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fd6a078c.jpgこの土曜日公開される作品は楽しみなのが多くて、この作品もその一つでした。ある一室の中だけ繰り広げられる密室劇コメディ? 自殺したある一人のアイドルについて5人の男たちが語り合うというのは「12人の優しい日本人」のオタク版?なんて想像もしちゃったりして、まぁそれはちょっと違うんでしょうけど、とにかくキワモノ揃いの個性的な面々が繰り広げるハイテンションなバトルトークが楽しみなのでした。

出演はその他に、ユースケ・サンタマリア、塚地武雅、香川照之、宍戸錠
監督: 佐藤祐市

+++ちょいあらすじ
アイドル如月ミキが自殺をして一年。家元、オダユージ、スネーク、安男、イチゴ娘5人の男たちが一周忌追悼会に集まった。初対面の彼らは思い出話に花を咲かせ心を通わせていくが誰かの「彼女は殺されたんだ」という発言をきっかけに不穏な雰囲気になりはじめる・・・
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予想以上に面白かった!期待してた舞台劇風の作りで1つの空間の中で目まぐるしく繰り広げられる展開は実にお見事で楽しかったです。丁寧に伏線を張りめぐらし難解にせずあえて次の展開を読みやすくして笑わせていくことで緩急のついたいいリズムが生まれているんでしょうね。

中盤過ぎあたりまではコントのように畳み掛けていく5人のトークがとにかく面白くて笑いっぱなし。客席もかなり盛り上がってましたね。ところが話がアイドルの死の真相に迫っていくと緊張感あるサスペンスな展開となり、さらに物語はミステリーの様相を深めていきます。そしてそしてさらに5人が一つの結論をにたどり着いた時には感動の涙が頬を伝っているという有り様でまんまと気持ちいいまでに乗せられちゃいました。実に巧妙な脚本と演出、そして役者たちの演技に乾杯っ。

全く個性が異なる5人がそれぞれ自分のキャラクターを最大限に発揮して絡まりあっていく様子は見応えありますね。ユースケが演じたオダユージはキャラが真下正義のまんまじゃんと思ってたらそれもしっかりネタになってましたね。でもさすがに彼の秘密だけは読めませんでした(笑)。塚地も小出くんも小栗くんも香川さんも最高ぅでした。カチューシャが効いてましたね。登場人物がそれぞれ隠し持ってる謎や鍵も観てればだいたい予想はつくんだけどその通りになっていく部分とそうじゃない意表をつく部分との織り交ぜ方が小気味良くて爽快でした。

欲を言えばエンドロール後の最後のオチは要らなかったよねぇ、あれがなければ最高だったのになぁ。せっかく面白かったのに最後のオチですべってどーすんのって感じ。もったいなオバケが出そう。でも劇場でこんなに笑いっぱなしで観たのは久々で楽しかったです。