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f1ad72f7.jpgメル・ギブソン監督によるお得意の?歴史モノ大スペクタクルムービー、今作の舞台は後期マヤ文明。これ、有楽町で(スバル座?)先行上映してたらしく「虎の門」の「こち虎自腹じゃ」で井筒監督たちが観に行ったらしく、ついつい私も見てしまって余計な情報を仕入れてしまいました、不覚ぅぅぅ。でも全編マヤ語で撮ってるという事なんで、それはちょっと楽しみ。

出演はその他に、ダリア・エルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、ラオール・トゥルヒロ、モリス・バード、ヘラルド・タラセナ、ルドルフォ・パラシオス、フェルナンド・エルナンデス

+++ちょいあらすじ
マヤ文明後期。ジャガー・バウは誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐ部族長の息子で、妻子や仲間たちと平和な暮らしを営んでいた。しかし、ある日突如としてマヤ帝国の傭兵たちの襲撃にあいジャガーたちは捕虜として連行されてしまう。そして過酷な道のりを経て彼らを待ち受けていたのは干ばつを鎮めるための儀式に捧げる生け贄としての運命だった・・・
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メル・ギブソンって頭おかしいんじゃない?先日観た「鉄板英雄伝説」のパロディを思い出しちゃったじゃん。絶対この人ドSかドMでしょ?(笑)。リアリズムと言えば聞こえはいいけど、まぁおぞましいったらありゃしないって。何度かスクリーンから目を背けちゃいましたよ。先日観た「300」よりもかなり残虐で陰惨な印象。間違ってもコーラにホットドッグにポップコーンというノリではなさそう。

本編138分の中でまさか前フリだけで90分も費やすとは思ってもみませんでした。もちろん前フリといっても主人公ジャガー・バウらの平和な少数狩猟民族、対する残虐非道のマヤ帝国、そして予言者の少女など、後のドラマのために必要な要素にたっぷりと時間をかけて描いていくって感じなんだけど、人間狩り、強制連行、そして生け贄の儀式と過酷シーンが延々と続くあたりはけっこうしんどかったァ(疲)。

後半過ぎてやっと始まるドラマの核心部分は文字通りのサバイバルレース。密林の中をマヤ帝国の傭兵たちから逃れるために走って走って走りまくる主人公ジャガー。それまでの展開とは180度一変したスピード感溢れるスリリングな展開にはかなりドキドキハラハラ。まぁハッキリ言ってストーリーの大筋はだいたい見えちゃうんです。それは読めるというよりもそれしか考えられないという筋道なので、結末までの過程での出来事にどれだけ手に汗握らされるかがこの作品の見せ場中の見せ場と言えるでしょう。あまりに執念深く執拗な逃走劇にスピルバーグの「追突」の恐怖感を思い出したりもしたけど、メル・ギブソンなんだから「マッドマックス」のほうが正しいのかも。敵ボスとの対決シーンは見事な伏線にやられちゃいました。さすがにあれは全く予期してなくてビックリ。

映画の出来云々は別にして、個人的にはちょっと私の趣味に合わない作品でした。スゴイっちゃスゴイですよね、ホント。あれが古代文明下の人間たちの本能なんだと言われればそうなのかもしれません。スペインによって滅んでいくマヤ文明というのもとっても気になるとこなんだけど、出来ればあの先がもっと観たかったなぁ。でも、この映画、スゴイ迫力の超大作って感じだけど実は意外と低予算?