ブログネタ
日本映画 に参加中!
2704ebdc.jpgエリカ様ってば、プロモーションとはいえテレビに出過ぎでしょ。行定監督で138分という長尺、そして過剰な宣伝。こういうのが揃うと経験則上かえって不安になるんですよねェ。そんな風にネガティブなイメージで臨むのも映画をより楽しむ私なりの術だったりもしますケド(照)。

出演はその他に、伊勢谷友介、竹内結子、永作博美、板谷由夏、田中哲司、サエコ、中村嘉葎雄、黄川田将也、篠井英介、粟田麗、山口愛、石橋蓮司

+++ちょいあらすじ
教育大に通う女子大生・香恵は引越し先で前の住人が忘れていった一冊のノートを見つける。ある日、香恵はバイト先に万年筆を買いに来た画家の石飛リュウに出会い恋に墜ちていく。しかし周囲に相談相手のいない香恵はもやもやした気持ちを抱え、寂しさを紛らわすようにノートを開くと、ページの間から一枚の集合写真が落ちた。その日記の持ち主は小学校の先生らしく、将来、先生になる夢を持つ香恵は憧れからノートを読み始めていく・・・
+++

とりあえず、『YUIちゃんが主題歌を務めた映画はハズれない』の法則はワタシ的には破られませんでした。(笑)。なんだかんだ言ってもこういうお話には弱いです。まんまと乗せられてしまったようで目頭ウルウルしちゃいました。でも真っ先にに涙腺を緩ませてくれたのがエリカ様で竹内さんでも伊勢谷くんでもなく、登校拒否してた女の子とは予想もしませんでしたケド(笑)。

前の住人が置き忘れていった1冊のノート。その日記にこめられた子供たちへの思い、恋するあの人への愛、そして心の力が、主人公の心を大きく突き動かし成長させていきます。偶然がもたらす出会いと奇遇にも交錯していく運命のドラマ、それに日記に隠された秘密も絡まると何だか韓国映画にもありそうな世界観でいい感じなんですよねぇ。日記の中の物語と香恵の現在の物語と重層的に描かれてシンクロしながらやがて1つの大きなドラマとなってうねりだしていく展開はとても心に染みて魅せられちゃいました。

ストーリーはわかりやすく先の展開も読みやすいんだけど、たぶんあえて先が読めることは前提で描かれているような印象を受けました。というのも先が読めるからつまらないなんて事はなくて、むしろその読める展開にどう辿り着いてどう描いてどう繋いでいくのかがとっても気になるようになっていくんですよ。特に香恵がタカシに気付くきっかけは伏線の張り方も含めてそのセンスの良さに嬉しくなっちゃって涎がでそうでした(失礼・(笑))。

日記の世界に自分の姿を重ねていく香恵の物語はちょっとしたファンタジーのようでもありとても心地よかったです。でもヨカッタからこそこれはやっぱり長いヨ。もうちょっとシェイプダウンしてもいいんじゃないのかな?138分も使うほどスケールの大きい話でもないし、逆にスッキリさせたほうがこの素朴な題材に似合ってるように思います。

すっかり好きな俳優になってしまった伊勢谷くん。さすが東京芸大出身だけあって画家の雰囲気はとってもナチュラル。万年筆で描くというのは初めて見たけど、画材なんて何でもアリだから不思議じゃないですよね。私の友人には削った割り箸にインク付けて描くのが好きな人いたのを思い出しました。でもリュウさんってば、そんなに拘ってるならペン先とボディを組合せて自分の使いやすいオリジナルのペンを創り出したほうがいいんじゃないかな?ま、それじゃドラマにならないので黙ってることにしますけぢ(笑)。いつもは役を作り込んでるというエリカ様が今回は普通に自然体で演じたというだけあってか、透明感あふれる等身大の女の子の姿が魅了的に感じられましたね。でもアクが無いぶん逆に物足りないってのもあるかな?

実はこの映画の鑑賞時はかなり迷惑な人(小学生から中高生くらいのお客さん数組、お喋り&携帯使用で大迷惑状態でした)たちと遭遇してしまったのが心残りなんですよね。アレだけ邪魔されても心に響いてきたわけだし、もっと落ち着いた環境でもう一度じっくり観たいなァと思ってます。ああいう迷惑な人たちには薄めのデラックスボンバーはオッケーというルールにしてくれないかな?どうでしょうTOHOシネマさん&蛙男さん。

今回、残念ながら観賞した環境が良くなかったので落ち着いた頃にもう一度観てみたいなァと思います。時間があればですけどね。ところで、『殺し屋は天使の匂い』って当然DVD化されたらフルサイズで特典に付けてくれますよね?(笑)。

<TOHO CINEMAS One Month Free passport 06>