく、蟲を考察して研究して退治方法を考えていく医者のような存在であることで、観てる者も自然に一緒になって考えてるという辺りがなかなか面白いなぁと思ったんですよね。要するにファンタジックな時代劇医療ドラマともいえるんですよね?この解釈どう?(笑)。

たぶんストーリーが終盤にきて大きな見せ場を持たないあたりで賛否がわかれるんじゃないかなって気がするんですけど、どうなんだろ?典型的なパターンで行けば最後に大物と言えるような蟲との死闘の対決シーンがあって戦って戦ってそして決着めでたしめでたしって感じなんでしょうけど、このお話は主人公ギンコの長い旅の一部でどこかロードムービー的な香りも感じます。蟲は必ずしも敵でやっつける相手というわけでもなく、この世界では森羅万象の1つなんですよね。自然との共生や謎めいた蟲の存在というテーマだけに注目するとどこか「風の谷のナウシカ」みたいかなって思わなくもないかな。そうやって考えるとギンコはユパ様みたいに知恵者のような存在になっていくの?(笑)

劇場予告編の印象もそうなんだけどエンタメ系な大活劇を期待しちゃってると肩すかしだったりするのかもしれませんね。原作はおそらくもっとスゴイ深みがある内容なんじゃないでしょうか。実際、私ももっと派手なアクション系のを想像してたとこあるんですけど、意外にも情景、情感を大切に丁寧に描いていく作品でしたね。映画よりも長編の連続ドラマのほうがサイズ的には合うのかもしれません。そーいえば「風の谷のナウシカ」だって映画は原作の序盤に過ぎないですもんね。