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60211f9c.jpg公開時、というより公開前から話題にもなっていたので私も気にはなっていたのですが、行ったことのない劇場で上映だったこともあって見逃してしまいました。で、昨年12月にWOWOWで放送されたのを録画しておいて、やっとゆっくりと観賞出来ました。わぁ、コレはイイっ。

出演はその他に、ジェラール・ドパルデュー、アンドレ・デュソリエ、ヴァレリア・ゴリノ、ロシュディ・ゼム、ダニエル・デュヴァル、ミレーヌ・ドモンジョ、フランシス・ルノー、カトリーヌ・マルシャル

+++ちょいあらすじ
フランスのオルフェーブル河岸36番地にあるパリ警視庁に勤務する二人の警視。一人は仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオ・ヴリングス。もう一人は権力志向の強い野心家のドニ・クラン。かつては親友だった二人だが今は互いにライバル心を抱き次期長官の座を争う関係となっていた。そんな折、市内では凶悪な現金輸送車強奪事件が発生し、この捜査を巡って二人の関係はさらに混沌としていくのだった・・・
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男の哀愁、悲哀、ダンディズムをたっぷり漂わせながらの骨太なフィルムノワール。このインパクトはあの名作「インファナルアフェア」以来に味わった感覚です。クライムサスペンスとしても濃厚な味わいで酔いしれちゃう作品でした。評判良かったのも納得です。

私はてっきりマフィアものだと思っていたら、警察内部のお話だったんですね。しかも監督したオリヴィエ・マルシャルは元警察官でこの物語も実話をモチーフにしてるんだとか。それ後で知ってさらにビックリです。本来、正義を司るはずの警察内部の暗黒世界というのは、その辺の裏社会?よりもさらに深い闇の中というか、つまり権力を持っている立場だけに恐ろしさもひときわなのかもしれません。

フランス映画に限らず欧米の映画にはそんなに詳しいわけじゃなく、メジャーな作品を普通に知ってる程度なんですが、フランス映画でフィルムノワールというのはポピュラーなのかな?私はあまり記憶にないので初めて観るような新鮮さでした。これならきっとハリウッドでリメイクされるんじゃないかなぁと思ったら、やっぱり既にロバート・デ・ニーロの製作でリメイク化が決定してるんですねぇ。なんでも主演がロバート・デ・ニーロ & ジョージ・クルーニーという事でこちらも楽しみだったりします。

ラストはなんとなくそんな予感がしていたので、衝撃度は低かったんですけど、その伏線となる場面でティティにそう言って欲しいなと願っていたもんだから、ジーンときちゃってエンドロールでも余韻に浸れちゃいました。


満足度★★★★☆(ほし4てん5)