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aaafc090.jpgベティちゃんといえば、日本人好みとはちょっと違うようなポップアイコンが有名ですよね。そのモデルになった女性は人気ピンナップガールのベティ・ペイジの半生を綴ったのがこの作品です。ファッション史などでマリリン・モンローなんかは学んだ覚えがあるけどベティ・ペイジについはイラストのキャラクターくらいしか知らなかったので興味津々な作品でした。

出演はその他に、クリス・バウアー、ジャレッド・ハリス、サラ・ポールソン、カーラ・セイモア、デヴィッド・ストラザーン、リリ・テイラー、ノーマン・リーダス、ジョナサン・ウッドワード、アン・ダウド、ケヴィン・キャロル、ジョン・カラム、オースティン・ペンドルトン、ダラス・ロバーツ、ヴィクター・スレザック、タラ・サブコフ、マイケル・ガストン

+++ちょいあらすじ
ナッシュビルの厳格な家庭で育ったベティ・ペイジは結婚に失敗し逃げるようにニューヨークへ向かう。そして女優を目指し演劇スクールに通い始める。授業料稼ぎにとモデルを始めた彼女はあるカメラ・クラブに紹介されるが、そこは男性用雑誌向けの露出度の高い大胆な下着姿を売りにしていた。しかし彼女はそこで個性を発揮し次第に絶大な人気を集めるようになっていった・・・
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ベティ・ペイジがセクシーモデルだというのは頭にあったけど、SM愛好家たちのアイドルだったとは知りませんでした。(もしかして曲解してる?)。彼女自身はそういう性癖があるわけじゃないようで、あくまでも演じてる立場であって今で言うとこのコスプレみたいなものなんですね。

若い頃から容姿に恵まれ色気のあったベティは男性の憧れであったけど同時に欲望の対象にもされ女性として恐ろしく辛い経験をしています。それでも彼女はくじけることなく都会へ出て働きながら女優を夢見てレッスンに励むのです。そんな時、たまたま紹介されたモデルの仕事で彼女はピンナップガールとしての才能を開花させていくのですが、やがてヌードになるわけでもないSMの真似事の写真が社会の批判を浴び始め彼女の人生に陰を落としていきます。

私がファッションとしてのボンテージを知ったのはJ.P.ゴルチエとマドンナがキッカケかな?でもこの時代では青少年を性倒錯に導くものとして俗悪な存在だったんですね。黒人が差別され海辺での撮影が不快とされてしまう時代だかり当たり前といえば当たり前なんでしょうけど、そうするとつまりベティ・ペイジはまだ男尊女卑な時代におけるマニアックな男性たちのセックスシンボルだったということ?

グラビアの中の彼女は男性たちの憧れであり性の商品であったわけだけど、少なくとも劇中のベティは抑圧されてたわけでもなく自由奔放な生き方をしてたようには感じられました。ただそんな彼女の生き方はこの時代にはまだ早過ぎたのかもしれませんね。

題材的にスキャンダラスな人物伝を想像しちゃうとこもあったんだけど、意外にも恋人とのベッドシーンなどはないんですよね。ヌードモデルとしての描写はあるけどそれは天真爛漫な彼女の個性を物語るもので、この作品は写真越しの虚像としてのベティではなくて、その裏側の彼女の素顔を描きだしてるように感じました。

ベティ・ペイジを演じたグレッチェン・モルがとってもキュート&セクシーでしたヨ。