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b06b1ce6.jpg「イリュージョン」というマジシャンを題材にした映画を楽しみにしていたら、この映画の予告編が始まって何だか似てるなぁと思ったら、出演者同じじゃんって気付きました(遅っ)。なんで邦題をコレに変えたんだろ?って思ってたらそもそもこれが原題だったんですねぇ。そーいえば当初の邦題って正確には「イリュージョンVS(バーサス)」だったんだけっけ。確かにコレはダサイわ(笑)。

出演はその他に 、クリスチャン・ベイル 、スカーレット・ヨハンソン 、マイケル・ケイン 、デヴィッド・ボウイ 、パイパー・ペラーボ

+++ちょいあらすじ
19世紀末のロンドン。若い奇術師のアンジャーとボーデンは奇術師ミルトンの元で修行をしながら腕を磨いていた。しかし、ある日のショーでアンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡してしまう。事故の原因がボーデンのロープの結び方によるものだと知ったアンジャーはボーデンと敵対し始める。その後二人はそれぞれの道を進み互いに一流マジシャンとして成長するが、その裏では復讐心に燃える激しい争いを繰り広げていった・・・
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こういうトリックものはオチを知ってしまった後では、なーんだぁという状態になりがちなものだし、作品冒頭には「結末は絶対に口外しないようにしてください」という但し書きがあったのでいい子な私は素直に従っておきますが、抽象的な感想だけ言わせておいてもらうと、巧妙な伏線に仕掛けに驚くとともにややズッコケもするオチでした。といったところです。

内容的にはかなり引き込まれました。というか、ちょっとでも気を抜いてるとわけがわかんなくなりそうで否が応でも集中しちゃうんですよね。劇中のマジックのトリックの謎解きやアンジャーとホーデンの心理戦や駆け引きなどいろいろ仕掛けが多い上に時系列も意図的にずらして描いていくので頭の中がごちゃごちゃになりそうでした。実は序盤では画面の薄暗さもあってアンジャーとホーデンがどっちがどっちだかわかんなくなるとこもあったんですよね。あれも狙いだったのかな?

パフォーマンスの上手いエンターテナーのアンジャーとアイデアとテクニックに優れているホーデンという二人の奇術師が、ある事件をきっかけに仲違いし、奇術の競い合いから復讐劇へと発展していくヒューマンサスペンス。やられたりやり返したりの二人のバトルは巧みな頭脳戦の応酬とひとり暴力団同士の抗争みたいな状態で、そこまでやるの?と、頭がこんがらがりそうなところをついていきながらもなかなか見応えがあって面白かったです。半分くらは誤魔化されてるような気がしないでもないけど(笑)。

19世紀末のロンドンを舞台にちょっとレトロフューチャーな雰囲気でヨカッタんだけど、いただけないのはあの科学者テスラの研究所くだりです。ファンタジー好きでもこういう中途半端のは嘘っぽくて嫌いなんだよね。どうして全て物理的に説明のつくトリックにしなかったんだろ?私はあの帽子と猫のところでこれはどういう仕掛けだったんだろうと真剣に推理しちゃってたもんで、まさかホントにそういう機械だったとは思ってもいなくて、最後のアンジャーの種明かしにちょっと肩すかしされた気分です。いったいあれを科学と言われてもなぁ、そりゃエジソン先生も動揺するって(笑)。

逆にホーデンの種明かしには、巧妙な伏線が張り巡らされていることに気付いてちょっと感心しちゃった。オチそのものは、この時代背景ならアリでいいんじゃないかな。おかげでスカーレット・ヨハンソンの役柄も生きたというか重要な人物に豹変しちゃいましたもんね。で、結局あの彼はどっちの男なんだろ?娘とあんなに別れを惜しんでいたんだから別の人かな?でもボールを持っていたよね?それともあのボールもちゃんと伏線になっていたのかな?さすがに予想外の出来事でそれまで全然気にしないで普通に観ちゃってたから、まんまとやられたって感じです。なんとなく、もう一度観てじっくり検証した気持ちもなくはないけど、たぶん観ないと思うけど(笑)。