ブログネタ
映画鑑賞日記 に参加中!
cf88eca8.jpg勝手にSFスリラー三部作と呼んでる第二弾です。原作小説「「I Am Legend」」の映画化はこれで三度目という作品。旧作は「地球最後の男」という作品らしいですけど、私は全く知らなかったのでなにげに楽しみな作品でした。ウィル・スミスも好きなんですけど、予告編にも登場していた相棒役のシェパード君(ちゃん?)の活躍が気になってたまりません(笑)。

出演はその他に、アリシー・ブラガ、ダッシュ・ミホク、チャーリー・ターハン、サリー・リチャードソン

+++ちょいあらすじ
2012年、アメリカ・ニューヨーク。人類が死滅した地球でただ1人生き残った有能な科学者のロバート・ネビルは孤独と戦いながらも今もなお人類再生の道を探り血清の研究に尽力し続けていた。彼は愛犬サムと共に他の生存者の存在を信じ毎日港から無線で交信を続け、そして日が沈むと動き始める不気味な者たちの魔の手から逃れるため息を潜めていた・・・
+++

原作は50年以上も前のもので、その後のいろいろなSF作品に影響与えてる普及の名作なんだそうですね。ちっとも知りませんでした。映画化の経緯としてはスティーブン・スピルバーグ監督の「宇宙戦争」とちょっと似てるかなぁって気がしますけど、私にとってはこちらは初めて観る映画です。ストーリーに定型的な要素があるのは元が古典という事で気にならなかったし、新鮮な感覚でとても楽しめちゃいました、面白かったですよ。

序盤から張りつめた緊張感がビシビシある雰囲気でとてもいい感じでした。微妙に揺れるハンディカメラの映像にもドキドキですが、序盤では音楽を全くといっていいほど排除しているので、大都会ニューヨークの不気味な静けさがより一層に主人公ロバート・ネビル孤独感と不安感を際立たせるんですよね。観てるこっちも物音をたてちゃいけない心境になるし、実際ポップコーンを持って入場してきた方はけっこういたと思うんですけど、周囲から雰囲気を壊すような雑音はこの序盤では全く聞こえてきませんでした。たぶんみなさんスクリーンに釘付けだったんじゃないかな? 予告編にもあったウィル・スミスが鹿を撃とうとして雌ライオンに横取りされちゃう場面は意外と早く出てくるんだけど、これが頭の中に映像があってわかっているにも関わらず、やっぱりその場面は物凄い迫力にビクっって身体が一瞬固まっちゃいました。

冒頭、ウィルス操作による革新的なガン治療についてのインタビュー場面があって、物語はその3年後から始まるのですがその時点では既に街はゴーストタウン化しロバート・ネビルが愛犬サムを連れて赤いフォードマスタングで疾走し鹿狩りしてました。ウイルス操作によって人類にいったい何が起こったのか?ロバート・ネビルは何故ここに一人でいるのか?などなど核心めいた部分についてはなかなか触れてこないのですが、これが絶妙に想像力が掻き立ててくれるんですよね。想像するのはそれほど難しくはないことなんだけど、物語の前半は大都会に一人と一匹で生きていくサバイバルの孤独と不安、そして中盤あたりからウィルスに感染した人間や犬「ダーク・シーカーズ」との戦いへとシフトしていく、その過程において過去3年の間に何が起きたのかが徐々に回想的に描かれていきます。

映像のクォリティなど映画として大作の域だけど、そのストーリーは今や定番的な要素なのもあってB級っぽく感じちゃうとこもあります。ネタやオチとか欲を言いだせばキリがないんだけど、それはそれとして物語の全編をほぼウィル・スミス演じる主人公たった一人で引きつけて乗り切って行っちゃうあたりはなかなかスゴイですヨ。複雑で迷うとこがないので極めてわかりやすい(笑)。上映時間も100分とまぁまぁ短めな尺ですし、シンプル イズ ベターって感じでコンパクトな娯楽映画として私は楽しめました。

派手な予告編や宣伝からSF大作の印象を受けちゃうのってこの映画にとってはどうなんだろ?その辺りが楽しめるかどうかの分岐点にもなりそう?

写真

チネチッタに劇中でネビルが乗っていたのと同じマスタングが展示されてました。ボンネットにはウィルちゃんのサイン付き。