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a5cb15de.jpg北野武監督の次に期待される人物として名前の挙がっていたダウンタウンの松本人志の長編映画初監督作品がついに公開です。吉本興業の映画製作第一作目でもあり松ちゃんのTV露出も最近かなり多くてかなり気合いが入ってるのが伝わってきますね。先日「笑っていいとも」に出演した松ちゃんが「監督・ばんざい!」のポスターを仕込んできたネタもめちゃウケました、さすがです。カンヌ出品をマスコミが大々的に報じたこともあって初日はチケット完売で大混雑してたみたいですけど、評判はどんなもんでしょ?

出演はその他に、竹内力、UA、神木隆之介、板尾創路など。

+++ちょいあらすじ
1台のカメラがバスに乗る男を撮りインタビュアーが彼に質問を重ねていく。その平凡そうに見える男は6代目大日本人として防衛庁から不定期に依頼される仕事で細々と生計を立てていた。昔とは違い世間の目は大日本人に対して厳しく活躍の場も年々減りつつあった。ある時、公園でのインタビュー中に大佐藤に電話が入る。それは防衛庁からの命令で大佐藤は急遽電変場に向かいある儀式を行う・・・
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今日も「海賊3」と「大日本人」はチケット完売の大盛況みたいだったけど、この「大日本人」に関しては観る前と観た前の落差がかなり激しそう?予想通りというと何だか達観しちゃってるみたいだけど、でも松ちゃん自身がTVの延長線上と言ってた通りで映画監督だからスゴク特別な事してるって感じでもないんですよね。逆に間のとり方や構成からしても映画を全く意識してないようにも思えるし北野監督のアプローチとはかなり異質。惜しまれながら終了してしまった「ごっつええ感じ」を思い出すようなノリもありました。

TVでの松ちゃんをさほど知らない人がカンヌでの話題だけを頼りに観に行ってしまうとかなり痛い目に合うかもしれませんね。内容を公開直前まで隠したのも良かったのか悪かったのかどうなんだろ?特に前半は苦痛なくらいに意図的に意味不明な展開が続くので途中退席しちゃう方々もちらほら見掛けました、ホント。席を立たないまでも退屈そうな人はさらにいっぱいいたような気がします(笑)。

そういう私も前半は眠くて二度ほど落ちかけました。前日に放送した「すべらない話」が面白過ぎたのもマイナスだったかもなぁ。実は出掛ける直前にもキム兄ィの「車屋さんのキクチ」を見て最爆笑してたんですよ。ちょっとテンション上げ過ぎたのかも。大日本人の意味はまぁいいとして敵を演じてるわ?俳優さんが気になって仕方ありません。最初の髪の薄い獣は誰?その次は竹内力さんだよね?童が神木くんだったのかな?さすがに板尾さんはすぐわかったし一番面白かったけどあの時の片方の獣は誰なんだろ?

個人的にはもう少しわかりやすい小ネタを散りばめてほしかったかなぁ。社会風刺なんかがもっとストレートに毒気があればスパイスが効きそうに思うんだけどそれは松ちゃんのカラーではないんでしょうね。もし同じような路線で二作目をやるなら尺は90分以内を希望、もしくは短編集でもいいかも。で、できればミニシアターの規模がいいかな、それで思いっきりマニアックなことやってほしいですね。いきなりメジャー路線は観客の期待と思いっきりズレたような気がします。

で、結局、この映画が面白かったかどうかというとですね、ドッカンドッカーン笑えるのを期待しちゃった私には「すべらない話」のほうが断然笑えてハッピーでした。ただそれでも記念すべき松本人志監督第一作を観たという感慨はあります。なので寛容じゃない方にはオススメしません(笑)。